概要
2024年現在、スタートから48周年にして47作を数える『スーパー戦隊シリーズ』と20年目に突入、20作18チームを数える『プリキュアシリーズ』。
共に「老舗ブランド」として親しまれているロングランTVシリーズであり、後者が前者と変身ヒロインもののハイブリッド的な存在であることも手伝い、総じて親和性は高い。また、実際の放送上では1時間のタイムラグがある影響か、『仮面ライダーシリーズ』(詳細⇒キュアライダー)と比較すると数としては少なめの傾向にはあるが、日々新たなコラボ作品が投稿されている。
幼年誌のドラマCDで初めて戦隊・プリキュアがコラボした(『特捜戦隊デカレンジャー』・『ふたりはプリキュア』)。
そして、2020年2月公開映画『スーパー戦隊MOVIEパーティー』EDでは戦隊とプリキュアが大々的にコラボレーション。
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』・『快盗戦隊ルパンレンジャー』・『警察戦隊パトレンジャー』・『魔進戦隊キラメイジャー』の4戦隊と『スター☆トゥインクルプリキュア』の5人、キュアエール・キュアグレースが一堂に会し、共にダンスを披露するという豪華EDとなった。
双方の比較
主な共通点
- 桃・白・青・黄・緑・紫の女性戦士がいる。
- 橙の男性戦士がいる。
- 戦隊ヒロイン・プリキュアの人数がどちらも総勢65人以上(2024年現在)。
- チームワークで敵を倒す。
- キャラごとにイメージカラーがある。
- 双方共に主役以外のメンバーに青や黄色の戦士の登場頻度が高い。
- 東映制作(厳密には別部門であったが)。
- テレビ朝日系列『ニチアサ』枠において放送(ただし、発信キー局は別→プリキュアはABCテレビ、戦隊はテレビ朝日)。
- 放送開始時期が通常番組改編期である1・4・7・10月ではなく、中途半端な2月(ただし、月内で誤差あり、『ルパパト』まで『リュウソウジャー』以降は2019年2 - 3月に4週連続で『スーパー戦隊最強バトル』が放映された関係で3月開始にスタート時期が移行)。
- 原作者は複数作家共同ペンネーム(ただし、戦隊は初期2作が石ノ森章太郎氏{当時は改名前の石森章太郎名義}→クロスオーバー作及び回には使用される)。
- 物語途中での戦士追加イベントがしばしばある。
- 明堂院いつきや梅盛源太といった純粋な人間界出身の現代人が追加戦士となるケースは少ない。
- 異星人・異世界人・地底人・ロボットといった所謂「人外」のみならず、洗脳によって他者への悪意を後付けされた「人間」出身の敵も登場する。
主な相違点
カラーリング
- 主人公イメージカラーは『戦隊』は赤なのに対し、『プリキュア』はピンク。だが、2021年では双方の主人公のカラーが「白色+多色」で、その法則を打ち破った。さらに。2023年ではプリキュア側のみ主人公が青となった。
- 『戦隊』は追加戦士に使われる色として主に金色や銀色が定番になっているのに対し、『プリキュア』では追加キュアに使われる色としては赤や紫がメジャーとなっており、現状銀色プリキュアは登場していない。だが、2022年では金色と明言された追加プリキュアが登場した。やはり、互いのメイン視聴者の性別違いが浮き彫りとなっている模様。
- 『戦隊』は『プリキュア』では現状唯一無二な黒色や原色では2人しかいない緑色の採用率が高い(同時には余り出ないが、その場合はやや遅れて加入するペア扱いとなることが多い)。
チーム構成
- チーム構成は『戦隊』が男性過半数の男女混成(1作を除く)、『プリキュア』が基本女性(それも一部例外を除き10代の少女)のみであり、20作目18代目にして遂に男性メンバー1人がレギュラーに加入した。
- 『プリキュア』は圧倒的多数が中学生(主人公は例外なし)だが、『戦隊』には現時点で(小学生や高校生、大学生はいるのに)中学生メンバーは存在しない(演者が当時中学生のメンバーはいる)。こちらも参照。
- 若干例外はあるものの、『戦隊』では初期メンバー標準人数は「5人」というのが定着しているが、『プリキュア』では標準人数というのはない。
- 『戦隊』では一部の例外を除くと第1話で初期メンバーが全員揃うのが普通だが、『プリキュア』では「ふたりはプリキュア」タイプの作品を除くと初期メンバーも個別エピソードを費やしてチームに加わっていく。『戦隊』でこのパターンを採ったのは『ゼンカイジャー』のみである。
キャスト
- 『戦隊』は戦士役演者が別役で再登場する場合があるが、『プリキュア』では(2024年現在)一度戦士役を演じた人物は同一作品内での兼役を除けば、『オールスターズ』シリーズ以外では再登板していない。
ネーミング
- 戦士名は『戦隊』では「一定の共通語句+識別名(色かモチーフ、逆順の場合もある)」のパターンが多く、チームごとにネーミング方法が異なっているが『プリキュア』では一部プリキュア扱いされる追加戦士を除くと全シリーズを通して「キュア○○」であり、チームごとの相違はない。
血縁関係
- 『戦隊』は同じチームに兄弟・姉妹・いとこ等血縁者が在籍する場合があるが、『プリキュア』ではその事例がない(2023年現在)。ただし、個別に活動していたり、海外チームとして存在していたりというケースはある。
第三勢力
- 『戦隊』では、メインの敵組織とは異なる所謂「第3勢力」が登場、三つ巴に発展することがあるが、『プリキュア』TV本編であるとそういった展開は長らく描かれていなかった。だが『スター☆トゥインクルプリキュア』において宇宙怪盗・ブルーキャットがプリンセススターカラーペンを巡ってプリキュアやノットレイダーと対立したことがあった。その後、ノットレイダーを脱退したアイワーンがそのブルーキャットの正体たるユニへの復讐だけを目的に独自に活動する様になっており、別の形で第3勢力となっている。
