「そうだ、私は元護星天使・救星主のブラジラ! 愚かで弱い人間共は根絶やしにし、汚れきった地球をは粉々に打ち砕く! そして私は新たな星を創り直し、『救星主』となるのだ!!」(epic45)
「一度地球を破壊し、生まれ変わらせてやれるのは、この私だけだ!」(epic46)
「3種類のゴセイパワーを手に入れた私は、もはや護星天使などという卑小な存在ではない。私は"救星主"……新たな地球を創り、命を導く者だ」(epic47)
「弱く愚かな者は、強く賢い者に仕え、奉仕するために存在するのだ!!!」(epic47)
データ
概要
『天装戦隊ゴセイジャー』にて様々な組織を渡り歩いてきた怪人・ブレドランの真の姿。
その正体は、1万年前に幽魔獣を封印し、当時最強と謳われた護星天使(種族はスカイック族)であり、ゴセイナイト(グランディオンヘッダー)の本来の主人でもある。
かつてはアラタ達のように人間と同じ姿だったが、後述する理由から今の姿に変わっている。
人間時代の姿は全貌こそ不明だが、シルエットと映った目元と口元から体格の良い壮年~中年相当の男性だった事が窺える。服は当時の装束のような物を着ていた。
堕ちた最強の天使
幽魔獣を封印する際にはエルレイの匣とスカイック・シーイック族とランディック族のオーブの力を用いたが、この時「未熟な仲間と協力するくらいなら優秀な自分が一人で倒した方が効率的」と判断したブラジラが自らの手で仲間を殺し、オーブに変化させた。
幽魔獣の封印には成功したものの、護星界は仲間殺しが発生した事を重く受け止め「如何なる理由があっても犠牲を出す事は許されない」と糾弾。しかるべき罰を下すべくブラジラを拘束する。
だが彼はそれを自力で振り払い、未完成だった天装術「タイムトラブル」で1万年後の未来=現代に逃亡。その際に「タイムトラブル」の副作用で本来の姿を失い、現在の怪人の姿へと変貌した。
そして更なる力を得る為に地球にウォースターを呼び寄せ、カモミラージュの天装術で偽装して「ブレドラン」と名乗り、様々な組織に潜入して暗躍を繰り返してきた。
作中の描写を見る限り、現代に飛ばされてすぐにウォースターを呼び寄せたようだが、彼がどういう経緯でウォースターの存在を知り、呼び寄せたのかは不明。
性格
「傲岸不遜」と「冷酷非道」を地で行く独裁者気質の持ち主で、徹底的なまでにゴセイジャーの面々とは相容れない気性の持ち主。
かつての同胞や潜入した組織の者達を手にかけた事に対して微塵の後ろめたさも抱かないばかりか、「自らが救星主になる為にはやむなし」と開き直っており、自らの功績を認めず処罰しておきながら、地球の環境悪化には傍観の姿勢を崩さず何の手も打たない護星界に対して「裏切りに他ならない」と一方的に憎しみと憤りを抱いている。
そして自身の提唱する「弱く愚かな者は、強く賢い者にかしずく」思想こそが唯一の真理としている為に、ゴセイジャーの説得に耳を貸さず、彼等の信頼と絆を認める事も無かった。
野望
「今の地球に未来はない。護星界がマスターヘッドを中心に地球を見守り続けて来た間、何があった? 人間どもは醜い争いを続け、地球を汚す一方ではないか! 星を救う者、すなわち“救星主”たる私が最強の力を得た今、機は熟した! 一度地球を破壊し、生まれ変わらせてやれるのは、この私だけだ!!!」
現在の世界には完全に見切りをつけており、人間を根絶やしにした上で汚れきった地球を一度破壊し、新しい星を創る「地球救星計画」を画策。そうして創った星の命を導く者「救星主」として君臨する事を目的とする。
そのために姿を変えながらウォースターでは「武力」、幽魔獣では「幻術の力」、マトリンティスでは「技術力」と、それぞれから新たな力を手に入れ、自らの生まれ持つ力と合わせる事で更なる高みに昇華させようと目論み、趣味と実益を兼ねて動いていた。
