「荒ぶる賢人、レイジングハート!ゴリー・イェン!」
概要
「心」を司る激獣ゴリラ拳の使い手。
七拳聖の1人であり、ミシェル・ペング、ピョン・ピョウと並んでマスタートライアングルと呼ばれる。外見は眼鏡をかけたゴリラの獣人。
普段はニューヨーク在住で、小説家として生計を立てている。バナナが好物。
非常に冷静沈着な性格をしており、何事にも揺さぶられない心の持ち主で、催眠術などにも精通しており、カウンセリングも行っている。劇中ではそうやって封印されたジャンの記憶を呼び覚ました事も有った。
その厳つい外見からは想像も出来ないが、EDのミニコーナーで全てのゲキビーストの名前を挙げる際、ゲキゴリラだけ「一番ハンサムなゲキゴリラ」と言ったり、皆が大真面目に考え事をしている時に空気を読まず、「私の書いた本がベストセラーになったのでね、犬を2匹飼い始めたんだ。名前も名づけたよ、ベスとセラーってね。ハッハッハッ……」とジョークを飛ばす等、意外とお茶目な一面も持ち合わせる。
パワーレンジャー・ジャングル・フューリー
『パワーレンジャー・ジャングル・フューリー』でのゴリー・イェンのポジションはマスター・リラとして登場。
原典とは異なり、人間の姿のまま登場していた(終盤で原典と同じ姿になるが)。
これは「同作の撮影時には原典も撮影中であり獣人時の着ぐるみが使えず、かといって同作のために新調するのも困難だった」という理由で、苦肉の策として「彼らが獣人時に着ていた衣装に近いもの」を用意した上で撮影に臨んでいたためである。
ゴリラ・スピリットを持つ。
過去のダイ・シとの戦いで戦死し、霊的世界にいる。
余談
名前の由来はドニー・イェン。
CVを担当する大友氏は『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』のギンジフ星人カザック役以来のスーパー戦隊シリーズへの出演。2年後のニチアサにて大友氏が演じた怪人が仮面ライダーに変身するという快挙(?)を成し遂げた。
スーパー戦隊で氏が演じた中では唯一の味方キャラクターでもある。
関連タグ
トート星人ブンター:3年前に登場した、同じくゴリラの獣人繋がりのキャラ。こちらは厳しい訓練によって心身共に成長した初期メンバー全員に力を授けている。
ラリー(ジュウオウジャー):9年後に登場する、同じくゴリラの獣人繋がりのキャラ。戦隊レッドに力を授ける点も共通している。