- 『HUGっと!プリキュア』以前においてはプリキュアそっちのけで種の三者が首領に反乱したり、そこまでいかずとも首領への下克上を企む反逆分子が出て来たり…というケースはある。また、一部作品には初期メンバーが戦っていた敵勢力が壊滅した後別勢力が台頭したり映画版にはTV本編とは別の敵組織が出てくることもあり、三つ巴こそなかったが、結果的に1年間で複数の敵組織と戦ったプリキュアもいる。復活した旧勢力の敵キャラがプリキュアとは別の行動原理で現在の主敵キャラに反旗を翻し、実質的に第三勢力の役割を果たしたこともあった。
生死扱い
- 『戦隊』は「死」が明確に描かれることも多く、一般犠牲者や敵撃破のみならず、戦士が殉職するケースも多い。また、戦士や一般人・敵の負傷・流血描写もそこそこある。
- 『プリキュア』の敵は幹部クラスでも改心・洗脳解除・和解等で生存する確率が高い。場合によってはラスボスすら救われる。初期シリーズのドツクゾーンやダークフォール幹部にしても、倒された際には「闇に還る」「自然に還る」といった婉曲な表現を用いている)。負傷・流血描写もほぼなくダメージは汚れ描写で表し、顔面や腹部への攻撃も効果音だけでハッキリ見せない等、控え目に描かれている。唯一といって良いのは『ドキドキ!プリキュア』劇場版でキュアハートがマシューに咬みつかれて血を流すシーンくらいであろう。
敵意を持つ一般人の扱い
- 『戦隊』では、敵組織とは無関係な一般人が理不尽な理由で主人公達に悪意を向けることがあり、未成年5人を集団で迫害するケースさえある(そういった人間の負の側面との向かい合いも、1つの醍醐味といえるが)。
- 『プリキュア』ではそういった展開は長らく描かれていなかったが、個人レベルで主人公達に負の感情を有する一般人が出て来て怪物や幹部素体とされることがあったり、一般人を洗脳して変身前のプリキュアを襲うケースはある。『スター☆トゥインクルプリキュア』で遂に予備軍といえる一般人が登場。
作品毎の各ネタ
※中の人繋がりについては「双方に共通するキャスト」項を参考として下さい。
『ふたりはプリキュア』・『MaxHeart 』
- 記念すべき初代チームにして『戦隊』では基本的なネーミングパターンである「色名」を採用した最初のチームである。しかし、『MH』での3人目加入で呆気なくパターン崩壊。次作以降はキュアルージュ・キュアスカーレット(とキュアコーラル)を除き、全く色名が使われなくなった。
- 放送当時の講談社児童向け雑誌付録に『ふたりはプリキュア』と『特捜戦隊デカレンジャー』→『魔法戦隊マジレンジャー』をコラボしたCDが付くことがあった。ただし戦隊側のコラボ相手はレッドと男戦士の2人であったりする(ツインカムエンジェルやマジカルシスターズの方が相性良さそうな気はするけど…)。
- 『光戦隊マスクマン』では主人公・タケルことレッドマスクと敵組織(地底帝国チューブ)幹部・イアル姫/美緒との恋愛が描かれている。
この美緒/イアル姫は侵略スパイとして送られ、ここでタケル/レッドマスクと出会って恋に落ちるが、イアル姫/美緒は裏切者として幽閉されてしまう。 この展開は『ふたりはプリキュア』でスパイとして送られたドツクゾーンのキリヤがキュアホワイト/雪城ほのかと出会い、恋愛感情に近い感情を抱いてしまう展開に似ている(詳細は「キリほの」を参照)。
『ふたりはプリキュアSplash☆Star』
- 『太陽戦隊サンバルカン』においてバルイーグルを演じていた五代高之が本作敵組織・ダークフォールの首領・アクダイカーン役として出演。
奇遇にも、ダークフォールと『サンバルカン』の敵組織・機械帝国ブラックマグマには、共に「表向きのボス」と「真の黒幕」が存在する、という共通点がある。
- 『高速戦隊ターボレンジャー』物語中盤に、第3勢力である流れ暴魔のヤミマル・キリカのコンビが現れる。この2人は、(一時的とはいえ)主人公のクラスメイトとして現れ、後に敵対する。
2人は終盤近くに改心して主人公達と和解、戦いに協力した。そして2人は人間として生きる道を選ぶ。
- これは、後の『Splash☆Star』に登場した霧生満・霧生薫コンビにソックリなパターンである。
- コンビで動く敵幹部が共に造反した例として、前年度の『Splash☆Star』に登場した霧生満と霧生薫が存在するが、
『Yes!プリキュア5 / GoGo!』
- 通算4作目にして初の5人体制チームが実現。色分けも『秘密戦隊ゴレンジャー』に沿ったもので、ご丁寧にカレー好きのイエローまでも継承。
このことからプリキュア戦隊とも呼ばれている。
- チーム名としては『大戦隊ゴーグルファイブ』及び『救急戦隊ゴーゴーファイブ』同様、最後に「5」が付く。
『フレッシュプリキュア!』
- フレッシュチーム必殺技「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」がメンバー間でパスを重ねながら完成させる点で『ゴレンジャー』必殺技「ゴレンジャーストーム」及び「ゴレンジャーハリケーン」を彷彿させる。
『ハートキャッチプリキュア!』
これは『魔法戦隊マジレンジャー』において小津五兄妹の父・小津勇が敵幹部・魔導騎士ウルザードとして登場した展開に通じるが、両者の結末は真逆のものに。
