概要
2021年現在、スタートから46周年にして45作を数える『スーパー戦隊シリーズ』と、18年目に突入、18作を数える『プリキュアシリーズ』。
共に老舗ブランドとして親しまれているロングランTVシリーズであり、後者が前者と変身ヒロインもののハイブリッド的な存在である事も手伝って総じて親和性は高い。
実際の放送上では1時間のタイムラグがある影響か、『仮面ライダーシリーズ』(詳しくは⇒キュアライダー)と比較すると数としてはは少なめの傾向にはあるが、日々新たなコラボ作品が投稿されている。
ちなみに、幼年誌のドラマCDで当時の戦隊とプリキュアがコラボしたことはあったりする。
例:「特捜戦隊デカレンジャーとふたりはプリキュア」
そして2020年2月公開の映画「スーパー戦隊MOVIEパーティー」のエンディングでは戦隊とプリキュアが大々的にコラボレーション。
騎士竜戦隊リュウソウジャー・快盗戦隊ルパンレンジャー・警察戦隊パトレンジャー・魔進戦隊キラメイジャーの3戦隊と、スター☆トゥインクルプリキュアの5人、キュアエール、キュアグレースが一堂に会しダンスするという豪華なエンディングとなった。
双方の比較
主な共通点
・プリキュアを演じた女性声優が戦隊シリーズの敵の女性幹部や女性怪人の声を担当することもあり、その作品の戦隊ヒロインと交戦することもある。
・上記の通りプリキュア側のキュアエール、キュアスター、キュアミルキー、キュアソレイユ、キュアセレーネ、キュアコスモ、キュアグレースが戦隊ヒロイン側のルパンイエロー、パトレン3号、リュウソウピンク、キラメイグリーン、キラメイピンク(おまけにクレオン)と共演を果たした。ちなみにルパンイエロー役の工藤遥氏はモーニング娘。'15在籍時にプリキュアの主題歌を担当したことがある。
- チームワークで敵を倒す
- キャラクターごとにイメージカラーがある
- 東映制作(厳密には別部門だが)
- テレビ朝日系列『ニチアサ』枠において放送(ただし、発信キー局は別→プリキュアはABCテレビ、戦隊はテレビ朝日)
- 放送開始時期が、通常の番組改編期である1月・4月・7月・10月ではなく中途半端な2月(但し月内で誤差あり、ルパパトまで、リュウソウジャー以降は、2019年2〜3月に4週連続でスーパー戦隊最強バトルが放映された関係で3月開始にスタート時期が移行)
- 原作者は複数作家の共同ペンネーム(但し、戦隊は初期2作が石ノ森章太郎氏{当時は改名前の石森章太郎名義}→クロスオーバー作及び回には使用される。)
- 物語途中での戦士追加イベントがしばしばある
- 明堂院いつきや梅盛源太といった純粋な人間界出身の現代人が追加戦士になるケースは少ない。
- 異星人・異世界人・地底人・ロボットといった所謂「人外」のみならず、洗脳によって他者への悪意を後付けされた「人間」出身の敵も登場する。
主な相違点
カラーリング
- 主人公のイメージカラーは『戦隊』は赤なのに対し、『プリキュア』はピンク。だが、2021年、唯一主役のカラーが一致する現象が起こった。
- 『戦隊』は、『プリキュア』では現状唯一無二な黒や原色では2人しかいない緑の採用率が高い(同時にはあまり出ないが、その場合はやや遅れて加入するペア扱いになることが多い)。一方で、紫の人数が正規では2人しかおらず、番外戦士やゲスト戦士、敵側の戦士を含めても、『プリキュア』における正規のそれを下回る上に、“初期9人”だったキュウレンジャーですら追加戦士専用色となっている(プリキュアでは初期メンバーだった紫はキュウレンジャーの時点で3人がいる)。
- 『戦隊』は主に追加戦士に使われる色として金色や銀色が定番になっているのに対し、『プリキュア』では赤色や紫色がメジャーになっている。現状、金色や銀色のプリキュアは登場していない。一応、作中で金色や銀色とされているプリキュアは少なからず存在するが、公式での色分けでは別の色として扱われている(例:キュアブルーム→ピンク、キュアムーンライト→紫など)。
やはり、互いのメイン視聴者の性別違いが浮き彫りになっている模様。
チーム構成
- チーム構成は『戦隊』が男性過半数の男女混成(1作を除く)、『プリキュア』が女性(それも一部例外を除き10代の少女)のみ。
- 『プリキュア』は圧倒的多数が中学生(主人公は例外なし)だが、『戦隊』には現時点で(小学生や高校生、大学生はいるのに)中学生メンバーは存在しない(演者が当時中学生のメンバーはいる)。こちらも参照。
- 若干の例外はあるものの、『戦隊』では初期メンバーの標準人数は「5人」というのが定着しているが、『プリキュア』では標準人数というのは無い。
キャスト
- 『戦隊』は戦士役演者が別役で再登場する場合があるが、『プリキュア』では一度戦士役を演じた人物は同一作品内での兼役を除けば、『オールスターズ』シリーズにおける同役での再登場に限定される。
ネーミング
- 戦士名は『戦隊』では「一定の共通語句+識別名(色かモチーフ、逆順の場合もある)」のパターンが多く、チームごとにネーミング方法が異なっているが『プリキュア』では一部のプリキュア扱いされる追加戦士を除くと全シリーズを通して「キュア○○」であり、チームごとの相違はない。
血縁関係
- 『戦隊』は同じチームに兄弟・姉妹・いとこ等血縁者が在籍する場合があるが、『プリキュア』ではその事例がない(2017年現在)。
- 但し個別に活動していたり、海外チームとして存在していたり…というケースはあり、直接の血縁は無いが将来的に義姉妹となりそうなペアも二組ほどいる。
第三勢力
- 『戦隊』では、メインの敵組織とは異なる所謂「第3勢力」が登場し三つ巴に発展する事があるが、『プリキュア』のTV本編だとそういった展開は長らく描かれていなかった。だが『スター☆トゥインクルプリキュア』において宇宙怪盗ブルーキャットがプリンセススターカラーペンをめぐってキュアスター達プリキュアやノットレイダーと対立したことがあった。その後、ノットレイダーを脱退したアイワーンがそのブルーキャットの正体たるユニへの復讐だけを目的に独自に活動するようになっており、別の形で第三勢力となっている。
- 『HUGっと!プリキュア』以前においてはプリキュアそっちのけで幹部チームが首領に反乱したり、そこまでいかずとも首領への下克上を企む反逆分子が出てきたり…というケースはある。また、一部作品には初期メンバーが戦っていた敵勢力が壊滅した後別勢力が台頭したり映画版にはTV本編とは別の敵組織が出てくることもあり、三つ巴こそ無かったが結果的に一年間で複数の敵組織と戦ったプリキュアもいる。復活した旧勢力の敵キャラがプリキュアとは別の行動原理で現在の主敵キャラに反旗を翻し、実質的に第三勢力の役割を果たしたこともあった。
生死の扱い
- 『戦隊』は「死」が明確に描かれる事も多く、一般人の犠牲者や敵の撃破のみならず、戦士が殉職するケースすらある。また戦士や一般人・敵の負傷・流血描写もそこそこある
- 『プリキュア』の敵は幹部クラスでも改心・洗脳解除・和解などで生存する確率が高い(場合によってはラスボスすら救われる。初期シリーズのドツクゾーンやダークフォールの幹部にしても、倒された際には「闇に還る」「自然に還る」といった婉曲な表現を用いている)。負傷・流血描写もほぼなくダメージは汚れ描写で表し、顔面や腹部への攻撃も効果音だけでハッキリ見せないなど控えめに描かれており、唯一といっていいのが『ドキドキ!プリキュア』の劇場版でキュアハートがマシューに咬みつかれて血を流すシーン
人間出身の敵の扱い
- 『戦隊』の「人間出身の敵」には、洗脳されずとも自らの意思で敵組織に参加する者もおり、中には自ら組織を創る人物すらいる。また、人間の身のまま自発的に敵組織へ協力する者もいる
- 『プリキュア』の「人間出身の敵」には、そういった者は基本的に登場せず「悪いのは元凶である洗脳・利用したラスボス」という扱いが多い
- 当てはまらないのは、2018年現在首領との契約形式で敵役となった『キラキラ☆プリキュアアラモード』の一部幹部達のみ(人間以外であれば彼も該当)。
敵意を持つ一般人の扱い
- 『戦隊』では、敵組織とは無関係な一般人が理不尽な理由で主人公たちに悪意を向ける事があり、未成年五人を集団で迫害するケースさえある(そういった人間の負の側面との向かい合いも、ひとつの醍醐味と言えるのだが)。
- 『プリキュア』ではそういった展開は描かれていない(2017年現在)が、個人レベルで主人公たちに負の感情を持つ一般人が出てきて怪物や幹部の素体にされる事があったり、一般人を洗脳して変身前のプリキュアを襲うケースはある。スター☆トゥインクルプリキュアにて遂に予備軍と言える一般人が登場。
作品毎の各ネタ
※原則として、影響を受けた側の作品基準で紹介する。
※中の人繋がりについては基本的に別項参照。但し、双方に出演した事実関係のみに留まらない小ネタやトリビアが存在する場合は本稿においても触れる。
ふたりはプリキュア / MaxHeart
1. 記念すべき初代チームにして、『戦隊』では基本的なネーミングパターンである「色名」を採用した最初のチームである。しかし『MH』での三人目加入で呆気なくパターン崩壊、次作以降は7人目と41人目(と66人目)を除き全く色名が使われなくなり最後のチームともなった。
2. 放送当時の「テレビマガジン」などの付録に『ふたりはプリキュア』と『特捜戦隊デカレンジャー』をコラボしたグッズが付く事があった。
ふたりはプリキュアSplash☆Star
1. 『太陽戦隊サンバルカン』においてバルイーグルを演じていた五代高之が、本作の敵組織・ダークフォールの首領・アクダイカーン役として出演。
奇遇にも、ダークフォールと『サンバルカン』の敵組織・機械帝国ブラックマグマには、共に「表向きのボス」と「真の黒幕」が存在する、という共通点がある。
Yes!プリキュア5 / GoGo!
