ピクシブ百科事典

目次[非表示]

「そうだ、私は元護星天使、救星主のブラジラ!愚かで弱い人間共を根絶やしにし、汚れきった地球を粉々に打ち砕く!そして私は新たな星を創り直し、“救星主”となるのだ!!!」
「くだらん!実にくだらん話だ!私は『救星主』だ!もう護星天使ではない!!みじめな命をみじめに生きる者共よ、消えてなくなれ!!!」

CV:飛田展男
スーツアクター:清家利一

データ

分類:元・護星天使
属性:空・大地・海の全て
特技:天装術、ダークゴセイパワー
目的:現在の地球を破壊し、新しい星を創り直す事
趣味:コスプレ

概要

天装戦隊ゴセイジャー』にて、様々な組織を渡り歩いてきた謎の人物・ブレドランの本当の姿。
その正体は1万年前に幽魔獣を封印した古の護星天使(種族はスカイック族)であり、ゴセイナイト(グランディオンヘッダー)の本来の持ち主でもある。
 
人間を根絶やしにした上で汚れきった地球を一度破壊し、新しい星を創る「地球救星計画」を画策し、そうして創った星の命を導く者「救星主」として君臨することが目的。
かつては現在のアラタ達のように人間と同じ姿だった模様(映ったのは目元と口元だけだが、壮年~中年世代相当だった事が窺える)。

救星主ブラジラ様の1万年前の姿



幽魔獣を封印する際にはエルレイの匣と3種族のオーブを用いたが、シーイック族ランディック族のオーブは仲間から奪った物。それもただ強奪したのではなく、「未熟な仲間と協力するくらいなら優秀な自分が一人で倒した方が効率的」と判断したブラジラが自ら仲間を殺し、オーブに変化させたのだ。
そんなブラジラに対して幽魔獣の首魁二人は互いを深く信頼していたのがなんとも皮肉。
 
ともあれ幽魔獣の封印には成功したものの、護星界は仲間殺しが発生したことを重く受け止め「如何なる理由があっても犠牲を出すことは許されない」と糾弾。然るべき罰を下すべくブラジラを拘束するが彼はそれを自力で振り払い、未完成だった天装術「タイムトラブル」で1万年の時を越えて現代に逃亡。その際「タイムトラブル」の副作用で本来の姿を失い怪人の姿へと変貌した。
そして更なる力を得るためにカモミラージュの天装術で「ブレドラン」と名乗り、様々な組織に潜入、暗躍を繰り返す。

趣味はコスプレであり、姿を変えての潜入は趣味と新たなる力を手に入れるという実益を兼ねた行動。武レドランとして幽魔獣に加わっていた頃、ウォースター残党に接触する際には彗星のブレドランの姿に戻っていたことも一つの伏線であった。(なお、マトリンティス時代は体をガチ改造しているため、ブラジラの姿も天装術で補正が入ってるのでは?と推測される事も。)
 

性格

非常に独善的で傲岸不遜、冷酷非情と徹底的なまでにゴセイジャーの面々とは相容れない気質の持ち主。
かつての同胞を手にかけたことや、潜入した組織の者達を利用・犠牲にしてきたことに対しては一切の罪悪感も後ろめたさも抱かず「自らが救星主になるためには仕方がなかった」と開き直っており、自らの功績を認めず処罰しておきながら地球の環境悪化には傍観の姿勢を崩さず何の手も打たない護星界に対して「裏切りに他ならない」として憎しみと憤りを抱いている。
そして自身の提唱する「弱く愚かな者は、強く賢い者にかしずく」思想こそが唯一の真理としているためゴセイジャー達の説得に耳を貸さず、彼らの信頼と絆を認めることも無かった。
ウォースターでは「武力」、幽魔獣では「幻術の力」、マトリンティスでは「技術力」と、次々に新たな力を手に入れ、自らの生まれ持つ力と合わせることで更なる高みに昇華させようと目論む。

戦闘能力

ゴセイパワーとは異なる「ダークゴセイパワー」が力の源で、強力な電撃を放つ剣・ダークサーベルを武器として扱う。仮の姿である武レドランの時も電撃を発射して攻撃できた。
また背中の翼を展開することで強力なエネルギー波も発射可能。
 
天装術はゴセイパワーの結晶体とも言うべきオーブを胸のアーマーに読み込ませて発動する。オーブは先述のシーイックパワーとランディックパワーのオーブの他、自らの持つスカイックパワーを込めたオーブ、ナイティックパワーを司るオーブ、そしてタイムトラブル時に使った時のオーブの五種が存在。オーブにはそれぞれりく/うみ/そら/きし/ときとそれぞれの属性を表す紋章が刻まれている。
 