- 『キョウリュウジャー』最終決戦ではドクターも前線復帰、弥生との共闘が実現。『ハートキャッチプリキュア!』の花咲つぼみ/キュアブロッサムとその祖母・花咲薫子/キュアフラワーのことを思い出したファンも少なくないとか。
- イアル姫と双子の姉に当たるイガムは王家を継ぐために男性として育てられ、男性として振る舞っていた。その境遇や「男装の麗人」としての姿は『ハトプリ』の明堂院いつきと非常に良く似ている。イガムは「俺」、いつきは「僕」と男性的な1人称を使う。
『スイートプリキュア♪』
- 第35話において謎の仮面プリキュア・キュアミューズの正体が調辺アコと判明。同時に史上初の小学生プリキュアとなり、『五星戦隊ダイレンジャー』の小学生戦士・吼新星・コウ/キバレンジャーのイメージとシンクロする。
- 第37話ハロウィンの回で、主人公・キュアメロディ/北条響が海賊コスプレを披露(詳細は⇒キャプテン・ヒビキ及びゴーカイメロディ)。同時期に放送していた『海賊戦隊ゴーカイジャー』のモチーフも海賊であった。
『スマイルプリキュア』
- 最も親和性がある戦隊は『激走戦隊カーレンジャー』であろう。
基本設定でカラー配置・コメディタッチ作風・追加戦士無しと共通している。
- 『プリキュア5』以来5年振りとなる、戦隊の基本である5人体制のプリキュアチームである。…が、同期となる『特命戦隊ゴーバスターズ』は3人体制でのスタートであった(最終的には5人となるが)。
- 第6・17話において、戦隊シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』をもじったゴプリキュアが披露される(詳細は当該記事を参照)。
↑何故か逆パターンの絵も存在する。
5.本作の敵組織、バッドエンド王国のボス・ピエーロ役の玄田哲章は同時に『ゴーバスターズ』にも出演していたが、こちらでの役どころは岩崎リュウジのバディロイド、ゴリサキ・バナナという立場も性格も真逆のキャラクターではあった(ゴリサキ・ピエーロ参照)。
また、バッドエンド王国・ヴァグラス共に【自組織の首領を復活させるために人間界でエネルギーを搾取】【怪人・怪物の生成方法が人間界にあるモノをスキャン】【中盤(7月頃)に主人公サイドが敵本拠地に乗り込んでラスボスを撃破。が、完全に倒しきれずこれ以降に怪人・怪物が強化される】【終盤で主人公サイドを基にした強敵が登場】と共通点も見られる。
- 第35話において、星空みゆき/キュアハッピーが事故で巨大ロボット「ハッピーロボ」に変身。かつて『五星戦隊ダイレンジャー』において支援役の超気伝獣(生体巨大ロボット)・ダイムゲンが登場したが、その人間態である青年・亀夫とみゆきの将来の夢は奇しくも共に絵本作家である。
- キーワードとして共に「虹」が存在する、2年後の『烈車戦隊トッキュウジャー』とのコラボ作がたまに見られる。
『ドキドキ!プリキュア』
- トランプをモチーフとした4人体制スタートのチームである事から、同様の背景を持つ『ジャッカー電撃隊』とのコラボがある(詳細は⇒ジャッカー!プリキュア)。
- 亜久里/エースは「元の姿が小学生で、変身すると大人の体格となる」という設定を持ち、アコ/ミューズ以上にコウ/キバレンジャーとのシンクロ度が高い。
- キュアハートと同期『獣電戦隊キョウリュウジャー』のキョウリュウレッドは、共にパワーアップ形態となり、ラスボスと一騎打ちをし、それぞれ撃破している。
- 本作の敵組織「ジコチュー」と『キョウリュウジャー』の敵組織「デーボス軍」は「自組織の首領を復活させるために人間界でエネルギーを搾取」「怪物・怪人を人間の心から生成」という共通点がある。
- 前年度『ドキプリ』において、当初の敵対を経て終盤味方となるレジーナを演じた渡辺久美子が、トッキュウジャーではミオ/トッキュウ3号の心から生まれたシュウマイのようなゆるキャラ・マイッキーの声を担当。性格もレジーナを彷彿させる自由気ままなあまのじゃくであった(詳細⇒レジッキー)。
…そしてそんな2人が出くわした結果がコレだよ!!
『ハピネスチャージプリキュア!』
- 世界各国にプリキュアチームが存在するという世界観、尚且つダンスをモチーフとした必殺技を使っているため、やはり世界のダンスをモチーフにした技を使う『バトルフィーバーJ』とのコラボがある(詳細は⇒プリキュアフィーバーJ)。
- 本作及び、同期の『トッキュウジャー』の敵組織には、共に「軍服姿の幹部」「シルクハットを被りステッキを武器にした幹部」「傘を武器にした」女幹部」が在籍している。
- 氷川いおな/キュアフォーチュン役戸松遥は、『獣電戦隊キョウリュウジャー』において敵組織・デーボス軍の幹部キャンデリラを演じていたが、『キョウリュウジャー』ラスト2話と『ハピプリ』冒頭2話の放送が被っていたことから、「優しさに目覚めていく終盤のキャンデリラ」と「復讐心に燃える序盤のフォーチュン」がオーバーラップするとの声も(詳細は⇒キュアキャンデリラ)。
本編終了後のVシネマ『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』において九重ルナ(ミドニンジャー)役として顔出し出演する……というか予告編映像でのルナがとったポーズがキュアプリンセス変身時のガンマン風のポーズ(しかもちゃんと指先をふっと吹く)そのまんまである。
『Go!プリンセスプリキュア』
- 本作追加キュアである紅城トワ/キュアスカーレットは、元々ホープキングダムの姫君で、敵の首領によって洗脳され、トワイライトとして登場したが、その後プリンセスプリキュアの活躍により、洗脳が解かれた上、プリキュアとして覚醒。
