流ノ介「殿ーっ!例のディスクを!いけますって!早く奴を…」
丈瑠「分かった!やるから落ち着け!」
全侍合体
丈瑠「どうせいつかは使うんだしな」
流ノ介「そうです!こういうのは勢いです!」
丈瑠「なっ…おい!」
流ノ介「はっ!全侍合体!」
流ノ介「サムライハオー!天下統一!」
千明「サムライハオーって何?」
流ノ介「侍たるもの、備えあれば憂いなし!」
源太「ん~、くぅ~!参った!」
丈瑠「よし、行くぞ!」(第三十五幕)
スペック(プロフィール)
身長 | 93.2m |
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全幅 | 78.3m |
胸甲 | 57.8m |
重量 | 17700t |
馬力 | 1億1800万馬力 |
テーマソング | 究極 サムライハオー 降臨!(歌:MoJo) |
概要
第三十五幕から登場する牛折神の全侍合体ディスクの力で恐竜折神を除く全ての折神が合体した最強の侍巨人で、前作のエンジンオーG12に続いて10体以上のメカが合体した超ド級ロボ。
出力はプロフィールの通り「超装光」以来の億越えが明言され、かつ本編で複数回登場した戦隊ロボである(ガオハンターブルームーンはこれを凌ぐ5億5000万馬力だが1度きりの登場)。体重もプロフィール通りの破格の数値である。
このサムライハオーとエンジンオーG12の二大ロボが協力して繰り出した合体技「サムライフォーメーション23」(後述)はもはやオーバーキルの域。
牛折神をベースに背面にイカテンクウバスター、上部に海老ばさみ、車輪に亀折神、猿折神が合体した台座に両腕をモウギュウダイオーのものに換装したダイカイシンケンオーをベースにした本体が搭乗している。
胸にはモウギュウダイオーのエンブレムが逆さに付いており、「全」もしくは「ハ王(はおう」の文字が見える。
ネーミングは流ノ介が行った。
両腕の虎ドリル、後背部の海老ばさみ、ダイシンケン覇王斬り(空中から前転して放つ技はダイシンケン大回転斬りと呼ばれる)など豊富な攻撃手段を持ち、絶大な戦闘力を誇る。
その力はダイカイシンケンオーですら歯が立たなかったフタガワラの鉄壁の守りを打ち抜ける程である。
台座ごと滑って移動し、その要塞のごとき巨体と裏腹に高速スピンしたり空に飛び上がったりと意外と多様な動きを見せているが、それでもやはり機動性は低く、すばしっこいスナススリとの戦いでは猿折神を分離することで対応している。
必殺技は11体の折神のモヂカラを後頭部の秘伝ディスク付バルカン砲に集め、螺旋状に放つモヂカラ大弾円。
当然、現代のシンケンジャー達が初めて行った合体であり、志葉薫も巨大戦に突入する際には「サムライハオーとやらで行く!」という言い方をしている志葉家の人間も目を丸くしていたのは言うまでもなさそうだが「とやら」と言っている辺り薫は直接の視認はしていないようだ(修行漬けでそれどころではなかったのかもしれないが…)。
こちらでは初期メンバー+姫シンケンレッドの5人で操縦している。
キョウリュウサムライハオー
サムライハオーが恐竜折神を(恐竜刀として)武装した真の最強形態。
詳細は個別記事を参照。
サムライフォーメーション23
『シンケンジャーVSゴーオンジャー』にて蛮機族ガイアークの害統領バッチードとの決戦で繰り出したエンジンオーG12との合体技。
イカテンクウバスターをエンジンオーG9、キョウレツオー、シンケンオー、ダイカイオー、モウギュウダイオーの5体が構え、炎神と折神合計23体のパワーを集めて発射するサムライ炎神スーパー大開砲を繰り出した。
ちなみにこの時、砲撃主を務めるエンジンオーG9の内部が何時の間にかシンケンジャー仕様のコックピットとなっており、そこにゴーオンジャーが転送されてくるというわけが分からない状態になっていた。
その後の活躍
『スーパーヒーロー戦記』では、主役ライダーのオールライダーキック、他の戦隊ロボ、セイバーのスーパーヒーロー戦記の総攻撃に登場。
海外版『パワーレンジャー・サムライ』でも最強形態として登場したが、名称は「サムライギガゾード」となった。過去作で伝統的に使われてきたウルトラゾードの名称が不採用となった理由は不明。
ちなみにサムライギガゾードの必殺技は日本と同じくして
使用されているが、
コックピットの方では将軍モードというパワーレンジャーのバ
トライザーを発動させた上で、必殺技は全ゾードのエネルギーを集中して放つ「シンボルパワーメガストライク」。これはサムライハオーと同じ必殺技になっている、
余談
これまでシンケンジャーのロボの初合体には流ノ介の興奮が絡んだことが度々あり、初期の頃は合体事故を起こしたり、怪人にロボを合体させたりとトラブルが多発したが、話が進むにつれ機転の良さを見せ初合体の際にも防御力が高いフタガワラの対策として考案する(合体の発動権はインロウマルの仕様上、丈瑠のみで流ノ介がそれを後押しした形)ようになる程彼の成長がうかがえる。
合体自体はシンケンオーのメカが全て使用されているため実質的にシンケンオーの派生形態ではあるが、名称は全く別物となっている。
余剰無しではあるが、亀折神と猿折神のみ入り組む部分がなく左右の足元にエンブレムでくっついているだけという実質余剰のような扱いになっているが、素早い相手にはこの2体を分離させて対応することができるので決して足枷ではない。正に備えあれば患いなし。
放送当時に出てたミニプラ版では違った割り切り方をしており、台座要素を廃した稼働優先の作りとなっている。
関連タグ
超絶怒涛究極完全体キングオージャー:最終決戦において、最強形態から順を追って基本形態へと戻っていった14年後の作品に登場した戦隊ロボ。
エンジンオーG12←サムライハオー→アルティメットゴセイグレート