1. 通算4作目にして、初の5人体制チームが実現。色分けも『秘密戦隊ゴレンジャー』に沿ったもので、ご丁寧にカレー好きのイエローまでも継承。
この事からプリキュア戦隊とも呼ばれている。
2. チーム名としては『大戦隊ゴーグルファイブ』及び『救急戦隊ゴーゴーファイブ』同様、最後に「5」が付く。
3. 2シーズン目にあたる『GoGo!』では追加戦士として美々野くるみ/ミルキィローズが加入。5人を超える体制となり、昨今の『戦隊』のモデルケースになった、との声も。
フレッシュプリキュア!
1.山吹祈里/キュアパイン役の中川亜紀子は、本作放送以前に『炎神戦隊ゴーオンジャー』において案内人ロボットのボンパーを演じていた。
ニチアサ視点で見るとボンパーがゴーオンジャーに貢献したご褒美に人間へ転生、プリキュアとなったようにも感じられる。
2.主人公である桃園ラブ/キュアピーチ役の沖佳苗は幼少期の頃からの特撮ファンで、特に『スーパー戦隊シリーズ』が好きと公言しており、自身も実際に『魔法戦隊マジレンジャー』『天装戦隊ゴセイジャー』『特命戦隊ゴーバスターズ』『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の4作に出演経験がある。なお、お気に入りは『地球戦隊ファイブマン』とのこと。
ある意味で姉妹とも言える黄瀬やよいとの間で、このように↑話が盛り上がる様を想像するファンも多いのでは。
3.フレッシュチームの必殺技、ラッキークローバー・グランドフィナーレが、メンバー間でパスを重ねながら完成させる点でゴレンジャーの必殺技、ゴレンジャーストーム及びゴレンジャーハリケーンを彷彿させる。
4.本作のパートナー妖精・タルト役の松野太紀は、過去に『救急戦隊ゴーゴーファイブ』で敵組織の幹部・呪士ピエールの、『忍風戦隊ハリケンジャー』で6人目の戦士・シュリケンジャーの声を担当しており、珍しい善悪両方の経験者として参戦している。
5.『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンゴールド/梅盛源太役の相馬圭祐氏は大のプリキュアファンであり、フレッシュプリキュアの最終回では、シンケンジャーも大詰めを迎えているにもかかわらず、そっちのけでプリキュアの話題ばかり口にしていた。
ハートキャッチプリキュア!
1. 月影ゆり/キュアムーンライトの父・月影博士が敵幹部・サバーク博士として登場。
これは『魔法戦隊マジレンジャー』において小津五兄妹の父・小津勇が敵幹部・魔導騎士ウルザードとして登場した展開に通じるが、
スイートプリキュア♪
1. 第35話において、謎の仮面プリキュア・キュアミューズの正体が調辺アコと判明。同時に史上初の小学生プリキュアとなり、『五星戦隊ダイレンジャー』の小学生戦士、吼新星・コウ/キバレンジャーのイメージとシンクロする。
2.その調辺アコは『鳥人戦隊ジェットマン』の早坂アコ/ブルースワローと名前繋がり。
この時の2011年は『ジェットマン』20周年となる。
『ジェットマン』は恋愛ドラマを盛り込んだ作品ながら、早坂アコはその枠に絡まなかった。せいぜいゲスト扱いのカップラーメンヲタクの先輩や、裏次元出身の戦士との微妙な関係があった程度。
一方の調辺アコは物語を通じて同じチームメンバーの南野奏/キュアリズムの弟・南野奏太との関係が要所で描かれる。「地球人×異世界人のカップリング」という点で奏アコと『ジェットマン』のダンアコは通じるといえよう(但しどちらが地球人か異世界人かは真逆だが)。
3. 第37話、ハロウィンの回で主人公のキュアメロディこと北条響が海賊のコスプレを披露。同時期に放送していた『海賊戦隊ゴーカイジャー』のモチーフも海賊であった為、一部のファンからは「計画的犯行」との声も挙がっている(詳しくは⇒キャプテン・ヒビキ及びゴーカイメロディ)。
スマイルプリキュア!
1.『プリキュア5』以来数年振りとなる、戦隊の基本である5人体制のプリキュアチームである。…のだが、同期となる『特命戦隊ゴーバスターズ』は3人体制でのスタートであった(最終的には5人となるが)。
2. 第6話と第17話において、戦隊シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』をもじったゴプリキュアが披露される(詳しくは当該記事を参照)。
↑何故か逆パターンの絵も存在する。
3.本作の敵組織、バッドエンド王国のボス・ピエーロ役の玄田哲章は同時に『ゴーバスターズ』にも出演していたが、こちらでの役どころは岩崎リュウジの相棒ロボット、ゴリサキ・バナナという立場も性格も真逆のキャラクターであった(ゴリサキ・ピエーロ参照)。
また、バッドエンド王国・ヴァグラス共に【自組織の首領を復活させるために人間界でエネルギーを搾取】【怪人・怪物の生成方法が人間界にあるモノをスキャン】【中盤(7月頃)に主人公サイドが敵本拠地に乗り込んでラスボスを撃破。が、完全に倒しきれずこれ以降に怪人・怪物が強化される】【終盤で主人公サイドを基にした強敵が登場】と共通点も見られる。
4. 第35話において、星空みゆき/キュアハッピーが事故で巨大ロボット「ハッピーロボ」に変身。かつて『五星戦隊ダイレンジャー』において支援役の超気伝獣(生体巨大ロボット)・ダイムゲンが登場したが、その人間態である青年・亀夫とみゆきの将来の夢は奇しくも共に絵本作家である。
5.緑川なお/キュアマーチ役の井上麻里奈は、2年前の『天装戦隊ゴセイジャー』において敵組織・マトリンティスの女幹部、エージェントのメタルAを演じており、敵幹部からプリキュアに転じた初の越境光堕ち事例となった。
しかし、主武器のGカップバスターが影も形も無くなってしまったが故に色々突っ込まれる事に。(但し、PIXIV内なら巨乳化(又は爆乳化)のイラストも存在する→なおっぱい(緑川))
6.キーワードとして共に「虹」が存在する、2年後の『烈車戦隊トッキュウジャー』とのコラボ作がたまに見られる。
キャンディもこの通りである。
なお、『トッキュウジャー』で桃太郎、シンデレラ、裸の王様と童話の主人公が絵本から飛び出す回があり、童話をモチーフにした本作を思わせる。
ドキドキ!プリキュア
1.トランプをモチーフとした4人体制スタートのチームである事から、同様の背景を持つ『ジャッカー電撃隊』とのコラボがある(詳しくは⇒ジャッカー!プリキュア)。
2.更に、『ジャッカー』では5人目の戦士兼行動隊長の番場壮吉/ビッグワンが登場、似た立場の円亜久里/キュアエースとのコラボが見られる(詳しくは⇒番場亜久里)。
3.亜久里/エースは「元の姿が小学生で、変身すると大人の体格になる」という設定を持ち、アコ/ミューズ以上にコウ/キバレンジャーとのシンクロ度が高い。
4.キュアハートと、同期の『獣電戦隊キョウリュウジャー』のキョウリュウレッドは、共にパワーアップ形態になり、ラスボスと一騎打ちをしてそれぞれを撃破している。
5.本作の敵組織ジコチューと、『キョウリュウジャー』の敵組織デーボス軍は「自組織の首領を復活させるために人間界でエネルギーを搾取」「怪物・怪人を人間の心から生成」という共通点がある。
6. 四葉ありす/キュアロゼッタの実家・四葉財閥には『仮面ライダーシリーズ』に登場する巨大財団や企業と絡めたネタが存在しているが、五星麗奈がありすをライバル視していたのは、実家・五星財閥が「五星」戦隊ダイレンジャーのバックアップを務めており、「四葉 vs 五星」のみならず「ライダー vs 戦隊」の代理戦争的な意味合いがあったのでは…という噂がある。
ハピネスチャージプリキュア!
