「いらっは~い♡」
プロフィール
氏名 | 盆能寺百八 |
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性別 | 女性 |
年齢 | 27歳 |
所属 | お花の蜜大学附属高等学校(倫理教師) |
誕生日 | 10月8日 ※ |
星座 | 天秤座 |
一人称 | あたし |
※ 133話にて判明。由来は名前(もも=10、は=8)の語呂合わせと思われる。
概要
愛城恋太郎の21人目の運命の人。また、お花の蜜大学附属高等学校の倫理の教師で、優敷山女が所属する園芸部の顧問。
本編開始の2年前に赴任。校庭の隅のテントに住み、シャワーは運動部のシャワー室で済ませている。これらは理事長に許可を得て行っているが、現理事長が赴任する前は学校の近くの河原で生活していたらしい。また、食事については山女が野菜を差し入れることもある。ちなみに職員室のデスクはナディーと隣同士。
生徒に対しては苗字呼び捨てが基本で、しゃべり方もかなり砕けている。猫目と八重歯が印象的な野性味のある美人。
服はタンクトップにジャージというラフな格好でバストサイズもEカップ以上と恋太郎ファミリーの中では上位クラスの巨乳(171話にて18歳の姿の薬膳楠莉より大きく土呂瀞騎士華より小さい事が判明している)。
髪は頭頂部が茶色になった黒髪で、茶髪の方が地毛。野澤先生のポストによると、教員らしく在ろうとして黒染めしたものの、伸びてきた後に染め直すのが面倒になってそのままらしい。
性格
一言で言えば典型的な「ダメ人間」。具体的には以下の通り。
- だらしない。居住するテントの中は「知与ちゃんが見たらビームでも出してなぎ払いそう(※恋太郎談)」なほどぐちゃぐちゃに散らかっている。
- 酔っ払いである。校内で昼間から飲んだくれており、一升瓶からラッパ飲みしている。20歳未満の恋太郎に対して「ちょっと飲んでみる?」と勧めたりもした。
- ギャンブラーである。発言からして、パチンコや競馬を嗜んでいる模様。
- 浪費癖がある。給料をすぐに使ってしまう。
- 煩悩まみれである。上に挙げたように、酒やギャンブルをこよなく愛している。お金も大好きである。人間の三大欲求にも超素直。
恋太郎は以上の5点を「ダメ人間のロイヤルストレートフラッシュ」と喩えた。カイジの世界から来た人かな?
また性欲も強く、(一目惚れしたとはいえ)会ったばかりの恋太郎に「セッ○スしてくださいッ…!!」と言い放ったクレイジーな女である。繰り返すが百八は倫理の教師である。ちなみにこの漫画で「セッ○ス」と明確に発言したのは彼女が初めて。百八が余りにもぶっ飛んだ告白をしてきたため、流石の恋太郎も「(野澤先生が描いてくれた)この美しい原稿に謝れ!!!!」と全力でツッコミを入れた。当たり前だ。さらにその後、恋太郎に胸を見せ触るよう誘惑したが、脳内が愛でまみれた恋太郎が珍しく目を逸らさず一瞬凝視してしまった。エロマンガの住人かな?
なお、羽香里に性体験に関する質問をされた際、だらしない性格ゆえこの年でもまだ処女であるが、一人ではメッッッチャシてるということを暴露していた。それに乗じて羽香里も同じだということを暴露し、その後は恋太郎に関するイヤらしい妄想が趣味だということで意気投合し、むふふな交換日記をする仲になった(それを偶然落としたのを拾い、なんの気なしに内容を読んでしまった静は顔を真っ赤にして硬直してしまった)。
土呂瀞騎士華からは「貴様のような人間から教わる倫理などあるか」ともっともなことを言われている。
度を超して女性に甘い恋太郎も百八のダメ人間っぷりには当初圧倒されており、ビビーンと恋に落ちたにもかかわらず彼女の畳みかけるような無茶振りに終始ツッコミ続ける羽目になり、珍しく最初はラブな雰囲気にはなれなかった。
ダメ人間であるという自覚はあり、「絶対あたしみたいにだけはなるな」と倫理の反面教師として説得力に溢れた忠告をしている。しかし「自主的な」我慢が苦手なため、金を浪費することをやめはしない。一方で「必然的な」我慢は諦めがつくらしく、金が無い状態そのものはつらくない模様。また、金欠でも山女から野菜を実家から酒をもらえるため、生活面で不自由はしていないようだ。
ダメ人間の真実
実は根っからのダメ人間ではない。
例えば、野菜をくれる山女へのお礼に、園芸部の顧問として畑仕事を手伝い、道具や苗や肥料を自腹で購入している。また、校庭にテントを置くことを許可してくれた羽々里へのお礼に、学校中の草むしり、ゴミ拾いなどを毎日している。
設定画を見ると、実は地毛が茶色いが教師としてちゃんとしようと黒染めしたことが分かる。まぁ、その後伸びてきても再び染め直すのがめんどくさくてそのままらしいが。
そもそもテント暮らしをすることになったのには、実家で親孝行ばかりしていたため、家庭を持てなくなるのではと心配した親が独り立ちさせたため。当人は照れ隠しなのか「実家を追い出された」と語っているが、百八はその後も実家への仕送りを続けている。
もちろん、酒やギャンブル、金を好んでいるのは嘘ではない。しかし金よりも自分に優しくしてくれる人の方が貴重(曰く「80億分の数人」)だと考えているため、例え貧しくとも人への感謝だけは忘れないようにしているのだ。
恋太郎「先生は――ダメ人間なんかでもなければ貧しくなんかもありません」
恋太郎「そんなに人として豊かな心を持っていて」
百八「…まいったな こんなあたしに…そんな優しい言葉――」
百八「さては君もあたしの80億分の1だな?」
恋太郎が自分を想ってくれている事を理解した百八は、年齢差もあり「あたしがもう少し若ければ君みたいな彼氏が欲しかった」と言って諦めようとしたが、89歳の大切な彼女を例に挙げて年齢差は関係無いと力説され、畳みかけるように当時計20人の彼女がいることを告げられたため、「君…倫理って知ってる…?」と恋太郎を心配(て言うかドン引き)する羽目になった。
いやまあ、実際そうなんだけどあんたが言うな。
余談
愛酒は「百八」という銘柄で、飲むと息が花のいい匂いになる。これは酒屋を営む百八の親が、いつも酒臭い娘を心配して作ったもの。娘の名前をそのまま銘柄にしたと思しいが、それが本当ならかなり親に愛されているのだろう。
教員ではあるが、恋太郎ファミリー加入前の高校生組との面識はまちまち。
これは倫理が2年からの選択科目であるため(「政治・経済」との選択式)。そのため、山女以外で百八と面識があった(百八加入時点での)高校生のメンバーは、倫理を履修している美々美と楠莉のみであった。
名前の由来は「煩悩」及び煩悩の数とされる「108」からであろう。また、百八が初登場した回は第108話である。
元喫煙者。やめた理由は「吸ってないときにイライラする」から。