概要
銀杏は「イチョウ」とも読めるが、ここではイチョウの実(種子 なおあのくっさい表皮は果肉でなくて「種の表皮」で、銀杏にはいわゆる「果実」に当たる処はない)について記述する。
茶碗蒸しの具やら酒の肴やらになる。熟した実は割とどころかかなり臭う。しかも触れるとかぶれるので、まず水に漬けるとかしてふやかしたのち、表皮を除去する。
そんで以て、出てきた核を、ペンチ等で切れ込み入れたうえ、焼くとかして、殻をとる。と緑色でへんな皮の付いたやつが出る。これを喰うわけであるが、実(種だけどな!)を食べ過ぎると中毒症状を起こす。「ギンナンを歳の数以上食べてはいけない」と言い伝えられてきたが、これにはれっきとした根拠があるからである。
上記の理由から、5才未満の子供には絶対食べさせてはダメ。5才以上でも食べ過ぎ禁物。
ちなみに、イチョウは雌雄異株で、雌の木にのみ実ができる。
中国では有史以前から食べられていたらしい。
関連タグ
熊本城(別称銀杏城)