概要
黄金比を描いた作品、またはサイズが黄金比である作品に付けられるタグ。通常、数学、特に幾何学における黄金比を指す。
数学における黄金比
幾何学では黄金長方形(辺の比が黄金比の長方形)のことを、単に黄金比と呼ぶ場合がある。
式にして1:(1+√5)/2、近似値にして1:1.618で表され、フィボナッチ数列の隣り合う2項の比は、黄金比を作り出す。
また、図形の正五角形の一辺と対角線との比も、黄金比となっている。
日常生活では各種カード類、建築物ではパルテノン神殿から黄金比を見出すことができる。
黄金長方形を、その短辺を一辺とする正方形で分割すると、正方形と黄金長方形に分割し続けることができる。このとき、一辺を半径とする90°の扇形を作図すると無限に連続する螺旋を描く。
フィボナッチ数が自然界で発見できることと同様に、自然界で黄金長方形を発見することができるとされる。
こんな所にも……?
数学以外の黄金比
数学における黄金比から転じて、最高とされる比(割合)が黄金比と呼ばれる。
例えばアシンメトリーの前髪の七三分け、柿の種とピーナッツの比率6:4、絶対領域の4:1:2.5がある。
関連タグ
対数螺旋…オウムガイなどが誤って黄金比と覚えられていることが多い
SBR…作中における重要な要素として黄金比が登場する