概要
籠手(篭手・小手とも表記する)とは、腕や手を攻撃から守るための防具。
手袋、取り分けロンググローブの様な手と前腕を被う形状で、丈夫な布や皮・金属などで作られている。
逆に、ゲームなどで格闘系キャラの武器として用いられる場合もある。
篭手の構造は地域や時代によって異なるが、おおむねの傾向として、槍や刀剣類などを用いた接近戦が増加するほど、防護する範囲が広い篭手が使用され、
逆に銃や弓矢といった飛び道具での戦いを重視した地域では、篭手は軽装になったり、或いは篭手そのものを着用しないことが多い。
もちろん戦闘方法だけに限らず、加工技術や地形、兵士一人ひとりの経済力や役割にも左右される。