この展開は、かつて百獣戦隊ガオレンジャーと、獣電戦隊キョウリュウジャーの追加戦士大神月麿/ガオシルバーと、空蝉丸/キョウリュウゴールドとそっくりである。
- 本作の敵幹部である、ロックは23話をもって、少年の姿から青年の姿に急成長した。
これは、鳥人戦隊ジェットマンに出て来た幹部・トランザにソックリなパターンである(実際、両者共に「体は大人でも心は子供」「仲間はただ利用するだけの存在」「下剋上を狙っている」などの共通点がある)。
- スマイルとゴレンジャー、ドキドキとジャッカー、ハピチャとバトルフィーバーJと順当に(初期)戦隊作品との融和項目が見受けられる中、今作と電子戦隊デンジマンでは「喋る犬」「敵ボスが尊大な女性」「敵幹部に金・銀」「レッド枠の名字がアカギ」といった共通性が見られる。
中でも紅城トワ(変身後に)は44話に巨大チョーク、赤城一平はOPで氷柱を手刀で真っ二つとしている。
- 初期3人はそれぞれ「陸・海・空」の属性があるので『太陽戦隊サンバルカン』とも親和性がある。
- 本作のテーマが「夢」で、初期3人共に叶えたい夢を持つ点で『科学戦隊ダイナマン』とも親和性がある。
- 変身と必殺技にキーを使用する点で『海賊戦隊ゴーカイジャー』とも親和性がある。
- ニチアサ同期である『手裏剣戦隊ニンニンジャー』には紅城トワ役の沢城みゆきが妖怪フタクチオンナ役で、クローズ役の真殿光昭が妖怪カサバケ役で出演している。
『魔法つかいプリキュア!』
- 魔法モチーフ作品であることから、同モチーフの『魔法戦隊マジレンジャー』と親和性がある。
また、EDテーマ「呪文降臨~マジカル・フォース」の歌詞に「ミララ・ミラクル・マジカル・フォース」とあるが、偶然にも「ミラクル」「マジカル」ともプリキュアの名前として使われている。
- 同期の『動物戦隊ジュウオウジャー』とは「主人公が人間界の住人で、他メンバーが異世界の住人」「異世界の住人が主人公と同居」という共通点がある(ただし、『ジュウオウジャー』側の追加戦士は人間界の住人だが、正式に初加盟する回の放送日が重なっている。)
- 風切大和は『スーパー戦隊最強バトル!!』で、朝比奈みらいは『魔法つかいプリキュア!!~MIRAIDAYS~』で番外編としてのTVシリーズに主役として再登板した。
『キラキラ☆プリキュアアラモード』
- プリキュア達が作るアニマルスイーツには『キュウレンジャー』のキュータマとなっている星座の動物と被るものが多い。
- 『特命戦隊ゴーバスターズ』はそれぞれエネトロン・キラキラルという特殊なエネルギーを奪いに来る敵組織と防衛するヒーロー・ヒロインという対立構造が一致する。また、立神あおいの父親の名前が3号ロボと同じ名前。
- 高尾ノエル/ルパンエックス・パトレンエックスとキラ星シエル/キュアパルフェが両者共に「追加戦士、フランス帰り、人外」という共通点がある。
- 立神あおい/キュアジェラートの口癖が『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の伊賀崎天晴/アカニンジャー同様「燃えて来たー!」である。
- 追加キュアで虹キュアのキュアパルフェが登場。『烈車戦隊トッキュウジャー』では最終回でライトが乗り換えチェンジで虹のトッキュウ1号となっていた。
- 超電子バイオマンのバイオ粒子はキラキラル、アンチバイオ粒子は黒いキラキラルと似ている。他にも、初期のジュリオをバイオハンター・シルバ、幹部達が其々別のカテゴリーの怪物を召喚する等、演出面でバイオマンとの親和性が強い(バイオマンもメンバーの男女比を変える等、それまでとは一線を画そうとする演出が成された)。
- 仲代壬琴/アバレキラーは、「何でも完璧に出来すぎて他者との距離が生じ、努力する喜びを知らないため心の隙間を抱える」という点で、キラキラ☆プリキュアアラモードの琴爪ゆかり/キュアマカロンと心性が通じている。それぞれの口癖である「ときめくぜ!」「面白いわ」は、そうした空虚感を埋めるものを求めている点で相通じるといえる。
『HUGっと!プリキュア』
- 本作妖精枠であるハリハム・ハリー&はぐたんは遠い未来から現代日本に逃れて来ており、30世紀から現代(2000年)にやって来た『未来戦隊タイムレンジャー』の未来人達と共通する。
また、第25話でハリーは実はクライアス社からの離反者であったことが明かされている。これは五星戦隊ダイレンジャーの嘉挧、獣電戦隊キョウリュウジャーの賢神トリンと同様の境遇である(秘密主義という点ではさらに前者に近い)。
- シリーズ初の同時登場する追加キュアとして愛崎えみる/キュアマシェリとルールー・アムール/キュアアムールが登場。『忍風戦隊ハリケンジャー』の電光石火ゴウライジャーを始めとした、かつてコンビで同時登場した追加戦士達を彷彿とさせた。
- 上記のえみる/マシェリと『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』の朝加圭一郎/パトレン1号が、「ヒーローへの憧れと正義感故自前で武装」「実際に後にヒーローとなった」「イメージカラーが赤」というシンクロ振り。
その自前で武装したエピソードも、共に同じ日(5月13日)に本放送されたというミラクルが発生している。
- 撮影所が舞台となった第26話では、東映東京撮影所が協力場所としてクレジットされた。
特撮ファンからは「いつもの坂」でお馴染みの大森坂まで登場。現れたオシマイダーに対し「おい、特撮はここじゃなくて隣の…」といった台詞もある(時間枠としてのお隣さんはこちらであるが)。