1.世界各国にプリキュアチームが存在するという世界観、尚且つダンスをモチーフとした必殺技を使っているため、やはり世界のダンスをモチーフにした技を使う『バトルフィーバーJ』とのコラボがある(詳しくは⇒プリキュアフィーバーJ)。
2.本作及び、同期の『トッキュウジャー』の敵組織には、共に「軍服姿の幹部」「シルクハットを被りステッキを武器にした幹部」「傘を武器にした」女幹部」が在籍している。
3.氷川いおな/キュアフォーチュン役の戸松遥は、『獣電戦隊キョウリュウジャー』において敵組織・デーボス軍の幹部キャンデリラを演じていたが、『キョウリュウジャー』ラスト2話と『ハピプリ』冒頭2話の放送が被っていた事から、ストレートに光堕ちしたと言うよりは「優しさに目覚めていく終盤のキャンデリラ」と「復讐心に燃える序盤のフォーチュン」がオーバーラップするとの声も(詳しくは⇒キュアキャンデリラ)。
4.そのいおな/フォーチュンは姉のまりあ/キュアテンダーのプリチェンミラーを受け継いで変身しているが、奇しくも『キョウリュウジャー』においてもドクター・ウルシェードから孫娘・弥生へ変身資格を継承する展開があり、しかも両組共にカラーは「紫」である。
5.主人公・愛乃めぐみ/キュアラブリーの父親・愛乃勝役の小川輝晃は、かつて『忍者戦隊カクレンジャー』においてサスケ/ニンジャレッドを演じており、ある意味親子二代で主人公かつチームリーダー(サスケは後半戦から)を務めた事になる。
6.同期の『烈車戦隊トッキュウジャー』の主人公・ライト/トッキュウ1号が、一人で本作のチームメンバー全員の要素を兼ね備えている事が発覚(詳しくは⇒一人ハピネスチャージ)。
7.そのライト/トッキュウ1号とめぐみ/ラブリーは、共にパワーアップ形態になり、それぞれのラスボスと一騎打ちをしている。ラスボスの一方は改心して宇宙に旅立ち、もう一方は肉体を失ってエネルギー態になり、回収されて闇に帰る…という違いはあるが、結果として完全に撃破されていないという共通点もある。
8.『戦隊シリーズ』の最終回恒例行事である、当期レッドと次期レッドによるバトンタッチに影響を受け、pixiv内では同様に当期桃キュアと次期桃キュアがバトンタッチする所謂バトンタッチプリキュア!がファンアートとして描かれていたものの、公式であるテレビシリーズ最終回ではなかなか実現に至らなかった(イベントで中の人同士が行う事はある)。しかしハピネスチャージプリキュア!最終回において、遂にキュアラブリーとキュアフローラのバトンタッチが、キャラクターボイスと動くアニメーション付きで公式に実現したのであった。
Go!プリンセスプリキュア
1.『トッキュウジャー』の重要キーワード「キラキラ」を、名前のみならず生き様でも体現する天ノ川きらら/キュアトゥインクルが3人目の戦士として登場。もしもシャドーラインのラスボスが見たら、さぞや興味津々だったであろう…。
2.本作では、主人公3人は行方不明になった12個のドレスアップキーを回収すると共に、グランプリンセスになる為に、プリンセスレッスンをするという設定なのだが、同期である『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と何気に特徴が似ている。(主人公5人がラストニンジャの称号と、忍タリティーを高める為に修行をして、48個の封印の手裏剣を回収するという話)
3.本作の追加キュアである紅城トワ/キュアスカーレットは、元々ホープキングダムの姫君で、敵の首領によって洗脳され、敵幹部として登場したが、その後プリンセスプリキュアの活躍により、洗脳が解かれた上、プリキュアとして覚醒した。
この展開は、かつて百獣戦隊ガオレンジャーと、獣電戦隊キョウリュウジャーの追加戦士大神月麿/ガオシルバーと、空蝉丸/キョウリュウゴールドとそっくりである。
キュアスカーレットこと紅城トワが、この2人と出会ったらどのような事が起こるか気になるところである。
4.本作の敵幹部である、ロックは23話をもって、少年の姿から青年の姿に急成長した。
これは、鳥人戦隊ジェットマンに出て来た幹部・トランザにソックリなパターンである。
(実際、両者とも「体は大人でも心は子供」、「仲間はただ利用するだけの存在」、「下剋上を狙っている」などの共通点がある)
あるユーザーは、ロックは下のようなイラストの展開(実際ジェットマンで放送していた展開)になるのではないかとも予想しいた。
しかし、実際はプリンセスプリキュアに敗れ、力の源であるフードが消滅して、元の姿に戻ったという意外な展開になった。
これは、上記のキョウリュウゴールドのように、敵に体が乗っ取られていたという展開にソックリである。
さらに終盤では「自分の誇りを踏みにじった怨敵に一矢報いるべく、一度限りの共闘態勢でそれに臨む」という展開も。
5.スマイルとゴレンジャー、ドキドキとジャッカー、ハピチャとバトルフィーバーJと順当に(初期)戦隊作品との融和項目が見受けられる中、今作と電子戦隊デンジマンでは「しゃべる犬」「敵ボスが尊大な女性」「敵幹部に金と銀」「レッド枠の名字がアカギ」といった共通性が見られる。
中でも紅城トワ(変身後に)は44話に巨大チョークを、赤城一平はOPで氷柱を手刀で真っ二つにしている。
6.初期の3人はそれぞれ「陸・海・空」の属性が在るので『太陽戦隊サンバルカン』とも親和性がある。
7.本作のテーマが「夢」で、初期3人とも叶えたい夢を持つ点で『科学戦隊ダイナマン』とも親和性がある。
8.変身と必殺技にキーを使用する点で『海賊戦隊ゴーカイジャー』とも親和性がある。
魔法つかいプリキュア!
1.魔法モチーフの作品であることから、同モチーフの『魔法戦隊マジレンジャー』と親和性がある。
また、EDテーマ「呪文降臨~マジカル・フォース」の歌詞に「ミララ・ミラクル・マジカル・フォース」とあるが、偶然にも「ミラクル」「マジカル」ともプリキュアの名前として使われている。
しかも本作に登場する悪役のヤモー役はマジレンで「魔導」神官メーミィを当てた高戸靖広である。
2.前作で指摘された「戦隊シリーズの古典的作品の要素を順々に継承する」ジンクスだが、本作では「宝石をモチーフとする」という点では『大戦隊ゴーグルファイブ』、「敵怪物のヨクバールに、生物と物体を合成したものがある(全てではないが)」「炎を身に纏って体当たりする必殺技がある」点では『科学戦隊ダイナマン』との共通性が見てとれる。あるいは、2作品ずつ継承する路線に転じたのかもしれない。
3.はーちゃんが成長して名乗ることになった花海ことはの名が、『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンイエローこと花織ことはと一字違いで非常に似ていることが話題になった。
後輩の名前を聞いてやよいも興奮気味のようである。
なお、前作『ゴープリ』には主人公・春野はるかの妹・ももか役として幼少時の花織の中の人・松浦愛弓が出演。一部ではこの流れの第三弾として、成長後の花織の中の人・森田涼花の『プリキュア』出演可能性も囁かれているとか。
4.本作で『プリキュア』は11代目。歴代プリキュア全員と共演する『オールスターズ』は今回の『プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』で一時休止となる。
『高速戦隊ターボレンジャー』の第1話「10大戦隊集合頼むぞ!ターボレンジャー」でバトルフィーバーJから超獣戦隊ライブマンまでの10戦隊がターボレンジャーのもとに集合した瞬間を思わせる(なお、当時は秘密戦隊ゴレンジャーとジャッカー電撃隊が含まれていなかった)。
キラキラ☆プリキュアアラモード
1.スイーツの他に動物を使用していることから、同時期放送の『宇宙戦隊キュウレンジャー』など同じく動物をモチーフにした戦士同士のカップリングが放送前から描かれている。
2.プリキュアたちが作るアニマルスイーツには『キュウレンジャー』のキュータマになっている星座の動物と被るものが多い。
3.立神あおい/キュアジェラートの口癖が『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の伊賀崎天晴/アカニンジャーと同じ「燃えてきた───!」である。
4.追加キュアで虹キュアのキュアパルフェが登場。『烈車戦隊トッキュウジャー』では最終回にてライトが乗り換え変身でトッキュウ1号レインボーになっていた。
5.『キュウレンジャー』の敵組織・宇宙幕府ジャークマターの刺客・イカーゲンを演じた塩屋翼が本作の敵組織・キラキラルをうばう存在の黒幕ノワールを演じている。
作品の基本体制である「寄って集って1人を倒す」に抗議して殉職したイカーゲンの遺体と怨念が転生した、とも解釈できる。
6.立神あおいの父親の名前が『特命戦隊ゴーバスターズ』の3号ロボと同じ名前。(しかも“フルネーム”で、である!)
7.スマプリから続く初期スーパー戦隊の要素だが、キラキラル=バイオ粒子、黒いキラキラル=アンチバイオ粒子と見るなら、超電子バイオマンと見る事が出来る→他にも、初期のジュリオをバイオハンター・シルバ、幹部達が其々別のカテゴリーの怪物を召喚する等、演出面でバイオマンとの親和性が強い(バイオマンもメンバーの男女比を変える等、それまでとは一線を画そうとする演出が成された)。一方、“二つずつ”の二つ目、電撃戦隊チェンジマンからは“動物モチーフ”が考えられる(但し、あちらは“神獣”で、完全に当てはまるのはキュアパルフェのみ→チェンジペガサスが該当するが、薄い緑を基調とした虹と青という色違いが有る→但し、同じ中の人が演じた戦士なら基調色において、(濃淡の違いこそあれ)同じ緑である!)。
HUGっと!プリキュア
1.『キュウレンジャー』でジャークマターのグローブンの声を演じた落合福嗣が本作の敵組織クライアス社幹部のトップバッターのチャラリート役で出演。
初代戦隊の野球怪人の断末魔と読売巨人軍名誉会長の引退の台詞を吐いて殉職したグローブンが再就職したと言える。
2.輝木ほまれ/キュアエトワールと同時期の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の明神つかさ/パトレン3号は、ともに男っぽい口調で話すクールビューティながら、可愛いものに目がないという点で共通しており、早速ネタにされた。
