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ナキナキテ

なきなきて

ナキナキテとは『侍戦隊シンケンジャー』に登場するアヤカシの1体である。
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「捨てられた子供の泣き声は、三途の川には最高じゃからなぁ!グハハハハ!」
CV:納谷六朗

データ

【身長】一の目・196cm→二の目・49m
【体重】一の目・90kg→二の目・22.5t

概要

泣き顔の様な、鬼の子供が抱き付いている様な姿を持つアヤカシ。『子泣き爺』伝承のルーツとされている。
上記の姿をより詳細に説明すると、赤い身体に黒い腫れ物が全身に出来た子供の形の肉塊が両腕と両大腿部に抱き着き、そのまま融合した様なグロテスクな外見であり、腹部に付いた黒い3つの窪みも子供が泣いている様に見える。
「沸鉄地獄棍(にえかねじごくこん)」と言う金棒で武装しており、口からも光弾を吐く事が出来る。

だがその最大の能力は、「白鬼子」「赤鬼子」と呼ばれる二種類の分身を生み出すと言う物で、それぞれ玉となった状態の分身を人に投げ付ける事で引っ付かせる。
白鬼子が玉の状態で子供に命中すると、その子供の親は白赤子を自分の子供と認識してしまい、結果として子供は親を白赤子に奪われてしまう。劇中では、そうして親を奪われた子供の嘆きによって三途の川の増水を目論む。
一方、赤鬼子が玉の状態で他者に命中すると、その相手に取り憑いてしがみ付き、泣けば泣く程無尽蔵に体重を増大させる為、犠牲者はその重さに苦しむ事となり、こちらの方が原典の子泣き爺らしい分身と言える。
どちらも人間を苦しめるには打って付けの外道らしい能力だが、劇中でのシンケンジャーとの戦いを見る限り、後者の赤鬼子は戦闘に於いて敵の自由を奪うのに大いに役立つ分身なのに対し、前者の白鬼子はあくまでも人間、特に子供を悲しませるのに特化した分身の様だ。

本人は老人めいた口調や態度が特徴だが、その言動に反し怪力の持ち主でもある為、分身の玉の投擲を掻い潜って接近した所で、油断すると痛い目に遭う。自身の能力をフル活用し、効率良く人間を苦しる邪知と相まって、まさしく老獪を地で行くアヤカシである。

劇中での活躍

三途の川の増水の為、白鬼子と子供達を入れ替える事で、親に捨てられた子供達を悲しみのどん底に陥れていると、折しも夕飯の買い出しに出掛けていた茉子ことはの2人と遭遇。
程無くして残りの3人も駆け付けた為に交戦となり、男性メンバーに赤鬼子を抱き付かせるも、水切れを起こした為にその場は止む無く撤退する。

その後、茉子とことはによって子供達は元気を取り戻してしまい、その怒りから2人に襲い掛かる。 ピンクイエローを苦戦させるが、奮起した2人が「山」と「風」を合わせた「嵐」のモヂカラで巻き上げられた所へ、止めのシンケンマル天地の舞を喰らい敗北。赤鬼子も消滅し、丈瑠達も自由の身となった。

直後に二の目となって巨大化すると、シンケンオーに赤鬼子を抱き付かせる事で優位に戦うが、指示を誤解したブルーダイテンクウを背中に合体させてしまい、その重みでよろめく隙を突かれ、最期はダイシンケン侍斬りを受け爆散した。

余談

モチーフは泣き顔と鬼の子供の他、毒ガエルも含まれている。名前の由来は「泣いて泣いて」の古語表現から。

ヒーロー側の勘違いとは言え、戦隊ロボと合体すると言う快挙(?)を成し遂げた怪人は後にも先にもこのナキナキテだけである。

現代の伝承に於いて、『子泣き爺』と言う妖怪は人間に負ぶさって赤ん坊のように泣きながら次第に重くなる化け物らしく、ナキナキテの操る赤鬼子そのものが伝承のルーツになったと思われる。

声を演じた納谷氏は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』で空の拳魔カタを演じて以来、2年振りのスーパー戦隊シリーズ出演となった。当時は77歳で次作飯塚昭三氏と並んで最高齢第2位となった(※第1位は大木民夫氏)。
カタ以前にも『星獣戦隊ギンガマン』で知恵の樹モーク、『激走戦隊カーレンジャー』でXXミレーノと、敵味方問わずシリーズ毎に様々な人物の声を担当して来た納谷氏だったが、惜しくも2014年11月に亡くなった為、今作が最後の特撮出演となった。

関連項目

侍戦隊シンケンジャー 外道衆 アヤカシ 子泣き爺

コナキジジイ(カクレンジャー):『忍者戦隊カクレンジャー』に登場した大先輩。
上級妖怪コナキジジイ:『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場する後輩。

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