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概要編集

外道衆の拠点であり、その総大将の血祭ドウコクの根城である和船。

その名の通り、三途の川に浮かぶ船で内部はそれなりに広いらしく、作中では幹部達が顔を合わせる広間しか描写されていないが、奥にはそれぞれの個室なども存在するらしい。


多くのアヤカシ達は三途の川の川底を彷徨いながら、水上に上がれるだけの力を蓄えようとしているのだが、ドウコク以下の薄皮太夫骨のシタリ筋殻アクマロと言った幹部達は基本的にこの船に乗り込んでおり、常に三途の川に浮かびながら活動している。ただし、あくまでただ浮かんでいるだけであり、三途の川は普段は風はおろか水の流れも無いので推進力は存在しない。

配下のアヤカシは、川から上がれるだけの力を得て、幹部の許可を得た者のみこの船に上がる事が許される。そして幹部に選抜された者は、基本的に任務の間はこの船を拠点にして現世に出撃する。


かつて先代シンケンレッド/志葉雅貴に、ドウコクが封印された事で力を失い、三途の川の底に沈んでいたのだが、十数年の時を経て封印からドウコクが復活した事で再び浮上して復活した。

そして、やがて物語の終盤の第四十八幕になると、とうとう現世に氾濫した三途の川の水に乗って現世にその姿を現し、ドウコク達の現世侵略の為の拠点としてそのまま活用される。


しかし、最終幕でドウコクが倒されると、彼の消失の影響によって急速に引き始めた三途の川の水に乗り、シタリが三途の川に逃げ帰る為に使われ、そのままシタリ諸共川底へと沈んで行った。


余談編集

名前の由来である六文銭は、元ネタでは「三途の川の渡し賃」である。

ただし、本作の三途の川はあくまでアヤカシの世界であり、死者が渡る場所ではないので渡し賃など存在しない。おそらくは「三途の川を渡る為の船」という事からのネーミングだと思われる。


なお、ドウコクを始めとした幹部のモチーフには七福神もそれぞれ含まれている為に、七福神の乗る宝船という意味合いからも、彼等の活動拠点として船が選ばれたのだろう。

ちなみに六文銭の起源は中国冥銭とされ、副葬品の一種とされていた。


関連タグ編集

侍戦隊シンケンジャー 外道衆

スーパー戦隊の敵基地の系譜

東方星蓮船:『侍戦隊シンケンジャー』の放送された2009年発売の東方Projectのゲーム作品。奇しくもこちらも宝船繋がりの内容となっている。

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