武レドランとして幽魔獣に加わっていた頃、ウォースター残党に接触する際には彗星のブレドランの姿に戻っていた事も一つの伏線であった。なお、マトリンティス時代はサイボーグ、ブラジラの姿も天装術による補正が入っているのでは?と推測される事も)。
戦闘能力
ゴセイパワーとは異なる「ダークゴセイパワー」なる力を用い、強力な電撃を放つ剣・ダークサーベルを武器として扱う。仮の姿である武レドランの時も電撃を発射して攻撃していたので使い勝手が良いようだ。
また、背中の翼は展開することで強力なエネルギー波を放ったり、両腕にダークヘッダーを装備したりと武装は充実しており、ダークヘッダーを使えば攻撃やシールドを発生させる事も可能。
天装術はゴセイパワーの結晶体とも言うべきオーブを胸のアーマーに読み込ませて発動する。オーブは先述のシーイックパワーとランディックパワーのオーブの他、自らの持つスカイックパワーを込めたオーブ、ナイティックパワーを司るオーブ、そしてタイムトラブル時に使った時のオーブの5種が存在。
オーブには陸/海/空/騎士/時とそれぞれの属性を表す紋章(各々の属性の文字のひらがな表記をアレンジしたもの)が刻まれている。
現在のゴセイジャーが使う天装術とは仕様が異なるが、これはテンソウダーとカードの誕生による天装術の体系化がごく最近であるのが理由。それ以前の、少なくとも彼が現役だった1万年前の天装術はオーブを使用する方式だったようだ。
古代の護星天使も現在と同じように三種族に分かれていたが、天装術自体はお互いの属性が入り混じっていた。元々ブラジラのヘッダーだったゴセイナイトの用いるナイティックパワーが現在のカード方式でありながら、様々な属性を内包していたのもこれが影響している。
地球を滅ぼそうとした堕天使の最期
地球救星計画に対する執念は凄まじく、最終決戦では巨大戦で爆発した後も生き延び、アラタの必殺技「レッドダイナミック」を受けてダークサーベルもろとも一刀両断されるも「ただでは死なぬ…! 救星はならずとも、破壊だけは必ず果たす…!!! 地球は…護星界共々滅ぶがいい!」と笑いながら砕け散り、最後の悪あがきと言わんばかりにネガーエンドの楔に自身の残りのダークゴセイパワーを送り込んだ。
しかし、それもゴセイジャーと地球自身が起こした奇跡「ゴセイグローバル」によって阻止され、彼の野望は完全に潰えた。
決戦後、彼の後輩に当たる同じスカイック族のアラタは「護星天使が力を持っているのは未熟だからこそ」であり、「だからもっと地球の美しさや人々の逞しさや命の素晴らしさを学ぶ為に俺達はこの力を与えられた」と悟っていたが、その観点で言えば作中で1番未熟だった護星天使は他でも無いブラジラ自身と言う事になる。
現代の見習いの5人、そして1万年前に彼が未熟と断じて殺めた2人の仲間は確かに技術的にも経験的にもブラジラには及ばなかったかも知れないが、それでも彼らは自分以外の護るべき何かの為に力を使おうとする心や他者を思い遣る気持ちが有ったのに対し、ブラジラ自身は護るべき存在に対する無理解から醜悪なまでに自己中心的な性質へとその心を歪め、道を踏み外してしまったからである。
ブラジラにとって最大の不幸は、「仲間達と共に地球の美しさや人々の逞しさ、命の素晴らしさを学ぶ機会が無かったこと」であり、彼が誰よりも優れた力を持ちながらそれを己の為にしか使えなかった事や、そうした考えを改めさせて誰かの為に力を使う事の素晴らしさを分からせてやれなかった事に対し、アラタは後悔と悲嘆の念を抱く。
