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アルバス・ダンブルドア

あるばすだんぶるどあ

「アルバス・ダンブルドア」とは『ハリー・ポッター』シリーズ及び『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場するキャラクターである。
目次[非表示]

“アルバス・ダンブルドアはホグワーツ始まって以来、最高の校長先生です。「例のあの人」の力が最高潮の時にも、ダンブルドアならば対抗できると聞き及びます。”

「暴君たる者が、自ら虐げている民をどんなに恐れているか、分かるかね?暴君は、多くの虐げられた者たちの中から、ある日必ず誰か立ち上がり、反撃することを認識しておるのじゃ」

「死者を哀れむでない、ハリー。生きている者を哀れむのだ。特に愛無くして生きている者たちを。君が帰ることで、傷つけられる人間や引き裂かれる家族の数を少なくすることができるかもしれぬ。それが君にとって価値のある目標と思えるのならば、我々はひとまず別れを告げるとしよう」

I loved writing Dumbledore and Dumbledore is the epitome of goodness.

概要

「アルバス・ダンブルドア」とは、『ハリー・ポッター』シリーズ及び『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場する魔法使い。
ヴォルデモートが唯一恐れる魔法使いであり、ゲラート・グリンデルバルドを打ち破った男。ホグワーツ魔法魔術学校の史上最も偉大なる校長であり、人々を愛を説くことで権力や差別と闘った。

プロフィール

不死鳥と校長


名前Albus Percival Wulfric Brian Dumbledore
  • アルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドア
演者
CV
種族人間 魔法使い
人種・国籍白人 イギリス人
血統混血(父が純血の魔法使い、母がマグル生まれの魔女)
誕生日8月下旬
生没年※1881年8月〜1996年未明(115歳)
家族
出身校ホグワーツ グリフィンドール寮 (監督生首席)
ニワトコの杖(38センチ、ニワトコ、セストラルの尾の毛)
※スネイプに殺害されたのは1997年6月30日であるが、作者は蘇りの指輪を装着した1996年時点を彼の没年としている。没年齢はどちらでも115歳。

以下、ネタバレ注意

人物

自他共に認める天才
マーリン勲章勲一等を獲得している他、国際魔法使い連盟「上級大魔法使い」(翻訳が複数存在し、同一語訳は「大魔法使い」「最上級独立魔法使い」「国際魔法使い連盟議長」等)を務める。国際魔法使い法廷ウィゼンガモットの「首席魔法戦士」(翻訳が複数存在し、同一語訳は「魔法戦士隊長」「最上級魔法戦士」等)の肩書を持つ。

ダンブルドアの秘密』では初めて上級大魔法使いの詳細が描かれた。国際魔法使い連盟のトップであり、全ての魔法界を主導する表向きには頂点に君臨する役職である。1930年代にゲラート・グリンデルバルドがこの役職に就こうと暗躍したが、ダンブルドアの妨害により失敗している。国際指名手配の除外など相当に強大な権限を行使できる。権力を望まず英国魔法大臣すら固辞し続けたダンブルドアらしからぬ役職とも思えるが、罷免権が連盟に帰属しているため、独裁政治は不可能な統治機構になっているため、ダンブルドアとしても着任を拒否しない範囲であったと考えられる。なお、実際に5巻においてヴォルデモートとの対立を恐れた国際魔法使い連盟によりダンブルドアは上級大魔法使いを罷免されている。

蛙チョコレートのカードには、1945年に闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドを破ったこと、ドラゴンの血液の12種類の利用法の発見、ニコラス・フラメルとの錬金術の共同研究(但しダンブルドアは賢者の石の製造には特に関与していない)の功績が載っている。ヴォルデモートが恐れる唯一の人物と評されており、同時にヴォルデモートもダンブルドアが自分一人で倒す事はできないと考えた唯一の存在だった。