……と思っていたら、何とお化け嫌いということまで2人は一致してしまった。
→ほまれちゃんはお化け嫌い又はプリキュアお化け嫌いの会
更に……ほまれは両親が離婚して母親と祖父母と暮らして育ち、つかさは幼くして両親と死別し自他共に厳しい祖父の手ひとつで育てられた、と家庭環境の複雑さも似ている。
なお、つかさのお化け嫌いが判明した第14話に登場したナイーヨ・カパジャーは河童に似ていて、本作で愛崎えみるが河童伝説を語り、終盤で河童が現れる様子と被る。そしてナイーヨの声の新井里美は本作でビシンを演じている。
3.本作の妖精枠であるハリハム・ハリーとはぐたんは遠い未来から現代日本に逃れてきており、30世紀から現代(2000年)にやってきた『未来戦隊タイムレンジャー』の未来人達と共通する。
また、第25話でハリーは実はクライアス社からの離反者であったことが明かされている。これは五星戦隊ダイレンジャーの嘉挧、獣電戦隊キョウリュウジャーの賢神トリンと同様の境遇である(秘密主義という点ではさらに前者に近い)。
4.シリーズ初の同時登場する追加キュアとして愛崎えみる/キュアマシェリとルールー・アムール/キュアアムールが登場。『忍風戦隊ハリケンジャー』の電光石火ゴウライジャーを始めとした、かつてコンビで同時登場した追加戦士達を彷彿とさせた。
5.上記のえみる/マシェリと『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』の朝加圭一郎/パトレン1号が、「ヒーローへの憧れと正義感ゆえ自前で武装」「実際に後にヒーローとなった」「イメージカラーが赤」というシンクロぶり。
その自前で武装したエピソードも、共に同じ日(5月13日)に本放送されたというミラクルが発生している。
6.アンドロイドの戦士という点でルールー/アムールと『キュウレンジャー』のラプター283/ワシピンクが共通。それぞれのCVである田村ゆかりとM・A・Oは『海賊戦隊ゴーカイジャー』にてナビィ役とルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー役で共演しており(M・A・Oは女優・市道真央名義)、奇しくも同一番組のレギュラーから、ニチアサ内にてアンドロイド戦士が輩出されることになった。
7.そしてそのルールーが第38話で海賊コスプレを披露。上述のゴーカイメロディといい、プリキュアと海賊は縁が強いのだろうか。
8.本作の敵組織・クライアス社のボス・ジョージ・クライは、主人公・はなと当初は平和な出会いをしながらも、敵対してからははなは一方的な興味を抱かれるようになる。
この点は、4年前に放送していたトッキュウジャーにおける、ゼットが、主人公・ライト(トッキュウジャー)に対して一方的な興味を抱かれたことに似ているかもしれない。
9.撮影所が舞台となった第26話では、東映東京撮影所が協力場所としてクレジットされた。
特撮ファンからは「いつもの坂」でお馴染みの大森坂まで登場し、現れたオシマイダーに対し「おい、特撮はここじゃなくて隣の…」といった台詞もある(時間枠としてのお隣さんはこちらだが)。
この回の演出を手掛けた田中裕太氏は、参考として『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』の撮影も見学したと語っている(参考ツイート)。
10.第23話より登場するクライアス社の相談役・ドクター・トラウムを演じる土師孝也は『超電子バイオマン』で「新帝国ギア」の首領・ドクターマンの若き日の姿である蔭山秀夫博士を演じていた(回想シーンのみ。ドクターマン自身は幸田宗丸氏が演じていた)。
また、ジョージ・クライ役の森田順平も、轟轟戦隊ボウケンジャーのジャリュウ一族首領・創造王リュウオーンを演じ、顔出しで人間体も演じている。
11.『ルパパト』第28話のリューグ・タマテバッコは浦島太郎モチーフで、犯罪技の生物を老化させるガスでポーダマンが老化して腰痛を起こしてしまい、本作第32話で猛オシマイダーの光線でキュアエールが老化した浦島太郎の姿と化して腰痛を起こしてしまう、というコントのシンクロが起きた(なお、エールの腰痛芸は祖母の庵野たんぽぽ譲りでもある)。
12. 『ルパパト』第40話でジュゴーン・マナッティの犯罪技によって透真と初美花の2人は過度の心配性にされてしまったのだが、その様子はもとから相当な心配性の愛崎えみると重なって見えてしまう。
13.最早、恒例となった“初期からのスーパー戦隊追っ掛けオマージュ”だが、ミライクリスタルという要素が超新星フラッシュマン、アスパワワ・トゲパワワや基本徒手空拳が光戦隊マスクマンを彷彿させる。特にメモリアルキュアクロック(特にチアフル)はアスパワワ(=オーラ)を込める…がジェットカノンと特性が似ている(違うのは破壊か浄化か…)、更に、42話で若宮アンリが、1話限りの“覚醒”を果たし、キュアアンフィニへと変身した。→これが、同じく1話限りの登場となったX1マスクに通ずる演出に…。奇しくも両者のメインカラーは同じ緑!(但し、アンフィニは白に近いかなり薄い緑)。
また、メンバーが初期3人でスタートし、途中、追加メンバーが2人同時に加入する様は、超獣戦隊ライブマンを彷彿させる(但し、ハグプリでの追加たるえみる/マシェリとルールー/アムールが、覚醒前に陣営に入り、紆余曲折を経て覚醒に至ったのに対し、ライブマンの矢野鉄也/ブラックバイソンと相川純一/グリーンサイは、初登場の28~9話のたった2話で、2号ロボの各パーツとなるマシーンに生身で操縦して割り込む形で加入し、勇介からブレスを得て変身するに至った(それでも、初期3人の、殺害された科学者仲間2人の弟達という設定は一応あったが…)。また、『加入したばかり且つ男』と『最終回且つ成人後+既婚』という違いが在るが、どちらも、出産を経験したメンバーが居る!!
因みに、互いの色配列を比べると、暖色系多めのハグプリに対し、ライブマンは寒色系が多めである。やはり、上記の通り互いのメイン視聴者の性別違いが浮き彫りになっている模様。
…ゴープリより“二作ずつ”だった追っ掛けオマージュもハグプリではとうとう“三作”になってしまった様で…
スター☆トゥインクルプリキュア
1.モチーフが「宇宙」「星座」だから直接的に重なる作品があるのは言うに及ばず、キャッチフレーズに「イマジネーション」という言葉が入ること、変身アイテムが筆記具タイプであること、チームの緑のメンバー1人だけが宇宙人であることなど、放映開始前の発表情報を見るだけでもこれまでの戦隊作品と重なる要素が実に豊富である。さらに、キュウレンジャーとは敵組織のモチーフが和風という共通点がある。
2. 第15話では宇宙怪盗(「快盗」ではないが)ブルーキャットが登場し、雰囲気がもろに『ルパパト』風だった上、オークションに出品されたお宝の中に「アバレザウルス」の化石があったり(そもそもルパンコレクションっぽかった)、宇宙マフィアのボスであるドン・オクトーが自身がタコ型宇宙人なのに「このタコ!」と言ったりするなど、戦隊シリーズのパロディ的要素が異常に豊富だった(ちなみに別シリーズネタで、香久矢まどかが「勝利の法則」と口にしており、どう考えても確信的であった)。
さらに第36話では久々に怪盗ブルーキャットとして活動したユニと星空刑事メリー・アンとがお宝争奪をめぐって対決する展開であり、「目的がどうあれ盗みというやり方の間違いを諭す警官」「戦況に応じて警察と怪盗が一時的に手を組む」「一件落着かと思いきや警官が見事に怪盗に出し抜かれ、逮捕しようと追いかけるところで幕切れ」など、第15話以上にあまりにも『ルパパト』的なエピソードであった。そしてユニが変身するキュアコスモの必殺技「プリキュアレインボースプラッシュ」は『ルパパト』のトリガーマシンスプラッシュ及びルパンカイザースプラッシュマジックと被る。
3.第37話では、ハロウィンのイベントでノットレイダーが襲撃した際に、スタプリメンバーが自らの正体を隠すために、ご当地ヒーロー・ミホッシースターズになりすました。
その姿は、どう見ても1時間後の世界であった。
なお、1人ひとりの名乗りの際の爆発演出は『科学戦隊ダイナマン』、「5人揃って」で占める点は『秘密戦隊ゴレンジャー』である。
4.ターボレンジャーの項で後述されている事だが、プリキュアシリーズの大半が、メインの妖精から変身能力を得るタイプでは有るが、このスタプリでは特にそれが顕著である。→特に終盤、フワが"消滅"した際、変身能力も喪われた→これはある意味、ターボレンジャーの5人が変身能力喪失と同時にシーロンを見失った時と似ている。また、ノットレイダーを抜けていた時期のアイワーンがある意味流れ暴魔の立ち位置である。
また、ユニコーン姿に成長したフワを媒介にイマジネーションの力を放つ『プリキュアスタートゥインクルイマジネーション』は、ある意味、地球戦隊ファイブマンの、アーサーG6が変型したアースカノンを彷彿とする。
更に、ブルーキャット時代も含めた初期のユニは、"アウトローな出で立ち"・"自分勝手な行動理念"・"がめつい"etcと、鳥人戦隊ジェットマンのブラックコンドルこと結城凱とかなり共通点が多い!(但し、その結末は言わずもがな………である。)
………ハグプリに続き、またもスーパー戦隊古典作品が3作含まれてしまった…………………
ヒーリングっど♥プリキュア
1.作品のコンセプトが医者である今作だが、同年放送の魔進戦隊キラメイジャーにおけるキラメイピンク/大治小夜も同じく医者で、キュアグレース/花寺のどかと同じピンク繋がりの戦士である。また、物語開始前の時点で小夜が医者なのに対してのどかは患者と言う組み合わせも見逃せない。
(また別作品ネタで、のどか役の悠木碧と小夜役の工藤美桜と中の人同士は5代前の30分違いの番組で共演していた)
2.パワーアップアイテムが弓矢。
3.同期の『キラメイジャー』とは、グアイワルとガルザとは、「謀叛を起こしてボスの座を乗っ取ったかに見えて、実は生きていたボスによって三日天下に終わる」という見事なまでの共通点がある。
4.単独劇場版『ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』はプリキュアの映画では初の二組のプリキュアが大々的に共演する映画となった。
