概要
令和元年(2019年)12月26日より、集英社の漫画雑誌「週刊ヤングジャンプ」にて連載されている漫画作品である。原作は中村力斗、作画は野澤ゆき子。
WEB漫画サイト「となりのヤングジャンプ」「少年ジャンプ+」などにも掲載されている。
ジャンルとしてはラブコメ漫画であるが、作品名の通り一人の主人公と100人の彼女が付き合うという常軌を逸した設定となっているのが特徴。通常のラブコメとはひと味もふた味も違う、ハイテンションでカオスフルな内容となっており、読者の腹筋を大いに鍛え上げている。
評価
100人もの彼女全員と付き合うという、そのあまりにも無茶なテーマから連載前は地雷扱いされていたものの、蓋を開けてみると色々な意味ではじけたコメディ展開(メタ発言やパロディのオンパレード)や濃すぎる登場人物、読んでいて癖になる会話劇、なんだかんだで既存のラブコメ作品のテンプレもしっかり取り込んだ内容から好評を呼び、「次にくるマンガ大賞2020」でコミックス部門第2位を獲得した。
その余りにぶっ飛んだ展開の連続から、ラブコメ界のボーボボとも言われることがある。
あらすじ
いままで100人の女性にフラれ続けてきた愛城恋太郎は、中学卒業の日に縁結びの神様から高校時代に100人の運命の人が現れると告げられる。
しかしてそれは、100人の運命の人を幸せにしなければ運命の人は死の運命を遂げることを意味していた。
こうして、愛城恋太郎のDEAD・OR・LOVEなトンデモ学園新生活が始まるのであった。
物語の舞台
お花の蜜大学附属高等学校
恋太郎たちが通う高校。同じ敷地内に幼稚園、小学校、中学校、高校、大学まで存在する超エスカレーター式の規模の大きな学校。歩いて互いの学食に行き来できるあたり生徒であればある程度はどこの施設も自由に出入る出来る模様。制服は存在するようだが種類が多いのか改造が自由なのか私服でもOKなのか、生徒たちの服装はあまり統一されていない。主に恋太郎ファミリーは高校に集まることが多く、特に屋上を集合場所としている。
梳杉町
恋太郎たちが住む町の名前。すきすぎちょう。四町対抗市民運動会などの描写を見る限り現状の恋太郎ファミリーのメンバーは電車などによる長距離通学などはなく、全員この町内に住んでいる様子。隣町である木雷杉町の町長は例年市民運動会で梳杉町に勝てないことからライバル視している。
登場人物
※ 最新話までの登場人物の情報が含まれています。閲覧の際はご注意ください。
愛城恋太郎(あいじょう れんたろう)
CV:加藤渉(アニメ版)
本編の主人公。
一〇〇人の女性と結ばれる運命の下に生まれた、愛に生きる漢。あるいは怪物(モンスター)。
詳しくは個別記事を参照。
運命の人(恋太郎ファミリー)
主人公である恋太郎の彼女となる女性たち。総勢で100人いるとされている。
恋太郎と運命の人であるかどうかは恋太郎と女性が目を見合わせることで互いにビビーン‼と来ることで分かる。
逆に言えば恋太郎と女性が目を合わさなければわからない為、普段同じ場所で過ごしていても目を合わさない限りは運命の人であったとしてもそうとは知らずに過ごしてしまうことがままある。
また、この目を合わせることと言うのにも条件があるようで、恋太郎の両目が見えない状態で目を合わせても運命の人かどうかは分からない。逆も然り。
(実際、羽々里と初対面した際は恋太郎の目が見えない状態であったが、視力が回復し目を合わせた瞬間にビビーンとなったり、よほどの事がない限り目を開けなかった芽衣が開眼し、恋太郎目を合わせた瞬間に運命の人になるという事態が劇中で起きている。)
