概要
一定の人物の側に常に付いている、複数の人(たち)。
たいていは主人公のライバル、または敵対する人物に付いていることが多い。
相関関係のパターン
仕えている人物は力がある人が多いので、側にいることで得られる利益のために付いていることが多く、主人と執事のような深い信頼で結ばれた関係ではない。
対象の人物の利益を得るために付いているので、その人物にとって不都合であれば、それに無条件で賛同し、その不都合な人物(多くの場合、主人公)を攻撃する。それらの行動も、その人物の表面上の言動に従っているに過ぎず、本人の深層の思いについては、全く知らないことが多い。
周囲への影響など
仕えている人物が主人公の敵orライバルの場合は、敵の言動をおうむ返しで賛成し、その人物の信条への確信を強固なものとし、ある意味、敵本人以上に厄介な人物となる。また、取り巻きたちの行動が本人にとっては不都合な場合(本人の家の意向の代弁者であるなど)、主人公がその人物に果たそうとしていることへの障害となりうる。
また、仕えている者が善良な人物でも、その人物の前ではいい顔をしながら、主人公に対しては悪辣な態度を取っている、という場合もある。
ネタキャラとして
こうしたキャラクター性を逆手に取って、ギャグ系コンテンツでは、ネタキャラに使われることも多い。
前述のおうむ返しばかりするキャラ性からか、おバカキャラ要員になることが多い。