旗艦ギガントホース
きかんぎがんとほーす
宇宙帝国ザンギャックの第二次地球侵略における艦隊の旗艦。
他の宇宙戦艦と違い、2頭の馬に牽引された巨大なチャリオットと言う派手な外見をしている。
乗員としては皇帝アクドス・ギルの息子である司令官ワルズ・ギルを筆頭に特務士官バリゾーグ、参謀長ダマラス、開発技官インサーンと言った幹部達が搭乗。普段は地球と月の中間に停泊し、ザンギャック2度目の地球侵略の拠点となっている。
今作の巨大化はこの艦の艦首に備え付けられた砲塔から放たれる巨大化ビームでなされ、これを敗北した行動隊長やスゴーミンに浴びせる事で巨大化させる。尚、普段ビームを発射する役目は技官であるインサーンが担っているが、諸事情で彼女が不在の際にワルズが代わって役目を担う場合もある。
兵装としては他にもミサイル砲や全方位に放てる火砲等があり、無論その破壊力は他の艦艇を大きく凌駕している。
最終話にてレッドとシルバーがバスコの遺したフリージョーカーで突入した際、シルバーがアクドスの注意を引き付けている隙を突いてレッドが操縦桿を握った事で大艦隊を一斉射撃で全滅させられた挙句、操縦装置を破壊されたせいで撃沈、地上に墜落して爆散した。
辛くも脱出したアクドスも次々とゴーカイチェンジを決めるゴーカイジャーに圧倒された末、ゴーカイガレオンバスターを手にしたシルバーのゼロ距離発射を喰らい爆散。
こうして指導者を失ったザンギャックは滅亡への道を辿る事となる。
歴代のスーパー戦隊が結集して撤退させるのが精一杯の物量を誇る億単位のザンギャック大艦隊を(不意討ち・同士討ちとはいえ)瞬殺出来る程の火力と手数を誇るチートスペックである事を(戦隊側の手によって)最期の最期で実証された場面でもあった。
映画『スーパーヒーロー大戦』では大ザンギャックの旗艦として再建された。
終盤で大ショッカーの旗艦クライス要塞と合体し、超巨大ロボビッグマシンとなり、本来の持ち主であるギル親子をペシャンコにした。
仮面ライダーディエンドが強奪して暴れまわるも、ロケットドリルゴーバスターオーにより撃墜された。
スーパー戦隊の敵基地の系譜 |
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