この回の演出を手掛けた田中裕太氏は、参考として『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』の撮影も見学したと語っている(参考ツイート)。
- 『ルパパト』第28話のリューグ・タマテバッコは浦島太郎モチーフで、犯罪技の生物を老化させるガスでポーダマンが老化して腰痛を起こしてしまい、本作第32話で猛オシマイダーの光線でキュアエールが老化した浦島太郎の姿と化して腰痛を起こしてしまう、というコントのシンクロが起きた(なお、エールの腰痛芸は祖母の庵野たんぽぽ譲りでもある)。
- リュウソウジャーの初期3人と『ハグプリ』の3人のポジションがそれぞれ、主人公・インテリ・力持ちと似ているが、相違点もある(コウ/リュウソウレッドはどちらかといえばバランス型に対して野乃はな/キュアエールは勉強も運動も得意とはいえない、メルト/リュウソウブルーは自他共に厳しい部分が目につくが薬師寺さあや/キュアアンジュは優しい部分が目立ち、アスナ/リュウソウピンクは典型的な脳筋キャラであるが、輝木ほまれ/キュアエトワールはその様な部分は見られない)。
『スター☆トゥインクルプリキュア』
- モチーフが「宇宙」「星座」であるから直接的に重なる作品があるのはいうに及ばず、キャッチフレーズに「イマジネーション」という言葉が入ること、変身アイテムが筆記具タイプであること、チームの緑のメンバーが宇宙人であることなど、放映開始前の発表情報を見るだけでもこれまでの戦隊作品と重なる要素が多い。
- 『高速戦隊ターボレンジャー』主人公5人は、妖精シーロンの力を幼い頃に受けて、ターボレンジャーになる資格を得たという設定である。
- また、プリキュアシリーズの大半が、メインの妖精から変身能力を得るタイプでは有るが、このスタプリでは特にそれが顕著である。特に終盤、フワが消滅した際、変身能力も喪われたこれはある意味、ターボレンジャーの5人が変身能力喪失と同時にシーロンを見失った時と似ている。
- ユニコーン姿に成長したフワを媒介にイマジネーションの力を放つ『プリキュアスタートゥインクルイマジネーション』は、ある意味、地球戦隊ファイブマンの、アーサーG6が変型したアースカノンを彷彿とする。
- 『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のディメボルケーノと羽衣ララ/キュアミルキーの共通点で言えば自分が普通の人間相手には異形の存在に映るのではないかという不安を抱えていた点があるが、最終的には受け入れられている。
- 追加戦士であるリュウソウゴールドとキュアコスモが初登場する回の放送日が重なっている。また、リュウソウジャーにはコスモラプターという騎士竜も存在する。
- 『魔進戦隊キラメイジャー』の『キラメイジャーキラメキムービーVol.1』で熱田充瑠に変身のレクチャーをする際、マブシーナが発した「キラやばですぅ~っ!」という台詞はキュアスター/星奈ひかるの口癖で、中の人も旧Twitterで言及している。
- 第36話では久々に怪盗ブルーキャットとして活動したユニと星空刑事メリー・アンとがお宝争奪をめぐって対決する展開であり、「目的がどうあれ盗みというやり方の間違いを諭す警官」「戦況に応じて警察と怪盗が一時的に手を組む」「一件落着かと思いきや警官が見事に怪盗に出し抜かれ、逮捕しようと追いかけるところで幕切れ」など、第15話以上にあまりにも『ルパパト』的なエピソードであった。そしてユニが変身するキュアコスモの必殺技「プリキュアレインボースプラッシュ」は『ルパパト』のトリガーマシンスプラッシュ及びルパンカイザースプラッシュマジックと被る。
- 第37話では、ハロウィンのイベントでノットレイダーが襲撃した際に、スタプリメンバーが自らの正体を隠すため、ご当地ヒーロー・ミホッシースターズになりすました。
なお、1人1人の名乗りの際の爆発演出は『科学戦隊ダイナマン』、「5人揃って」で占める点は『秘密戦隊ゴレンジャー』である。
『ヒーリングっど♥プリキュア』
- 作品のコンセプトが医者である今作だが、同年放送の魔進戦隊キラメイジャーにおけるキラメイピンク/大治小夜も同じく医者で、キュアグレース/花寺のどかと同じピンク繋がりの戦士であるが、物語開始前の時点で小夜が医者なのに対してのどかは患者である。
- パワーアップアイテムが同期と同じ弓矢。
- 同期の『キラメイジャー』とは、グアイワルとガルザとは、「終盤に謀叛を起こしてボスの座を乗っ取ったかに見えて、実は生きていたボスによって三日天下に終わる」という見事なまでの共通点がある。
- 単独劇場版『ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』はプリキュアの映画では初の2組のプリキュアが大々的に共演する映画となった。
これはスーパー戦隊でおなじみのVS映画を思わせる。また、次作のプリキュアが映画で出てくるところも戦隊映画の構造とリンクしている。
- 1話完結型で地球をヘドロにしようとする敵対勢力との戦いが描かれるTVシリーズの展開は本作から40年前に放送された『電子戦隊デンジマン』のオマージュとされており、放送開始日が重なっている。
- エピソード15でクランチュラが「だるまさんがころんだ」を基にした「ダルマさんがヨドンだ」作戦を展開したが、その記憶も新しい翌週放送の『ヒープリ』第17話のラストでは主人公達が(普通の)「だるまさんがころんだ」で遊ぶシーンがあったので、思い出した人も多かったことだろう。