詳細なメンバーは別記事を参照。ここでは、最新話までのメンバーのみ記載。
花園羽香里(はなぞの はかり)
CV:上田麗奈(ボイスドラマ版)/本渡楓(アニメ版)
恋太郎に最初に告白をした運命の人(とはいっても唐音とほぼ同時)。 かなり策略高く、脳内ピンク。
院田唐音(いんだ からね)
CV:白石晴香(ボイスドラマ版)/富田美憂(アニメ版)
恋太郎に2番目に告白をした運命の人(とはいっても羽香里とほぼ同時)。 ツンデレ構文を多用し、本人もかなりツンデレ。
本作における貴重なツッコミ役。 ただし、ツンデレが過ぎるとボケになってしまう。
好本静(よしもと しずか)
CV:石見舞菜香(ボイスドラマ版)
恋太郎に3番目に告白をした運命の人で、大人しく上手く喋れない気弱な少女。
詳しくは個別記事を参照。本作におけるマスコットキャラ。
栄逢凪乃(えいあい なの)
CV:陶山恵実里(ボイスドラマ版)
恋太郎に4番目に告白をした運命の人。AIのように効率重視なクーデレ美少女。
詳しくは個別記事を参照。
薬膳楠莉(やくぜん くすり)
CV:金元寿子(ボイスドラマ版)
恋太郎に5番目に告白をした運命の人でなのだ口調のトラブルメーカー。
詳しくは個別記事を参照。本作における博士キャラ。
花園羽々里(はなぞの ははり)
恋太郎に6番目に告白をした運命の人。名前と苗字からもわかる通り、花園羽香里の実の母親。
恐らくは、ラブコメ漫画史上一番ぶっ飛んだヒロイン。
詳しくは個別記事を参照。
原賀胡桃(はらが くるみ)
恋太郎に7番目に告白をした運命の人である腹ペコ少女。
作中最初の後輩ヒロインであり、唐音に次いで貴重なツッコミ役。ただ、食が絡むとボケに回る。
詳しくは個別記事を参照。
銘戸芽衣(めいど めい)
恋太郎に8番目に告白をした運命の人で、花園家に仕えるメイドである。
作中最初のメイドキャラであると同時に、羽々里と並んで社会経験のあるヒロイン。
詳しくは個別記事を参照。
須藤育(すとう いく)
恋太郎に9番目に告白をした運命の人。作中最初の運動系ヒロイン。
そしてボクっ娘でありマゾヒストでもあるという他のヒロイン達にも劣らぬ強い個性を持つ。
詳しくは個別記事を参照。
美杉美々美(うつくしすぎ みみみ)
記念すべき、10番目の運命の人。作中における二番目の先輩ヒロイン。
名前の通り美意識が高く、何よりも自分自身の美をこよなく愛するナルシスト。
栄逢凪乃とは作中以前から関わりを持っている。
詳しくは個別記事を参照。
華暮愛々(かくれ めめ)
恋太郎に11番目に告白をした運命の人。
黒髪ロング及び巨乳という要素を備えているが、突風が吹いてもパンツよりも顔を隠すことを優先するメカクレでもあり、恥ずかしさを感じるとすぐに身代わりの人形を残し、消える。
詳しくは個別記事を参照。
伊院知与(いいん ちよ)
恋太郎に12番目に告白をした運命の人。主人公とはいとこである。一応、彼女の父親も恋太郎と付き合う事を認めている。
極度の真面目な性格をしており、中学校では学級委員長を務めている。
詳しくは個別記事を参照。
ナディー
恋太郎に13番目に告白をした運命の人。主人公のクラスの国語の担当の先生である。
しかし担当教科とは裏目に見た目はウェスタンな服を着ており、どこからどう見ても国語担当の先生ではないように見受けられ、喋り方はエセ英語である。
詳しくは個別記事を参照。
優敷山女(やさしき やまめ)
恋太郎に14番目に告白をした運命の人。
園芸部に所属しており、動植物に対しては感謝の念を抱いている。
その為動植物を殺す火を恐れている。頭には花と蝶々が住み着いていて、身長は主人公より大きい。
