演:マーク・ウィリアムズ
CV:梅津秀行(吹き替え)、青山穣(ゲーム)
概要
ロン・ウィーズリーらの父親で、純血魔法族ウィーズリー家の魔法使い。
魔法省で「マグル製品不正使用取締局」の局長を務めているが実質は窓際部署で給料も高くない。
なにしろ局員はアーサーと合わせて二人しかいないのである。
妻のモリーや長男のビル・次男のチャーリーと共に不死鳥の騎士団のメンバー。
モリー・ウィーズリーとは中年になっても愛称で呼び合うくらいに円満の愛妻家。
マグル好きでありマグル製品・文化に並々ならぬ関心を抱いている、いわゆるオタク。
穏和な性格で普段は妻の尻に敷かれているが、いざという時は頼りになる。
経歴
父親は純血の魔法使いセプティマス・ウィーズリー
母親は純血の魔女セドレーラ・ブラック
二人の間に生まれた息子の一人でアーサー本人も純血の魔法使い。
ホグワーツではグリフィンドール寮に所属した。ジェームズらマローダーズより数歳年上。(ルシウスよりも上。)
在学中からプルウェット家のモリーと交際してた。一緒にこっそり深夜デートに繰り出したところ、当時の管理人アポリオン・プリングルに見つかり、罰として折檻を受けてしまい、その結果受けた当時の痣が今でも消えずに残っているらしい。
卒業後は魔法省に勤務。6男1女の子供たちを儲けている。
ルシウスら純血主義者の圧力と戦いながら、魔法省では「マグル保護法」をはじめマグル関係の法律を幾つか制定している。
ヴォルデモート最盛期には妻モリーの兄弟であるギデオン・プルウェットとフェービアン・プルウェットが不死鳥の騎士団に参加、結果二人とも戦死した。また、この頃はマッキノン家やボーンズ家など反ヴォルデモート派の旧家が次々と攻撃を受け、壊滅かそれに近い惨状であった。
アーサーがギデオンとフェービアンのように騎士団員だったかは定かではない。
ただしヴォルデモート復活後は家族と共に再編された騎士団に参加。魔法省のコネを生かしてダンブルドアをサポートした。
ちなみにアルバス・ダンブルドアやアラスター・ムーディ、ルビウス・ハグリッドらとはかねてから交友があるようなので、ヴォルデモート最盛期にアーサーが騎士団と親しかったことは確かである。
人物・能力
大のマグル贔屓。ただしマグルに関する知識は一般の魔法使いより多少マシな程度である。
子供たちをよく見ており、信頼している。モリーが世話焼きで心配性なのとは対照的。
ホグワーツ時代はスラグ・クラブに呼ばれない(魔法界でも有名な純血一族のウィーズリー家の出身で、魔法省に就職できるほどの秀才だったのだから呼ばれてもなんらおかしくないはずなのだが)などあまりパッとしなかったようだが、ルシウスと別ベクトルでコネクション作りの力があり、魔法省でも様々な人物に慕われている。
外見
赤毛。前髪がハゲていて眼鏡をかけた中年。
なお二次創作での学生時の姿は短髪になったビル・ウィーズリーというべき美青年に描かれることが多い。確かにウィーズリー家はブラック家の血を汲んでおり、美形寄りの遺伝子である。