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ビクトール・クラム

びくとーるくらむ

ウィザーディング・ワールドの人物・魔法使い。ダームストラング専門学校出身。在学中からのプロクィディッチチームの選手。
目次 [非表示]

演:スタニスラフ・アイエネフスキー

映画版吹替:坂詰貴之

ゲーム版CV:堀越省之助


概要編集

ウィザーディング・ワールドの人物・魔法使い。


最強のクィディッチ選手編集

ブルガリアクィディッチ代表チームのシーカー。国の代表に選ばれるレベルの凄腕の選手。ポジションはハリードラコセドリックチョウらと同じシーカーで、同ポジションで世界最高の選手の1人と称されている。ロンは若くして活躍する彼の凄さを熱弁し「天才」と讃えていた。


容姿編集

原作では黒髪と黒い眉毛に色黒で痩せ型、大きな曲がった鉤鼻をしており、箒に乗っている時は格好いいが、地上ではO脚気味に加えて猫背。初めて彼を見たハリーは「育ちすぎた猛禽類」と例えている。

実写映画版では坊主頭の筋肉質体型で、O脚で猫背という設定もない。

ファンアートでは原作を準拠した容姿で描かれることもあったが、実写映画版に登場して以降は、映画版の容姿で描かれることも多くなった。


性格編集

容姿、口数の少なさから誤解を招きやすいが、実際は他者への感謝や賞賛を惜しみなく表す心優しい青年であり、原作ではハリーの飛行技術を賞賛し、ダームストラングの生徒である自分に対しても礼儀正しく接したセドリックにも好意を示し、その死を嘆く。


一方、頭脳面はムーディに化けた偽者)からは「頭の中に詰まっているのはおがくず」と評されている。


ダームストラングのチャンピオン編集

実はまだ北欧の魔法学校「ダームストラング・インスティチュート」に在学中の学生である。(4巻時点)

校長のイゴール・カルカロフのお気に入り。


ホグワーツ開催の1994年度三大魔法学校対抗試合ではダームストラングの代表(チャンピオン)に選出される。健闘しており、各課題では二位前後をキープしていた。


闇の魔術や戦闘の教育で有名なダームストラングの学生ということもあり、4巻の黒幕探しではハリーやハグリッドに疑われたことも。(しかし、蓋を開ければ潔白であった)


第一の課題におけるドラゴンとの対決にハリーが箒を使い、見事な飛行を見せたことに脱帽していた。(クラム自身は結膜炎の呪いというスタンダードな対ドラゴン魔法を使用しドラゴンを倒した。)


第二の課題では、鰓昆布で水中での呼吸手段を得たハリーに対し、変身術で頭部だけサメの姿に変えるという手段で挑んだ。


ハーマイオニーの最初の恋人編集

ハーマイオニーに対しておそらく作中最初に「異性へと向ける好意」を示した人物であり、ユールボール (クリスマスダンスパーティー)では彼女をパートナーとして選んだ。


その後も文通を続けていたようだが、スタディなパートナーには至らなかったようだ。


クラムとの交際はハーマイオニーの恋愛経験値を格段に上げたようで、後にジニーに、「本命に行く前に色んな人と付き合った方が良い」というもっともなアドバイスをしている。


もっとも、ハーマイオニーが誘いに乗ったのは半ばロンへの当てつけもあったことが示唆されており(映画版ではより顕著)、クラムもまたハーマイオニーの気持ちが最初から別の誰かに向いている事を薄々気付いていたようである。


一族の因縁編集

実は過去に祖父をゲラート・グリンデルバルド (ダームストラング出身の魔法界の過激派革命家)に殺されており、闇への嫌悪感は強い。


死喰い人のカルカロフ校長のことも内心嫌っていたようだ。


ホグワーツの戦いでは登場しなかったが、戦いの終盤にチャーリー・ウィーズリーが連れてきた外国の魔法使いの集団にクラムがいた可能性がある。


余談編集

19年後編集

卒業後もプロを続けたが2002年に引退。しかし2014年に現役復帰を果たしワールドカップを制した。試合の観戦にダンブルドア軍団のメンバーとその子供たちが再結集。


関連イラスト編集

ビクトール・クラムThe Bulgarian Seeker


関連タグ編集

ダームストラング クィディッチ 三大魔法学校対抗試合

ハーマイオニー・グレンジャー

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