※作品としてのゴーオンジャーは炎神戦隊ゴーオンジャーを参照
概要
ボンパーによって結成された戦隊。当初は江角走輔、香坂連、楼山早輝の3人がガイアークに怯まず、立ち向かった姿をボンパーに認められてゴーオンジャーとなり、活動していた。GP2にて城範人と石原軍平が加入し、5人戦隊となった。
劇中における一般人にも有名な存在であり、人気投票なども存在する。ゴーオンジャー本人も特段正体を隠しているわけではない(カクレンジャーなどに近い)。なので幼稚園に銀行強盗が立てこもっていた際には変身して強盗の銃を使い物にならなくするなどの活躍を見せている。
ゴーオンジャーとは初期メンバー3人+新規加入2人の5人を示す名であり、作中の戦力構成としてはゴーオンジャー5人+ゴーオンウイングス2人という体制だが、7人全員を包括する呼び名としてこの名が使われることもある。
明確に別の戦隊である電光石火ゴウライジャーの時とは異なり、名前が全て「ゴーオン」で統一されているからであろう。
なお、アバレンジャー以降の戦隊ヒーローには強化プロテクターや強化フォームが付くのは(レッドだけか、メンバー全員に配られるかどうかはともかくとして)当たり前の展開であったが、ゴーオンジャーは珍しく1年間を基本形態のみで戦い抜いたというブレイブな戦隊である(代わりに最強武器のカンカンバーが登場している)。これは海外版の「RPM」でも反映された。
なお、強化形態はあるにはあるものの、なんと別の戦隊のアイテムを借りて行うという型破りなものであった。
『VS』で強化形態が登場するという前例は『電磁戦隊メガレンジャー』のメガテクターがそれに該当するが、やはりこのような形式の強化形態はゴーオンジャーが初と言える(巨大戦力込みなら超装光ビクトリーマーズがそれの先駆けである)。
メンバー
戦士
協力者
水先案内ロボ。
ゴーオンジャーと力を合わせて戦う兄妹戦隊。作品によっては彼らも纏めてゴーオンジャーと扱われることがある。
装備
- チェンジソウル
変身の際に使うソウル。レッド、ブルー、イエローのものは青色、グリーン、ブラックのものは緑色。
炎神たちの魂が込められているソウル。これを炎神たちのキャストにセットすることで巨大化(元の姿)することが可能となる他、マンタンガンやハイウェイバスターなどの攻撃にも使用される。意志を持っているため、少しならこの姿でも歩くことが出来る。
- ブラスターソウル
エンジンオーG6、G9、G12の必殺技の際、このソウルをハンドルブラスターにセットして発動する。
- トーコンソウル
ゴローダーGTを起動させるのに使う。大翔とジャンボエールが開発したパワーソウルを連が改良し、制御可能なソウルにした。
- ゴーオンスーツ
ゴーオンジャーが変身時に着用するスーツ。装着者のパワーを15~17倍に強化する。変身するアイテムによってスーツに差異があり、腕や脛のパーツがゴーフォンで変身する者はタイヤになっているが、シフトチェンジャーで変身する者は歯車になっている。このタイヤや歯車は武器になる他、回転させることで高速走行が可能。
これらの部分はゴーオンシリンダーと呼ばれ、ブルーはうつ伏せで突進するゴーオンドリフト、グリーンはアッパーカットを浴びせるサイクルパンチが使用可能。
マスクは各炎神がモチーフになっている。また、変身解除しなくても着脱可能。
全体的なモチーフはカーレーサー。
- 炎神アタッシュ
赤いアタッシュケースで、中に炎神キャストが収められていて、非常時にギンジロー号からボンパーによって転送される(古代炎神は例外)。ゴーオンウイングス用のものは黒く、ウイングトリガーのコード「7+8」によって転送されるという違いがある。
5人が使用する共通武器。
遮断機型の超強力な武器。炎神ソウルを2つセットすることが出来る。マンタンガンと合体してカンカンマンタンガンになる。
エンジンオーG6、G9、G12の必殺技の際に使用するハンドルを変形させた武器。
- ゴーオンギア
5人の個人武器。ベルトのバックルを押すと出現する。
- ロードサーベル
レッドの武器。必殺技はすれ違いざまに敵を斬るサーベルストレート。
- ガレージランチャー
ブルーの武器。必殺技は光弾を放つガレージスターター、空中から放つジャンピングアタック。
