概要
ハリー・ポッターシリーズのキャラ。チョウ・チャンの親友。レイブンクロー。
巻き髪の女の子。母親が魔法省の職員。
チョウに誘われてダンブルドア軍団に参加したが、母親が魔法省職員だった為にあまり乗り気ではなかった。
その為にドローレス・アンブリッジに丸め込まれ、密告する形でダンブルドア軍団を裏切ってしまった。
なお、初会合の際の誓約書にハーマイオニー渾身の呪いがかかっており、それによりマリエッタの顔には「密告者」の綴りが吹出物のように残された。一年後も完全には治っておらす、ローブで顔を隠していた。
……普通にかわいそう。
まぁ友人・同志を売るのは悪いとは言え、魔法省の職員の子であったために情状酌量の余地はあるとの見方もある。チョウもハリーにそう言ってマリエッタを庇いハーマイオニーを責めたのだが、ハリーは「僕は最高のアイデアだと思う」という鬼畜発言をかましていた。
なんにせよレイブンクローとグリフィンドールの考え方の違いのようなものが見えてこないでもない。
もっとも、魔法省(しいてはマリエッタにとっては母)と敵対関係になるというダンブルドア軍団に覚悟もなく軽薄な感情で入ってしまうという時点でマリエッタ自身にも問題はある。しかもロンみたいに親が魔法省職員でありながらダンブルドア軍団入りしているケースもあるので(手酷すぎるとはいえ)ハリーの発言も責められない部分もある。
映画版では
あまりにもあまりにもなケースなためか、映画には彼女の出番はない。
DAがアンブリッジにバレるシーンはアンブリッジがチョウに無理矢理「真実薬」を飲ませて自白させるという非常な手段を使った形に変更されている。
映画版でも「密告者」システムが採用されていたかどうかは定かではないが、少なくともチョウに呪いがかかることはなかった。このためそもそも設定がオミットされていたか、もしあっても無理矢理引き出された場合には呪いは起動しないものと思われる。
ただしハリーはやはりこれが原因でチョウと破局してしまう。裏切っても呪いが発動しないならハリーもその時点で気付くはずのため、やはり前者の可能性が高い。