詳しくは個別記事を参照。
茂見紅葉(もみ もみじ)
恋太郎に15番目に告白をした運命の人。
感触フェチで女子運動部をさすらう謎のマッサージ師として過ごしていた。
そのマッサージの腕は素晴らしく、施術前後の記憶が定かじゃなくなる。
詳しくは個別記事を参照。
薬膳ヤク(やくぜん やく)
恋太郎に16番目に告白をした(というかされた)運命の人。
薬膳楠莉の祖母で驚異の89歳。
機械や横文字には弱く、スマホを板と呼んだりしている。
詳しくは個別記事を参照。
土呂瀞騎士華(とろとろ きしか)
恋太郎に17番目に告白をした運命の人。
まさかの女騎士枠である。
薬膳楠莉と同じ三年生で、剣道部に部長として所属している。
頭を他人に触られるのを嫌がるが、その実…
名称は「騎士華」のみだったが、翌週に本名が判明した。
詳しくは個別記事を参照。
毛樽井亜愛子衣(けだるい あーしー)
恋太郎に18番目に告白をした運命の人。
低血圧ギャル。
詳しくは個別記事を参照。
中ニ詩人(なかじ うと)
恋太郎に19番目に告白をした運命の人。
スナ○キン気取りの中二病詩人。
細目で、むやみやたらと口達者で、人を屁理屈で煙に巻くのが得意だが、他人の突発的な行動や予想外の出来事弱く、かなり動揺する。一度動揺すると語彙力が崩壊してしまう。
中二くさいのは佇まいと言動だけで、中身はおしゃべり好きな女の子。
女井戸妹(めいど まい)
恋太郎に20番目に告白をした運命の人。
銘戸芽衣を姉のように慕っている花園家に仕えるポンコツメイド。
芽衣の心を奪った恋太郎を邪険に扱っていたが、その彼に惚れてしまったことで情緒がジェットコースターみたいなことになってしまう。
盆能寺百八(ぼんのうじ ももは)
恋太郎に21番目に告白・・・?した運命の人。
お花の蜜大学附属高等学校の倫理の教師だが、ものすごいダメ人間。人間の欲求全てに忠実であり、恋太郎への告白も非常にエキセントリックであった。
灰尾凛(ばいお りん)
恋太郎に22番目に告白した運命の人。
バイオリニストを目指す音楽少女にして、血湧き肉躍るような刺激を求めて止まないバイオレンスお嬢様である。口癖は「バイオレンすわ~~!」
一二三数(ひふみ すう)
恋太郎に23番目に告白した運命の人。
数字に恋をしていると豪語するほどの数字好き。普段は不愛想だが、数字の事が絡むと恋する乙女に豹変する。
火保エイラ(かほ えいら)
恋太郎に24番目に告白した運命の人。
ブラジルと日本のハーフで、色黒の大学2年生。父親からカポエイラを小さいころから叩き込まれ、その力は蹴りで車を破壊するほど。しかし、物理攻撃で倒せないものは怖いらしく、悲鳴をあげ後ろに転がりまわるほどに耐性が無い。
本気グループ
日本有数の大企業。恋太郎ファミリーの一人である須藤育の遠い親戚が経営するグループ企業であり、どんな時でも本気でおもてなしすると言う企業理念の下、温泉ランドの運営や食品の製造など、多岐に渡る業種を経営している。
しかし、その余りに全力のおもてなし精神は行き過ぎの余り、”飲むと本当に酔った気になるこどもビール”や”あまりの心地よさにあの世へ旅立ってしまう風呂”といった関わるだけで命懸けの状況に陥るような商品を開発してしまっており、一般的な企業とは少々かけ離れた会社となっている。
ストーリーが進むにつれて素っ頓狂な珍騒動の支え役として台頭しており、別に何も悪いことはしてないし、なんなら77話で本気グループの社員らしきモブが一コマ登場した程度なのに、主人公たちの前に立ちはだかるライバル組織の扱いをされている。