また現在のゴセイジャーが使う天装術とは仕様が異なるが、これはテンソウダーとカードの誕生による天装術の体系化がごく最近の事でありそれ以前の、少なくとも彼が現役だった1万年前の天装術はオーブを使用する方式だった様だ。
また、古代の護星天使も現在と同じように三種族には別れていたが、天装術自体はお互いの属性が入り混じっていたため。ナイティックパワーが現在のカード方式でありながら、様々な属性を内包していたのも上記の事情が影響している事が窺える。

戦闘力自体はかなりのレベルであり、ゴセイジャーを圧倒したのも事実だが、自信過剰な性格が災いし不覚を取ったことも幾度かある。
 
ダークゴセイヘッダーを配下とするだけあり、両腕にロー・オ・ザー・リとバリ・ボル・ダラを装備し、シールドを発生させる芸当も可能。
地球救星計画に対する執念は凄まじく、最終決戦では巨大戦で爆発した後も生き延び、アラタの必殺技「レッドダイナミック」を受けて一刀両断されるも、「救星はならずとも…!!破壊だけは必ず果たす……!!!」と笑いながら砕け散り、ネガーエンドの楔に自身の残りのダークゴセイパワーを送り込んだ。
しかし、それもゴセイジャーと地球自身が起こした奇跡「ゴセイグローバル」によって阻止され、彼の野望は完全に潰えた。


余談

悪の黒幕ではあるが最初から圧倒的な力を手にしていたわけではなく、策を以って様々な組織を練り歩き力を蓄えていった存在であり、いわば作品と共に成長してきたラスボスといえる。

また、上記の傲岸不遜で我の強い性格は護星天使の三部族が持つ性格的特徴を1つに集約した上で、極端に醜く歪めた物と言う見方も出来る。
劇中の彼の言動に当て嵌めると以下の通りになる。

部族性質劇中での言動
スカイック族前向きで楽天的かつての同胞を手にかけ、各組織を利用した事への開き直り
ランディック族誇り高さ、猪突猛進自らを「救星主」と嘯き、他を「惨めな命」と見下す傲慢さ
シーイック族冷静さと知的さメタルAに見られる様に、目的の為に味方を切り捨てて敵すら利用する冷酷さと邪知

力に溺れた最も未熟な護星天使

決戦後、彼の後輩に当たる同じスカイック族のアラタ護星天使が力を持っているのは未熟だからこそ」であり、「だからもっと地球の美しさや人々の逞しさや命の素晴らしさを学ぶ為に俺達はこの力を与えられた」と悟っていたが、その観点で言えば作中で1番未熟だった護星天使は他でも無いブラジラ自身と言う事になる。

現代の見習いの5人、そして1万年前に彼が未熟と断じて殺めた2人の仲間は確かに技術的にも経験的にもブラジラには及ばなかったかも知れないが、それでも彼らは自分以外の護るべき何かの為に力を使おうとする心や他者を思い遣る気持ちが有ったのに対し、ブラジラ自身は護るべき存在に対する無理解から醜悪なまでに自己中心的な性質へとその心を歪め、道を踏み外してしまったからである。

ブラジラにとって最大の不幸は、仲間達と共に地球の美しさや人々の逞しさ、命の素晴らしさを学ぶ機会が無かった事であり、彼が誰よりも優れた力を持ちながらそれを己の為にしか使えなかった事や、そうした考えを改めさせて誰かの為に力を使う事の素晴らしさを分からせてやれなかった事に対し、アラタは後悔と悲嘆の念を抱く。
しかしだからこそ、全てが終わった後にアラタ達は護星界への帰還を断り、より多くの大切な事を学ぶ為に地球に留まる事を決意したのだ。ブラジラの様な過ちを犯す者が、自分達を含めた護星天使の中から2度と現れない様に……。

その後の活躍

後に、『199ヒーロー大決戦』では冥府神ダゴンヨゴシマクリタインと共に黒十字王によって復活する。なぜか見えない相手の位置を完全に補足して誘導弾を放つという攻撃でゴセイレッドとゴーカイレッドを苦しめるも、それがステルス機能を持つビービ虫を使った攻撃ということを見破られそのトリックを見破られると2人の連携に怯み、ゴーカイスラッシュとレッドダイナミックを同時に受け「何故だ!?この私が・・・!」と叫びながら倒される。
その後、黒十字城によって巨大な姿で復活し、4体のブレドランを分身として召喚するが、バリブルーンとスカイエースの空中からの爆撃に怯み、ゴーカイオーのゴーカイクラッシュとゴセイグレートのグレートストライクで大ダメージを負い、「だがこの無念さは、永遠に…!」と遺して他の巨大怪人達と共に爆散した。


