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演:鈴木裕樹深澤嵐(少年時代)


概要編集

激獣タイガー拳の使い手で、ゲキレッドに変身する。獣源郷近くのジャングルの中でに育てられた生粋の野生児パンダはよく取っ組み合いをして遊んでいた友達。

大木の下敷きになっても傷一つなく、咆哮一つで怪人を吹っ飛ばすなど、ゲキレンジャーに変身する前の生身の状態でも凄まじい身体能力を誇る。

このように心技体の「」を司り、「体力」に優れている。

ゲキレッドに初変身した際にも無意識にタイガー拳を行使しており、獣拳に関しては天性の才能があると思われ、「体」に次いで「技」の伸び代は大きく、レツの動きを一目見ただけでゲキヌンチャクの扱い方をマスターしたり、ゲキチョッパーにしかできなかった激気研鑽を「過激気研鑽」(これはレツも可能)を行使するほど。

しかし」は幼稚園児並に幼く、おまけにこらえ性が無いため、まだ成長が必要である。


それゆえか年上相手にも「お前」あるいは敬称なしで呼び、七聖人達を堂々と動物の名前で呼んだり、時折、壮絶な天然振りをかましてはレツランにツッコミを入れられている為バカレッドの真骨頂的キャラとなっている。

しかし人懐っこく前向きな性格でそれが打開策を生む切っ掛けにもなり得る。

なお、某アマゾンのライダーと共通点が多いが、彼よりも人間社会への順応は早かった。何より最初から日本語を話せた点が大きく異なる。

野生児としての期間が長かったのにもかかわらず、ほぼ完璧に日常会話をマスターできているあたり、実は知能は高い可能性がある。

また、その純粋な面からエレファント拳の本質(下手に肩肘を張らずに平常心である事)をランの修行から見抜いている。

しかしその為か、ある意味修行前から2回も免許皆伝状態となってしまい主人公ポジションにもかかわらず新しい激獣拳を習得するのが最も遅かった。

ちなみに生息地が全く異なるジャガーチーターの見分けは付くのだが、ピョンピョウがなんの動物かわからず鹿と答えたことから、認知している動物の種類には偏りがある。


幼児の喃語に似た独特の言葉ジャン語を使う。(後述)

ちなみに「漢堂ジャン」は自称だが、後述の経緯によりジャンの部分は本名であることがほぼ確実となっている。

好物はメンチカツ(よくケンと取り合いをする)と肉まんとなつめが作る豚の角煮。


「悪意」(ゾワゾワ)を感知(嗅覚も含まれる)したり、マキリカの動きがカマキリを基にしていると判別したり、悪人からも「健気さ」(ケナケナ)を感じ取ったりと感受性にも優れる。


スクラッチ社にやって来たきっかけとなったのは獣源郷近くに不時着した真咲美希がリンシーの軍勢相手に激獣レオパルド拳で屠った様に興味を持ち、マキリカの攻撃でも傷一つ負わなかった身体能力に目を付けた美希に拾われたから。そこでゲキブルーとゲキイエローが組手をする様を見てますます獣拳への興味を深めた。


長らく身元は不明だったが、実はかつて理央と対峙した「白虎の男」ダン息子であることが判明する(後に見つかった両親の遺品などに「ジャン」と書かれていた)。

両親ロンに殺害されただけでなく、故郷である獣源郷近くの村も15年前に土砂崩れで滅ぼされ、ナミにその際に流されて助かったが、記憶を失っていた。

もちろん誕生日も不明であるが、後に真咲なつめの13歳の誕生日にゴーオンジャーと出会ったのを機に「スーパー戦隊記念日」として自身の誕生日をなつめと同じ日に定めた。


マスター・シャーフーのモットー「暮らしの中に修行あり」を最も受け継いでいると言っても過言では無い弟子であり、第3話で雑巾掛け、第8話では激激砲を習得するにあたり、豚の角煮を煮る様を参考にする、第12話では源さんの手ぬぐいをヌンチャクのように扱う様を参考に鯉のぼりで臨獣イール拳ナギウの粘液を取り去るなど日々の生活の中から学びを得ている。


原作最終話にて世界中の子供に獣拳を教えるため旅立ち、理央と同じ気を持ち、理央の少年時代にそっくりな少年と出会う所で物語は幕を閉じた。


ジャン語編集

ジャンが使う言葉。「ニキニキ」「ゾワゾワ」など、大抵は擬音語や特定の言葉を繰り返した物が多い。しかしジャンが感じた事そのままを言語化している為、一般的な日本語の用法とは異なるオリジナルの表現もある。

詳しい内訳は当該記事を参照。


客演編集

第7話にてマスター・シャーフーと共に登場した。子供たちに獣拳を教えており、その姿を見て自身も学びたいと思ったアイム、そして仲間が努力していることを知り、同様に学びたいと思ったハカセにも修行の手解きをした。彼らに学び、変わろうとする気持ちさえあればどこでも修行出来るということを伝え、仲間たちの所へ向かう2人の背中を快く押した。この時は心が大きく成長しておりゲキレンジャー時より格段に大人びていたが、「ジャン語」を使うのは相変わらずだった。


エピソード27においてシャーフーや他のメンバー共々、回想という形で「ゲキレンジャー」当時の映像が使用されている。

オリジナルキャストは真咲母娘のみだが、このエピソードでは「ジャン語」がキラメイジャーの窮地を救うカギとなった。


関連タグ編集

獣拳戦隊ゲキレンジャー ゲキレッド

海賊戦隊ゴーカイジャー

主人公 野生児 


天火星・亮拳法で戦うスーパー戦隊レッド。彼もジャンと同じく母と死に別れ、実は生きていた父とも死に別れることになったという哀しい経歴を持つ。


ライト(トッキュウジャー):後任のバカレッド、好物も彼と同じく肉料理である。


山本大介:野生児の仮面ライダー


シャドー星人クルトワタル(仮面ライダーディケイド):演者&特撮繋がり。

ウルトラマンレグロス:虎の拳法を使うヒーロー繋がり。


戦隊レッド

明石暁漢堂ジャン江角走輔

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