- 恐竜戦隊ジュウレンジャーにも本作にも、古代に活躍した戦士がいる。
- 本作 - 翌年に放送された機界戦隊ゼンカイジャーにて、『スーパーヒーロー戦記』公開記念の仮面ライダーセイバーとのコラボ回に登場するヒコボシワルド(バテテモーダの中の人が演じる怪人)がスーパーツーカイオーにフルボッコされるシーンはキュアアースがバテテモーダを圧倒するシーンのオマージュとされる。
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』
- 同期の『機界戦隊ゼンカイジャー』とは主役のカラーや性格が同じ、話の大部分がコミカル路線、視聴者が困惑するような伝説の回がある、追加戦士の歌が上手いと共通点が多い。
- 本作のプリキュアのうち、涼村さんご/キュアコーラルは「きらめく宝石!」、一之瀬みのり/キュアパパイアは「ひらめく果実!」と名乗り台詞が『キラメイジャー』を思わせる。
- チーム名を名乗る時、「4人揃って!トロピカル〜ジュ!プリキュア」という。これは『ゴレンジャー』及び『ゼンカイジャー』を彷彿とさせる名乗りである。キュアラメールが加入した第20話では「5人揃って!」と遂に完全一致。さらに第26話では「光る五つ星!」と『五星戦隊ダイレンジャー』を思わせる口上を披露した。
- 本作プリキュアが敵怪物を浄化する際の決め台詞が「ビクトリー!」で『高速戦隊ターボレンジャー』と被る。
さらに、第10話から登場の必殺技「プリキュア・ミックストロピカル」が、ハートルージュロッドの光を集束させて発射する点がターボレンジャー前半の必殺技ターボレーザープラズマシュートと共通する。
- 『ゼンカイジャー』第24カイ!に登場するバカンスワルドは『トロプリ』と似たような南国風のデザインで、人々が彼の能力によってまさにトロピカってる〜!な状態にされた(勿論とんでもないカオス回)。
- 同日に放映された『トロプリ』第30話と『ゼンカイジャー』第29カイ!は、片や滝沢あすかと白鳥百合子がかつてテニス部でダブルスを組んでいた過去が判明するエピソード、片やテニスワルドの登場エピソード(例によってとんでもないカオス回)であり、奇しくもテニス繋がりでシンクロした。
- 『トロプリ』第33話の特別編と『ゼンカイジャー』第32カイ!で入れ替わりがある。
- 『トロプリ』第35話と『ゼンカイジャー』第34回はともにハロウィンのその日に放送されただけあってハロウィン回でシンクロした。
- このチームと獣拳戦隊ゲキレンジャーは役割こそ違うものの、色の組み合わせが白紫黄赤青と一致する稀な現象が起こった。
『デリシャスパーティ♡プリキュア』
- 本作のプリキュアのうち、1人目は和実ゆいの変身するキュアプレシャス。轟轟戦隊ボウケンジャーの追い求める秘宝と親和性がある。ゆいと同戦隊の1人高丘映士/ボウケンシルバーとは、「生野菜好き」というのも共通する。
- 本作の敵組織怪盗ブンドル団の幹部ジェントルーとセクレトルーが出動する時に「ブンドルブンドル!」と組織名を連呼するシーンが『超電子バイオマン』の新帝国ギアでの「フォア・ザ・マン!」を思わせる。
- 第31話はゆいと瓜二つの姫が登場し、王位簒奪のクーデターにプリキュアが巻き込まれるという、話の内容が『特捜戦隊デカレンジャー』Episode31と非常に類似した物だった。奇しくも話数も同じである。
『ひろがるスカイ!プリキュア』
- 「空」がテーマということで『鳥人戦隊ジェットマン』との親和性は当初から指摘されていた。『ひろプリ』の最初の2人と『ジェットマン』の女性陣とのイメージカラーが一致し、白のメンバーが「白を基調としながらピンクもサブカラーとして配色されている」のも共通。
ただし、『ジェットマン』の恋愛面は本作にはなく、前作・次作で描かれる。
- 主要プリキュアにキュアプリズムが存在し、シンボルがプリズムの超新星フラッシュマンと被る。
3.主要プリキュアにキュアバタフライが存在し、バタフライ=蝶なので、同時期の戦隊となる王様戦隊キングオージャーの主要キャラでパピヨンオージャーと蝶モチーフ繋がりである。
- オレンジヒーローであるキュアウィングが黄色のメンバーとして扱われる点はバトルフィーバーJのバトルコサックと共通している。
- 近年のアニバーサリー戦隊である、機界戦隊ゼンカイジャーとは
- 主役のカラーが双方の伝統色から大きくかけ離れたものである。(赤→白、桃→青)
- メンバーの一人であるジュラン/ゼンカイジュラン、聖あげは/キュアバタフライが主役の代わりに非主人公としての伝統色を担当するかつメンバー最年長の位置づけである。
- メンバー全員が白の戦士の家に居候する。
- 白の戦士の祖母がメンバーのサポート・おやっさん枠となっている。
等の複数の共通点がある。
- 第15話はサブタイトル「えるたろう一座のおに退治」及びエピソードの桃太郎ネタから1年前の戦隊を思い出したファンも少なくなかった。エルが「えるたろう」で「あばたろう」を思わせたり、今週のランボーグは素体が赤鬼でヒトツ鬼(またはヒトツ鬼ング)を彷彿させる。(→ドンエルタロウ)
『わんだふるぷりきゅあ!』
- 同期『爆上戦隊ブンブンジャー』とは、当初は黄色のメンバーが登場しないという設定が共通する模様。
- そのブンブンジャー結成の真の目的はビッグバングランプリに出場する事。本作の目的の一つであるニコガーデンを救う事と言う聞こえが良い人助けに通ずるが、表向きは敵対勢力から人々を守ると思っていた人達からすれば道楽と言っても差し支えない。
- タイトル及び主役キュアの名前でイヌブラザーを想起した声がちらほら。よっ、ワンダフル!
