概要
一万年もの昔に幽魔獣が作り出した円筒形の不思議な箱。
物を吸い込んで封印する、対象に強大なパワーを与える、移動手段になる等様々な用途があるが、強大な力を持つが扱いが難しいという点を当時の護星天使に逆手に取られたことで膜インや筋グゴンは封印された。
幽魔獣のメンバーはそれぞれ別々の匣に封印されており、ミイラのゼイ腐やケサランパサランのペサラン挫等復活する場面が描かれたものも何人かいる。
元々封印されていなかった河童のギエム郎以外のメンバーは膜イン&筋グゴンが復活させたが、その膜イン&筋グゴンは流星のデレプタの放った「流星弾」の流れ弾が当たった衝撃でふたが開き復活した。それがなければ今も封印されたままだった可能性が高く、内側からは開かないようになっている様子。
また最終決戦近くのepic31で膜インは全ての幽魔獣のパワーを一つに結集するためにこの箱を使用していたことから、おそらく封印されたままの残党もいると思われるが詳細は不明(それまで登場したメンバーは全員倒されており、膜インと筋グゴンしかいない状況で「すべての幽魔獣」という表現を使っているあたり可能性がないとは言いきれない)。
最終的にはepic32で幽魔ホールに突入したゴセイジャーによって膜インが倒された後、ゴセイアルティメットが現実世界に脱出した際に破壊された。
なお、「エルレイのはこ」という名前だが、この「はこ」は我々のよく見る「箱」ではなく「匣」というあまり見かけない字が使われているが「匣」とは「ふた付きの小箱」という意味があり、エルレイの匣にもちゃんとふたがある。
機能
箱なので当然入れ物として使うことができるが幽魔獣を強化したり、あらゆる物を吸収・封印したり、エネルギーや物質を吸収し変換した上で再度放出したりと様々な機能を持つ。
また中に入ると地中を掘り進むことで移動する乗り物としても使え、膜インと筋グゴン(&武レドラン)はこの箱を基地としつつ各地を転々としていた。
名前の由来
映画『ヘルレイザー』からで、アイテムとしてはそれに出てくるパズルボックスが元ネタと思われる。他にはマヤ文明の遺跡「エル・レイ」だろう。
匣の蓋には幽魔獣のエンブレムが刻まれているが、これをよく見ると“UMA”の文字を捻じ曲げたモノとなっている。
関連タグ
スーパー戦隊の敵基地の系譜 |
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