「時は来た!絶対神ン・マ、転生の時だ!」(Stage.46)
データ
概要
三賢神の一人で、冥府十神のリーダー格となる魚の頭部を持った冥府神。
外見
赤い魚の頭部を持つ魚人のような見た目をしている。武器は粛清の矛。
性格
厳格な性格をしており、信じるものは自らと絶対神ン・マのみ。
様々な恐怖を生み出せる能力の他、粛清の矛を使った戦闘能力も非常に高く、同じ冥府神さえ一撃で葬ってしまう程。
リーダーの地位に就いているのに加え、主の復活にのみ尽力しているためか、独善が過ぎる時もあり、同じ冥府神のスフィンクスから苦言を呈せられた際には「今は俺が戒律だっ!!」と黙らせたのは、ある意味で彼を象徴するシーン。
最期
絶対神ン・マの転生に成功したが、マジレンジャーとの交流から心変わりし、地上界との共存を持ち掛けてきたスフィンクスの言葉を拒絶し、1度は彼女を討伐した。
しかし最終回にて、バンキュリアによってスフィンクスが復活、再び説得されたものの断固拒否したため、今度は逆に彼女の手で討たれてしまったことがスフィンクスの口から語られた(その際に「闇の力は絶対ではないのか!? 俺は……」と断末魔を上げている)。
リーダーでありながら神罰執行神に選ばれず、行き過ぎた傲慢さと独善的行動で身を滅ぼすと皮肉で無残な末路を辿った。
派生作品での登場
「今は黒十字王様が戒律だ」
黒十字王に再生されて登場。異空間にゴセイピンク、ゴセイブルー、ゴーカイグリーン、ゴーカイピンクを引き込んでゾビル軍団を差し向けたが、ゴセイブルーのカモミラージュでゾビルの姿をゴセイジャーとゴーカイジャーに偽造する作戦にまんまと引っかかって敗れた(余談だが、戦隊の通常戦士と戦ったのはこれが初である)。
最終決戦ではイフリート・サイクロプスと共に蘇り、戦隊ロボ軍団と対決。マジキングのキングカリバーに怯んだところをギンガイオーの「銀河獣王斬り」とファイブロボの「超次元ソード」を受けて爆散した。
大ザンギャックの幹部として登場。最期はイソギンジャガー、ゴースター、さそり男と共にオーズにメダジャリバーでセイヤーされた。
何故、因縁のあるマジレンジャーやゴセイジャー、ゴーカイジャーと戦わず、オーズと戦っていたのだろうか…
余談
モチーフはカナン神話、あるいはクトゥルフ神話に登場する神格ダゴンと新選組の土方歳三
関連タグ
地底冥府インフェルシア 絶対神ン・マ 冥府神スフィンクス ダゴン
土方歳三:冥府神ダゴンのモチーフになった歴史人物。