長身。瞳の色はブルーで、半月型の眼鏡をかけ、長い銀髪に長い白髭をたくわえている。若い頃の髪は赤褐色。高い鼻はある一件以降から曲がっている。
中年期をジュード・ロウが演じたほど公式で伊達男設定であり、原作者曰く若い頃は服装をバチバチに決めるのが好きなナルシストでもあった。老人期に比べるとファンタビで描かれる彼の服装がかなりマグル的でファッショナブルなのはそのせいかもしれない。

守護霊は不死鳥であるが、魔法生物の形態の守護霊はとても珍しい。

賢者だと言われるが、自分は愚かな人間だということも理解しており、その辺りが同じように強大な力を持つヴォルデモートとの決定的な違いである。
しかし、学生の頃からかつて無いほどの秀才であり、魔法界の著名人からも賞賛されていた彼がそれに気づくには、想像を絶するほどの挫折と絶望を経験する必要があったようだ。

鷹揚で洞察力が高く物分かりの良い好々爺であるが、それは彼の本質の一つでしかなく、稀代の策士としての顔も持つ。海のような慈悲深さを持つ一方で全体の最善のため時に非情とも言える決断を下すこともあり、作中の言動を見るに決して清廉潔白なだけの人物ではなく清濁併せ持った人物と言える。
作者もダンブルドアは「善人そのもの」であるとも、「マキャベリストのような策謀家」であるとも言っている。

経歴

幼年期 生い立ち

1881年夏、モールド-オン-ザ-ウォルドに住むダンブルドア家に父パーシバルと母ケンドラの長男として生まれる。
1884年頃に弟アバーフォース、1885年頃に妹アリアナが生まれる。
幼少期のエピソードとしてダンブルドア兄弟が就寝前に母親に読んでもらう本としてヤギ好きのアバーフォースは「汚れたヤギのブツブツくん」を挙げたのに対して、アルバスは「吟遊詩人ビードルの物語」の「三人兄弟の物語」を挙げていた。
またアバーフォースからは母親の膝の上で秘密主義を覚えた、そして秘密と嘘に関して天性の才能があったとコメントされている。

アルバスのホグワーツ入学前、アリアナがマグルの少年3人に暴力を振るわれ、アリアナは精神不安定に陥り、魔力を制御できなくなってしまう。
父はマグルの少年に復讐してアズカバンで獄中死し、母は一家でゴドリックの谷に引越し、以降アリアナの面倒をつきっきりで見るようになる。

少年期 ホグワーツ時代

イッチ年生
青年时期邓布利多


1892年、ホグワーツ魔法魔術学校に入学、グリフィンドール生となる。
当初は「犯罪者の息子」という目で見られたが、入学後1年を経ずして「ホグワーツ始まって以来の秀才」との評判を得る。
在学中は首席監督生に選ばれた他、学校の賞という賞をはじめとし、「秀でた呪文術へのバーナバス・フィンクリー賞」や「カイロにおける国際錬金術会議での革新的な論文における金賞」などの様々な賞の受賞、ウィゼンガモット最高裁への英国青年代表、「実践魔法薬」「変身現代」「呪文の挑戦」などへの論文掲載など、様々な栄誉に輝く。
また、錬金術師ニコラス・フラメル、魔法史家バチルダ・バグショット、魔法理論家アドルバード・ワフリングなど、当時の著名な魔法使いと交流をしていた。
入学初日に龍痘の後遺症に苦しみ他の子供たちから避けられていたエルファイアス・ドージと友達になり、彼は在学中に「ダンブルドアの腰巾着」と言われた。
また、級友はアルバスを模範として見習い、アルバスも級友達を喜んで助けたり、激励していたとされる。

青年期 グリンデルバルドとの交わり

無題


1899年にホグワーツ卒業。
エルファイアス・ドージと共に、卒業世界旅行を計画していた。
しかし、母が妹の発作で亡くなり、卒業旅行は断念。
自分のほうが妹の世話が出来ると主張する弟とどちらが妹の面倒を見るかで言い争うも、最終的にはアルバスが家長となって面倒を見ることになり、弟は魔法学校へ進学した。

