全高:3.4m
全幅:2.4m
全長:7.8m
概要
「GO-ONGER」のロゴとエンブレム、そして赤いチェッカー柄のラインで彩られた銀色の車体が外見上の特徴で、名前は早輝の実家の飼い犬に由来している。ゴーオンジャーにとっては基地として日々の生活空間として、そして現場への移動の足として様々な面で活用されており、運転は主に走輔が担当。拠点を異とするゴーオンウイングスの2人も、時折必要に応じてこちらに足を運んでいる。
車体には連とボンパーによって改造が施されており、その内部もボンパーが時空を歪ませることにより、外観から想像できる以上に広いスペースを確保している。基地機能はこの車体奥のスペースに集約されており、ボンパーもここに常駐して装備の製作やメンテナンス、それにガイアーク反応のキャッチに当たっている。
他方で、車体自体はかなりの年季が入っているらしく、GP-46でも走輔から「ポンコツ」呼ばわりされており、この発言がボンパーの家出という予想外の事態を引き起こすこととなる。また、GP-34では早輝の姉の早苗によって、借金返済のために勝手に売却されてしまうというアクシデントにも見舞われてもいる。その売却額は実に1,800万円で、買い戻すにはゴーオンジャーの収入では20年ローンが必要であったが、経緯こそ描かれていないものの続くGP-35の時点で再度ゴーオンジャーの手に戻ってきており、おそらくは須塔兄妹が買い戻したものと考えられている。
最終決戦の後は軍平が所有しており、その際車体の「GO-ONGER」のロゴも「GUNぺいGER」へと変えられている。
備考
撮影に使用されたベース車は、アメリカのエアストリーム社製のキャンピングカー「エアストリーム・モーターホーム」が使用されており、外観と運転席付近の車内を実車両、基地スペースをパーマネントセットと使い分ける形で撮影が行われている。前述の通り、作中ではポンコツ呼ばわりされていたギンジロー号であるが、実車両も撮影の時点で製造・販売から20年ほどが経過したものであるという。
この実車両は、番組終了後3.11の影響で発生した津波被害により廃車になったことが、後に走輔役の古原靖久によって言及されている(参考リンク)。
関連タグ
ネコマル:『忍者戦隊カクレンジャー』の登場キャラクター、および拠点の一つ。戦隊メンバーの移動手段にして、生活拠点も兼ねているという点でギンジロー号の先輩格とも言える存在である。他方でこちらは生命体でもあることから、瞬間移動したり空を飛んだりといった能力を発揮できるという相違点も備えている