これはスーパー戦隊でおなじみのVS映画を思わせる。また、次作のプリキュアが映画で出てくるところも戦隊映画の構造とリンクしている。
5.『感謝祭』の後日譚話の終盤、平光ひなた/キュアスパークルが放った台詞が「全力全開で!」と『機界戦隊ゼンカイジャー』の合言葉。
トロピカル〜ジュ!プリキュア
1.本作のプリキュアのうち、涼村さんご/キュアコーラルは「きらめく宝石!」、一之瀬みのり/キュアパパイアは「ひらめく果実!」と名乗り台詞が『キラメイジャー』を思わせる。
2.同期の『機界戦隊ゼンカイジャー』とは、主人公のカラーがそれぞれのシリーズの伝統だったピンク/赤ではなく、「白+多色」というパターン破りとなっていることが共通している。
両主人公は「頭を使わないタイプ」というキャラ性も共通しており、『ゼンカイジャー』第16カイで「介人が賢い!」と他のメンバーに驚かれた一方(実際は介人固有の頭脳ではなくセンタイギアの力)、『トロプリ』第14話でまなつが思案の末に考え出したのが(キュアパパイア曰く)作戦とも言えない脳筋力押し戦法だったりする。
3.チーム名を名乗るとき、「4人そろって!トロピカル〜ジュ!プリキュア」という。これは『ゴレンジャー』および『ゼンカイジャー』を彷彿とさせる名乗りである。キュアラメールが加入した第20話では「5人そろって!」と遂に完全一致。さらに第26話では「光る五つ星!」と『五星戦隊ダイレンジャー』を思わせる口上を披露した。
4.第7話でくるるんが持ってきた荷物をパワーアップアイテムと勘違いする場面があったのだが、その際のイメージ図が戦隊のいわゆる「合体バズーカ」系の技を放つ映像だった。そのバズーカのデザインは「ジャッカー」のビッグボンバー、発射の掛け声は「チェンジマン」のパワーバズーカに準じている。
5.本作のプリキュアが敵怪物を浄化する時の決め台詞が「ビクトリー!」で『高速戦隊ターボレンジャー』と被る。
更に第10話から登場の必殺技プリキュアミックストロピカルが、ハートルージュロッドの光を集束させて発射する点がターボレンジャー前半の必殺技ターボレーザープラズマシュートと共通する。
6.『ゼンカイジャー』第24カイ!に登場するバカンスワルドは『トロプリ』と似たような南国風のデザインで、人々が彼の能力によってまさにトロピカってる〜!な状態にされた。(もちろんとんでもないカオス回)
7.同日に放映された『トロプリ』第30話と『ゼンカイジャー』第29カイ!は、片や滝沢あすかと白鳥百合子がかつてテニス部でダブルスを組んでいた過去が判明するエピソード、片やテニスワルドの登場エピソード(例によってとんでもないカオス回)であり、奇しくもテニス繋がりでシンクロした。
8.『トロプリ』第33話の特別編と『ゼンカイジャー』第32カイ!で入れ替わりがある。
9. 『トロプリ』第35話と『ゼンカイジャー』第34回はともにハロウィンのその日に放送されただけあってハロウィン回でシンクロした(間に挟まれた番組がハロウィンどころでないシリアスさだったが……)
デリシャスパーティ♡プリキュア
1.本作のプリキュアのうち、一人目は和実ゆいの変身するキュアプレシャス。轟轟戦隊ボウケンジャーの追い求める秘宝と親和を感じる。
2.芙羽ここね/キュアスパイシーの好物はカレーパンとハートパン。あんパン派の青梅大五郎/デンジブルー&カッタナー・ゴールドツイカーとクリームパン派のリッキー・ゴールドツイカーとで三つ巴の衝突が予想される。
3. 本作ではシリーズ初のナレーションが導入され、ナレーター役を宮崎美子が演じることになった。終盤の放映時期が重なる『機界戦隊ゼンカイジャー』で五色田ヤツデを榊原郁恵が演じていることに続いて、かつての昭和のビッグアイドルのレギュラー出演が話題を呼んでいる。また、本作はスーパー戦隊の多くの作品と同じく、キャラや場所などにテロップが挿入されており、上記のナレーションと含めてよりスーパー戦隊らしさが増している。
3.本作の敵組織怪盗ブンドル団の幹部ジェントルーとセクレトルーが出動する時に「ブンドルブンドル!」と組織名を連呼するシーンが『超電子バイオマン』の新帝国ギアでの「フォア・ザ・マン!」を思わせる。
4.2022年3月13日から、東映アニメーションへの不正アクセスにより放送が中断されてしまった。この事件で『特命戦隊ゴーバスターズ』前期OP主題歌「バスターズレディーゴー!」の「愛する世界に不正なアクセス許さないぜ」との歌詞が浮かんだ視聴者が多かったとか。
- 今作の和実ゆい達レギュラー戦士3人はそれぞれ実家が飲食店を営んでおり、戦隊での同業者である梅盛源太/シンケンゴールドと親和性が高い。また、中の人がプリキュアガチ勢なのもミソである。まあ、いいでしょう…。
光戦隊マスクマン
1.本作では、主人公格のタケルことレッドマスクと敵組織(地底帝国チューブ)の幹部である、イアル姫こと美緒との恋愛が描かれている。
この美緒ことイアル姫は、侵略のスパイとして送られ、ここでタケルことレッドマスクと出会って恋に落ちるが、イアル姫こと美緒裏切者として幽閉されてしまう。
この展開は後の、ふたりはプリキュアにて、スパイとして送られたドツクゾーンのキリヤが、キュアホワイトこと雪城ほのかと出会い、恋愛感情に近い感情を抱いてしまう展開に似ている(詳しくはキリほのを参照)。
もしかしたらこのキリほのも、このマスクマンのレッドマスクとイアル姫の関係をモチーフにしたかもしれない。
2. イアル姫と双子の姉にあたるイガムは王家を継ぐために男性として育てられ、男性として振る舞っていた。その境遇や「男装の麗人」としての姿は『ハトプリ』の明堂院いつきと非常によく似ている。イガムは「俺」、いつきは「ボク」と男性的な一人称を使う。
超獣戦隊ライブマン
1.本作では、生命倫理を度外視した、マッドサイエンティストが悪役として登場する。首領である大教授ビアスの部下をかませ犬として利用する姿勢は、ジョージ・クライと同様である。初期メンバーの弟子三人は自身の生体改造に罪悪感を感じないという狂気を視聴者に見せつけた。ハグプリにおいて改造の成果を旧友のハリーに見せつけるビシンの態度はドクター・オブラーのそれに近く、優しさを捨てたビシンと戦い抜くことを誓うハリーはイエローライオンこと大原丈と同様のスタンスである。
高速戦隊ターボレンジャー
1.主人公5人は、妖精シーロンの力を幼い頃に受けて、ターボレンジャーになる資格を得たという設定である。
(左はプリキュアの妖精一覧、右がその妖精シーロン)
加えて彼らは全員が現役の高校生であり、学校生活を送りながら敵組織と戦うという点でも共通する。
言うなれば、『プリキュア』シリーズはこの『ターボレンジャー』を父に、『美少女戦士セーラームーン』を母に生まれた存在…と言えるのかも知れない。
(本作の巨大ロボ・ターボロボと、スマイルプリキュア)
2.本作の物語中盤に、第3勢力である流れ暴魔のヤミマルとキリカのコンビが現れる。この2人は、(一時的とは言え)主人公のクラスメイトとして現れ、後に敵対する。
2人は終盤近くに改心して主人公達と和解し、戦いに協力した。そして2人は、人間として生きる道を選ぶ…。
これは、後の『Splash☆Star』に登場した霧生満と霧生薫コンビにソックリなパターンである。
このコンビはもしかすると、この流れ暴魔ヤミマルと流れ暴魔キリカコンビが元祖だったかもしれない。
恐竜戦隊ジュウレンジャー
1.本作のタイガーレンジャーことボーイは、目が回るほどのニンジン嫌いである。
もしかしたら、21年後に放送するニンジン嫌いな追加戦士と馬が合いそうである(ただし後者は克服した)。
2.その、21年後のプリキュアの主人公が変装する、ニンジンの妖精が、タイガーレンジャーことボーイに迫ったら、間違いなく彼はものすごくパニックに陥るだろう。
2.本作より幕開けとなる正式な6人目のメンバー、いわゆる追加戦士としてブライ/ドラゴンレンジャーが登場。
初めはある私怨からジュウレンジャーと敵対していたが、正義に目覚め、改心・和解して共同戦線をとる。
この展開は元敵幹部のプリキュア達に通じる。
但し、両者の結末は真逆のものに…。
電磁戦隊メガレンジャー
1.本作では、敵組織邪電王国ネジレジアの幹部Dr.ヒネラーが、メガレンジャーに対抗して作り出した邪悪の戦隊である邪電戦隊ネジレンジャーが登場する。
これは、後のYes!プリキュア5でのダークプリキュア5と、スマイルプリキュアのバッドエンドプリキュアとソックリである(両方とも5人メンバーで、しかもキャラクターデザインが川村敏江)。
このネジレンジャーの登場は、ダークプリキュア5とバッドエンドプリキュアの登場の予兆だったのかもしれない…。
2.また、ターボレンジャーと同じく高校生戦隊であり、ターボレンジャー以上に学校生活をクローズアップしているため、そういう意味ではプリキュアシリーズと共通している。
3. 部活(デジタル研究会)を拠点として活動しているので、トロピカる部を拠点として活動するトロピカル〜ジュ!プリキュアとは「部活もの」として特に親和性が高い。両作とも主人公はリーダー/部長ではなく(切り込み隊長的な立ち位置)、チーム内で最も学力が低いというのも共通している。
爆竜戦隊アバレンジャー
1.仲代壬琴/アバレキラーは、「何でも完璧に出来すぎて他者との距離が生じ、努力する喜びを知らないため心の隙間を抱える」という点で、キラキラ☆プリキュアアラモードの琴爪ゆかり/キュアマカロンと心性が通じている。それぞれの口癖である「ときめくぜ!」「面白いわ」は、そうした空虚感を埋めるものを求めている点で相通じるといえよう。
そのため壬琴は一時敵組織のボスを張るまで悪堕ちしてしまったが……。
獣拳戦隊ゲキレンジャー
1. 終盤、敵組織・臨獣殿の幹部、理央とメレが造反しゲキレンジャーに加担する展開がある。
コンビで動く敵幹部が共に造反した例として、前年度の『Splash☆Star』に登場した霧生満と霧生薫が存在するが、
両組ともファンの間では主役チームと併せユニット的に扱われる事が多く、その主役チームの中には画才に秀でた人物がいるという共通点があり、また奇しくも薫(初代)とメレの中の人の名は共に「ゆか」。
しかし、その結末は真逆のものに…。
天装戦隊ゴセイジャー
