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ゲラート・グリンデルバルド

げらーとぐりんでるばるど

「ゲラート・グリンデルバルド」とは、『ハリー・ポッター』シリーズに登場するキャラクターである。
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「あの男」というのは当然ながら、ゲラート・グリンデルバルドの事です。
もしもヴォルデモート卿が次の世代に現れなかったとしたら…
彼こそが100年ぶりに現れた歴史上最も強力で邪悪な魔法使いでした。
~ポッターモア「アリアナ・ダンブルドアの謎に包まれた人生」~

概要

演:ジェイミー・キャンベル・バウアー(若年期)、マイケル・バーン(老年期)
CV:大木民夫

ゲラート・グリンデルバルド (Gellert Grindelwald)とは、『ハリー・ポッター』シリーズに登場する魔法使い。金髪の巻き毛が特徴的な美形。
後にヴォルデモート卿が現れなければ、彼こそが史上最強の闇の魔法使いになっていた言われている。
魔法族によるマグル支配を掲げ、それに賛同する純血主義者を中心とした魔法族を率いて反乱を起こした。その究極的な目的は魔法族はマグルから身を隠して生きるという「国際魔法使い機密保持法」の破棄であり、グリンデルバルドにとっては自らが支配者となる基盤であり、支持者たちにとってはマグルから身を隠す抑圧からの解放を意味していた。

1920年代に闇の魔法使いとして台頭。
1940年代にその力は最高潮に達したが1945年にダンブルドアに敗れ失脚。
1998年、ヴォルデモート卿からニワトコの杖とダンブルドアを守ろうとして殺害される。

人物

闇の魔術を専門とするダームストラング専門学校に通っていたが同級生を攻撃した事で退学処分となる。その後、ゴドリックの谷を訪れそこに住んでいた当時のアルバス・ダンブルドアと親友となり、アルバスと共に「大いなる善の為に」というスローガンの下、死の秘宝を探し出しマグルを魔法族の下へ屈服させる計画を練った。その過程で、互いに決して攻撃をできなくなる「血の誓い」をアルバスと交わす。
しかし、2人の計画に怒ったアバーフォースと戦いになり、アルバスを含めた三つどもえの戦いの末にアルバスの妹、アリアナが死亡してしまう事故が起こる。
すでにダームストラングでの前科があったグリンデルバルドは咎を受ける事を恐れ国外へ逃亡し行方をくらました。

グリンデルバルドは誰よりもダンブルドアを恐れていたとされ、それは最強と言われるニワトコの杖や決して互いを攻撃できない「血の誓い」を持ってしても拭いきれない程の事実であった。グリンデルバルドはダンブルドアが存在するイギリス国内では一切事件を起こさなかったが、ヨーロッパを拠点に勢力を拡大し、ビクトール・クラムの祖父を含む大勢を虐殺(これが原因でビクトール・クラムは闇の魔法使いを嫌っている)。
そして、自身に逆らう者をヌルメンガードの監獄に閉じ込め、死の秘宝のマークを誇示していた。
勢力が最大規模になった時、ついに無視する事ができなくなったダンブルドアに戦いを挑まれて敗北、結果ニワトコの杖はダンブルドアのものとなったのだった。
二人の戦いは歴史に残る伝説の決闘と語り継がれているが、中にはグリンデルバルドは最初から敗北を予期し白旗を上げていたと証言するものもおり、その実情は不明となっている。

敗北後、グリンデルバルド自身がヌルメンガードに投獄された。
昔のグリンデルバルドを見たハリー・ポッターからは「大きな鳥のようだ」と評されているが、50年に亘る収監生活で痩せ衰えてしまった。

本編登場時点では既に改心しており、過去の行いを恐ろしく思い自らの行動が誤りだったと認めている。しかし、ニワトコの杖を求めるヴォルデモートがヌルメンガードを訪れた。
ヴォルデモートを相手に堂々たる姿勢を貫き、「お前は勝てない!お前は勝たない!」とヴォルデモートの敗北を予言すると同時に緑色の閃光に射貫かれてグリンデルバルドはその生涯を終えた。
その最期の行動はダンブルドアからは「悔悟の念」、ハリーからは「ダンブルドアの墓を守るため」だと推測されている。