しかし、この生活ではアルバスは自分の才能を生かすことができず、不満を抱いていた。
数週間後、ゴドリックの谷を訪れたゲラート・グリンデルバルドにアルバスは「自分と唯一対等となれる人物」として強く惹かれ(後述の「裏設定」を参照)、
2人は意気投合。アルバスは才能を生かすことや栄光を求め、グリンデルバルドのマグル支配計画、死の秘宝を探す計画に夢中になる。ダンブルドア曰く「二か月の愚かしくも残酷な夢」。
加えてこの時に、決して互いを攻撃しないという『血の誓い』を交わしている。しかし二人が夢や野望を語り合う間、妹アリアナの世話をおろそかにしてしまう。
長期休暇で帰郷したアバーフォースは妹を蔑ろにした事に激怒、更に二人の野望にアリアナが巻き込まれることを恐れて計画の不可能さを説いて反対、それに対しグリンデルバルドがクルーシオをかけたことが切っ掛けで三つ巴の争いになる。これによってアリアナはアバーフォースを守ろうとした結果、巻き込まれて亡くなってしまった。
晩年でもアルバスは「自分の放った呪いが妹を殺したのではないか」という恐れに取り憑かれ、作者も「ボガートを前にすれば妹の死体が現れる」と発言している。後年、その気になればニワトコの杖を持つグリンデルバルドを倒せたにも関わらず、率先して戦おうとしなかったのも、万が一彼の口から妹の死の真相を聞いて、それが自らの手によるものだったら、という恐れがあったのも一因である。なお、ここまで思い詰めたのはあくまでアリアナの死後であり、リタ・レストレンジから生きていた頃のアリアナを愛していたかを問われた際には「十分に愛してはいなかった。」と悲しそうに語っている。
この事件で、ダンブルドアは己の慢心と愚かさを思い知る事となり、グリンデルバルドはゴドリックの谷を去り、以後2人が友として再び会うことはなかった。
妹の葬式では、弟がアルバスを責め、(肉体的だけでなく精神的にも)鼻をへし折った。この時折られた鼻は、魔法を使用した治療はしていない。
以降アルバスは名誉と権力を目前とすると判断力を失うと自戒し、決して自らそれを手に入れようとしなかった。魔法大臣への推薦をすべて辞退したり、不死鳥の騎士団を地下組織として留め表立って率いなかったのはこのためである。
彼は終生、自分と同じ過ちを辿ろうとする若者たちを少しでも助けたいがために教師としての人生を貫いた。

中年〜壮年期 ホグワーツ教授時代

血の契約


1900年代頃、ダンブルドアはホグワーツの教師となっており、「闇の魔術に対する防衛術」を担当している。
1927年以降、校長になるまでは「変身術の教師」を担当。
シリーズの外伝作品である『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、主人公のニュート・スキャマンダーが教え子の一人であり、魔法動物の研究中における事故で彼が退学になりかけた際、彼への処置に一人猛抗議したことで助けているという話が明かされる。
続編である『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』においては、45歳の彼が主要人物の一人として登場し、ニュートに依頼して共に事件の調査に関わっていくこととなる。

1938年頃、トム・リドルにホグワーツ入学を勧める。
ダンブルドアは他の教師とは異なってリドルの邪悪性を見抜いており、秘密の部屋事件ではハグリッドの無罪を確信。以後、リドルを監視する事に全力を注いだ。


1945年、闇の魔法使いとして勢力を広げていたグリンデルバルドと再会し、勝利した。この時グリンデルバルドからニワトコの杖の忠誠心を得ている。なお、この時系列はダンブルドアがトム・リドルの監視に全力を注いでいたと表明している時期と重なっており、リドルを監視下に置きつつ、当時最強の闇の魔法使いだったグリンデルバルドを倒すという離れ業をやってのけた事になる。また、1945年はリドル卒業時期でもあり、当時の校長に進言してリドルが教職につくことを断らせている。