トラブル発生要因としてあまりにも便利なためか、某諸悪の根源みたいなポジションに収まっている企業である。
なお、異常なほど本気の修行を体験できる本気寺という寺院もグループ内に存在する。
その他の登場人物
神様
全ての元凶。ラピュタを見ながら運命の人を結びつける仕事をしていたため、恋太郎の運命の人の数を二桁間違えた(そのせいで恋太郎は中学までフラれ続けた)。
神様「金曜ロードショーでラピュタがやっとったんじゃ………」
恋太郎「テレビ見ながら仕事してんじゃねーよ 神が!!!」
神様「違うんじゃ聞いてくれ……!初見だったんじゃ!!初見の……ちょうどバルスを唱えるか唱えないかの所で………」
恋太郎「ああ確かに初見バルスなら仕方ない……ってなるかボケ!!!」
彼女達の運命を狂わせたからか、彼に対しての恋太郎の口調やツッコミは荒くなりがち。一方で彼女達との縁を結んでくれたためか、一応感謝もされている。
羽香里の父
羽々里のかつての恋人であり、中性的で儚げな容貌の少年。羽香里が生まれる直前に中学生という若さで亡くなる。羽々里にとっては亡くなってからも、恋太郎に恋してからも心から愛し続けている相手。恋太郎もそれを理解した上で、受け入れている。
生前から病に冒された自分では羽々里を一生幸せにすることはできないと覚悟しており、「羽々里を二度と一人ぼっちにしない人」にとっておかせるため、羽々里とはキスもしていない。
お泊りパーティーの夜、恋太郎の前に霊として姿を現し、恋太郎の覚悟を確かめると共に、自分というしがらみから羽々里を救ってくれた感謝を述べる。
そしてこれからも二人で羽々里と羽香里を見守って行こうと誓うも、「羽香里を生んでくれたこと」「自分が生まれる前に羽々里に幸せな時間をくれたこと」への感謝を述べる恋太郎のいい子っぷりに安心しすぎると共に妻と娘を残して死んだ後悔が消し飛ばされ、凄まじい勢いで成仏していった。
成仏していった後も空の上から見守っているようであり、
髪の毛で世界を滅ぼしかけた羽々里を救おうとする恋太郎をサポートしたり、単行本おまけでは先述の本気グループの温泉によってガチで昇天しかけた恋太郎ファミリーの魂を天国の門でディフェンスしたりしている。
呉莉羅連合(ごりられんごう)
21世紀初頭に結成された暴走族(ナノペディアより)。女総長とその彼氏のユウ君の撮影権を獲得するため、総員でブーケトスイベントに参加する。総長が女なのとメンバーがみなゴリラに似た顔つきをしているので勘違いするかもしれないが、子分らは普通に男性であるのでレディースではない。
使い捨てキャラかと思いきや、その後何度も登場している。総長が筋の通った女前であり唐音と(ある意味)友人になったこともあって、根は爽やかな連中である。
寺野サウル子(てらの さうるこ)
恋太郎ファミリーと練習試合をした時の相手校であふ、寿裸漆区高校のピッチャーの3年生。ストレートしか投げられない代わりにパワー全振りした投手で、バットさえも弾く威力をもつストレート「暴君竜の大砲(ティラノ・キャノン)」なる技をもつ。名前の由来はティラノサウルス。
辺路木ラプ子(べろき らぷこ)
同じくキャッチャーの3年生。「キシシ」と独特な薄ら笑いを浮かべている。サウル子とのバッテリーは「必狩双竜(デステニーハントバッテリー)」という異名(自称)をもつ。名前の由来はヴェロキラプトル。
友人A
第一話にだけ登場する恋太郎の友人の男性。卒業式の日にフラれた恋太郎をフォローになってんだかなってないんだか分かんない言い方で励ましてくれた。その後も恋太郎の身の上を読者に説明してくれたり、恋太郎の異常性をイジリ倒すなど、やたらと濃いキャラクターをしていた。
