演:古原靖久
概要
キャッチフレーズは、「マッハ全開!ゴーオンレッド!」(OPでは「SPEED KING」)。
気持ちいいほど単純な熱血バカにして、仲間想いな優しさと不屈のタフさを誇るリーダー格。敵組織であるガイアークの幹部も「(ゴーオンジャーの中で)一番暑苦しい奴」としている。
口癖は「○○だ(する)ぜ!」、「マッハで○○!」。
戦闘時にはOPの歌詞である「BUN!BAN!」という掛け声を発する事も。
人物
かつて、若手の間では奇跡の江角と呼ばれた凄腕のカーレーサーだった。
その好成績の裏では監督である冨士東次郎らのサポートがあり、東次郎と再会した際は彼からそのことを聞かされる。
物凄い強運の持ち主でコイントス占いでは必ずといっていいほど表が出る。極稀に裏が出る事があるが、そうなってしまった場合は必ずよくない事が起きる。
少々強引な面もあり、後先考えない行動力から他のメンバーの反感を買ってしまう事もしばしば。
また、その性格に違わず、戦闘スタイルも猪突猛進な荒削り戦法で大翔やシンケンジャーの丈瑠といった正規の訓練を積んでいる者からは『未熟』、『素人』と揶揄された事もあるが、その無鉄砲さこそが彼の最大の強みであり、害地目大臣、副大臣の両名の引導を渡すなどリーダーの名に相応しい戦績の持ち主。
子どもに対しては非常に優しく面倒見がよい。
また、ガイアークのドリンクを吸収してしまったことでインテリ系の悪人に豹変するわ、ヨゴシュタインの攻撃を受けたことで生死を彷徨うわ、蛮機獣と体が入れ替わって蛮機獣の姿で名乗りをする羽目になるわと結構とんでもない目に遭っている。
本編後の活躍
第35話・第36話に登場。ボンパーの依頼を受けたゴーカイジャーメンバーが彼に出会った。
今いる次元(ヒューマンワールド)でもなく、炎神たちが住む次元(マシンワールド)でもない、別の次元=ガンマンワールドを救いに行こうと行動を共にする。
BATTLE1に「乗り物チーム」メンバーとして登場。
変わり者チームの伊賀崎天晴/アカニンジャー、スティンガー/サソリオレンジと対戦。
戦闘中、同じチームの高丘映士/ボウケンシルバーと話している隙に、ジェムを奪われて敗北してしまった。
バクアゲ12に登場。
交番で勤務中の阿久瀬錠に迷子を届けに来るという形で登場。錠の制止も聞かずに母親を探しに行き、あっという間に母親を探し当てるという相変わらずの行動力を見せる。
その後、ゲタグルマーに苦戦するブンブンジャーと遭遇。さらにはヒューマンワールドに来ていたスピードルと再会。彼らと共にゲタグルマーを撃破した後、マッハルコンの結婚式があることを聞き、出席するためマシンワールドに旅立った。
なお、ブンブンジャーのことは「ブン○○(色)」ではなく「ブンブン○○(色)」と間違えて呼んでいたが、これは古原氏のアドリブ(出典)。
ちなみに演者の古原氏はブンブンジャーが発表された段階ではブンブンレッドという名前を予測していた。
余談
ちなみに演者の古原氏曰く、トレードマークの髪型はスーパーサイヤ人2、クラウドをイメージしてセットしたものだそう。当初はNGを受けたものの、少しずつ角度をたてていき7話目にして完成形に至ったようだ。第1・2話では当時のメイクスタッフの重鎮から髪を立てようとしてもダメだと言われたが第3話からそのスタッフがいなかったため、しめしめと少しずつ立てていったと語っている。
なお、この髪をセットするのにかなりの時間を要するため他のキャストより早く現場にクランクインしていたとのこと。
ブンブンジャー登場時には当時の髪型はほぼそのままに赤い髪で登場した。これはクランクイン当日に行ったものでスタッフにも言わなかったため、ブログ担当曰く「目が飛び出した」とのこと。
逆に視聴者からは前述のイメージから超サイヤ人ゴッドへパワーアップとしたとして好意的に受け入れられた。後にこれは上記のスーパーサイヤ人を生み出し、ブンブンジャーの放送と同年の3月に亡くなった鳥山明氏への追悼の意を込めたものであることが古原氏のイベントにて語られた。
なお、撮影所にて『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』で共演歴のある福田沙紀と遭遇した模様(出典)。
関連動画
演者の古原氏は2022年よりYouTubeにてゴーオンジャーの共演者や、スーパー戦隊OBの方々と対談動画をアップし、それぞれ撮影当時の裏話を語り合っている。この他、引退済みの方も含めて、幾人もの戦隊OBの方々と対談している動画をアップしている為、スーパー戦隊ファンの方は必見である。また、『ゴーオンジャー』関連の公式動画がアップされる度にこのチャンネル名義で全ての『ゴーオンジャー』関連の配信回(『ゴーカイジャー』にも)にコメントしている。