1965年から1971年の間に校長に就任した際も、リドルが教職につくことを断った。
またフェンリール・グレイバックによって後天的に狼人間にされてしまった幼少期のリーマス・ルーピンを支え、彼がホグワーツに通えるように取り計らった。

老年期 校長時代 闇との決着へ

守りましょう 守りましょう
アルバス・ダンブルドア


1970年代、ヴォルデモートに対抗するために不死鳥の騎士団を結成する。
また、ヴォルデモートの弱点を探るために彼の過去を調べており、ヴォルデモートが分霊箱を作成したことを推測した。
1980年頃、シビル・トレローニーがヴォルデモートを打ち破る可能性を持った子供の誕生を予言、セブルス・スネイプがヴォルデモートに密告したことで、ポッター家が狙われるようになる。
リリー・ポッターの危機を感じてヴォルデモートを裏切り、ダンブルドアに助けを求めにきたスネイプを二重スパイとして働かせるようになる。
ポッター夫妻の死の前、死の秘宝を見てみたいという思いを捨てきれず、ジェームズ・ポッターから透明マントを借りる。
1981年10月31日、ポッター夫妻がヴォルデモートに殺され、ハリー・ポッターを殺し損ねたヴォルデモートが失踪すると、ハリーをダーズリー家に預ける。

作中
一年目
  • 1991年9月にハリーがホグワーツに入学する。クリスマスにはジェームズから借りた透明マントをハリーに贈った。
  • スネイプにクィリナス・クィレルを監視するように指示を出しており、翌年6月、賢者の石を奪おうとしたクィレルからハリーを救出。
二年目
  • 理事のルシウス・マルフォイの策略で秘密の部屋事件が起こり、1993年3月に校長を停職になる。ハリーが事件を解決した後は、校長に復帰。
三年目
  • 1994年6月、ハリーとハーマイオニーに、逆転時計でシリウス・ブラックとバックビークを助けるように助言。
四年目
  • 1994年9月より、三大魔法学校対抗試合(トライウィザードトーナメント)を実施。
  • 1995年6月24日、ヴォルデモートが復活。
五年目
  • ヴォルデモート復活を認めない魔法省と決別し、不死鳥の騎士団の活動を再開。ハリーがヴォルデモートと魂がつながっていることから、ハリーとは距離を置き、スネイプにハリーの閉心術訓練を命じる。
  • 翌年4月中旬、魔法省により校長を停職させられるが逃亡する。6月の魔法省神秘部の戦いでは、ヴォルデモートと対決し、彼を撃退した。この際、魔法省はヴォルデモート復活を認めた。
六年目
  • 1996年夏、分霊箱の1つであるゴーントの指輪を発見。破壊に成功するも、指輪に蘇りの石がついていたために、再度沸き上がった死の秘宝に対する渇望と死んだ家族に会いたいという想いから指輪をはめたダンブルドアは呪いで余命1年となってしまう。同時期に、ヴォルデモートによるドラコ・マルフォイを利用したダンブルドア殺害計画を知ると、ニワトコの杖の忠誠心を自分で終わらせるため、スネイプに自身を殺すように依頼する。
  • ハリーに個人授業を行ってヴォルデモートの過去にまつわる様々な記憶を見せた。授業を通し、ハリーに、ヴォルデモートが分霊箱を作って魂を分割していることを教え、そしてスネイプには、ポッター家襲撃の際にハリーがヴォルデモートに命を狙われたことで彼自身が分霊箱となってしまったことに気づいており、ハリーが死ななくてはならないことを伝えている。
  • 1997年6月、分霊箱の1つを手に入れるため、ハリーと共に洞窟に向かう。そこで分霊箱とされるロケットを手に入れるも、ロケットを守っていた液体を飲んだせいで大幅に弱まる。ホグワーツに帰ってくると、マルフォイに武装解除されニワトコの杖の忠誠心を失ってしまう。その後、示し合わせの通り、スネイプに自分を殺させた。