本編、Vシネマ劇場版を合わせると、全形態併せて10回も倒されている
戦隊の歴史上でも、(再生怪人も含め)幹部クラスのキャラクターで、これだけ倒されたのはコイツぐらいであろう。
2012年4月21日公開の『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』でも、ブラジラは4形態登場して全て倒されたので、被撃破回数14回となった。その際の「行くぞ! 我が分身達よ!!」と言うセリフは派生作品におけるブラジラの立ち位置をこれ以上ない程端的に表しているとも言えよう。
最早悪の戦隊と言っても過言ではない。

CMのあと、みんなで一緒に歌を唄おう!



今後のスーパー戦隊(と春映画)の展開次第では、また出てきそうな予感もするので、更なる記録更新が期待される。
……と思ったら案の定、『動物戦隊ジュウオウジャー』第29話『王者の中の王者』にて、バングレイキャプテン・マーベラスから読み取った記憶から実体化した、歴代戦隊の悪の幹部の一人として再登場。
蝶絶神デーボスと共に風切大和以外のジュウオウジャーと対決するも、彼らが弾いたデーボスの光弾を受けて怯み、野生解放したジュウオウジャーの総攻撃を受けてしまい、最期はジュウオウザワールドのワールドザクラッシュを受けて上空に吹き飛ばされ爆散した。これで15回目である。
ちなみにここでのブラジラはバングレイの作ったコピーだったからか、飛田氏の声は当てられていない(その代わりに、第12話のプレイヤーの声を担当していた)。

名前について

名前の元ネタはディストピアをテーマにしたSF映画『未来世紀ブラジル』と思われる。つまり、彼が新しく創造しようと目論んでいる世界はそう言うことなのだろう。
なお、ブレドラン時代は人造人間が登場する映画『ブレードランナー』が元ネタになっていたが、ちょうどブレドランを名乗るのをやめた時期が人造人間=アンドロイドで構成されたマトリンティス帝国の崩壊した頃である。

いつの日か、このしぶとい悪夢は再び蘇るのかもしれない…。

関連タグ

天装戦隊ゴセイジャー ブレドラン 悪しき魂 地球救星計画

ザマスゴクウブラック:ブラジラ同様、正義の為に人間を滅ぼそうとした悪党繋がりで、ブラジラは天使だがザマスとブラックは神である。

十六夜九衛門:本来の姿を隠し、自分の計画のために暗躍してきた幹部つながり。ただし、こちらは組織の為に暗躍していた。

エラス9年後の作品に登場したラスボス。原因こそ異なる(エラスの場合は戦争)が「人類を滅ぼし地球を作り直すことを計画していた」という共通点がある。

ウルトラマンベリアルウルトラマントレギア魔導神官メーミィ:同じく正義の戦士が所属する国の出身で、同じく故郷を離反して悪の道に進んでしまった者。

ウルベ・イシカワ:中の人が同じで、共通点も多い(主人公の先輩にあたり、力こそが絶対と信じ、何でも利用するなど)。

オジマンディアス:中の人繋がり。こちらも多くの者を犠牲にして地球を救済しようとした人物であるが、最終的に計画を成功させた。

ドン・アルマゲ:似たようなことをやろうとした後輩(しかも宇宙規模で)。
カギ爪の男:同じような事をやろうとしていたラスボス繫がり(ただ彼の場合は争いのない幸せな世界を創るという内容でどっちかと言えばコイツに近い)。

スーパー悪者ワルド:数多の歴代のヒーローの強敵を合成した怪人。顔の一部が彼を象ったものとなっている。

救星戦隊ワクセイバー「救星」繋がり。

吐き気を催す邪悪

ユートピア・ドーパントデューン:同時期のニチアサ作品におけるラスボス。

彗星のブレドランチュパカブラの武レドラン血祭のブレドランサイボーグのブレドRUN救星主のブラジラ

スーパー戦隊ラスボスリンク
血祭ドウコク←救星主のブラジラ→アクドス・ギル

関連記事

親記事

地球救星計画 ちきゅうきゅうせいけいかく

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「救星主のブラジラ」のイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで「救星主のブラジラ」の小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 76114

コメント