- ちなみに犬モチーフの戦士は他にもデカマスターやゴーオンブラックがいる。
- なおイヌブラザーは一時期本物の犬が変身しているんじゃないかと他のメンバーから想われていたが、まさか本物の犬が変身するプリキュアが登場するとは思わなかっただろう……
- 登場人物の一人猫屋敷まゆは長らくプリキュアも敵の事も知らなかったのでまたしても何も知らない犬塚翼さん(25)に倣い、またしても何も知らない猫屋敷まゆさん(13)と言う状態だったが、流石に全てを知る事に4クール過ぎもかかった翼と違いまゆは2クール入った辺りで知る事になった。
- ED曲の中に「キミこそオンリー『ワン!』」という台詞がある。いうまでもなく、形は2年前のOPの主語を2人称に変えただけである。
- 5月19日には、『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけがプリキュアと、ゴーオンレッドがブンブンジャーとコラボしており、両作が同日に別作品とのコラボが行われた。
- 第20話ではキュアニャミーとキュアリリアンのアイテムであるアミティーリボンタンバリンが初登場したが、キュアニャミーを演じる松田颯水女史は自身が出演した機界戦隊ゼンカイジャーに登場するアイテムであるギアダリンガー(プレミアムバンダイ版玩具では松田女史のボイスも収録)と絡めて、「もしかして我……ニチアサタンバリン声優ですか……???」と自身のXで呟いている(ちなみにギアダリンガーのシステム音声担当はメップルの中の人である)。
- 第21話にタイヤ人間ならぬタイヤになったキュアワンダフルが登場。→ブンワンダフル
- 同話よりニャミー・リリアンの猫組が「ニャンダフルプリキュア」を名乗ることになったが、主人公達とは別のチーム名を名乗るのはゴウライジャーやゴーオンウイングスに通じる。
- 第36話で兎山悟をザクロが我が物にしようと捕まえるシーンで、『ジェットマン』の結城凱/ブラックコンドルの「愛を力ずくで奪おうなんざ、もてない奴のすることだ!」の台詞を思わせる。
双方に共通するキャスト
- 膨大な数の演者が存在するため、『プリキュア』における役どころを基に、いくつかのグループに分類して紹介する。分類優先度は原則として「プリキュア>妖精>敵>家族・協力者>知人>その他」としますが、立ち位置の異なる複数の役を演じている場合には、ストーリー上の重要度や演じた頻度等を考慮の上で若干の変動はあるものとします。
- 太字は『スーパー戦隊』はレギュラー及び準レギュラー、『プリキュア』はプリキュア戦士及び妖精。斜体文字は双方共に悪役(幹部以上・怪人役全体)。
- △はプリキュア戦士の家族。
- ☆は『スーパー戦隊』での顔出し出演。
- 個別記事が無いキャラについては「関連性の高い用語の記事」「当事典内の登場作品記事**」「Wikipedia内の登場作品記事」のいずれかへリンクし、表中における登場作品名は原則省略。
- 『スーパー戦隊』の怪人等で人間態があるものは、出演者本人が演じた場合に記載します。
- 『パワーレンジャー』も含む。
プリキュア・妖精
プリキュア
妖精
敵組織関係
敵組織関係1(あ - た行)
※1:本来のミカ役である矢島由紀が数話のアフレコを残し突然降板、声質が似た田中が緊急登板となった。画面上の姿は矢島、声のみ田中という状態(当時の戦隊はオールアフレコ))
※2:旧名「長島雄一」名義での出演。
敵組織関係2(な - わ行)
※1:人間態及び、怪人態の声を兼任。
※2:『アバレンジャー』第26話(『釣りバカ日誌』とのコラボ回)。山寺の顔出し出演ではなく、伝助がアニメのままストーリーに絡む超絶展開となった。
一般人等
プリキュアの家族・協力者
※1:『特捜戦隊デカレンジャー』・『ふたりはプリキュア』のコラボ怪人。
※2:『魔法戦隊マジレンジャー』・『ふたりはプリキュアMaxHeart』のコラボ怪人。
※3:ハムスター及びシーシー役としては旧名「江川菜子」名義での出演。
※4:本来のあきほの声優・中村千絵が潰瘍性大腸炎のため降板、恒松が急遽引き継いだ。
※5:龍見役としては「てらそま昌紀」、それ以外については『ジュウレンジャー』までは「寺杣昌紀」名義で出演。現在は声のみの出演以外は漢字表記。
※6:旧名「伊東範子」名義での出演。
プリキュアの知人(学友・教師など)
その他のキャラクター
名前繋がり
双方、登場する変身者だけでも相当の数に上り、ネーミングが被ってくるケースも少なくない。
※括弧内はパーソナルカラー。
※太字は男性キャラクター。
スーパー戦隊 | プリキュア | 備考 |
---|---|---|
東竜(青) | 東せつな(赤) | |
カレン水木(桃) | 水無月かれん(青) | 名字ニアミス |
神誠(橙) | 剣崎真琴(紫) | |
汀マリア(桃) | 美墨なぎさ(桃)+氷川まりあ(紫) | なぎさとはカラーも一致 |
赤城一平(赤) | 紅城トワ(赤) | カラーの一致、後者は追加戦士 |
緑川達也(緑) | 緑川なお(緑) | カラーの一致、共にパワーファイター |
新命明(青)、桃井あきら(桃)、アキラ(青)、虹野明(橙) | 剣城あきら(赤) | マスクマンのほうは名字不明 |
桃園ミキ(桃) | 桃園ラブ(桃)+蒼乃美希(青) | ラブとはカラーも一致。ミキは新体操選手、ラブはダンサー志望 |
桂木ひかる(桃)、ヒカル(星獣戦隊ギンガマン)(黄)、ヒカル(マジレンジャー)(金) | 星奈ひかる(桃) | 桂木とはカラーも一致。男性2人は出自の関係上名字無し |