死後は、校長室の肖像画より、校長となったスネイプにアドバイスをしていた。
最終決戦で死の呪いを受けて生死の狭間に来たハリーの前に現れ、ハリーが生き残った理由、ハリーが分霊箱であったこと、自身の過去と自責の念を語った。
ハリーがヴォルデモートに勝利すると、死の秘宝の今後の扱いをどうするか聞いた校長室のダンブルドアの肖像画は、ハリーの選択を支持した。
後年、ハリーはダンブルドアとスネイプの名前を取り、次男にアルバス・セブルス・ポッターと名付けている。

能力

魔法界の歴史上で最強の魔法使いの一人。
無言呪文は当たり前、本来不可能なホグワーツでも姿くらましが可能。
1945年に闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドを破った事で知られている。
グリンデルバルドは当時史上最強の杖であるニワトコの杖の所有者であったがダンブルドアには及ばないと理解しており、イギリスでは一切事件を起こさなかったほどであった。さらにダンブルドア本人もグリンデルバルドに関して「戦う前からわずかに自分が勝ると分かっていた。」と断言している。

戦闘においては姿くらまし防止呪文による捕縛やニワトコの杖による強力な呪文放射を主としており、比較的地味な技を用いる。しかし、それはダンブルドアの強さの証でもある。
というのも、本作における魔法使いは強ければ強いほど派手な魔法を使う必要がなくなるとされており、実際にハリーはダンブルドアから「派手な音や煙は経験の豊かさを示すものではなく、むしろ無能力の印」と学んでいる(ハリー・ポッターと謎のプリンス下巻26章)。

ダンブルドアの力は史上最強の闇の魔法使いとされるヴォルデモートとも対等以上であり、ヴォルデモートはダンブルドアと敵対する事こそいとわなかったが、ダンブルドア本人とは決して戦おうとはしなかった。
2人の戦いは5巻の神秘部で実現する。ニワトコの杖による強烈な呪文で炎の大蛇や銀の盾を操るヴォルデモートを相手に優位に立ち、互いに無傷のままとはいえヴォルデモートを撤退に追い込んだ。
ただし、魔法の知識の広範さや魔力自体はヴォルデモートの方が上回っていると認めており、神秘部の決闘後である5巻終盤でダンブルドアは「どれほど複雑な呪文を扱ったとしても、ヴォルデモートには破られるとわかっている」と発言している。
また、6巻冒頭でスネイプが「闇の帝王との決闘はダンブルドアを動揺させた」と発言しており、神秘部での決闘は目に見えるよりも極限下の戦いであったことが窺える。

名前

アルバス/Albus

ラテン語で「白」を意味し、しばしば「善」の象徴として用いられる。
歴代校長、恐らくダンブルドアがホグワーツ在学時代の校長であったフィニアス・ナイジェラス・ブラックのナイジェラスはラテン語で「黒」を意味し、対比となっている。
もしくは女性名アルバを男性化した名前としても知られる。
アルバはゲール、スコットランド、イタリア語起源で「夜明け、日の出」を意味し、何度沈んでも必ず昇る太陽の光は『再生』の象徴であり、不死鳥と縁の深いダンブルドア家らしい名前となっている。

