概要
『海賊戦隊ゴーカイジャー』におけるいわゆる「戦隊バズーカ」だが、登場したのは後半に入ってからで第32話で初登場。
その名の通り、ゴーカイガレオンをモチーフにしている。ゴーカイジャー初期メンバー5人が主に使用。
レンジャーキーなしでも一応武器としては使用可能だが、このように使われたのは最初くらいである。
開発経緯
第31話で真の姿を現したバスコ・タ・ジョロキアに対抗するためにハカセが作り出した。
全員の武器のゴーカイシリンダーを借りて試行錯誤の末に開発し、最後に伊狩鎧の「オーレバズーカに似ている」という発言から、星野吾郎/オーレッドの「仲間の力を合わせる時に俺たちの大いなる力を使ってほしい」という言葉を思い出したことでオーレンジャーの大いなる力を注入し完成した。
ちなみに最初に鎧のセリフを聞いたとき、ハカセは「そんなに似てない」と言って突き飛ばしている。
なお、開発の為に一度武器をすべて預けていた為に、シールドンを始めとするザンギャック襲撃の際にはゲキレンジャーやチェンジマン等、武器に頼らずに戦える形態にゴーカイチェンジして完成までの時間を稼いでいた。
構造
レバーを引くことで帆の部分がせり上がって照準器となり、4本のレンジャーキーを横から挿入し最後に使用者が後部のシリンダーにキーを挿入して回し、引き金を引くことで必殺技を発動する。
ライジングストライク
「◯◯チャージ」(◯◯は最後尾のシリンダーに挿入したキーの色。後述)の音声とともにエネルギーが銃口に集まり、引き金を引くことでライジングストライクの音声とともにゴーカイガレオン型のエネルギー弾を放つ。
本命のバスコには通用しなかった上、バスコ以上の猛者であるダマラスには一度目を防がれたりしているがラスボスのアクドス・ギル相手には決め手になったので扱いは悪くない。
アクドス戦では「ライジングストライク」が玩具でも再現可能な長押しによる「派手にウェーブ」も使用。
『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』ではゴーカイブルーとゴーカイグリーンの補助を受けたゴーカイシルバーが射手でスペシャルチャージを使用。
映画では、仮面ライダーオーズから渡されたオーズキーによるタジャドルチャージや、ギャバンtypeGから渡されたメタルヒーローキーによるゴーカイメタルガレオンバスター等のコラボ技も披露している。
カラーチャージ
カラーチャージ音声に関しては下記の7つ。注記は玩具での分類も含めている。
- レッドチャージ
- ブルーチャージ
- イエローチャージ…オレンジ戦士のバトルコサックキーとトッキュウ6号キーはこちら。ビートバスターキーも該当。
- グリーンチャージ…バトルケニアキーはブラックではなくこちら。
- ピンクチャージ…ホワイトヒロインだが、ホワイトスワンとガオホワイトはこちらに。
- ブラックチャージ…バイオレット戦士に加えて、レッド扱いのタイムファイヤーキーや色が定まっていないデカマスターキー、バディロイドであるビート・J・スタッグキーも含まれる。
- スペシャルチャージ…ホワイト戦士やゴールド・シルバー戦士が主に該当。カラー名が発せられる6色以外の色のレンジャーキーを用いた際に発声。また、黒獅子リオキー・獣人メレキー・ハチオージャーキーもこちらになる。
個別エピソードではメインキャラが発射役になっており、使用キーも各々のキーが用いられた。
ゴーカイイエローによるイエローチャージとゴーカイジャーに該当カラーのいないブラック戦士によるブラックチャージは未使用。
- 第41話:ゴーカイピンクによるピンクチャージ
- 第43話:ゴーカイグリーンによるグリーンチャージ
- 第48話・最終回:ゴーカイシルバーによるスペシャルチャージ
- 最終回:ゴーカイブルーによるブルーチャージ
パワーレンジャー・スーパーメガフォース
スーパーメガキャノンの名称で登場。
こちらはブルースーパーメガフォースレンジャーの変身者で科学に強いノア・カーバーが開発したものだがトランスファーラーの力でグリーンスーパーメガフォースレンジャーのジェイク・ホーリングと入れ替えられた状態で開発したという一風変わった展開となった。
これは原作映像を流用する都合上、科学にそこまで強くないグリーンが自身の手で完成させたばかりの武器を手に参戦する展開に違和感を生じさせないための苦肉の策である。
関連タグ
ナイトアックス、封印の文字、リュウソウカリバー:戦隊シリーズにおける特定のキャラ打倒の為の切り札とされていて、終盤本人に向けるも通じなかった武具や技繋がり。ただし、封印の文字に関しては対象であるラスボスに傷を付けられたのがこの技だけなので、ラスボス打倒の為の切り札である事は最後まで変わらなかった。