しかしだからこそ、全てが終わった後にアラタ達は護星界への帰還を断り、より多くの大切な事を学ぶ為に地球に留まる事を決意したのだ。ブラジラのような過ちを犯す者が、自分達を含めた護星天使の中から二度と現れない様に……。
かくして、人間によって破壊や汚染を尽くし完遂した地球救星計画は、ゴセイジャーの活躍によって完全に阻止され、最期を迎えた。
余談
作中の全ての黒幕ではあるが別に圧倒的な力を最初から手にしていた訳ではなく、良く言えば策を以って様々な組織を練り歩き力を蓄え、作品と共に成長してきたラスボスだと言えるだろう。
実力について
確かに戦闘能力そのものはかなり高いものの、過信や詰めの甘さから不覚を取った事もしばしばあり、戦隊シリーズのラスボスとしては弱い部類と言える。というか地球と一体化したブロブの膜インや、地球ごと全生物種を滅ぼそうとした大王モンス・ドレイクだって作劇上「節目の大ボス」になっただけで、普通にラスボスになり得るスケールである。
運悪くブラジラよりも先にゴセイジャーに倒されてしまったものの、ラスボスとしての実力は大王モンス・ドレイクやブロブの膜インのほうが格上だと思われる。
ブラジラの実力はラスボスというよりは『強大な敵幹部』と表現したほうが適切であろう。
「彗星のブレドラン」の時はエリート幹部として取り入りながら上手いこと生き延びたが、「チュパカブラの武レドラン」の時は自身が利用していたはずの膜インと筋グゴンに魂胆を見抜かれてダマし返され、直後の巨大戦ではガチで敗北というあんまりな仕打ち。その気になればブラジラとしての力を使えたはずなのに、実質的に最終局面前にヒーローに負けたラスボスということになる。
しぶとく生き残ってコラボ映画のボスも担うがここでも負け、テレビ版に帰ってきたと思ったら勝手にサイボーグにされるわ記憶を抜かれて傀儡にされるわという屈辱。
しかもブラジラの姿と力を明かした後も、最終回を前にして(数多の悪しき魂との戦いで成長していたとはいえ)散々見下した「見習い」であるハイド1人にフルボッコにされている。
最終回でも(ゴセイジャーが幾多もの戦いを経てより強くなったとはいえ)通常形態のゴセイジャーに負けてしまい、ネガー・エンドを阻止する為にデータス、ゴセイナイト、ゴセイアルティメットが不在という状況の上で最終回オリジナルの合体をした戦隊ロボに普通に倒されてしまっている(それでもしぶとく耐えて等身大に戻ったが)。
そもそも「最強の護星天使」と呼ばれながらも幽魔獣を滅するだけの力が無かったために封印せざるを得なかったのも事実であり、しかも現代に蘇った幽魔獣は当時より力が増しているのである(人類の活動で地球が汚染された影響)。なんなら、封印したところで弱体化など何かしらの影響を与えたわけでもなく、そんな彼らを「滅した」ゴセイジャー達に対して、1万年前に「封印」したという功績を得意げに語る場面からもコイツの底の浅さが見える。
おかげでゴセイジャーと比較して当時の護星天使の強さに度々言及していた初期のゴセイナイトについても視聴者からは「思い出補正じゃね?」と言われる始末。
頭脳面
偶然の出来事で新たな寄生先が見つかったり、相手を嵌めようとして逆に計画を利用されて騙し返されたり、偶然発見されたおかげで命を拾ったりと、とにかく全編を通して行き当たりばったり感が目立つ。特に幽魔獣に関しては終始良いように逆に利用された挙句切り捨てられただけなので、彼が上手く利用したという感じは全くしないばかりか、むしろ意図せず1万年前の意趣返しをされたという風にしか見えない。
それでも堂々と「計画通り」と豪語できる図太さと、とにかくしぶとい生命力は特筆に値する。臨機応変で方向転換が利くアドリブが得意な策士だとも言えなくはないが、後述するスカイック族の特性が悪い意味で生きた結果だとも言える。
