概要
ホグワーツ魔法魔術学校のレイブンクロー所属。
ハリーより1学年上。
艶やかな黒髪の美少女で、名前から華人など東洋人だと思われる。中華版ハリポタでは「張秋」。レイブンクローのクィディッチチームのシーカーを務めている。
ハリーの初恋の相手であり、後に恋人関係になったが……。
経歴
ハリーらの入学の前年度(1990年度)にケイティ・ベルらと共にホグワーツ入学。レイブンクローに組み分けされた。
詳細は不明だが、ハリーが入学しクィディッチ選手になったのと近い時期にチョウも選手になっている。しかし、1991年度(1巻)と1992度(2巻)ではグリフィンドール対レイブンクローは中止になっていた。そのため、1993年度(3巻)で初めてハリーはチョウと顔を合わせた。ハリーこの時点で一目惚れ。(試合はハリーがスニッチを取りグリフィンドールの勝利)
しかしチョウは1学年上(ハリーから見て2学年上)のハッフルパフのクィディッチ選手セドリック・ディゴリーと付き合いはじめ、1994年度(4巻)ではセドリックとチョウはパートナーとしてダンスパーティに参加。ハリーもチョウに申し込んでいたのだが、セドリックが一足早かった。(「ダンパティ事件」)
セドリック死後、1995年度(5巻)で正式にハリーとデートを始める。元々脈があったようで、ハリーからというよりチョウからキスを誘っていた。
当初はうまくいっていたが、チョウはハリーがハーマイオニーと親しいことを快く思っておらず、ハーマイオニーをロンと同じように仲の良い親友として見ているハリーにはその感覚が理解できなかった。しかも、チョウは亡くなったセドリックのことを思い出しては泣いたりしていた為、段々と互いに気持ちのすれ違いが生じていく。
ハリーはそもそも結構ドライなところがあり、いわゆる女の子らしく少し遠回しなコミュニケーションを求めるチョウについていけなくなっていた。(加えて、初めてのガールフレンドということでハリーも経験が不足していた)
チョウは友人のマリエッタ・エッジコムと共に、ハリーが発足させた非公認クラブ「ダンブルドア軍団」に入っていたが、チョウに付き合わされる形であった上に母が魔法省に勤めるマリエッタは、ドローレス・アンブリッジたちに「ダンブルドア軍団」のことを密告。
ハリーは裏切ったマリエッタに怒りを抱くも、チョウは友人のマリエッタのことを擁護する。更にはハーマイオニーが入団の時に使った誓約の魔法で、マリエッタの顔に「密告者」の文字をニキビとしてくっきりと残した事について「やりすぎ」とハーマイオニーを批難した為、二人の仲は決裂しそのまま自然消滅した。(ハリーはハーマイオニーの呪いに対して「僕は最高のアイデアだと思う」と畜生発言をしている)
映画版ではアンブリッジに「真実薬」を飲まされて白状してしまい、ハリーたちに誤解されたまま別れてしまった。後にハリーはチョウは裏切っていなかった事を知るが、二人が一緒になることはなかった。
その後、チョウは新しい彼氏マイケル・コーナー(ちなみにマイケルはハリチョウが付き合っていたときにジニーと付き合っていた)を作るが、ハリーに対する未練も少なからず残っていた様子。ホグワーツでの最後の決戦では、ネビルの「ダンブルドア軍団」としての召集に応じ、ハリーと視線を合わせていた。ハリーがレイブンクローの談話室への案内を求めた際には応じるが、警戒したジニーに制止され、代わりにルーナが案内人となった。
なお、作者によれば最終的にはマグルの男性と結婚したらしい。
映画版だと七作目にも在学しており、留年しているように見える。たぶん映画版だとハリーと同級生設定なのだろう。それかただのミス。
人物
作中の描写からいわゆる恋愛体質であると思われる。また、異性の友達に関するハリーとの捉え方の違いなどが、彼女の人物像を推し量ることができる。
レイブンクロー生にしては珍しく、変人描写や秀才描写はない。
クィディッチが好きで、タッツヒル・トルネードズのファン。しかしロン・ウィーズリーに言わせればトルネードーズのファンはにわかが多いらしい。
容姿
映画版ではエマ・ワトソンのハーマイオニーやイヴァナ・リンチのルーナのせいで人気を食われているが、原作ではハーマイオニーやルーナよりも美人設定である。
関連イラスト
関連タグ
ハリポタ ファンタビ ウィザーディング・ワールド
レイブンクロー クィディッチ ダンブルドア軍団
ハリー・ポッター ハーマイオニー・グレンジャー ジニー・ウィーズリー
セドリック・ディゴリー