映画『死の秘宝 PART1』にて10代の頃の写真及び晩年の獄中で登場しているが、グリンデルバルドとダンブルドアの過去は大分カットされている。
映画ではニワトコの杖の在り処を教えており、ヴォルデモートに殺された描写も無かった。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズ        

Protego Diabolica


演:ジョニー・デップ
CV:平田広明

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では全盛期に近い彼が黒幕として登場。
ダンブルドアの存在ゆえにイギリスでは一切事件を起こさなかったという設定が踏襲されており、イギリスを除くヨーロッパを活動拠点とし、本作ではアメリカで大事件を起こす。

続編、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』においては、ニワトコの杖をひっさげ、お得意の話術を用いて仲間を集めるなど、堂々と活動している。

能力

史上最強と言われる魔法使いの一人。
もしヴォルデモート卿という規格外が出現しなければ、史上最強の闇の魔法使いは彼だっただろうと言われている。
ファンタスティック・ビーストでは正面から闇払い十数人の一斉放火を受けながらも一方的に相手に無双するほどの実力を披露し、並の魔法使いをはるかに凌駕する力量を見せる。

ただし、闇の魔法使いとしての評価はヴォルデモートには及ばず、ダンブルドアもニワトコの杖を持ったグリンデルバルドに対し「おそらくわしの方が少し勝っていると思っていた」とハリーに語るなど、この2人ほど絶対的な存在ではなかった。
ファンタスティック・ビーストでも、隙を突いたニュート(主人公)にあっさり拘束されたり、闇払い数人が張った保護呪文を破る事ができなかったりする。
忠誠心の無いニワトコの杖でさえホグワーツの防御魔法(魔法使いが数百人束になっても壊せない)を一撃で打ち破って見せたヴォルデモートには彼本人の強さは及ぶべくもない。

一方で、人心掌握術に長けていたとされており、グリンデルバルドはヴォルデモートとはまた違ったベクトルの力を持っていたという。
彼個人の強さはダンブルドアやヴォルデモートに及ばなかったが、相手に「自ら従いたいと思わせる」能力では彼らの上をいっていた。

ちなみに正確なニュアンスで言えば彼が得意としているのは「説得」であり自身の力や容姿、カリスマ性による「魅了」ではない(ダンブルドアは例外だが)。彼の信奉者はグリンデルバルド個人を崇拝しているわけではなく、あくまで個人の願いや望みを叶えてくれるであろう存在としてグリンデルバルドの思想に恭順しているのである。
絶対的な力による恐怖とカリスマ、過去には端正な容姿などあくまで自身への畏怖と崇拝で組織を束ねていたヴォルデモートとは大きな違いがある。
ファンタビの監督ディビット・イェーツは「ヴォルデモートがギャングならばグリンデルバルドは詐欺師」と的確に表現している。

余談

「予言者」

原作者はツイッターにてファンの質問に答え、「彼は予言者です、そして嘘吐きでした」と答え、グリンデルバルドが予言者(トレーローニー教授予言などで知られる能力を持つ者)の能力を有していることに言及している。
またこの能力で未来を垣間見たためか、ある闇の魔法使いに対して「お前は勝てない」と断言しており、現実のものとなる。

「2番目」

本編ではヴォルデモートがいなければ史上最悪の闇の魔法使いになっていたと報道されているグリンデルバルド。しかし、ヴォルデモートの前に史上最悪と言われていた魔法使いは別の人物である。
ファンから「2番目」と呼ばれるこの人物は、原語版3巻における原作者のヴォルデモート評「the most feared wizard in the past 100 years(100年ぶりに現れた、歴史上最も恐ろしい魔法使い)で存在が示唆されている。ヴォルデモートは100年前にいたその人物を凌駕することで、最も恐ろしい魔法使いと呼ばれるようになった。
グリンデルバルド没落からヴォルデモート台頭まではわずか25年であるため、その人物がグリンデルバルドではあり得ない。
なお、少なくとも1718年よりも以前にはアズカバンを築きディメンター誕生に関わったと推測されている人物、エクリジスが最悪の闇の魔法使いと言われていた。

関連イラスト

Gellert Grindelwald
グリ様



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