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ウイングガントレッド

ういんぐがんとれっど

ウイングガントレッドとは、特撮テレビドラマ『鳥人戦隊ジェットマン』に登場する武器の一つ。
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概要編集

ジェットマンの基本装備の一つである、籠手型のアームガード。

使用の際には右手に装着され、先端に内蔵されたGジェネレーター(重力制御装置)の効果により、パンチを繰り出す際に最大150Gもの衝撃波を発生させ、30cm厚のチタニウム合金板をも粉砕するほどにまでその威力を増強させる。またこの重力制御は、先端左右の銃口から発射する重力波光線「ウイングビーム」や、装着者の周囲への重力場の形成といった形で、遠隔攻撃や防御にも応用される。

性能自体は各メンバーとも共通であるが、この手の標準武器としては珍しく、メンバー毎に一部のデザインやカラーリングに差異が見られるという仕様となっており、ウイングガントレッドの場合は手首部分のナンバリングと、本体に装着されている一対の羽状パーツの色がこれに該当する(メイン画像のウイングガントレッドはブルースワロー仕様)。設定上では、この羽状パーツは展開することにより重力場を発生させつつ、カッターとしても機能するとされる。


モデルとなった武具の名称が「ガントレッ」ということもあってかしばしば誤記されやすい(それどころか、通販やオークション等の各サイトでも『ガントレット』表記となっている)が、正式な名称は「ウングガントレッ」であり、イは大文字で表記される。


備考編集

放送当時にはなりきり玩具「DXウイングガントレッドセット」としても商品化されており、グリップに設けられたスイッチを握り込むことで、サウンドとともに赤外線を発するギミックを内蔵。付属の受光メカに向けてこのギミックを作動させると、本体からの赤外線に反応して受光メカの側のライト&サウンドギミックも作動し、攻撃がヒットした状態を再現している。

基本的な機構や一部のパーツは、1987年に『聖闘士星矢』の関連商品として発売された「レーザー流星拳」から流用されたものであり、受光メカに至っては成型色やシールを除けば、ほぼそのままの仕様となっている。受光メカが胸当てのように身体に装着する仕様であるのも、天馬星座の聖衣を意識した同商品の名残である。


ちなみに前述のなりきり玩具のパッケージではブルースワローによって「ピストルの弾やミサイルだって弾き返せる」といった説明がされているが、そちらに関しては本編で実現しなかった(だが、パンチ用の武器で弾丸を弾くという設定は後述のマジパンチに受け継がれた)。



上記のDX版以外にも受光メカをオミットし、ガントレッド本体にライト&サウンドギミックを集約した廉価版「爆裂サウンド ウイングガントレッド」も発売されている。


関連タグ編集

鳥人戦隊ジェットマン ガントレット籠手小手


デンジパンチ シノビナックル ディーナックル マジパンチ:いずれもスーパー戦隊シリーズの他作品に登場する、パンチ攻撃用の共通装備たち


スーパーゲキクロー:『獣拳戦隊ゲキレンジャー』に登場する武器の一つ。こちらは鉤爪状かつパワーアップアイテムだが、ウイングガントレッドと同じく使用者ごとにカラーリングが異なる特徴を持つ


ガブリチェンジャー セイザブラスター:これらも同様に、スーパー戦隊シリーズの他作品に登場するガントレット型のアイテムたち。飛び道具としても使用できるという共通項を有する一方、いずれも変身アイテムという位置づけであり、ウイングガントレッドのように打撃には用いられないという相違点も見られる


スーパー戦隊標準武器

ファイブラスターブリンガーソード/バードブラスター/ウイングガントレッドレンジャースティック

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