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「我等アヤカシを縛る五月蠅い存在、御大将・血祭ドウコクの抹殺!それに力をお貸し頂けるか否か……」
CV:安井邦彦

データ

【身長】一の目・199㎝(暴走時・217㎝)→二の目・54.3m
【体重】一の目・111㎏(暴走時・122㎏)→二の目・30.5t

概要

の様な、蜘蛛の様な姿を持つアヤカシで、『牛鬼』の伝承のルーツとされている。

上記の姿をより詳細に説明すると、蜘蛛の胴体がそのまま頭部になっており、その下の胸部から腹部に掛けた胴体は赤い角を持った牛の顔、そして両肩と両腕、両足の爪先部分には鋭く伸びた角が生えた外見をしている。
 
因みに脂目マンプクフタガワラのように姿が変わったアヤカシの一体だが、二の目(≒巨大化)で本領発揮していた彼らと違い、単に身に余る力を与えられて暴走したに過ぎない。
この時は蜘蛛が更に前に乗り出して来た様な頭部となり、胴体の牛の顔も赤く血走った目をした凶暴なそれに変貌。
更に両腕と両肩の角はより大きく肥大化して禍々しく伸び、後頭部からも同じ物が生えている等、外見の凶悪さにこれでもかと磨きがかかっている。
どちらにしても原典が牛鬼と言えば納得の外見である事に変わりはないだろう。
なおこうした角らしきパーツも含めて蜘蛛らしく八本の手足である様だ。

自身を外道衆の中でも1、2を争う程の実力と豪語する力自慢の猛者であり、普通なら他のどのアヤカシも恐れをなして反目しようともしないドウコクに対しても平気で楯突き、あわよくばその命すら取ろうと目論む程の大胆不敵な野心家で、慇懃無礼な性格の持ち主。
 
専用の武装は無いが、蜘蛛らしく大きく鋭い爪を備えた上記の八本の手足や粘着性の糸が武器に持ち、口からの粘着毒を持つ糸で相手の動きを一瞬で絡め取った所へ、そのまま上記の爪でバラバラに引き裂く戦法を取る。

劇中ではその行き過ぎた野心故に六門船を出禁にされていたが、封印の文字の存在を知った事で骨のシタリを脅した上で協力させて反旗を翻す。
しかしその目論見は程無くしてドウコクの知る所となり、そのまま三途の川へ引き戻された挙句、ドウコク流の制裁ということなのか強引に力を与えられて暴走。
力は増したが理性を失ってしまった。

劇中での活躍

第二十三幕「暴走外道衆」

夏になってドウコクの力が増すと共に三途の川も荒れ狂い、その影響で巨大ナナシ連中が街に大量発生。
シンケンジャーがその対応に追われる中、漸くドウコクも太夫三味線の音で落ち着きを取り戻そうとしていた。ホッと安堵するシタリだったが、それも束の間ゴズナグモが出現。
上記の台詞と共に自身の爪を突き付け、ドウコクを打倒すべく協力する様脅し付けて来るが、当のシタリは力で敵うはずが無いと、鼻で嗤ってあしらおうとする。
だがゴズナグモは何処で知ったのか、封印の文字の事を引き合いに出し、それを知るべく丈瑠に迫ろうと目論む。

その第一歩として、目的の為に浄寛和尚が住職を勤めるテンゲン寺を丈瑠達が訪れたのを受け、シタリに隙間から丈瑠の茶に毒を入れさせた。
何も知らずに茶を飲んだ丈瑠が毒に侵され、苦しんでいる隙に寺をナナシ連中で包囲すると、ゴズナグモ自身も出陣。寺の竹林でシタリが丈瑠を攫う時間稼ぎとしてゴールド以外の4人と交戦した。
 
丈瑠のピンチを知り焦りが生じたブルー達を圧倒、そのまま変身解除に追い込んだが、そこへ駆けつけた源太が事情を聴き、丈瑠を救うべく寺へと急行。
流ノ介ことはに抑えこまれて源太を取り逃がすも、代わりに身動きの取れない程のダメージを負った4人に引導を渡そうとする。
 
だが其処へ突然「ゴズナグモォォッ!!」と自身の名を叫ぶドウコクの怒号が響く。「ドウコク!?まさか!」と戦慄するゴズナグモは、そのまま「勝手するのもそこまでだ!」と叫ぶドウコクが隙間から伸ばした鎖によって無理矢理三途の川へと引き戻されてしまった。