また、上記の非常に我の強い性格は護星天使の三部族が持つ性格的特徴を1つに集約した上で、極端に醜く歪めた物と考察される。
劇中の彼の言動に当て嵌めると以下の通りになる。
部族 | 性質 | 劇中での言動 |
---|---|---|
スカイック族 | 前向きで楽天的 | 仲間をも平気で手にかけ、多くの命を脅かしておきながら、自分の過ちを一切認めず、何が起ころうと自分の都合の良いようにしか解釈しない自己中心さ |
ランディック族 | 誇り高さ、猪突猛進 | 自らを「救星主」と嘯き、他を「惨めな命」と見下し踏みにじる傲慢さ |
シーイック族 | 冷静さと知的さ | メタルAの件で見られるように、目的の為に記憶を無くしながらも敵すら本能で利用しようとする冷酷さと邪知 |
最後に
前述の通り劇中における(一応は)全ての黒幕ではあるものの、彼もまたあくまで数ある悪しき魂の一人に過ぎず、組織自体完全に壊滅したマトリンティスはともかく、ウォースターや幽魔獣等はまだ残党がいる可能性も全くないとは言いきれないため、この世に悪しき魂がある限りゴセイジャーの戦いは終わることはないのである。
その後の活躍
後に『199ヒーロー大決戦』では冥府神ダゴン、ヨゴシマクリタインと共に黒十字王によって復活する。なぜか見えない相手の位置を完全に補足して誘導弾を放つという攻撃でゴセイレッドとゴーカイレッドを苦しめるも、それがステルス機能を持つビービ虫を使った攻撃ということを見破られそのトリックを見破られると2人の連携に怯み、ゴーカイスラッシュとレッドダイナミックを同時に受け「何故だ!?この私が…!」と叫びながら倒される。
その後、黒十字城によって巨大な姿で復活し、4体のブレドランを分身として召喚するが、バリブルーンとスカイエースの空中からの爆撃に怯み、ゴーカイオーのゴーカイクラッシュとゴセイグレートのグレートストライクで大ダメージを負い、「だがこの無念さは、永遠に…!」と遺して他の巨大怪人達と共に爆散した(爆散すると同時に全員が「黒十字王様ああああああ!!!」と言った)。
本編で彗星のブレドラン、チュパカブラの武レドラン、救星主のブラジラの3回、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」で血祭のブレドランと分身2体を合わせて3回、上記の「199ヒーロー大決戦」で分身含めて6回と、Vシネマ、劇場版を合わせると全形態併せて12回倒されている。
戦隊の歴史上でも、(再生怪人含め)幹部クラス以上のキャラクターでこれだけ倒されたのはコイツぐらいであろう。
さらに、2012年4月21日公開の『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』でもブラジラは4形態登場して全て倒されたので被撃破回数16回となった。
その際の「行け! 私の分身共よ!!」と言うセリフは派生作品におけるブラジラの立ち位置をこれ以上ない程端的に表しているとも言えよう。
これほど倒された戦隊敵はパワーレンジャーシリーズまで含めても例がなく、最早「1人悪の戦隊」といっても過言ではない。
今後のスーパー戦隊(と春映画)の展開次第では、また出てきそうな予感もするので、更なる記録更新が期待される。
……と思ったら案の定、『動物戦隊ジュウオウジャー』第29話『王者の中の王者』にてバングレイがキャプテン・マーベラスから読み取った記憶から実体化した、歴代戦隊の悪の幹部の一人として再登場。
蝶絶神デーボスと共に風切大和以外のジュウオウジャーと対決するも彼等が弾いたデーボスの光弾を受けて怯み、野生解放したジュウオウジャーの総攻撃を受けてしまい、最期はジュウオウザワールドのワールドザクラッシュを受けて上空に吹き飛ばされ爆散した。これで17回目である。
