「おいアブレラ!喰わせもんやったら“ブチッ!”とその翼むしり取ったるけんのう!」
概要
仁義がないと言われているギンジフ星人のアリエナイザーで、広域宇宙暴力団「ビローノファミリー」にて最近頭角を現してきた幹部。ドスの聞いた広島弁で喋り、首に手拭いをかけている典型的なヤクザのような風貌をしている。
様々な物体に擬態することが可能で、絨毯や畳、自動車といった固定物からヌマ・O長官、烏、はてはハリケンレッドに変身した。
活躍
死者を蘇らせられるというトリノイド第0号サウナギンナンの封印を解いて復活させ、彼のエネルギー源である銀杏電池を持つヤツデンワニを襲撃して電池を奪うと、彼の力でカジメリ星人ベン・G、リバーシア星人ボンゴブリン・ヘルズ、リバーシア星人サキュバス・ヘルズ、バリゲ星人ミリバル、スペキオン星人ジェニオを蘇生させて勢力を拡大し、地熱エネルギーを集めさせ、アバレンジャー最大の敵である邪命神デズモゾーリャを復活させようとしたが、何故か仲代壬琴を生き返らせてしまったため失敗。
サウナギンナンや再生アリエナイザー達と共にデカレンジャー、アバレンジャーと戦うが、シャッフルしたメンバーの連携でアリエナイザー達を一掃されてしまい、「179の星における殺人、及び数々の悪行三昧」の罪でデリート判決を受け、ディーバズーカとスーペリアダイノダイナマイトを受けるが、すんでのところで回避し、怪重機「パレットビュー」に乗り込み巨大化したサウナギンナンと共にスーパーデカレンジャーロボ、キラーアバレンオーと戦うが、合体攻撃「ガトリングドリルスピン」をサウナギンナンを盾にして逃れようとするも防ぎきれず、「何じゃこりゃー!」と叫びながらサウナギンナンと共にデリートされた。
余談
モチーフは蛇で、名前の由来は深作欣二に由来している。また出身星のギンジフ星は逆から読むと不仁義と読むことも可能であり、仁義がないと解釈することもできる。
声を担当した大友龍三郎氏は『未来戦隊タイムレンジャー』にて30世紀の大物マフィアメンバー(しかもボス)であるドン・ドルネロの声でレギュラー出演しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は4年ぶり。また、3年後の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』ではゴリー・イェンの声で準レギュラー出演を果たした。
さらにVSシリーズのゲスト怪人繋がりでいえば、「救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン」にて闇王ギルの声も担当した。
関連タグ
特捜戦隊デカレンジャー 爆竜戦隊アバレンジャー アリエナイザー 特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー
パウチ星人ボラペーノ:本編中に出た、どんな姿にでも化けられるアリエナイザー
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク
邪忍イーガ←ギンジフ星人カザック/サウナギンナン→冥獣人デーモンのアボロス/アルゴル星人バボン/チグカデ星人ビルヂーク