馬場杏(ばば あん)
恋太郎たちが通う高校の教頭先生。元・陸上選手(全種目)であり、ブーケトスの際には元・砲丸投げ日本代表の実力を見せつけた。学校では校則を破った生徒を追いかけ回し、挙げ句の果てにはディープキスで制裁するやべーやつでもう妖怪扱い。楠莉に皮膚がただれる薬を顔面にかけられた際には、3時間かけて塗った土壁のように分厚いファンデーションのお陰で助かった。いっぱい稼いで出張ホストの若い男とディープキスしたいがために教頭を続けている。
雉根田兎留々(きじねた とるる)
恋太郎たちの通う高校の新聞部部長。父もマスコミ関係者。名前を「とろろ」や「ととろ」などかなりの回数で間違えられている。
謎に包まれた美女という事で愛々をしつこく追い回しており、今までは撮る前にミスディレクションされていたが、「全集中・記者の呼吸」というどこかで聞いたことのある技を使用し、全身像を写すことに成功し記事にされてしまった上、「次は素顔を暴いて見せ…」と兎留々は単なる記者としての好奇心から行っているが、愛々の事情を知っている愛太郎ファミリーにとっては許せない行為であった。
そのため、彼女モンスターの愛太郎は新聞の全回収をした上で新聞部に火を持って交渉をしに行こうとしていたが、理事長の羽々里が代わりに交渉する事で止められた。
しかし、その羽々里の交渉も(娘を含めた)愛太郎とのお付き合いをネタに脅されたことで止めることが出来なかった。
その後、愛々は美々美との特訓で新たなミスディレクションを取得し、再び写真に写らないことに成功し、彼女は代わりに写った美々美を記事にしたらしい。
今何気にまで触れられていなかった「第三者から見た多人数と付き合っている愛太郎」について言及した数少ないキャラであり、新聞部は今後愛太郎ファミリーの敵となりうる存在かもしれないし、まだ、彼女は恋太郎とは直接顔を合わせていない為、今後ファミリー入りする可能性も無きにしも非ず。
やるやる三姉妹
野球の練習試合で恋太郎ファミリーの助っ人を頼まれた三姉妹。
やるやるパパ
やるやる三姉妹の父親。地区運動会で恋太郎と一緒に騎馬戦で戦ってくれた剛の者。
浅川さん
恋太郎が100回目に振られた人。恋太郎には卒業式の日に告白された。明るく気さくで優しい恋太郎のことは人としては好きだが、恋愛対象として見ると反吐が出るとキツすぎる一言を宣った。その卒業式の日の帰り道に恋太郎は神社へ行き上述の神様と出会うことになる。
野澤ゆき子
この漫画の作画担当。原作ネームから作画負担を無視しても登場人物を描くなど、恋太郎が知る限り世界で最もキツい仕事をしている人で愛の化身。プライバシー保護のため本人や仕事場などにはモザイクが施されて登場。
自分が描いた登場人物が自分を訪ねてくるという異常事態に夢・幻覚を疑う。なんだかんだで恋太郎にこの漫画のアシスタントをしてもらった。
出版業界の大いなる存在
百八との顔合わせ回で初めて登場。みんなで飲み会をしようとした際、前日の全員の夢の中に現れ、「ダメでーす」とお酒やお酒に近しいものを飲むのを禁止した。(楠莉曰く、酔ったみたいになる薬もダメだったらしい)もちろん、恋太郎や一部のファミリーメンバーはそれも叩き潰そうとしたが、そもそも倒すのを無理と告げられ、恋太郎達は仕方なくお酒を飲まない強引な方法で酔ってる風にしたてた。恋太郎が数少ない敗北を喫した存在である。
余談