ただし、ここでのブラジラはあくまでバングレイの作った自我も意思もないコピーに過ぎず、その為に台詞も何もなく、戦闘力もブラジラ自身には遠く及ばなかった(その代わりに第12話のプレイヤーの声を担当していた)。
他のスーパー戦隊のショーにもたびたび出演しており、2017年にはひらかたパークで開催された「宇宙戦隊キュウレンジャー スペシャルショー」にも救世主(救星主)繋がりなのかブラジラの姿で登場した。ジャークマターに加入していずれは奉行のブレドランとして裏から組織を操るつもりだったらしい。また、アラタとエリの出演は事前に公表されていたが(参照)ブラジラに関しては公表がなく、サプライズで登場した際は客席から驚き声と歓声が上がっていたとかいないとか。
そして時は流れ2021年。映画『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』では、大ボスであるスーパー悪者ワルドの顔面にデザインが採用されている。
ただし、客演の座はよりにもよってかつて自身を倒したビッグフットの筋グゴンに奪われてしまった。つくづく幽魔獣とは相性が悪いようである。
2022年10月9日にはスーパー戦隊オフィシャルXアカウントに登場。(外部リンク)ドンブラザーズの忍者おじさんこと大野稔を「しつこい人間」、ソノイを「執念には目を見張るものがある」と評し、最近では新手の幹部の傀儡と化したマッドレックスを「情けない奴だ」と一蹴している。盛大なブーメランである。
名前について
名前の元ネタはディストピアをテーマにしたSF映画『未来世紀ブラジル』と思われる。つまり、彼が新しく創造しようと目論んでいる世界はそういうことなのだろう。
なお、ブレドラン時代は人造人間が登場する映画『ブレードランナー』が元ネタになっていたが、ちょうどブレドランを名乗るのをやめた時期が人造人間=アンドロイドで構成されたマトリンティス帝国の崩壊した頃である。
パワーレンジャー・スーパーメガフォース
前作同様にヴラックという名で登場。前作では倒されずに姿を消していたが、第16話にて救世主のブラジラとしての姿で現れる。
シルバースーパーメガフォースレンジャー(ゴーカイシルバー)、オライオンを捕獲しそのパワーを奪い、さらにパワーレンジャー達のスーパーモードへの変身能力さえも奪った。
メタ的な理由で言えば、ゴセイジャー本編の映像を流用するためである……
その正体はアルマダの第二王子。つまりヴェッカー王子(ワルズ・ギル)とは兄弟という設定である。第二王子ながらその能力は皇帝マヴロからも高く評価されており、ヴェッカーの劣等感を煽ることになっていた。
自分より劣っているヴェッカーのことを「馬鹿な兄」と呼んでおり、武功を立て王位継承権を奪い取ろうとしていた。
ゴセイジャー本編と同じく自身の生み出したモンスターと洗脳したロボナイトを操り、地球にドリルを打ち込み破壊しようとするも、日食により1000倍に強化されたレッドメガフォースレンジャーのインフィニット・スカイストライク(レッドダイナミック)によって倒された。
関連タグ
天装戦隊ゴセイジャー ブレドラン 彗星のブレドラン チュパカブラの武レドラン 血祭のブレドラン サイボーグのブレドRUN 悪しき魂 地球救星計画
スーパー悪者ワルド:「ゼンカイジャー」までの歴代ラスボスのパーツを寄せ集めた合体怪人で、顔上半分の造形はブラジラ。スーパー戦隊シリーズ45作記念映画のボスキャラ。
天装鬼:後のスーパー戦隊に登場する怪人でゴセイジャーを歪めたデザインであり、デザインにブラジラの意匠も入っている。