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ゲラアル

げらある

ハリポタ・ファンタビにおけるゲラート・グリンデルバルド×アルバス・ダンブルドアのBLカップリング。
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ハリポタファンタビにおけるゲラート・グリンデルバルド×アルバス・ダンブルドアカップリング


ファンタビ作品内においての宿敵同士であり元恋人。彼らは若き日に出会い心を通わせ恋に落ちたが、思想の違いとある悲劇(後述)によって決裂し互いに敵となった。


英語表記はGrindeldoreもしくはGGAD


概要編集

ダンブルドアには幼い弟のアバーフォースと妹のアリアナがいた。兄妹は両親と共に幸せに暮らしていたが、ある時庭で魔法を使っていたアリアナの姿をマグルの少年達に目撃され、魔法に怯えた少年達によってアリアナは暴行されてしまう。

その暴行によって心に傷を負ったアリアナは、自らの魔力を制御できないオブスキュリアルと呼ばれる状態になってしまう。それに激怒した父パーシバルは少年達に復讐してアズカバンに連行され獄中死した。


周りに危害を及ぼす恐れのあるアリアナを護ろうと、一家はゴドリックの谷へ移り住んだ。一家の秘密を隠すため母ケンドラは長男であるアルバスに秘密主義をつく方法を教え込んだ。これは後年のダンブルドアの性格にも多大なる影響を及ぼしている。


その後ホグワーツへ入学したダンブルドアだったが、当初はアズカバンで獄中死した父親の事件を受け周囲から好ましくない目を向けられていたものの、実力でその評判を押し退けて優秀な成績を収め、華々しい経歴で卒業した。

しかし、ダンブルドアが友人との卒業旅行に向かう前夜、母ケンドラが急逝し卒業旅行は急遽取り消しになる。妹の介護で疲弊し衰弱していた母はアリアナの発作による魔力の暴走に巻き込まれ不運にも亡くなってしまったのだった。


こうして17歳にして両親を失ったダンブルドアは幼い弟と妹の世話を見る為実家に帰郷したが、内心では才能豊かな自分なら手に入れられるはずだった輝かしい将来の道が絶たれてしまった事への怒りと喪失感、妹と弟の面倒を見なければならないという重荷に苦痛を感じていた。

そんな1899年の夏、ダームストラングから退校処分を受けた16歳のグリンデルバルドが、大おばのバチルダ・バグショットを頼りゴドリックの谷を訪れる。そこでバチルダが近所に同じ年頃の友人の居なかったダンブルドアに彼を紹介したことによって二人は出会い、たちまち意気投合する。


互いに傑出した才能を持つ孤高の天才であり周囲に理解者がいなかった彼らの精神的結び付きは強くなり、恋仲へと発展した。

グリンデルバルドへ半ば盲目的な程の深い恋情を抱いていたダンブルドアは、次第にグリンデルバルドの語るマグル支配の危険思想へと傾倒して行く。ダンブルドアの考案した「より大きな善のために」という言葉は後のグリンデルバルドによる悪行を正当化するキャッチフレーズとして用いられた。この思想はハリポタ最終巻におけるダンブルドアのマキャベリズム的策略にも現れている。


彼らは自分達の力をより強固にする為所有すれば死を征服すると言われる死の秘宝を探し求めていた。しかし、夏休みが終わりホグワーツの新学期が始まる9月1日が近付き弟のアバーフォースが学校へと戻らなければならない時がやってきて、彼らは状態が不安定な妹のアリアナを連れて死の秘宝を見つけ出す旅に出る事などできないという現実に直面する。


アリアナの事を誰よりも想っていたアバーフォースが兄であるアルバスに怒りをぶつけると、「優秀な兄と自分の行く手を阻む気か」とグリンデルバルドは激昂し怒りに任せてアバーフォースに磔の呪文をかけ、ダンブルドアもグリンデルバルドを止めようとして決闘に発展する。

しかし、不幸にも兄達の喧嘩を止めようと試みたアリアナはこの激しい決闘に巻き込まれて命を落としてしまう


悲劇ののち、グリンデルバルドは逃げるようにゴドリックの谷を去った。妹を失い、愛する恋人にも裏切られて残されたダンブルドアは生涯に渡って恐ろしい罪悪感後悔を背負いながら生き続けることになった。

ハリポタにおける描写編集

『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、ヴォルデモートがニワトコの杖の情報を求めに牢獄にいるグリンデルバルドの下を訪れるシーンがある。

ヴォルデモートと対峙したグリンデルバルドは、ニワトコの杖を手に入れたことはないと嘘をつき、激怒したヴォルデモートに殺害された。

死の直前グリンデルバルドは嘲るような笑みを浮かべ、こう宣言した。

───殺すがよい、ヴォルデモート。私は死を歓迎する! しかし私の死が、お前の求めるものをもたらすわけではない……お前の理解していないことが、何と多いことか……


原作の終盤、ハリーは白いキングズ・クロス駅でダンブルドアと再会し、その際にグリンデルバルドの最期の行動について話す。

グリンデルバルドがとった行動について、ダンブルドアは今までの償い、ヴォルデモートが秘宝を手に入れるのを阻止するためだろうと推測したが、ハリーはダンブルドアの墓が暴かれるのを阻止したかったのではないかと言った。




因みにダンブルドアによると「ヴォルデモートが唯一理解できない魔法は愛」、JKRによると「愛の妙薬で生まれたヴォルデモートが愛を理解できないことはとても重要な象徴」なので、グリンデルバルドの最期の台詞は要するに「愛も知らないお前が最強の魔法使いになるなんて無理に決まっている」というグリンデルバルドによる渾身のマウントとも取れる。

ファンタビにおける描写編集

※以下、ファンタビシリーズのネタバレを含むので注意


ファンタビにおいて、グリンデルバルドはマグル支配による魔法族の自由と革命を掲げる強力な闇の魔法使いとして描かれている。

第2作『黒い魔法使いの誕生』において、魔法省の闇祓い達の手では彼を捕らえる事ができず、彼と同等の力を持ち戦う事ができる魔法使いはダンブルドアだけだという事が示されている。

しかし、彼らは若き日に血の誓いと呼ばれる「互いに相手を傷付ける事ができない」という魔法契約を結んでいるので戦う事ができないのだった。


また、覗いた者の心の最も奥深くにある切実な欲望を映し出すみぞの鏡の前に立つダンブルドアのシーンでは鏡にはグリンデルバルドが映し出されており、まだダンブルドアが彼へ秘めた愛情を抱いている事が描写されている。


注釈編集

「原作者が『彼らは三回ベッドを共にした』と発言した」というデマが流れているが、原作者がそのような発言をした事実はないので注意

ちなみに、私は彼らの関係には性的な側面があったと思うけど、それにはあまり興味がない。彼らが互いに惹かれ合い魅了された感情的な部分に重きを置きたいと『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のDVD特典インタビューにて原作者は述べている。



関連タグ編集

クソデカ感情

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