- 「この漫画」と発言するなど、登場人物たちは自身が漫画のキャラクターであり世界が漫画で描かれているものだと理解している設定。コマの外に噴き出しを捨てたり、オノマトペが見えていたり、話が途中で無理矢理終わりそうになった際に話を続ける為にコマに割り込む、作中の問題行動の証拠として単行本が持ち込まれる、単行本の外まで逃げる、先述の通り作画担当の元を訪ねたりするあたり結構な頻度で第4の壁を壊してもいる。
- 『季節は巡るのに進級しない』という学園ものによくあるループではなく、既刊11巻・恋人が20人近くなってもいまだに季節が春であるという別の意味で時間の流れがおかしいことは作中でもネタにされている。
- 「かぐや様は告らせたい」の作者赤坂アカ先生曰く、「かぐや様の後継者」らしい。
テレビアニメ
2023年にTVアニメ化が決定。放送時期はまだ発表されていないが、2023年の年内中に放送予定。ファン達からは祝福の声が上がると同時に「声優さん大丈夫なの・・・!?人数的に」「1クールでキリよく終われるように羽々里が恋人になった所で『第一部完』とかになるんじゃないの?」「(物理的に)アニメ化できない描写がバチクソあるけど大丈夫なの?」と心配(?)する声も上がっているとかいないとか。
発表直後の原作本編ではこのことを早速ネタにしている。
常識「ムリでーす。100カノアニメ化、ムリでーす。メインキャラが多すぎて声優のギャラもコストも高すぎるし、公共の電波にのせていい内容じゃないのでムリでーす」
恋太郎「うるせー常識(そんなもん)に俺達の愛が負けるか!!!!」
スタッフ
- 原作:中村 力斗・野澤 ゆき子
- 監督:佐藤光
- シリーズ構成:あおしまたかし
- キャラクターデザイン:矢野茜
- 制作:バイブリーアニメーションスタジオ
ボイスドラマ
テレビアニメ化前にヤングジャンプ公式サイトおよび公式YouTubeチャンネルで配信されていた。
テレビアニメ版とキャストが異なる(登場人物の項目参照)。
そのためか、現在は非公開となっている。
各動画につき2人ずつ登場(楠莉のみ、子ども状態と大人状態の1人2役)し、耳元でささやかれているように聴こえる、いわゆるASMR仕様になっている。
関連動画
関連タグ
集英社 週刊ヤングジャンプ ハーレム 100カノ
今俺を見たな?これでお前とも縁ができた!:恋太郎と運命の人の状況が正にこれ
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ようこそ!恋ヶ崎女学園へ:アダルトソシャゲの一つであり『主人公の恋人となるヒロインが極端に多い』という共通点がある。(ちなみにこの作品の主人公は現時点で35人のヒロインと恋人関係にある)
ボボボーボ・ボーボボ:その余りにぶっ飛んだギャグから比較される作品。そんな事言っていたら76話でまさかの…
(証拠ツイート)
瀬戸の花嫁:本作と同じくラブコメでギャグ多めの作品。割とパロディがあるのとぶっ飛んでいる所も共通。
カノジョも彼女:ほぼ同時期に連載が始まった他会社の複数人と付き合うラブコメ作品。また、それ以外にも貧乳ヒロインがツッコミ役、主人公の彼女に対する姿勢がものすごく真摯、誠実じゃなくなりそうになるなら主人公は命やそれに等しいものを捨てる覚悟もあるなどの共通点がある。
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メインヒロイン(笑)、もう一人のヒロイン、サブヒロイン、負けヒロイン:読者間では作中に登場する100人全員がメインヒロインという認識があるため、これらの概念は存在しない。というより、この漫画に常識は通じない。
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