- レーシングバレット
イエローの武器。必殺技は敵に向かって連続で突進させるバレットクラッシュ。
- ブリッジアックス
グリーンの武器。必殺技は斬撃を浴びせるアックスツーリング。
- カウルレーザー
ブラックの武器。必殺技は光弾を放つレーザーハイビーム。
- ハイウェイバスター
ロードサーベル、ガレージランチャー、レーシングバレットを合体させた必殺技武器。
炎神ソウルをガレージランチャー部分にセットし、炎神のオーラを纏ったレーシングバレットを打ち出す。
『炎神戦隊ゴーオンジャー 超全集』によれば、初期メンバー3人のパートナーのオーラを発射する1・2・3フィニッシュという必殺技もあるとの事。
- ジャンクションライフル
ブリッジアックス、カウルレーザーを合体させた必殺技武器。
炎神ソウルをカウルレーザー部分にセットし、ジャンクションライフルから光弾を発射する。
- スーパーハイウェイバスター
「ポールポジション」の口上でハイウェイバスターとジャンクションライフルを合体させた超必殺技武器。
カウルレーザーの銃身部分とレーシングバレットが合体し、炎神のオーラを纏いながら敵に突っ込んでいく。
レッド、ブルー、イエローの装備
変身に使う携帯電話型アイテム。平常時はギンジロー号のチャージャーに接続し、炎神ソウルにエネルギーを充填している。
グリーン、ブラックの装備
- シフトチェンジャー
変身に使うブレスレット型アイテム。
必殺技/合同技
マンタンガン、カンカンバーの必殺技はゴーオンレッドの項目を参照。
ハイパーキャノンボール
ジャンクションライフル+ウイングブースターの組み合わせで発動する必殺技。
炎神拳
『ゴーオンVSゲキレン』にてゲキレンジャーが課した修行を終え、5人が新たに習得した獣拳の派生型。
マンタンガンや腕から炎神のオーラ型の気功弾を発する事が出来、ドルドル弾(レッド。彼のみマンタンガンからの発射)、オンオン弾(ブルー)、ブイブイ弾(イエロー)、バルバル弾(グリーン)、ガンガガンガ弾(ブラック)の5つが存在(名前の由来は炎神の口癖に由来)。原理としてはゲキレンジャーの初期3人の必殺技に近い。
また、レッドは激気をサーベルストレートに応用する事で激気スピードルサーベルストレートなる必殺技を生み出している。
激臨炎神弾
ゴーオンレッドとゲキレッドに黒獅子リオが臨気注入し、二大レッドが発勁からの激気と臨気を放つ。
激獣拳、臨獣拳2つの流派が一つに還り、新たなる獣拳・炎神拳が加わったからこそ成し得たコンビネーション技だと言える。
超超スペシャルハイウェイバスター
炎神ソウルなしで発動した技でウイングブースター+スーパーハイウェイバスターの組み合わせで発動。
プリンセストリプルアタック
ゴローダーGT(IN べアールV)の上に筋斗雲よろしく乗ったイエローがシルバーと共に突進を浴びせる。
プリンセストリプルパンチ
ゴローダーGT(IN べアールV)、イエロー、シルバーが空中から同時にパンチを浴びせてトドメを刺す。
プリンセスキャノンボール
G3プリンセスがボール爆弾を作り出し、パスしてエネルギーを充填するG3トライアングルを経たのちに連続スパイクを決める技。元ネタと思しきサンバルカンのバルカンボールが男性のみであり、見事な逆転現象が起こっていると言える。
ゴーオン絆スペシャル
スーパーハイウェイバスター+ウイングブースターの組み合わせで使用。各々の必殺武器に初期メンバー3人の炎神ソウルを装填して放つ。
合体技(巨大戦力)
モヂカラキャノンボール
スーパー戦隊・炎神ビーストグランプリ
エンジンオーG12とサイダイゲキリントージャが全ての炎神、ゲキビースト、リンビーストのオーラを一斉に発射する大技。
サムライフォーメーション23
エンジンオーG9、シンケンオー、ダイカイオーヒガシ、モウギュウダイオー、キョウレツオーがイカテンクウバスターを支えてサムライ炎神スーパー大開砲を放つ。
巨大戦力
巨大化した敵に立ち向かう際に戦う生命体。
同じく巨大化した敵と戦う戦力。中にはトーコンソウルを入れるが、炎神ソウルを入れることも可能(ただし巨大化はせず等身大)。
関連タグ
炎神鬼:ゴーオンジャーを歪めたデザインとした戦隊怪人。