面食いとは
「美形以外は恋愛対象にならない」というのは単なる個人の好き嫌いなので問題ないのだが、恋愛とは無関係の場で外見での贔屓が露骨になるとルッキズム(外見主義)と言われ差別扱いされる。
美男美女を好むのは、それが黄金比で表せるような調和した形をしているだからとか、遺伝的に好ましいものだからとか、希少な遺伝子だからとか、富を表徴しているからだとか、様々な説があげられるが、時代によって、社会によって、そして個人によって美の基準は様々であり、共通解があるわけではない。
恋愛以外
恋愛に限らず、多くの人が同性・異性問わず見た目の良い人に好印象を抱く傾向にあり、容姿の良い友人や取り巻きを侍らせている人が「面食い」と揶揄されることもある。
実際、芸能界は言うに及ばず、見た目のよい人は就活でも何でも有利である。
子ども時代も可愛らしい子の方が何かと贔屓され、性格も素直な傾向にある一方、不細工な子は何かと理不尽な扱いを受けがちで「拗らせやすい」というイメージがある。実際のところは家庭環境に恵まれない人や発達障害者などは容姿がよろしかろうと何かと「拗らせ」がちであり、容姿が整った「ひねくれもの」もいくらでもいる。