「粋でいなせな安全運転! 炎神バスオンでい!」
「愛嬌と度胸のタフガール! 炎神ベアールVや!」
「気楽なドリーマー! 炎神バルカだよ!」
「ハードな緊急出動! 炎神ガンパードだ!」
「ジャイアントな千両役者! 炎神キャリゲーターでござる!」
「縦横無尽トリッキー! 俺っち、炎神トリプター!」
「白銀のエアマスター、炎神ジェットラス!」
「吾輩、全てがファーストクラス! 炎神ジャン・ボエールであ~る!」
(古代発で出発進行、炎神キシャモスだよ!)
(上がるぜ、のぞみの炎神ティライン!)
(下るよ、ひかりの炎神ケライン!)
「G12フォーメーション!」 7・+・1・2
『炎神合体!』
「バルバルー! 今、12の魂と7つの心が一つになり、全ての悪を征する究極の王が降臨するdente~!! bravo~!」
『エンジンオーG12、チューンナップ! ゴー・オン!』
スペック(プロフィール)
全高 | 93m |
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重量 | 12000t |
走行速度 | 800km/h |
飛行速度 | マッハ1 |
出力 | 6000万馬力 |
テーマソング | G12! チェッカーフラッグ(歌:串田アキラ) |
概要
GP-35から登場。
G12フォーメーションでエンジンオーがガンバルオー、セイクウオー、キョウレツオーと合体した形態で、「全ての悪を征する究極の王」。ホロンデルタールの洗脳から解放された古代炎神達の提案によりぶっつけ本番で合体した。
ガイアークの大臣達ですらまるで歯が立たないほどの絶大な戦闘力を誇るが、その反面ゴーオンジャーも含めて負担が大きく、ほんの数分間しか活動できない(合体直後からアラートが響いている)。
その為、ここぞという時にしか登場しない(メタ的なことを言えば見るからに動きづらそうな外見でスーツアクターの負担が大きいからというのもあると思われる)。
必殺技はエネルギーで構成された幻影の4大ロボを繰り出し、それらが攻撃を繰り出した後に自身が炎をまとって突撃するG12グランプリ。そして最終決戦では火の鳥となって突撃するG12ファイナルグランプリでヨゴシマクリタインを倒し、ガイアークとの戦いに(一先ずの)終止符を打った。
その後の活躍
『スーパーヒーロー戦記』では、主役ライダーのオールライダーキック、他の戦隊ロボ、セイバーのスーパーヒーロー戦記の総攻撃に登場。
『爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ12』では、合体シーンがスピードルの回想シーンにおいて使われている。
ゲーム作品
ダイスオーでは何故かどのカードにも必ず50の目が入っていることで有名(同じ最強合体ロボのサムライハオーもあるにはあるが1枚だけ)同作での巨大戦は400~500という数字が巡る激戦区であり、この数字を引いた瞬間フルHPでない限り負けがほぼ確定してしまう。先攻後攻制になった2013年以降は猶更である。
その代わりHPと攻撃力はトップクラスのため、勝負運が悪くなければ強力である。
スーパー戦隊レジェンドウォーズではゴーオンレッドのビクトリーカードのスーパースキルで登場。最終回のヨゴシマクリタイン戦で見せたスーパーハイウェイバスター(スピードルソウル)とウイングブースター(バスオンソウルとベアールソウル)を同時発射した後、G12ファイナルグランプリを繰り出す。
余談
12台のメカ(4体の大型ロボ)が全て合体するというインパクトあるロボだが、玩具のプロポーションは良好な上に、なんと余剰パーツがないというバンダイの狂気の産物……じゃなくて傑作である。このため『月刊ホビージャパン』(2021年3月号)の戦隊ロボ特集記事においても、「2000年代を代表するロボ」と評された。
ちなみに全合体ロボについてはダイレンジャーの重甲気殿以来実に実に14年振りであり、完全な人型の全合体ロボはこれが初となる。
「合体にゴローダーGTが参加していない為、全合体ではないのでは?」という声も上がっているが、ゴローダGTはあくまでヒューマンワールドで制作されたロボで、炎神とは異なるロボに過ぎない為、エンジンオーG12が全合体という考え方は、間違いではない。
だが12台のメカが合体するため(設定上なら4倍以上の50000tを誇るダイデンジンなんて前例こそあれど)玩具とはいえ、総重量は3kg強もある関係で、超合金ロボよりも重く飾る場所を限られてしまう。
下駄合体で安定しているとはいえど、割と上半身(ジョイントの関係で特に後ろ)に重量が偏ってるため、倒れないことはないので、倒れたら大参事になる場所に置かない方がいい…というかダメ!ゼッタイ!
実際走輔役の古原靖久氏は炎神のおもちゃをG12に合体させてテレビの近くに飾っていたところ、ぶつかったテレビが破壊されたことがあるらしい。
本放送当時、炎神大将軍と15機合体を行なったエンジンオーG15なる超完全合体を玩具やミニプラで行なった強者もおり、特に後者の方がジョイントの自由度が高かった為、ミニプラの方でネットの投稿が多かった。 しかし玩具だと…お察しください 。
海外版での名称はRPMウルトラゾード。
関連タグ
スーパーターボビルダー:同じく全合体…と言いたい所だが、厳密には収納しているだけで、エンジンオーG12よりも先に登場した全合体ロボとは言い難い。
アルティメットダイボウケン←エンジンオーG12→サムライハオー