「私に抜かりはありません。これでこの星の人間共は愛を失う」
概要
地底冥府インフェルシアに属するデーモンの冥獣人にして、地球出身のアリエナイザー。
15年前のブレイジェルとの戦いで封印を免れており、インフェルシアを既に飛び出しエージェント・アブレラに弟子入りする。
そのアブレラがデカレンジャー達によってデリートされてからは、彼の遺志を受け継ぎエージェントXを名乗り、死の商人としてアリエナイザー達に様々な武器を売りつけていた。
頭はいいが、戦闘能力は今一つなアブレラに対しその頭脳だけでなく戦闘力にも秀でており、悪魔の羽を模した武器を使用する。
またアブレラがデカレンジャーとの最終決戦に導入した怪重機アブトレックスの同型機アボトレックスを所持している。
言動の端々に自分は師匠であるアブレラを超えているようなことを口にしており、自分の計略には絶対の自信を持っているが、予想外の事態には動揺する癖がある。
活躍
宇宙警察からは「出身星も本名も謎なアリエナイザー」としてファイヤースクワッドが調査していた。その際バンの調査担当地区を攻め滅ぼし、バンが地球に帰る切っ掛けを作っていた。
アルゴル星人バボンと手を組み、地球から愛を消し去るために天空聖界マジトピアの秘宝「天空の花」を奪おうと、麗を人質にしたバボンを魔法陣でインフェルシアに送り、麗を助けるため魔法陣に飛び込んだジャスミンと共に人質にして天空の花と交換しようとする。
しかし目論見は二大戦隊によって失敗し、アボトレックスに搭乗。
マジファイナルバスターには耐えきったが、ミラクルグレートノバでアボトレックスを破壊されて脱出。
しかし開花した天空の花の力でマジレンジャー、デカレンジャー双方の武器がパワーアップ。最期はマジデカファンタスティックストライクアウトを受け、下記の断末魔を残してバボンと共にデリートされた。
「馬鹿なァアァアァアァアァア!!!!」
余談
声を担当した竹本英史氏は『百獣戦隊ガオレンジャー』にて狼鬼の声を担当しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は4年ぶり。また、3年後の『炎神戦隊ゴーオンジャー』ではキレイズキーの声を担当した。
冥獣人ではあるが自らが巨大化することはなく、巨大戦の手段は大半のアリエナイザーに準拠した方法になっている。
関連タグ
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク
ギンジフ星人カザック/サウナギンナン←冥獣人デーモンのアボロス/アルゴル星人バボン/チグカデ星人ビルヂーク→時の魔神クロノス
???????:同じく地球出身のアリエナイザー