「ゴズナグモよ、残念だったな… もうちょっと早く動いてりゃあオレの寝首掻けたかも知れねェが、この通りよ!!」

六門船に引き戻されたゴズナグモが目にしたのは、完全復活と共にパワーアップしたドウコクの姿だった。
思ったより早く力を抑え込むその様子に感嘆する太夫を横目に、ドウコクは「抑え込んだし蓄えもしたぜ……ゴズナグモ、おめェにもちっとばっかし分けてやろうじゃねェか」とゴズナグモにも自身の力を注入。
 
「まっ、待てドウコク…!!まずは話を…」
 
「フッ…遅ェんだよ!!!」
 
「……!! うぁぁぁああああああーーーーッ……!!!」
抵抗する間もなく身の丈に余る力を注ぎこまれ、ゴズナグモは苦悶の叫びを三途の川中に響かせるのであった。

一方、シタリもゴールドと十臓の乱入と共にその場を撤退。そして十臓は倒れた丈瑠を抱えて何処かへ消えるのだった………。

第二十四幕「真侍合体」

前回の件についてシタリがドウコクに弁解すると、当のドウコクはその正直さに免じて不問にするが、その一方で十臓が機に乗じて丈瑠を仕留めなかった事が不服らしく、太夫に十臓の始末を命じていた。
幹部3名がそうした遣り取りをしている中、戦犯とも言うべきゴズナグモはドウコクから力を注がれた影響で賽の河原で悶絶していた。
 
「──さてと、あとはアレか」
「お前さんにムリヤリ力注ぎ込まれて壊れる寸前さ……」
「壊れたら人間共の中に放り込んでやれ… 久方ぶりに人間のいい悲鳴で酒が飲める」
 
「…オのれェ……ドウコク……!!!」
 

「──終わりだね……お前さんもバカだよ、ゴズナグモ」
 
ゴズナグモは雄叫びと共に角と牙が更に肥大化してパワーアップを果たすのだが、代償として理性を失い、力を持て余して暴走するだけの存在へと成り果ててしまった。
その姿には最早、前回ドウコクの寝首を掻こうと暗躍していた策士の面影は完全に失われていた。
そうして街へ出てナナシ連中と共に破壊の限りを尽くすゴズナグモは、レッドとゴールドを除く4人と交戦し、前回同様に苦戦させる。だが其処へ十臓の荒療治で毒から立ち直ったレッドと、インロウマルを完成させたゴールドの2人が参戦。
レッドがインロウマルによって強化変身したスーパーシンケンレッドになす術もなく、ゴズナグモは真・火炎の舞を受け倒されてしまう。

直後に二の目となって巨大化すると、大ナナシ連中に加えて大ノサカマタを率いてシンケンオーダイカイオーと交戦するが、両者が真侍合体したダイカイシンケンオーに大ナナシ連中を一掃され、最期は折神大開砲を大ノサカマタと共に喰らい爆散した。

余談

モチーフはトゲグモ。そして名前の由来は牛頭(ごず)な蜘蛛
牛頭と牛鬼は似ているが全く別な妖怪である事は留意されたし。

現代の伝承で、『牛鬼』と言う妖怪は牛の頭部と土蜘蛛の身体を持つ鬼の様な化け物らしく、牛の様な蜘蛛の様なゴズナグモの姿がそのルーツになったと思われる。


第二十三幕では浄寛和尚役として高橋元太郎氏がゲスト出演していたが、同じく日下部彦馬役の伊吹吾郎氏とは『水戸黄門』でそれぞれ格さんうっかり八兵衛として2人は共演していた。
続く第二十四幕はインロウマルダイカイシンケンオーノサカマタと、敵味方問わず新戦力が目白押しとなり、物語が佳境に差し掛かっている事を強く視聴者に印象付ける回となった。

声を演じた安井氏は2年前の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』でも、臨獣スネーク拳のブラコ及び幻獣ケルベロス拳コウと言う同じく野心家の怪人の声を担当している。

関連タグ

侍戦隊シンケンジャー 外道衆 アヤカシ 牛鬼

ウシオニ(カクレンジャー):『忍者戦隊カクレンジャー』に登場した大先輩。
冥獣スパイダー:『魔法戦隊マジレンジャー』の怪人で、こちらも同じく第23、24話に登場した蜘蛛モチーフの怪人である。

魔神ラモン:『鳥人戦隊ジェットマン』の怪人で、こちらも同じく敵組織の幹部から過剰な力を与えられて変貌し、自我を失って暴走すると言う顛末を辿っている。

牛鬼(魔化魍):『仮面ライダーディケイド』に登場したオリジナル魔化魍で、牛鬼繋がりのライダー怪人だが、ゴズナグモと違ってこちらは最後まで意識を保ったまま倒された。数週間前のシンケンジャーの世界での共演も記憶に新しい。

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