概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔法使いの男性。
『ハリー・ポッターシリーズ』に登場。
ダームストラングの校長で元死喰い人。ルシウス・マルフォイやセブルス・スネイプの旧知。
ルシウスが息子ドラコ・マルフォイをホグワーツではなくダームストラングに行かせたがっていたが、これにはカルカロフが校長だったことも影響していると思われる。
プロフィール
容姿
山羊髭を生やした痩せた男。目が笑っていない。
原作では白髪(裁判時は黒髪)。
来歴・人物
学校は不明。ダームストラング出身だと思われるが、ホグワーツのことを「懐かしい」と言っているので、ホグワーツ出身の可能性もある。または、ダームストラングからホグワーツに留学していたのかもしれない。
その後は死喰い人として活動。
魔法省に逮捕されたが、仲間の名前(オーガスタス・ルックウッドなど)を売ることでなんとかアズカバン収監を逃れた。そのためバーテミウス・クラウチ・ジュニアからはルシウスやセブルスと並んで怒りの対象。
1994年度の三大魔法学校対抗試合にはホグワーツに訪れ、試合の審査などを行った。裏では自校の代表選手ビクトール・クラムに試合の情報を渡すなど贔屓していた。(もっとも、クラムからは嫌われていた。)
セドリック・ディゴリーだけでなくハリー・ポッターがホグワーツ代表として選ばれたことに不満を抱いており色々文句を言ってみみっちい嫌がらせ染みた配点をした。
ヴォルデモート復活後は校長職をバックレしてどこかへ逃げ出す。クソかっこいいダームストラング船も、自分では操舵せず生徒に任せっぱなしのようである。
その一年後、掘立小屋にいるところを闇の陣営に殺された。
このように卑劣な臆病者であり、アルバス・ダンブルドアは彼を引き合いにして「君はカルカロフなどよりずっと勇敢な男で、時折組み分けが性急過ぎると思う」と語っている。
余談・裏話
有志での人気投票で2位に輝いた。