概要
概要
地球防衛軍「スカイフォース」の隊員でナンバーはW6。
作業用ロボットの暴走を自分と同じくスカイフォースの隊員(ナンバーはW3)であり、そして相思相愛の恋人である藍リエと共に止めたことから、スカイフォース幹部の小田切綾に「J-PROJECT要員」としてスカウトされる。
そして宇宙にあるスカイフォースの所有する宇宙基地『アース・シップ』にて最初に赤色のバードニックウェーブを浴び、チームのリーダー《レッドホーク》になったものの、その直後にアース・シップが次元戦団バイラムの奇襲を受け、その時に壁に空いた大穴からリエが宇宙空間に放り出されそうになり、竜はリエの手を掴んで引き戻し助けようとするも、努力虚しくリエは宇宙空間に放り出されてしまい、それが二人の一生の別れとなってしまう。
その悲しみを心の奥底に秘め、バイラムとの過酷な戦いに身を投じる。
人物
人物
性格は生真面目であるが、やや融通がきかないのが難点。
他のメンバーが休暇を楽しんでいたときも、一人鍛錬に励んでいた。(第37話)
九州の出身及び実家は漬物屋で、天堂絹代(演:村田知栄子)という祖母がいる(父方と母方のどちらの祖母かは不明)。(第7話)
リーダーとして
剣術を得意とするばかりでなく、射撃や格闘もそつなくこなす強さは勿論のこと、敵の弱点を瞬時に見抜く高い判断力や(第2・29・37話)、完成直後のファイヤーバズーカに全てを賭ける大胆さ(第14話)、部下であるネオジェットマン達の人命を捨て駒同然に扱う一条総司令に鉄拳を食らわせる強い責任感(第40話)等、現場のリーダーとして申し分ない能力を持っている。
また、グレイのセンサーでも見抜けないほどの精巧なアンドロイドを作ったり、異次元との通信を可能にしたり(どちらも第34話)、ファイヤーバズーカを自動に改造したり(第50話)と、技術者としても一流である。
ただ、難点を挙げるとすれば、「戦士だから公私を混同するな」というプロ意識を他のメンバーに押し付ける点である。本来の予定通りに全員がスカイフォースの隊員だったらいざ知らず、竜以外の4人は素人及び戦いとは無縁な一般人である。特に「俺達は戦士である前に人間だ!」と説く凱とはこの点でよく対立していた。
対人関係
対人関係
特に竜と関わりが深い人物について記述する。
結城凱
「好きにしろ!だが俺は待ってる!俺達はお前を待ってるぞ!」(第32話)
性格や価値観が正反対であり、事ある毎に衝突を繰り返すうちに、無二の親友となっていく。
温泉旅行の時には、凱のイタズラで女湯に入ってしまい、香やアコから軽蔑された上に長官の大目玉を食らってしまった。
鹿鳴館香
「今の竜を見たら、きっとリエさん、悲しむわ。」(第50話)
竜が最初にスカウトしたのが香であり、第5話で「自分の弱さに勝て、香!」と励まされたことをきっかけに竜に惹かれていく。
竜がリエの面影を追い続けていることを知っても、彼への好意は変わらずにいた。凱との交際から破局を経て、第50話でリエを殺され、復讐鬼と化した竜を諌めたのは香であり、今度は逆に竜を支えるまでに成長した。
そして戦いが終わった3年後に竜と結婚し、一人息子「凱」を儲ける。
漫画「鳥人戦隊ジェットマン 時を駆けて」では設定が異なり、「綾」という名前の娘が生まれている。
関連タグ
関連タグ
牛乳:本編では竜は酒を飲まない(下戸ではないハズ)ため、バーでホットミルク(砂糖抜き)やアイスミルクを注文して愛飲するシーンが何度かある。更に言うと第6話でジェットイカロスの初陣と初勝利を祝う時や第13話で竜の26歳の誕生日を祝う時にも他のメンバーがシャンパンを飲む中、竜だけはグラスに牛乳を入れて飲んでいた
関連・類似キャラクター
- 東竜:スーパー戦隊の「竜」繋がり。こちらはブルー戦士である。
- 星川竜:同じくスーパー戦隊の「竜」繋がり。こちらはブラック戦士である。
- 剣飛竜:電撃戦隊チェンジマンの登場人物で、こちらも「竜」繋がりで赤の戦士にして『地球を守る組織に所属している』と共通点が多い。演じた浜田治貴氏は第38話に竜の友人役としてゲスト出演している。
- 伊達健太:スーパー戦隊の赤の戦士で、悪の組織による襲撃が理由で戦隊側の組織が正式に決めた唯一のメンバーという共通点がある。
- アスカ、宵町透真:いずれも『悪の組織が原因で本編開始前から相思相愛の関係だった最愛の女性と生き別れになったスーパー戦隊の戦士』としての竜の後輩に当たる。なおどちらも竜と違って死に別れることなく無事に再会を果たしている
- ヒカル:劇中でヒロインと結婚した戦隊メンバー。後日談も含めるなら彼らも該当する。
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■鳥人戦隊ジェットマン、最終回AパートとBパートの間にある三年間の物語をずっと書いてみたいと思っていました。五人+小田切長官の空白の三年間にどんな物語があったのか、色々な想像を巡らせている人も多いと思いますが、私もその一人です。 ■ジェットマン五人と小田切長官のその後の物語ですが、主軸は竜と香の物語です。リエを失った竜はまだ相当立ち直れていません。かなり痛々しいです。そんな竜でもお付き合いいただける方はお進みください。 ■時代設定はドラマの冒頭で「199X年」とされ、何月何日という詳細までは触れられませんが、この小説内での時間軸は基本、放送日を基準にして考えています。つまりバードニックウェーブが飛散したのは初回放送日の1991年2月15日、バイラムを倒したのは最終回放送日の1992年2月14日、といった具合です。この小説はバイラムを倒した約半月後、1992年3月のあたまからスタートします。 ■ほぼ書き終えてはいるのですが、まだ終盤が納得いかず、現在もずっと書き直してばかりです。自分を追い込むためにもそろそろアップしていくことにしました。 続きはまた後日上げます。全部で14話程度の予定です。 ■表紙はお借りしました。 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=37693084素敵な表紙をありがとうございました。 ■1話目の設定は1992年3月初旬。10,825文字pixiv小説作品 - 五つの翼
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