1. 『戦隊』史上初の、敵組織の交代がある作品。
一続きと見なせば、かつて『5』と『GOGO!』にもこの展開が存在し、また各組織を渡り歩く「ブ」で始まる名前のキャラクターが存在する、という共通点がある。
…しかし、『プリキュア5』のブンビーが紆余曲折の末最終的に味方となったのに対し、『ゴセイジャー』のブレドランは本当なら味方であるべき存在が最凶最後の敵と化していたという決定的な違いがあり、当然迎えた結末も真逆である。
ちなみに、それぞれの中の人は共にもう一方のシリーズにも出演しており、ブレドラン役の飛田展男は『ドキドキ!プリキュア』で途中から参加する(そして途中退場もする)オカマの幹部の声を担当している。一方、ブンビー役の高木渉は『スマイルプリキュア!』に映画監督の役でゲスト出演した翌年度の『獣電戦隊キョウリュウジャー』に、映画の能力を持つモンスター、デーボ・カントックとして出演する、という妙な符号を見せた。
特命戦隊ゴーバスターズ
1. 『キラキラ☆プリキュアアラモード』とはそれぞれエネトロン・キラキラルという特殊なエネルギーを奪いに来る敵組織と防衛するヒーロー・ヒロインという対立構造が一致する。
2.宇佐見ヨーコ/イエローバスターと宇佐美いちか/キュアホイップはどちらもモチーフが兎である。
…が、ヨーコ役の小宮有紗は同年の『宇宙戦隊キュウレンジャー』で敵組織・宇宙幕府ジャークマターのフクショーグンの1人アキャンバーの声を演じており、悪堕ちする皮肉な展開となった。
獣電戦隊キョウリュウジャー
1. 先代のキョウリュウジャーの一人、ドクター・ウルシェード/キョウリュウバイオレット役として、『GOGO!』において敵組織・エターナルの首領「館長」を演じた千葉繁が顔出しでの出演(ナレーションとキョウリュウジャーアイテムの音声も担当)。
ニチアサ視点で見ると、絶対悪を貫いて滅んだ館長が一転、正義の味方としての登場となり、まさかの改心劇に驚いたファンも多かった模様。
2. そのドクターの孫娘、弥生は祖父から装備と資格を継承し2代目キョウリュウバイオレットとなるが、パーソナルカラー・見た目の印象(タイプ的には菱川六花風)・中の人など相違点の方が多いものの、名前のみならず幼少時からのヒーロー願望という共通点を持つ黄瀬やよいとイメージを重ねるファンも。
3. 更に、最終決戦ではドクターも前線復帰し弥生との共闘が実現。『ハートキャッチプリキュア!』の花咲つぼみ/キュアブロッサムとその祖母・花咲薫子/キュアフラワーの事を思い出したファンも少なくないとか。
烈車戦隊トッキュウジャー
1. 『プリキュア』においては、「敵組織の幹部から改心して加入した追加戦士」として『フレプリ』の東せつな/キュアパッションと『スイプリ』の黒川エレン/キュアビートが存在していた。
『戦隊』においても敵方キャラクターが味方へ転じた事例はあったが、今作の虹野明/トッキュウ6号が史上初の正式なチームメンバーとなる。奇しくもこの3人、いざ仲間になって以降はネタ要員と言っても差し支えないレベルの濃いキャラクターである。
2. 『スイプリ』におけるプリキュア陣営の後ろ盾・アフロディテ役の日高のり子が、敵組織・シャドーラインの幹部・グリッタ嬢として出演、1979年の『バトルフィーバーJ』でサポート要員の中原ケイコを演じて以来の、四半世紀を超えて真逆の立場でのシリーズ復帰となった。
奇しくもアフロディテとグリッタには、凄まじい力を持つ者を体に取り込み、一時的に性格が豹変したという共通点がある。
3. 加えて『ハトプリ』の月影ゆり/キュアムーンライトを演じた久川綾がグリッタの母親であるシャドーラインの幹部・ノア夫人役で出演しており、
(※左のキャラは気にしない方向で)
日高の件と合わせた結果、歴代プリキュアで最大の年齢差があるゆりとアコが間接的に祖母と孫娘の関係になる、というここでまさかのキュアババア展開に。
4. 前年度の『ドキプリ』において、当初の敵対を経て終盤味方となるレジーナを演じた渡辺久美子が、ミオ/トッキュウ3号の心から生まれたシュウマイのようなゆるキャラ・マイッキーの声を担当。
その性格がレジーナを彷彿させる自由気ままなあまのじゃくであった為、ニチアサ視点では相田マナ/キュアハートに感化されたレジーナが自らも着ぐるみに入ってゲスト出演をしたようにも見える(詳しくは⇒レジッキー)。
…そしてそんな二人が出くわした結果がコレだよ!!
手裏剣戦隊ニンニンジャー
1. 敵組織・牙鬼軍団の幹部・十六夜九衛門役として、『ハピプリ』において白雪ひめキュアプリンセスを演じた潘めぐみが出演。ニチアサ視点では、『ハピプリ』終了で燃え尽き症候群となったひめが悪堕ちしたようにも見える(詳しくは⇒キュア九衛門)。
果たしてやよいは悪堕ちを責めているのか純粋に出演を羨ましがっているのか(どう見ても後者)。
また、ひめは『ハピプリ』本編でしばしばプリカードの力を使って忍者になっていたので、それが潘の『ニンニンジャー』出演に結び付いたという可能性も…。
ちなみに潘は本編終了後のVシネマ『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』において九重ルナ(ミドニンジャー)役として顔出し出演する……というか予告編映像でのルナがとったポーズがキュアプリンセス変身時のガンマン風のポーズ(しかもちゃんと指先をふっと吹く)そのまんまである。
2.本作における主役チームのミッションは「ラストニンジャの称号を得る」「忍タリティーを高める為の修行」「48個の封印の手裏剣を回収」なのだが、同期の『Go!プリンセスプリキュア』における主役チームのミッションは「グランプリンセスの称号を得る」「プリンセスとしてのスキルを高めるレッスン」「12個の行方不明になったドレスアップキーを回収」…という猛烈なシンクロ具合。
3.本作のOP主題歌「さあ行け!ニンニンジャー」には「夢の仇やっつけちゃってこらしめちゃって」との歌詞があるが、同期の『Goプリ』はプリキュアが夢の仇の敵組織ディスダークをやっつけてこらしめる。
4.第15話のゲスト妖怪(怪人)である、フタクチオンナの中の人が沢城みゆき(同時期放送のGo!プリンセスプリキュアの敵幹部トワイライト⇒後の追加キュア、紅城トワ/キュアスカーレットの中の人)であった。
そのため、一部のユーザーの間で「トワイライトがフタクチオンナのスーツアクターを務めていたのではないか?」という説が存在する。
また、モモニンジャーがこのフタクチ女を撃破した際には、『ゴープリ』での敵撃破時の決め台詞「ごきげんよう」を言っており、スタッフの狙っていた感が強い。
5.Vシネマ『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』では風花と霞がアニメキャラと化すアニメパートがあるのだが、その時の二人が放った技がプリキュアマーブルスクリューそのまんま。それもそのはず、キャラデザ・作画監督は小松こずえ(『絵本の中はみんなチグハグ!』作画監督、各作品原画)、原画は香川久(『フレッシュプリキュア!』キャラデザ、『パンプキン王国のたからもの』作画監督)と、プリキュアシリーズに関わった人物がこのパート制作を手がけている。
6. プリキュアから闇堕ちした九衛門の印象が強いが、スイートプリキュアからは妖精ハミィを演じた三石琴乃が敵幹部の有明の方を、ラスボスノイズを演じた中尾隆聖が同じく敵幹部の晦正影を演じている。プリキュア・戦隊の一つの作品でレギュラーとして再共演するのは極めて珍しい。
動物戦隊ジュウオウジャー
1. 敵組織・デスガリアンの首領・ジニス役に『ハピプリ』レッド役の井上和彦、幹部ではナリア役に『ドキプリ』菱川六花/キュアダイヤモンドの寿美菜子、クバル役に『S☆S』ドロドロン役の岩田光央、(いきなり殉職する)ジャグド役に『ハトプリ』クモジャキー役の竹本英史、巨獣ハンターバングレイ役に『スマプリ』緑川源次役の神奈延年が出演…という異例の大量参加(井上・寿は戦隊シリーズ初参加、岩田・竹本・神奈は怪人役の経験あり)。ちなみに、初期発表の段階で陣営中唯一『プリキュア』参加経験の無かった中田譲治もその後『魔法つかいプリキュア!』に敵幹部・ガメッツ役として出演決定、まさかの全員キャスト被りとなった。
そしてナレーション担当にして異世界ジューランドの最初の大王ケタス/初代ジュウオウホエール役のチョーも『プリキュア5GoGo!』のイソーギン役等を担当。
また第7回の『仮面ライダーゴースト』とのコラボ回でユルセンとしてゲスト出演した悠木碧は翌年の『映画キラキラ☆プリキュアアラモード_パリッと!想い出のミルフィーユ!』で敵役のクックとして『プリキュア』初登場。更にその3年後の『ヒープリ』で花寺のどか/キュアグレースを演じることとなる。
2. 戦隊陣営の方は一見『プリキュア』との繋がりが無いようだが、同期作品『まほプリ』とは「主人公が人間界の住人で、他のメンバーが異世界の住人」「異世界の住人が主人公と同居」という最大の共通点がある(但しジュウオウジャー側の追加戦士は人間界の住人)。
3. 女性メンバー二人(セラ&アム)の中の人の名前が「みき」と「はるか」。
但し、セラと美希はイメージカラーが同じ「青」なのに対し、アムとはるかはそれぞれ「白」「ピンク」と異なる(『ジュウオウジャー』自体初期段階でピンク枠が無い)。
4. 追加戦士が正式に初加盟する回の放送日が重なっている。
5. 『まほプリ』の方は真の意味での魔法界との世界融合ENDにはならなかったものの数年後に再会出来たので完全な別離ENDは回避された。対してジュウオウジャーは世界が引き離される展開こそ回避されたもののジューマン達とのお別れ自体はあると思いきや、最後の最後でジューランドとの世界融合ENDを迎えた。
宇宙戦隊キュウレンジャー
1. 『フレッシュプリキュア!』において蒼乃美希/キュアベリー役を演じた喜多村英梨が、敵幹部マーダッコ役で出演。別掲の一覧の通り、桃園ラブ/キュアピーチ役の沖佳苗、山吹祈里/キュアパイン役の中川亜紀子、東せつな/キュアパッション役の小松由佳もそれぞれ『スーパー戦隊シリーズ』参加済であり、今回の喜多村出演により同一作品でプリキュアを演じた声優陣が『戦隊』コンプリートという史上初の快挙が成し遂げられた。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
