「無意義」
「痴漢対策にはこれが効率的」
プロフィール
※ 133話にて判明。由来は円周率(3.14)からだと思われる(3月14日は『数学の日』または『円周率の日』と制定されている)。ちなみにアインシュタインも同じ誕生日である(こちらも凪乃の頭脳を考えれば納得がいく)。また彼女の髪色が白髪(銀髪)なのでホワイトデー説も捨てがたく、一概にどれが正解かは決めつけられないであろう。
概要
本編の主人公である恋太郎に4番目に告白をした運命の人。
常に学年1位の成績を誇り、「正体はAI」という噂が流れるほどの秀才少女。サバサバした性格で、何にでも効率を重視しており、恋太郎に出会うまでは恋愛も「無意義」「時間の無駄」と切り捨てていた。
いつもはクールで賢いが、効率を重視するのでときどき変な方向に突っ走ることがある。
容姿
長い銀髪に赤い瞳のブレザー服姿の少女。スラリとした体格だが胸はEカップ以上という「(昭和時代における)モデル体型」の持ち主。
中学時代はボブカットヘアーとセーラー服姿であり、前者は髪型変更回で再現された。
人物
恋太郎と出会った当初は、効率を重視する生活の為に恋愛すらも否定しており、恋愛と言う非効率的な出来事を避けるために、恋太郎に告白しておきながら自分から恋太郎を振ると言う訳の分からないことをしでかしたほど。
しかし自分の中に湧き上がる恋愛感情を抑えることができず、冷静さと集中力を取り戻すためにA4用紙何枚分もの円周率を書きなぐり壁に貼り付けていた。
その後、「一日だけデートしてくれればキッパリ諦める」という恋太郎の交渉を渋々承諾。デートで数々の「思い出」を得たことで、「幸せな時間には意義があり、そんな時間を過ごす事こそ人が生きる何よりの意義である」と恋太郎に教わり、幸せな「思い出」を失うことを恐れて無意識に涙を流す。
「…あなたと恋をして…もっと多くのものを得てみたい」「私の知らなかった“有意義”な時間を——あなたとたくさん過ごしたい」と恋太郎に告白し、晴れて恋太郎の4人目の彼女となった。
恋太郎ファミリーに加わっても効率重視ぶりは変わっておらず、まるで高性能ロボットのような冷静な思考ぶりで時折突飛なことをしでかすキャラになる。一方で、その知識によりWikiの概要のように簡潔に説明を行う立ち位置も担っている。メンバーが増えてからは冷静なツッコミ役としての振る舞いが増えた(なんせどいつもこいつもエキセントリックな彼女なので)。
効率主義のため恋太郎といちゃつくときも一切の躊躇いが無いクーデレ系。なお、効率重視の割にファミリーの名前は(たとえ緊急事態が起きている最中でも)苗字も含めフルネームで呼ぶ。
効率は重視したまま人情も芽生えていっており、目的のために仲間を見捨てるような事はなくむしろ面倒見は良い。上記のクーデレ要素もあって、ナチュラルにファミリーをたらし込むカッコいい女の子。
中でも恋太郎と付き合うようになった経緯から「思い出」を大事にしており、134話で登場した自室には、恋太郎と初デートした時の写真や、楠莉の薬で小さくなってしまった時に愛々から貰い受けた服などが飾られている(元のサイズに戻った時に破けるも、愛々に教えてもらい修繕した)。
ファミリーの中では便利道具により波乱を起こしがちな楠莉や、フォローが必要な静と一緒にいる場面が多い(逆に騒動の際は、事態の解決のため楠莉の薬や、人手が欲しいときに静は従順で余計な説明が要らないので相性が良い)。
特に静の可愛さに最もやられている節があり、彼女関連では珍しく動揺や怒りを露わにする事があり、プライベートでは一緒に買い物をする場面も見られる。
体を使うゲームや騒動では、地味に唐音や芽衣とも良い勝負をしており、ぬれぬれメイドパーティー、水泳や野球もファミリー内では上手く立ち回っている描写が多い。
これに関しては運動ができると言うより、俯瞰した立ち回りで真っ向勝負は避けつつできるだけ身体に負担が掛からないよう効率の良い動き方をするという、凪乃らしい頭脳プレイの表れであると思われる。そのため、唐音のパワーなどには真っ向からは挑まず、育とのエピソードで野球の練習をした翌日には筋肉痛を起こしている。
また高所恐怖症であり、高いところに昇ると震えが止まらなくなってしまう。ゆえに観覧車やプールの飛び込み台等は苦手。
飲食も時間を掛けるのは非効率的だと思っているため、基本的に食事はサプリメントのみでファミリー内ではかなりの少食。寿司十貫を食べきることすらできないほど。
ただしファミリーで過ごす時間が増えるに連れ、食事も思い出作りの一環とみなすようになったのか、(食の細さはともかく)52話や72話等で普通の弁当を持ってきている描写も増えている。また食事系の集まりに抵抗を示す事はない。
楠莉には「2人(花園親子)と違って細い」と言われているほか、劇中ではモブに「どえらい美少女」「1年生で一番美しいと名高い」と言われており、美々美にも「過去に唯一美しさで負けた相手」、審査員にも無表情でピースしているにもかかわらず「う、美しすぎるー!」と言及されており、作中でも明確に美人として扱われることが多い。
余談
名前の由来はまんま「AIなの」だと思われる。
ちなみに苗字の発音のイントネーションは「AI」と同じ「え↗いあ↘い」ではなく、「落合」のような「↗え↘いあい」。
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君のことが大大大大大好きな100人の彼女 恋太郎ファミリー クール
桐生紫乃:第2期が本アニメと同時期で放送されている(ベクトルこそ異なるものの)多重交際ラブコメ作品の中で、白髪(銀髪)、同学年、成績が常に学年1位、黒タイツ、イメージカラーが紫、さらに何気に4番目のヒロインであることが共通している。
ただしバストは凪乃とは対照的。
また中の人は須藤育を演じている。