概要
物語後半より登場する、ゴーオンジャーの装備の一つ。
古代炎神の強力なパワーを攻撃に活かすべく、連が開発した高トルクエネルギーロッドで、列車型の古代炎神に対応する形で遮断機の意匠が盛り込まれているのが外見上の特徴である。
本装備の最大の特徴として、他の武器とは異なり炎神ソウルを最大で2つセットすることが可能という点が挙げられる。ティラインとケラインのソウルをセットするのが基本であるが、最終決戦のようにバスオンとベアールVのソウルを使用したこともある。
またカンカンバーには、マンタンガンと同様に2つの形態への変形機構も備わっており、通常形態であるバー形態では、バーを振るって巨大な遮断機を出現させ、敵の動きを封じたところにセットされたソウルの力を、あたかも列車のようにぶつける「クロッシングストッパー」を繰り出すことができる。
前述した通りの設計思想なだけあり、その威力も従来の武装であればかすり傷程度しか負わせられなかった巨大な敵に対しても、凄まじいダメージを与えるほどである。
この他にも応用技として、ロッドモードのマンタンガンとの二刀流で連続斬りを繰り出す「ダブルクロスストッパー」や、カンカンバーを頭上に振りかざし花火を打ち上げる「クロッシングドドンパ」が存在し、後者は敵の注意を惹く目的で使用された。
カンカンマンタンガン
カンカンバーのもう一つの形態である銃形態と、マンタンガンを連結させた高トルクエネルギーガン。
この状態ではマンタンガンにキシャモスソウルをセットし、カンカンバーにセットされた他2体の古代炎神のソウルの力と合わせる形で、連結状態の古代炎神のソウルを一気に敵にぶつける「カンカンカンエクスプレス」を使用可能で、こちらも必殺級の威力を発揮する強力な攻撃である。
こちらも最終決戦ではマンタンガンにスピードルソウルをセットし、エンジンオーを構成する3体の炎神の力をカンカンマンタンガンより発射、これによりデウス・ハグル・マギアを破壊せしめている他、『テレビマガジン』の応募者全員サービスDVD「ゼミナールだよ！全員GO－ON！」では、スピードル・ティライン・ケラインの3体のソウルを使用した「カンカンマンタンガン・スピードルバージョン」でココロオトメデスを撃破している。
関連タグ
カーナビック：『激走戦隊カーレンジャー』に登場するアイテムの一つ。こちらも銃形態に変形が可能であり、なおかつそれを初期装備と合体させることでパワーアップするという点で、カンカンバーと近似したものとなっている
トッキュウオー：『烈車戦隊トッキュウジャー』に登場する巨大ロボの一つ。専用武器として、やはり遮断機をモチーフとした可変武器「フミキリケン」を装備している