1.ドキドキ!プリキュアの追加戦士である円亜久里/キュアエースを演じた釘宮理恵が、警察戦隊パトレンジャー側のマスコットキャラであるジム・カーターの声で出演。
亜久里は妖精(ラケル)が人間(八嶋)に恋をしたことに反対していたが、ジムの方も警察(陽川咲也/パトレン2号)が快盗(早見初美花/ルパンイエロー)に恋する事態が起きた。
2.キラキラ☆プリキュアアラモードの敵組織キラキラルをうばう存在の初の敵ガミーを演じたうえだゆうじが本作の敵組織ギャングラーの幹部デストラ・マッジョの声で出演。
1度プリキュアと敵対して倒され改心したガミーが再悪堕ちして、対立する2戦隊の敵となったと言える。
3.スマイルプリキュアの敵組織バッドエンド王国の幹部ジョーカー(プリキュア)を演じた三ツ矢雄二が本作のロボの中心となるグッドストライカーの声で出演。
ラスボスの一部となって消えたジョーカーが光堕ちして、気分次第で快盗と警察のどちらのロボにもなるメカとなったと言える。
4.高尾ノエル/ルパンエックス・パトレンエックスとキラ星シエル/キュアパルフェが両者とも「追加戦士、フランス帰り、人外」(ただしノエルは純粋な人間ではないというレベル)という共通点がある。
もっと言ってしまえば、ノエルが異世界人という証拠が敵の手により遺伝子構造が異なることに由来され、異世界キュアや亜人プリキュアも身体検査するようなことになればバレてしまうのではないかと気になるところ。
5.本作のメカにトリガーマシンクレーン&ドリルが登場。HUGっと!プリキュアの薬師寺さあやが工具ドリルにときめく様子と、輝木ほまれの母親輝木ちとせの職業がクレーン操縦士という設定に通じる。
騎士竜戦隊リュウソウジャー
1.『スマプリ』で日野あかね/キュアサニーの父親日野大悟を演じたてらそままさきと弟日野げんきを演じた白石涼子がそれぞれ本作のロボ枠の騎士竜ティラミーゴの声と敵組織ドルイドン族の幹部クレオンの声で出演。
大悟とげんきが正悪に分かれて、父と子の戦いを繰り広げると言える。
2.そのドルイドン族が生み出す怪物のマイナソーは誕生に人間が関係している点はプリキュアシリーズの一部の怪物に共通する。
3.リュウソウジャーの初期3人と『ハグプリ』の3人のポジションがそれぞれ、主人公・インテリ・力持ちと似ているが、相違点もある(コウ/リュウソウレッドはどちらかと言えばバランス型に対して野乃はな/キュアエールは勉強も運動も得意とは言えない、メルト/リュウソウブルーは自他ともに厳しい部分が目につくが薬師寺さあや/キュアアンジュは優しい部分が目立ち、アスナ/リュウソウピンクは典型的な脳筋キャラだが輝木ほまれ/キュアエトワールはそのような部分は見られない)。
4.アスナ/ピンクを演じる尾碕真花(おさき いちか)は『キラプリ』の宇佐美いちか/キュアホイップと名前が同じ。第24話のドワーフマイナソーはパティシエール志望者から発生し、技がショートケーキの形で明らかにホイップから盗んでいる。
5.ディメボルケーノと羽衣ララ/キュアミルキーの共通点で言えば自分が普通の人間相手には異形の存在に映るのではないかという不安を抱えていた点があるが、最終的には受け入れられている。
因みにディメボルケーノ登場回の同日に放送された『スタプリ』第17話は共に「力を持つ者の責任」を語る部分がある。
6. 追加戦士(リュウソウゴールドとキュアコスモ)が初登場する回の放送日が重なっている。
7. 『スタプリ』が放送されていた頃、こっちではなんと宇宙の力を宿した騎士竜「コスモラプター(シャインラプター/シャドーラプター)」が登場。放送中の作品内でニチアサ宇宙連盟が成立することとなった。
また「コスモ」つながりからこんなイラストも投稿されている。
8.映画『スーパー戦隊MOVIEパーティー』の『騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』で騎士竜たちがガニマ・ノシアガルダの金庫から解放された時にティラミーゴが放った台詞が「ふわあ~、生きてるって感じティラ!」と『ヒーリングっど♡プリキュア』の花寺のどか/キュアグレースの口癖。
9.本作第27話でキシリュウオーパキガルーがドドメキマイナソーをパンチで宇宙へ飛ばした直後と、『ヒープリ』第18話でニャトランが日下織江に失恋した瞬間、某ボクシング漫画のラストシーンよろしく燃え尽きる。
10.実はアスナはリュウソウ族の祭にて、必ずと言っていい程コウ達との歌の出し物の時には専ら"太鼓演奏"の役をやらされる程の音痴だが、これが巨大化したマイナソーすら行動不能に陥らせる程の破壊力であり(しかも"生身で"である、尤も、"リュウソウルを使用して"だが)、そこから相田マナを連想した視聴者も居ただろう。(しかも両者のイメージカラーが共にピンクであり、共通点も割りと多い。但し、"女子力"等の相違点も在る。)
魔進戦隊キラメイジャー
1.本作は「異世界が悪の勢力の侵略を受け、地球に逃げ延びた亡命者が戦士を探し求める」という点で、極めてプリキュア的な世界観を有する作品である。
2.『キラメイジャーキラメキムービーVol.1』で熱田充瑠に変身のレクチャーをする際、マブシーナが発した「キラやばですぅ~っ!」と言う台詞はキュアスター/星奈ひかるの口癖で、中の人もTwitterで言及している。しかも中の人がキュアパルフェことキラ星シエルである為、まさかのキラ被りとなった。
3.速見瀬奈/キラメイグリーン役の新條由芽は「子供の頃のヒーローはキュアホワイトだった」と語っている。マブシーナの声の水瀬いのりを初め、子供時代に『ふたりはプリキュア』を見て育った世代のプリキュア声優が増えている中、新條はプリキュアを見て育った戦隊女優となった。またエピソード9は新條の百人一首が特技である点に注目した回で、『ドキドキ!プリキュア』第14話の実演でもある。
2.放送再開後のエピソードではイエローが活躍する回となっている。しかも「同じ1日を繰り返す」という『映画プリキュアミラクルリープ_みんなとの不思議な1日』と被る話である。8月2日のエピソードもイエローが活躍する回である。
3. エピソード15でクランチュラが「だるまさんがころんだ」を基にした「ダルマさんがヨドンだ」作戦を展開したが、その記憶も新しい翌週放送の『ヒープリ』第17話のラストでは主人公たちが(普通の)「だるまさんがころんだ」で遊ぶシーンがあったので、思い出した人も多かったことだろう。
4.エピソード21と22でマブシーナの呪いが発動し、それを解くカギのアクアキラメイストーンが魔進ザビューンに変化するが、舞台が水族館でオチパートでザビューンが「シャーク(釈)然としない」と駄洒落を言う展開が『ヒープリ』の第5話と被る。
5.9月13日のエピソード23でマブシーナがアイドル衣装を着て歌うシーンにて、同じく中の人が声を務めたキラキラプリキュアアラモードのキュアパルフェをリスペクトした衣装となっていた。
6. パワーアップアイテムが弓矢。
機界戦隊ゼンカイジャー
1. 本作では初期メンバーをエピソードごとに1人ずつ加えていく方式が採られており、これはプリキュアシリーズのチーム結成パターンに近い。従来の戦隊シリーズでは多少の例外はあるにせよ、第1話で初期メンバーが全員集結するのが原則であった。これについて『キョウリュウジャー』でメインライターとなり、他の戦隊も何話か書いた三条陸氏は「戦隊ではやらせてもらえない。プリキュアが羨ましい」と述べている。
2.『スマイルプリキュア!』の星空みゆき/キュアハッピーを演じた福圓美里が本作で戦隊のサポート役の鳥型ロボのセッちゃんの声を演じている。
みゆきがプリキュアとして活躍した功績で、戦隊のサポートに選ばれたと言える。
3.『キラキラ☆プリキュアアラモード』で水嶌みつよしを演じた佐藤拓也がブルーン/ゼンカイブルーンの声を演じ、『ヒーリングっど♥プリキュア』で沢泉とうじを演じた松田颯水がリッキー・ゴールドツイカーの声を演じている。
青キュアの家族の2人が、戦隊ブルー及びブル-のマスコットに選ばれたと言える。
4.第20カイの仮面ライダーとのコラボ回の最後で神代玲花/仮面ライダーサーベラがマジーヌ/ゼンカイマジーヌに抱きついた瞬間、ブルーン/ゼンカイブルーンがビックリして思わず『HUGっと!』と叫んだシーンがある。この発言は『HUGっと!プリキュア』を思わせる。(ちなみに字幕も上記のように本家通りとなっている。まあ…彼が出ていたのはこれの1作前なんだけどね…。)
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
1.ドン1話で変身バンクが最初に披露されたのは初の男性ピンクとなるキジブラザーだが、プリキュアシリーズでも第1話で最初に変身バンクが披露されるのはほぼ桃キュア。
両方に共通するキャスト
- 膨大な数の演者が存在するため、『プリキュア』における役どころを基に、いくつかのグループに分類して紹介する。分類優先度は原則として「プリキュア>妖精>悪役>家族・協力者>知人>その他」とするが、立ち位置の異なる複数の役を演じている場合には、ストーリー上の重要度や演じた頻度等を考慮の上で若干の変動はあるものとする。
- 演者名の並びはプリキュア担当者のみ作品順、それ以外はグループ毎に50音順とし、各シリーズでの役名は登場順とする。
- 太字は『スーパー戦隊』はレギュラー及び準レギュラー、『プリキュア』はプリキュア戦士及び妖精。斜体文字は双方とも悪役(幹部以上・怪人役全体)。
- △はプリキュア戦士の家族。
- ☆は『スーパー戦隊』での顔出し出演。
- 個別記事が無いキャラクターについては「関連性の高い用語の記事」「当事典内の登場作品記事」「Wikipedia内の登場作品記事」のいずれかへリンクし、表中における登場作品名は原則省略。
- 『スーパー戦隊』の怪人等で人間態のあるものは、出演者本人が演じた場合に記載する。
- パワーレンジャーも含む。
プリキュア・妖精
プリキュア
※1:旧名「八武崎碧」名義での出演。
※2:「仮面ライダーゴースト」のキャラクターだが、コラボゲストとして出演。
妖精
※:正確には、人間態と言うより「人間だった頃」の名前。
敵組織関係
敵組織関係1(あ行~た行)
