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「「「滾れ!獣の力!」」」

「響け!獣の叫び!」

「研ぎ澄ませ!獣の刃!」


「「「「「ビーストオン!!」」」」」


「体に漲る無限の力!アンブレイカブル・ボディ!ゲキレッド!!」

「日々これ精進、心を磨く!オネスト・ハート!ゲキイエロー!!」

「技が彩る大輪の花!ファンタスティック・テクニック!ゲキブルー!!」

「紫激気、俺流。我が意を尽くす!アイアン・ウィル!ゲキバイオレット!!」

「才を磨いて、己の未来を切り開く!アメイジング・アビリティ!ゲキチョッパー!!」


「「「「「燃え立つ激気は正義の証!獣拳戦隊ゲキレンジャー!!」」」」」


概要編集

激獣拳ビーストアーツ』のマスター・シャーフー門下生のうち、ゲキスーツと呼ばれる強化服を装着して戦う『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の事を指す。

ゲキレンジャーになること自体が激獣拳の修行の一環であり、本格的に修行を進めるための一つのステップである。


それぞれのメンバーが心・技・体のいずれかに秀でており、初期メンバーそれぞれが弱点を補い合うトライアングルの関係にある(それに合わせてか、マスター・シャーフーが用いる楽器がトライアングルとなっている)。

しかし、弱点はおざなりにされる事はなく、七拳聖に属する「マスター・トライアングル」という3人の拳聖のうち、彼らの弱点となる概念に秀でた者が師匠となっている(例えば体に優れ、心はまだ発展途上のジャンに対しては『心』を司るゴリー・イェンが師となった)。


初期メンバーは全てネコ科であり、ゲキバイオレットまでは食肉目縛りであったが、最後はとうとう草食動物モチーフのゲキチョッパーが加わり、食肉目統一ではなくなった。


歴代スーパー戦隊でも珍しい、腰にベルトがない戦隊である。例外としてゲキチョッパーは腰に黒帯を巻き付けているが、特にアイテムの装備や出し入れの機能がない以上、半ば飾りみたいなものである。


なお、臨獣拳使いである黒獅子リオ獣人メレといった本来はゲキレンジャーではない戦士も便宜上、ゲキレンジャーの番外戦士として扱う場合もある(これは源流が同じ流派であった事が理由であろう)。


武装編集

ゲキチェンジャー編集

『滾れ!獣の力!ビーストオン!』の口上で起動させ、ゲキスーツを纏うためのガントレット型のアイテム。

激気を増幅するアイテムである為、このアイテムで直接変身しないケンも装備しており、サイブレードを出現させることが出来る。

ちなみに、海外版の『ジャングルフューリー』ではサングラスで変身する(ゲキチェンジャーも存在はするが、変身後の装備という扱い)。


ゲキトンファー編集

初期メンバーの装備であるトンファー。

激気に呼応してタービンが回転して威力が上がる。

持ち手を畳んだ二丁のゲキトンファー・バトン、それの両端を接続したゲキトンファー・ロングバトン、通常形態の3つに変形し、順にレッド、イエロー、ブルーが使用する。

ただし、ゲキトンファーバトンのみスチール画や設定のみの存在となっている。


ゲキバズーカ編集

肉食獣のようなデザインの大砲。

3人の激気をチャージし、後部のレバーを押す事で激激砲を発射する。当初はチャージに2分を要するという弱点を有していたが、物語が進むごとにチャージ時間が短縮され、スーパーゲキレンジャーの状態でも使用や単独での使用も可能になった。スーパーゲキレンジャー時にはスーパー激激砲に必殺技の名前が変わり、ブルー、バイオレット、チョッパーで放てばスペシャル激激砲となる。

ゼロ距離での発射も可能。


当初はチャージ時間が遅いことに対してジャンが不満を漏らしていたが、なつめが豚の角煮を作るには辛抱が必要だと諭し、以降は激激砲を放つ際には相手のモチーフに対応した食べ物の名前を言うシーンが見られる。(ほとんどは豚の角煮だが、タブー戦では豚の丸焼きになっていた)