渚さやか(白) | 美墨なぎさ(桃) | カラーや人物像など、なぎさはむしろ後述の麻衣に似る |
翼麻衣(桃) | 美翔舞(白) | カラーや人物像など、舞は前述のさやかの方に似ている |
ハルカ(黄)、鬼頭はるか(黄) | 春野はるか(桃) | マスクマンの方は名字不明。ドンブラザーズとはタヌキ顔繋がり |
天宮勇介(赤) | 天宮えれな(黄) | 勇介は昭和→平成と、えれなは平成→令和と時代を跨ぐ。オーバーヘッドキック繋がり |
岬めぐみ(青) | 愛乃めぐみ(桃) | 共に中の人の名も「めぐみ」 |
コロン(秘書ロボット) | コロン(妖精) | まさかのビンゴだが、前者は秘書ロボット、後者は妖精で作中以前に他界 |
日野俊介(黄) | 日野あかね(橙) | 共に弟がいる(俊介の弟・俊二は故人) |
早坂アコ(青) | 調辺アコ(黄) | 毒舌要素持ち/歌との関わりが深い |
天風星・リン(桃) | 夏木りん(橙) | リンの中の人は高橋「夏樹」 |
滝沢直人(赤)、アスカ(アバレンジャー)(黒) | 滝沢あすか(赤) | 直人とカラ-が一致、但し直人は単独戦士 |
野乃七海(青) | 野乃はな(桃) | 七海の芸名は野乃ナナ |
樹らんる(黄) | 明堂院いつき(黄) | カラーも一致 |
小津麗(青) | 春日野うらら(黄) | 麗は異世界人との、うららはフランス人とのハーフ |
小津深雪(白) | 星空みゆき(桃) | 敵幹部「ウル○○○」との因縁あり |
宇崎ラン(黄)、ヒメノ・ラン(黄) | 華満らん(黄) | カラーも一致 |
楼山早輝(黄) | 日向咲(桃) | 私生活では食べ物屋 |
花織ことは(黄) | 花海ことは(緑) | 名字ニアミス |
アグリ(黒) | 円亜久里(赤) | 前者は出自の関係で名字無し |
宇佐見ヨーコ(黄) | 宇佐美いちか(桃) | モチーフが兎 |
タテガミライオー(ロボ) | 立神あおい(青) | まさかのビンゴだが、戦隊ではなくロボ。モチーフがライオン→寧ろ父親の名が読みで完全一致 |
福井優子(水色) | 大森ゆうこ(黄) | 片やリアルに母親、片やおかん気質 |
弥生ウルシェード(紫) | 黄瀬やよい(黄) | 幼少時からヒーロー願望 |
野々村洸(緑) | 九条ひかり(黄) | |
ハミィ(緑) | ハミィ(妖精) | まさかのビンゴだが、プリキュアではなく妖精。→ハミィ違い |
陽川咲也(緑) | 氷川まりあ&氷川いおな(紫) | 片や軟派気質、片や妹が男子に告白された |
トワ(緑) | 紅城トワ(赤) | 異世界出身できょうだいがいる |
翼麻衣(桃)、小津翼(黄)、犬塚翼(黒) | 夕凪ツバサ(橙) | 後者はツバサの中の人と共演 |
星川学(赤) | 星河楽(桃) | ミュージカルからのネタ。同姓同名(ほしかわがく)だが、漢字が違う |
一方、変身後の名前は…
スーパー戦隊 | プリキュア | 備考 |
---|---|---|
スペードエース(赤) | キュアエース(赤) | カラーも一致 |
ダイヤジャック(青) | キュアダイヤモンド(青) | カラーも一致 |
ハートクイン(桃) | キュアハート(桃) | カラーも一致 |
戦隊ブラック(黒) | キュアブラック(桃) | 本来後者も「黒」だったが、後に桃扱いへ |
チェンジマーメイド(白) | キュアマーメイド(青) | |
戦隊ホワイト(白) | キュアホワイト(白) | |
アナライズロボ・ミント(支援ロボ) | キュアミント(緑) | まさかのビンゴだが、戦隊ではなく支援ロボ。タイトルに「ファイブ(5)」がつく |
マジシャイン(金)、シャインラプター(ロボ) | キュアサンシャイン(黄) | 共に追加戦士。ラプターは戦隊ではなくロボ |
ビートバスター(金) | キュアビート(青) | ただし前者はビートル(カブトムシ)、後者は音楽の拍子というように意味は全く異なる |
ゴーオンウイングス(金・銀) | キュアウィング(橙) | 前者は戦隊名(男女ペア) |
スターニンジャー(金) | キュアスター(桃) | 前者は追加戦士でUFO型のメカ持ち、後者は初期戦士でテーマが宇宙・星座そのもの |
余談
かつて非公式作品ではあるが「プリキュア戦隊」に近いものは存在していた。
それは1999年に放送された特撮ドラマ『ボイスラッガー』。
随所に『戦隊』カラーの色濃いこの作品、そのチームメンバーを演じたのは中川亜紀子(山吹祈里/キュアパイン)、池澤春菜(ポルン)、関智一(メップル)、草尾毅(ココ/小々田コージ)…という、全員が後に『プリキュア』レギュラーを務める声優陣で、池澤以外は本家『戦隊』の方にも出演経験がある。他にも主要キャストとして水樹奈々(花咲つぼみ/キュアブロッサム)と榎本温子(美翔舞/キュアイーグレット)、また声のみだがこおろぎさとみ(シフォン)も出演している。
一方、『戦隊』からは数々の主題歌を担当した水木一郎がキーパーソンのゴールド役で、ゲストとしても伴大介(神誠/2代目バトルコサック)、望月祐多(ゲキ/ティラノレンジャー)、小川輝晃(サスケ/ニンジャレッド)らが出演している。
また、スタッフには原作に石ノ森章太郎、総監督に平山亨、各話監督には竹本昇・大野浩、アクション監督に新堀和男、主題歌に影山ヒロノブ…という、『戦隊』史を語る上で欠かせない面々が揃っており、寧ろ公式じゃない方がおかしいともいえるレベルで大の大人が全力でふざけている(とはいうものの、終盤展開はかなりガチ)。
いち作品としても一見の価値はあるが、このコラボを語る上でも是非再評価しておきたい作品といえるであろう。