※:本来のミカ役・矢島由紀が数話のアフレコを残し突然降板、声質の似た田中が緊急登板となった(つまり画面上の姿は矢島、声のみが田中という状態)。
敵組織関係2(な行~わ行)
※1:人間態及び、怪人態の声を兼任。
※2:『アバレンジャー』第26話(『釣りバカ日誌』とのコラボ回)。山寺の顔出し出演ではなく、伝助がアニメのままストーリーに絡む超絶展開となった。
一般人等
プリキュアの家族・協力者
※1:ハムスター及びシーシー役としては旧名「江川菜子」名義での出演。
※2:龍見役としては「てらそま昌紀」、それ以外については『ジュウレンジャー』までは「寺杣昌紀」名義で出演。現在は声のみの出演以外は漢字表記。
※3:旧名「伊東範子」名義での出演。
プリキュアの知人(学友・教師など)
その他のキャラクター
名前繋がり
双方、登場する変身者だけでも相当の数に上り、ネーミングが被ってくるケースも少なくない。
※括弧内はパーソナルカラー。
※太字は男性キャラクター。
スーパー戦隊 | プリキュア | 備考 |
---|---|---|
東竜(青) | 東せつな(赤) | |
カレン水木(桃) | 水無月かれん(青) | 名字ニアミス |
神誠(橙) | 剣崎真琴(紫) | |
汀マリア(桃) | 美墨なぎさ(桃)+氷川まりあ(紫) | なぎさとはカラーも一致 |
赤城一平(赤) | 紅城トワ(赤) | カラーの一致、後者は追加戦士 |
緑川達也(緑) | 緑川なお(緑) | カラーの一致、共にパワーファイター |
新命明(青)、桃井あきら(桃)、アキラ(青)、虹野明(橙) | 剣城あきら(赤) | マスクマンのほうは名字不明 |
桃園ミキ(桃) | 桃園ラブ(桃)+蒼乃美希(青) | ラブとはカラーも一致。ミキは新体操選手、ラブはダンサー志望 |
桂木ひかる(桃)、ヒカル(星獣戦隊ギンガマン)(黄)、ヒカル(マジレンジャー)(金) | 星奈ひかる(桃) | 桂木とはカラーも一致。男性2人は出自の関係上名字無し |
渚さやか(白) | 美墨なぎさ(桃) | カラーや人物像など、なぎさはむしろ後述の麻衣に似る |
翼麻衣(桃) | 美翔舞(白) | カラーや人物像など、舞は前述のさやかの方に似ている |
ハルカ(黄)、鬼頭はるか(黄) | 春野はるか(桃) | マスクマンの方は名字不明 |
天宮勇介(赤) | 天宮えれな(黄) | 片や宇宙アカデミアの生徒、片や太陽モチーフ |
岬めぐみ(青) | 愛乃めぐみ(桃) | 共に中の人の名も「めぐみ」 |
コロン(秘書ロボット) | コロン(妖精) | まさかのビンゴだが、前者は秘書ロボット、後者は妖精で作中以前に他界 |
日野俊介(黄) | 日野あかね(橙) | 共に弟がいる(俊介の弟・俊二は故人) |
早坂アコ(青) | 調辺アコ(黄) | 毒舌要素持ち/歌との関わりが深い |
天風星・リン(桃) | 夏木りん(橙) | リンの中の人は高橋「夏樹」 |
滝沢直人(赤)、アスカ(アバレンジャー)(黒) | 滝沢あすか(赤) | 直人とカラ-が一致、但し直人は単独戦士 |
野乃七海(青) | 野乃はな(桃) | 七海の芸名は野乃ナナ |
樹らんる(黄) | 明堂院いつき(黄) | カラーも一致 |
小津麗(青) | 春日野うらら(黄) | 麗は異世界人との、うららはフランス人とのハーフ |
小津深雪(白) | 星空みゆき(桃) | 敵幹部「ウル○○○」との因縁あり |
宇崎ラン(黄) | 華満らん(黄) | |
楼山早輝(黄) | 日向咲(桃) | 私生活では食べ物屋 |
花織ことは(黄) | 花海ことは(緑) | 名字ニアミス |
アグリ(黒) | 円亜久里(赤) | 前者は出自の関係で名字無し |
宇佐見ヨーコ(黄) | 宇佐美いちか(桃) | モチーフが兎 |
タテガミライオー(ロボ) | 立神あおい(青) | まさかのビンゴだが、戦隊ではなくロボ。モチーフがライオン→寧ろ父親の名が読みで完全一致 |
福井優子(水色) | 大森ゆうこ(黄) | 片やリアルに母親、片やおかん気質 |
弥生ウルシェード(紫) | 黄瀬やよい(黄) | 幼少時からヒーロー願望 |
野々村洸(緑) | 九条ひかり(黄) | |
ハミィ(緑) | ハミィ(妖精) | まさかのビンゴだが、プリキュアではなく妖精。→ハミィ違い |
陽川咲也(緑) | 氷川まりあ&氷川いおな(紫) | 片や軟派気質、片や妹が男子に告白された |
トワ(緑) | 紅城トワ(赤) | 異世界出身できょうだいがいる |
一方、変身後の名前は…
スーパー戦隊 | プリキュア | 備考 |
---|---|---|
スペードエース(赤) | キュアエース(赤) | カラーも一致 |
ダイヤジャック(青) | キュアダイヤモンド(青) | カラーも一致 |
ハートクイン(桃) | キュアハート(桃) | カラーも一致 |
戦隊ブラック(黒) | キュアブラック(桃) | 本来後者も「黒」だったが、後に桃扱いへ |
チェンジマーメイド(白) | キュアマーメイド(青) | |
戦隊ホワイト(白) | キュアホワイト(白) | |
アナライズロボ・ミント(支援ロボ) | キュアミント(緑) | まさかのビンゴだが、戦隊ではなく支援ロボ。タイトルに「ファイブ(5)」がつく |
マジシャイン(金)、シャインラプター(ロボ) | キュアサンシャイン(黄) | 共に追加戦士。ラプターは戦隊ではなくロボ |
ビートバスター(金) | キュアビート(青) | ただし前者はビートル(カブトムシ)、後者は音楽の拍子というように意味は全く異なる |
出演者の「顔出し」事情
一覧で確認できるように、2016年時点で『戦隊』での顔出しと『プリキュア』での声優、両方を経験した人物は何名か存在するが、その中で前者において顔出しがデフォルトのレギュラーであった演者が、後者に声優として出演した事例は少なく、男性では五代高之・松風雅也・千葉繁・小川輝晃・中田譲治・土田大、女性では日高のり子・菊地美香の計8名(「双方でのレギュラー」は松風・小川・土田以外の5名)である。
また、『戦隊』の敵組織関係で前述の中田譲治が首領を、朴璐美・森田順平は「敵組織の怪人の人間だったときの元の姿」を演じ(朴は幹部、森田は首領)、土師孝也は首領の若い頃を演じている。
また、『科学戦隊ダイナマン』31話でスパイをしていた戦闘員役(夫婦でスパイ活動していたが息子はそのことを知らない。)をナマケルダ役の金尾哲夫が演じている。
そしてついに
白雪ひめ/キュアプリンセス役の潘めぐみ(1989年生まれ)がVシネマ『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』にてミドニンジャー/九重ルナ役で顔出し出演。前述の候補者を差し置いて「戦隊戦士」と「プリキュア戦士」両方を演じた初の事例となった(ちなみに同作TV本編で有明の方、『スイートプリキュア♪』でハミィの声を演じた三石琴乃も同Vシネマに顔出しでの出演を果たしている)。ただ、同作がそもそもボーナストラック的な位置付けの作品であり、潘の起用もTVシリーズで敵幹部十六夜九衛門の声を演じた縁によるところが大きく、正式にカウントしていいのかは微妙なところである。
やはりレギュラー獲得者の登場可能性は薄いのか…という予想の中、2017年に入って事態が動く。『キラキラ☆プリキュアアラモード』において、元来実写畑の美山加恋(宇佐美いちか/キュアホイップ役、1996年生まれ)と福原遥(有栖川ひまり/キュアカスタード役、1998年生まれ)がツートップとして起用。イメージカラーは奇しくもピンクとイエローという戦隊ヒロイン定番色である。
特に福原は劇場版『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』及び『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』において車掌・レディ、『動物戦隊ジュウオウジャーVS手裏剣戦隊ニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』においてギルマーダの化身・ルンルンを演じており、ゲスト扱いながら主役チームの味方と敵、双方を経験している演者の一人。プリキュア役を経ての凱旋にも期待が掛かるところ。
余談
かつて非公式作品ではあるが「プリキュア戦隊」に近いものは存在していた。
それは1999年に放送された特撮ドラマ『ボイスラッガー』。
随所に『戦隊』カラーの色濃いこの作品、そのチームメンバーを演じたのは中川亜紀子(山吹祈里/キュアパイン)、池澤春菜(ポルン)、関智一(メップル)、草尾毅(ココ/小々田コージ)…という、全員が後に『プリキュア』レギュラーを務める声優陣で、池澤以外は本家『戦隊』の方にも出演経験がある。他にも主要キャストとして水樹奈々(花咲つぼみ/キュアブロッサム)と榎本温子(美翔舞/キュアイーグレット)、また声のみだがこおろぎさとみ(シフォン)も出演している。
一方、『戦隊』からは数々の主題歌を担当した水木一郎がキーパーソンのゴールド役で、ゲストとしても伴大介(神誠/2代目バトルコサック)、望月祐多(ゲキ/ティラノレンジャー)、小川輝晃(サスケ/ニンジャレッド)らが出演している。
また、スタッフには原作に石ノ森章太郎、総監督に平山亨、各話監督には竹本昇・大野浩、アクション監督に新堀和男、主題歌に影山ヒロノブ…という、『戦隊』史を語る上で欠かせない面々が揃っており、むしろ公式じゃない方がおかしいとも言えるレベルで大の大人が全力でふざけている(とは言うものの、終盤の展開はかなりガチ)。
いち作品としても一見の価値はあるが、このコラボを語る上でも是非再評価しておきたい作品と言えるだろう。
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キュアマーダッコ キュアマブシーナ キュアセッちゃん
Project.R:スーパー戦隊シリーズの主題歌・挿入歌を制作・歌唱するユニット。レーベルが違う(プリキュアはマーベラス、戦隊は日本コロムビア)とはいえ、歌手(五條真由美や吉田仁美など)や制作陣(大石憲一郎、高取ヒデアキ、高木洋など)に共通する人物がかなりいる。