パーシバル/Percival
アルバスの父親、パーシバルのファーストネームを取って名付けられた。
アーサー王物語の円卓の騎士の一人にパーシヴァルがおり、その語源はperce(貫く)とval(谷)で「谷を駆け抜ける者」とされている。
パーシヴァルは聖杯探索の任務に就き、一度失敗するものの、最後にはガラハッド卿ボールス卿と共に聖杯探索を成功させた三人の騎士のうちの一人となる。
因みに聖杯に至るためには純潔、貞節である必要があるとされ、ダンブルドアは生涯結婚せず、血族を残さなかった。
ウルフリック/Wulfric
アングロサクソン系の名前で、wolf-power「狼の力」を意味するとされ、古代イギリスの伝説の英雄・ベオウルフ(Beowulf)を連想させる。
ベオウルフは「力強い狼・熊」を意味し、伝説においてベオウルフは巨人グレンデルを退治している。
このグレンデルはゲラート・グリンデルバルドのファミリーネームを連想させる名前となっている。
ブライアン/Brian
「強い」、「気高い」などの意味がある名前で、恐らく最初のアイルランド王であるブライアン・ボルに因む。
ブライアン・ボルはアイルランドの戦士族の多くからなる大規模な軍隊を統一し、襲撃してきたバイキングに大きな敗北をもたらした。
これは不死鳥の騎士団を組織し、死喰い人と戦い続けたダンブルドアを連想させる。
ダンブルドア/Dumbledore
古いデヴォンの言葉で「マルハナバチ」を意味する。
現在でもカナダのニューファンドランド島ではマルハナバチを指し示す言葉として使用されている。
作者は、音楽好きで鼻歌を歌いながら歩き回っているイメージで「ダンブルドア」と名付けたという。
その他
作者の通っていた聖ミカエル小学校に「アルフレッド・ダン(Alfred Cecil Dunn)」という校長がおり、ダンブルドアのフルネームは彼に由来するものと思われる。
また作中に登場するホグワーツ魔法魔術学校の校長を務めた魔法使いたちの内、フィニアス・ナイジェラス・ブラックはペスケンニウス・ニゲル、ダンブルドアはクロディウス・アルビヌス、そしてセブルス・スネイプセプティミウス・セウェルスローマ帝国の皇帝(僭称を含む)に由来している。

公式裏設定

【腐】Gellert&Albus


若かりし頃、ゲラート・グリンデルバルドに恋愛感情を抱いていた事が作者より明かされた。

出会いから何十年を経た45歳の時点でも、望みのものを見せる鏡『みぞの鏡』で若き日のグリンデルバルドとの日々を見ていたり、血の誓いを破ることを躊躇っていることから、彼への想いは途切れることはなかった模様。
ダンブルドアはそれ以降も誰を好きになることもなく、生涯独身を通して学問に身を捧げた。

グリンデルバルドがダンブルドアに対してどういう感情を抱いていたのか、彼がダンブルドアの気持ちに気付いていたか、ということは明かされていなかったが、原作者によると、二人は情熱的で愛に満ちた関係だったという。

賢者と呼ばれた男の深層

作中での彼の行動を見返してみると、よくよく見ると「もっといい手段があったにもかかわらず迂遠なやり方をしたり何もしなかったり」と、意外と自分から突っ込んだ行動はしておらず、結果後手に回ることもしばしばあった。(例えば一年の事件でもクィレルを早くに問い詰めて排除するなり、先手を打って賢者の石を破壊しておくなりと、やろうと思えばやれた、より確実な方策はいくつかあった)
無論これには、ヴォルデモートのシンパがどこにいるかわからない状況であること(作中で描かれただけでもクィリナス・クィレルルシウス・マルフォイアラスター・ムーディ(に化けたバーテミウス・クラウチ・ジュニア)などの要職にある人物たちが密かにヴォルデモートに協力していた)、またハリーを鍛えるという目的があったことも影響しているが、それにしてもダンブルドア自身の行動だけ追ってみると消極的な態度が目立つ。

背後からセブルス・スネイプや不死鳥の騎士団などを動かし、ハリーへの支援、分霊箱の破壊などやることはしっかりやっているが、例えば正面きって闇の魔法使いたちと戦うとした場面に関しては非常に少ない。

まだ若い時代からそれは変わっておらず、グリンデルバルドと『血の誓い』を交わしていたことで交戦不能状態ではあったのだが、愛弟子ニュートにグリンデルバルドが持つ二人の誓いのペンダントの回収を依頼したことで結果要らぬ犠牲者を出している。

