概要
物語中盤より登場する、ゲキレンジャーの装備の一つ。
彼らがスーパーゲキレンジャーに強化変身する際に必要なアイテムであると同時に、強化変身後の武器としても活用される。使用するためには「過激気」を習得していることが前提であり、作中でもジャン達が入手して間もない頃は使用することができなかった。
その名の通り、コの字に湾曲した3本の鉤爪と握力計を思わせる形状のグリップによって構成されており、グリップ部のカラーリングは各メンバーごとに異なるのも特徴の一つである。
このグリップを強く握り込み、「スーパービーストオン!」の掛け声とともにグリップ側面のスイッチ(メイン画像向かって右側面の黒い部位)を押すことにより、畳まれていた鉤爪が展開し、スーパーゲキレンジャーへの変身プロセスが開始される。
特殊金属製で出来た鉤爪は、過激気を込めることでいかなる物も斬り裂くとされ、グリップを繰り返し握り込んで過激気を増幅させることで、その破壊力をさらに増すこともできる。実際に作中でも、臨機兵ワガタクの持つ槍をスーパーゲキイエローが突き一発で、あたかも竹かさけるチーズのように割り裂いてみせたこともある。
単体でも強力な武器であるが、さらにゲキチョッパーの変身アイテム兼専用武器であるサイブレードと合体させ、「スーパーサイブレード」として活用することもでき、過激気を研鑽することでより強力な一撃を放つ。
関連タグ
ラウズアブゾーバー:『仮面ライダー剣』に登場するアイテムの一つ。こちらも強化フォームへの変身に不可欠なアイテムであり、「主人公が何のために敵と戦うのかを自覚する」ことで初めて使用が可能となったという点でも近似点が見られる
強化プロテクター変身アイテム