「妹もあなたのこと大好き!!!違うそんなこと言ってない!!!」
プロフィール
※ 133話にて判明。由来は『妹の日』からだと思われる。
概要
愛城恋太郎に告白した20人目の運命の人。花園家に仕えるメイドの一人で、先代メイド長の孫娘。恋太郎とは同い年だが、高校には通っておらず花園家に住み込みで働いている。
銘戸芽衣と同じく、運命の人と判明する前からちょくちょく顔出ししていた。（31話、49話、66話）
人物
芽衣のことを姉のように慕っている後輩メイドであり、彼女の心を奪った恋太郎のことは当然ながら蛇蝎のように嫌っていた。
そんなこんなで恋太郎とは顔も合わせずにいたのだが、ふとしたことから目が合ったことで運命の人だとビビーーンと判明。愛する人を奪った（彼女目線）相手に一目ぼれし恋をするという複雑怪奇な状況に陥ったことで情緒がジェットコースターみたいなことになってしまう。
感情の起伏が激しい性分をしており、総じて言えば落ち着きの無いポンコツ娘。
芽衣のことを一途に慕っているのだが、慕いすぎて視線が芽衣の方ばかり向いてしまうことからポカミスを連発するドジっ子メイドである。名字の読みが一緒であることもあって芽衣の妹分と言って憚らないが、当の芽衣からは割と塩対応をされている。
育に頼まれたケツバットのために素振り練習をするくらい命令や願い事に本気で向き合ってくれる芽衣なので、真っ正面から正直に「お姉さまになってください」と頼めば了承してくれたかもしれないが、12巻末のおまけ漫画を見る限り妹が「私が妹でもいいの！？」と勘違いした上に自己完結してしまっていることがこの対応の原因の様子。
加えて、ケアレスミスではなく「邪念に気を取られてのミス」ばかり、というのも花園家に泥を塗ることが許せない芽衣にとってはダメな模様。憧れって理解とは結びつかない感情なのよね……。
なお、120話ではファミリーにお茶を振る舞い、酔っぱらった百八を介助し彼女の散らかったテント内をテキパキと片付けるなど（「また」と発言しているので何度か同じように片づけていることも示唆された）、芽衣に視線や気持ちが逸れてしまわなければメイドとしてのスキルはちゃんとあることが描かれた。
恋太郎を好いている気持ちは本物だが、上記の通り「憧れのお姉様を奪ってしまった」という感情から常日頃激しく好悪がせめぎ合っており、項目トップの台詞のように好意を叫んですぐ否定するなど唐音とは違うタイプのツンデレ。勿論恋太郎には行為をまるっと見抜かれ愛されているが。
また、ファミリーの中でも恋太郎の容姿に惹かれている描写が多く、彼に限らず面食いの気もある。プリクラの貸衣装で男子制服を着た恋太郎・詩人・育に囲まれた際は「あああ妹今…妹今…乙女ゲームの主人公みたいいいいいい！！！！」と赤面して興奮してしまった。
恋愛小説や少女漫画も好きで、時折恋太郎ファミリーに勧めたり感想を共有しており、全体的に少女趣味な様子。
かしましいことこの上ないが、裏返すとコロコロ表情が変わる楽しい女の子であり、打てば響く気持ちの良い素直さもあって、恋太郎ファミリーのリアクション芸人枠に収まっている。
余談
名前の由来は「メイド」と「妹」から。銘戸芽衣とは読みが一文字しか違わないのに、どこでこんなに差が出たのか。
野澤先生のポストによると、芽衣の長いまつ毛に憧れてマスカラを付けているとのこと。実際自室のシーンやメイドになる前の回想等では長まつ毛が作画されていない。
関連タグ
恋太郎の運命の人