これはかつて幾度となく取り返しのつかない過ちを繰り返し過ぎたがために、自らの選択で再び過ちを犯すことに対して恐怖し臆病になっているのが原因と言われており、主因として過去に自らが引き起こしてしまった『妹の死』という出来事があったためである。

以降前述の補足説明となるが彼の生い立ちは決して恵まれていたものではなく、学生時代は多くの生徒や同僚に囲まれ慕われてこそいたものの、自らと対等の能力を持った理解者に出会うことができなかった。才能故にいつも心のどこかで孤独を感じていたと考えられる。
生まれついての天才であったダンブルドアに対して皆、「偉大な魔法使いダンブルドア」という過大な期待によって作り上げられたありもしない理想の姿しか見えておらず、彼は周囲が望むままにそれを演じ続けた。本音を見せず秘密主義を徹底し、陰に隠された家族の存在やダンブルドア個人という存在をついぞ明かすことはなかったのだ。彼の苦悩を知る人物は殆どいなかった。

卒業後自分と同じく才能をもったグリンデルバルドと出会い、惹かれ、「より大きな善のために」というマグル支配の思想にダンブルドアが一時期同調してしまったのは事実である。妹の死がなければそのまま彼と出奔していた可能性も否定できない。
しかし兄の本質を見抜いていたアバーフォースは、兄の慢心、自分たち家族を心のどこかで疎んでいることに気づいていた。弟が計画を全力で止めた為に妹はそのときの巻き添えで犠牲となり、ダンブルドアは自らの過ちに気づくことができたのである。更にアバーフォースは特にアリアナの死後、兄への隔意を強め、彼を世間で言われる偉大な魔法使いではなく「大嫌いな兄」として捉えるようになった。これ以後唯一の家族である弟とは疎遠となってしまったが、闇の勢力について自分で得た情報をダンブルドアに逐次報告していたため、兄弟の交流は続いていた。またアバーフォースは騎士団にも所属していたことからお互い複雑な感情を抱きながらも協力していた様である。

このように不幸な生い立ち、溢れる才能、危険な思想に走るなどヴォルデモートとの共通点も多いことがわかる。違うのは傲慢さや権力欲がもたらした悲劇により、間違いに気付き、自分を戒め続けた点であろう。
以後同じ事を繰り返さないように合理的手段を取るようになったが、再度過ちを犯して後悔し二度と繰り返すまいと誓う、恐怖のあまり選択を先延ばしにしたり詰めを誤ったりする、としくじりを結局繰り返し犯してしまいまた後悔する、という形で後悔の泥沼に完全に嵌り込んでしまっていたと思われる。

物語の終盤、死の呪いを受け、意図せずハリーに自らの過去と苦悩や後悔を吐露してしまい、スネイプの手によって命を落とした。
死後何もヴォルデモートへの対応策を具体的に指示していなかったこと、生前のスキャンダルもありハリーたち一行に不信感を抱かれてしまう。
説明不足であったことは否めないが実は亡くなった後のことを見越してスネイプには指示をし、スネイプの記憶から全てを理解したハリーはダンブルドアの裏の面も受け入れ、最終局面を乗り越えることが出来たのだ。

ヴォルデモートとの戦いが終わり、生まれたポッター家の次男には『アルバス』という名前をつけていることから、ダンブルドアが完璧な人格者ではないとわかったのちもハリーの中では変わらず偉大な魔法使いの恩師として生き続けている。

関連イラスト

ダンブルドア
校長先生


PARYIS TEMPORUS
校長。



関連タグ

ウィザーディング・ワールド ハリー・ポッターシリーズ ファンタスティック・ビースト

ホグワーツ魔法魔術学校 校長
グリフィンドール 不死鳥の騎士団

本名が長いキャラ
校長(魔法つかいプリキュア!)・・・魔法学校の校長繋がり。老いた姿がカップやきそば現象になっている。

ガンダルフイアン・マッケランにダンブルドア役のオファーもあったらしい。

歴代校長

前任アーマンド・ディペット
後任セブルス・スネイプ

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