演:甲斐麻美
概要
マジブルーの変身者。年齢20歳。
小津家の次女(第3子)で成績優秀、しっかり者(しっかり者に関しては姉の頼りない性格もあると思われる)
母である深雪に「(お母さんがもしいなくなったら)私がお母さんの代わりになる」と発言しており、家計簿などは彼女が付けている他、彼女同様家事が得意。ただ翼以外の兄妹同様多少おっちょこちょいなところもある。得意料理はシチュー。
アニキが集金袋を紛失し、家計が厳しくなった際には「小津家節約条例」なるものを作って家族の生活を監視するなど真面目すぎる所がある。その徹底ぶりたるや、芳香の散髪を買って出たり、食費の節約のために福引きで米1年分を狙ったりしたほど(実際は紛失していなかった)。
母に貰ったコンパクトを所有しているが、魁の不注意によって鏡にヒビが入ってしまっている(それでも大切な貰い物なため修理もせず、その状態で使用している)。このコンパクトは冥獣コカトリス攻略のヒントになった。
水晶玉を用いた占い(呪文「マジ・ジジル」)を得意としており、敵の捜索に使われる。ただし、自分や家族のことを占うことは出来ず、加えてこの水晶玉は麗にしか見る事はできない(ただし、Stage.35で上記魔法の強化版である「マジ・マジ・ジジル」の呪文で深雪を探し出した際には他のメンバーも見ることができている)。
占いの結果は一見すると事件とは全く関係のない事象が浮かび上がる事がある。例えば第5話で敵の情報を探った際には木の枝そっくりの虫や枯葉のような蝶のイメージが浮かび上がっていた(蒔人の指摘でそれが「擬態」である事がわかっている)。
アニキを騙した江里子に殴り込みを掛けようとしたり、ヒカルが芳香に粉をかけたと勘違いした際には飛び蹴りを浴びせようとしたり、怒らせると怖いが、兄弟喧嘩の最中でも兄弟がピンチなら我が身を投げ出しても駆けつけ、魁の成長を褒め称えたり、悪戯好きのスモーキーが偽物のせいで犯人に疑われた際にはただ一人彼を信じ、周囲から信じられるためにはそれ相応の行いをしなければならないと諭したほど慈悲深い性格をしており、火山から生まれた為に母親がいないスモーキーはその姿に「母親」のイメージを見た。
優しいが故にストレスを溜め込みやすい苦労人なのである。
また、芳香の頼みでオーディションに合格させる為に魔法を使ってサポートしようとしたが、鏡に正体が写ってしまった事から、監督からドラマのヒロインに抜擢された事がある。少なからず芸能界の憧れがあったようだが、地味で真面目な方が性に合っていると自分の本心をごまかしていた。実際にドラマの撮影に臨んだところ、兄弟たちが心配で撮影が手に付かず、結局のところ、戦いを優先する為に辞退している。本人なりに自分と向き合った結果であり、その選択に悔いはないようだ。
小さい頃の魁のイタズラが原因で蛙が苦手であり(第7話を見るにヒルも嫌いなようだ)、最初はカエル(ヒカル)にキスする事を躊躇っていたが、自分を助けてくれた礼に口づけをした事で呪いが解け、元の姿であるヒカルに戻ることが出来たが、「好きになれなきゃキスなんか出来ない」という独白をからかわれてしまう。
終盤ではマジシャイン/ヒカルと結婚し、戦いが終わった後はヒカルと共にマジトピアで暮らしている。
冥獣人サムライのシチジューローに絆を断ち切られた際には家族思いな性格が反転したのか、極度の個人主義者になってしまい、「プジョー・307」をローンで購入し、一人暮らしを始めてしまった。
劇中で戦隊メンバー同士の結婚が描かれたのは、『鳥人戦隊ジェットマン』の天堂竜・鹿鳴館香夫妻以来である。
必殺技?
女性の敵に天誅キック
京都で芳香とヒカルがキスしたものと思い込み、すっ飛んで来た麗が放った飛び蹴り。
間が悪い事に、冥獣人ニンジャのキリカゲに芳香が攫われるきっかけを作ってしまった。
余談
マジレンジャーの後はしばらくブルーヒロインが登場せず、(『非公認戦隊アキバレンジャー』シリーズのアキバブルーを除けば)約10年間ブルーヒロイン不在の期間があった。この現象はブルースワロー→ハリケンブルーの受け継ぎ以来となり、初代のブルードルフィンから4年後か11年後にブルーのヒロインが登場する掟みたいなのが出来始めている。
そのためマジブルーが襷を渡す相手は、11代後の動物戦隊ジュウオウジャーのジュウオウシャークとなる。
関連イラスト
関連タグ
魔法戦隊マジレンジャー マジカルシスターズ マジブルー 戦隊フトイン
戦隊ブルー
戸増宝児←小津麗→最上蒼太
家族
父 | 小津勇/ウルザードファイヤー |
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母 | 小津深雪/マジマザー |
兄 | 小津蒔人/マジグリーン |
姉 | 小津芳香/マジピンク |
弟 | 小津翼/マジイエロー |
弟 | 小津魁/マジレッド |
夫 | ヒカル/マジシャイン |
関連キャラ
春日野うらら/キュアレモネード:2年後の1時間違いの世界の「うらら」繋がりの戦士。
ソラ・ハレワタール/キュアスカイ:18年後のニチアサ作品のブルーヒロイン繋がり。「弟がいる」「家事が得意」「ブルーヒロイン」「異世界の関係者」「メンバーの中にホワイトヒロインとピンクヒロインと『ツバサ』という名前の男性がいる」「マントを身に付けた戦士に変身する」等、共通点が多い。
吉永サリー:不思議な力を持つ女性繋がり。「家事全般が得意」「弟がいる」「終盤で相思相愛になった男性と結婚式を挙げた」「結婚した男性は列車モチーフの巨大ロボを操縦する」等、共通点が多い。こちらは父子家庭。