スーパーゲキクロー編集

ハンドグリップと鉄爪を合わせたような武器で、スーパーゲキレンジャーへの変身アイテム。

過激気を注入する事で初めて使用でき、過激気が不十分であると起動できない。

ゴリー・イェン曰く、自分の大切なものの為に戦いたいという正義の心にスーパーゲキクローは応えるとの事。


共通技/合同技編集

魂魂掌

イエローとブルーがレッドの背に激気注入し、敵に激気を送り込んで攻撃。

海賊戦隊ゴーカイジャー』では初期メンバー3人がチョッパーとバイオレットの背中に激気を送り込んで発動している。


スーパートリプル撃

3人がスーパーゲキクローで敵に一撃を叩き込む。2人だけの場合はスーパーダブル撃となる。


三算参

三方向からスーパーゲキレンジャーとチョッパーが挟み撃ちにし、斬りあげる。


五合業

スーパーゲキイエローを先頭に過激気、激気、紫激気を噴出させて突進、幻獣ケイトス拳ゴウユの音波攻撃を貫通する威力を見せた。


激気合一

スーパー激激砲・厳厳拳・捻捻弾を合体させた必殺技。これに理央とメレが加われば、超超スペシャル激臨砲となる。


慟哭丸

大地の拳魔マクがある目的のために編み出し、終盤でゲキレンジャーに伝授されたリンギ。

詳しくは該当項目にて。


ライトニングアタック

ボウケンブラックのライトニングアタックにスーパーゲキブルーの過激気とゲキバイオレットの紫激気を加えて強化する。


レッドゾーンタイガー撃

ボウケンレッドのレッドゾーンクラッシュとスーパーゲキレッドのスーパータイガー撃の合わせ技。

超加速から敵にX字の斬撃を浴びせる。


スーパーブラザー撃

バイオレットとスーパーゲキブルーの合同技。バイオレットが打ち上げ台となり、スーパーゲキブルーが空中から過激気と紫激気を込めた強力な一撃を見舞う。


過激気冒険根性撃

スーパーゲキイエローがブースター役を務め、ボウケンイエロー、ピンクの背中を押しながらハイドロシューターとバケットスクーパーによるすれ違いざまの攻撃を浴びせる。


轟轟激激シュート

スーパーゲキバズーカ、デュアルクラッシャー、厳厳拳、超捻捻弾、サガストライク、シューターハリケーン、サバイバスター・スナイパーモードを同時に発射する必殺技。


来来獣

激気から使用者が習得した獣拳に対応したゲキビーストを生成する。一方でバイオレットはゲキトージャウルフに必要なタイガー、ウルフ、ジャガーを召喚できる(一瞬だけ紫色になる)。

なお、理央とメレはリンビーストを召喚できる招来獣という技を持つ。


大合合獣

過激気により、ゲキファイヤーを構成するゲキビーストやそれぞれの召喚者に対応したゲキビーストを一斉に召喚する。


激激全ビースト砲

ゲキビーストが一斉にビームを発射。サイダインが加わると激激全ビースト砲となる。

ゲキレンジャー版のアニマルハートのようなもの。


倍倍分身拳

自らの巨大な分身を作り出すゲキワザで心技体に優れるシャーフーは自らと寸分違わぬ巨大な分身を召喚できる。ゲキレンジャーはそれらが不完全である為、獣拳合体という形で使用している。


獣獣全身変

自らを獣人の姿に変貌させる術。人間に戻ることは難しい技であり、七拳聖もこの技を使用して老化が止まっている。作中で人間に戻れたのはこの術が不完全であったゴウのみ。また、バエもこの技を不完全な形で使用した為にハエをデフォルメしたような姿になってしまった。

臨獣拳の使用する獣人邪身変と何らかの関係があると思われるが、関連性は不明(こちらは怪人化といった方が相応しく、獣獣全身変は順当に獣人化と言える外見をしているという差異がある)。


関連タグ編集

獣拳戦隊ゲキレンジャー スクラッチ社 激獣拳ビーストアーツ

獣拳鬼:ゲキレンジャーを歪めたデザインとした戦隊怪人。


ピクミン:『ピクミン2』に登場するピクミンと色が同じ()。

トロピカル〜ジュ!プリキュア: こちらも順番こそ違うが配色が同じ()。

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