概要
地底冥府インフェルシアの神々の中で知略に優れ、冥府神の管理を行う3体の冥府神。
冥府神ダゴン、冥府神スフィンクス、冥府神ゴーゴンが該当する。
構成員
ダゴン
声:大塚明夫 (Stage.35~Final Stage,『199ヒーロー大決戦』)
神罰:なし。(選ばれていない。)
冥府十神の実質のリーダー格で、彼より階級が上の二極神も彼に従う。
自身たちの統率神でもあるン・マと『闇の力』を絶対視している狂信的な面も覗かせる。
ワイバーンからは『無敵』と称されており、その表現は決して誇張ではなく、戒律に反したイフリートを一撃で葬り、後述の通り離反したスフィンクスとティターンを粛正し、復活したマジマザーを追い詰めインフェルシアへ拉致する等、指揮官のポジションでありながらその実力の高さを垣間見せている。
作中は神罰執行神に選ばれず、戦闘らしい戦闘は殆どなかったものの、もし選ばれていたら、マジレンジャーの苦戦は免れなかった可能性は高い。
闇の戒律を絶対視しているが、緊急時には特例として、『今は俺が戒律だ…!!』と自らの都合のいいように改竄することもあったため、スフィンクスに不信感を抱かれる。
ン・マが転生した後、裏切ったスフィンクスを粛清するが、彼女がバンキュリアによって復活したため、再度交渉を持ちかけられるも、聞く耳を持たず再度粛正しようとした所を、彼女のウィズダムカノンをゼロ距離で喰らい、爆散した。
後に2011年の映画『199ヒーロー大決戦』にも、黒十字王の力で復活。(一緒に復活したのは、総裏大臣ヨゴシマクリタインと救星主のブラジラ。)
ゴセイピンク/エリ,ゴセイブルー/ハイド,ゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー,ゴーカイピンク/アイム・ド・ファミーユの4人と戦うが、ゴセイブルーの天装術カモミラージュに騙され、4人の合同技で倒された。
その後、黒十字城によって復活。歴代の1号ロボと戦うも、為す術なく倒された。
スフィンクス
声:寺瀬今日子 (Stage.35~47、Final Stage)
神罰:「巨砲大破壊」
モデル:エジプト・ギリシア神話に登場する怪物「スフィンクス」
冥府神の二柱いる女神の一柱。理知的な性格で、闇の戒律を守ることに拘るが、ダゴンが自らの都合のいいように捻じ曲げるため、疑問を抱くようになる。
さらに、敵うはずのない冥府神を次々倒していくマジレンジャーに興味を抱くようになる。
Stage.47で第7の神罰執行神に選ばれるが、絶対神ン・マを裏切ったため、ダゴンとスレイプニルに粛清される。しかし、バンキュリアによって一命を取り留め、今度はダゴンを倒した。
最終的に冥府神の中で唯一生き残り、インフェルシアの女神として、国家をよりよく生まれ変わらせるために尽力している。
余談だが、意外と萌え属性の塊だったりする。(具体的には:女神 委員長 猫耳 メガネ 褐色肌)
ゴーゴン
声:田中敦子 (Stage.35~40)
神罰:「盾からばら撒いた蛇を増殖させ、盾の瞳が光った時地上の生物に一斉に噛み付き、石にする」
モデル:ギリシア神話に登場する「ゴーゴン」
冥府神の二柱いる女神の一柱。ドレイクとは付き合っているような素振りを見せた。
ン・マの転生には興味が無く、同じ女神であるスフィンクスとは反りが合わなかった。また、トードとの関係はさながら「蛇に睨まれた蛙」である。
Stage.39で第3の神罰執行神に選ばれ、自らが有利に動ける空間「長きものの庭」での戦いに彼らを誘い込み、精神の入れ替わったレッドとピンク以外のメンバーを飲み込むも、闇の戒律を遵守する冥府神スフィンクスによってトードの毒が無効化された事で形勢逆転、最期はマジレジェンドに倒された。