CV:松坂桃李(現代)、合田雅吏(初代)、松風雅也(先代)、夏居瑠奈(姫)
概要
300年以上昔から外道衆と戦ってきた侍の一族・志葉家の当主が変身する、シンケンジャーのリーダー。現在の変身者は18代目当主(影武者、のちに19代目)・丈瑠及び薫(本来の18代目当主)の2人。劇中の回想では初代当主・烈堂、先代当主・雅貴も変身している。
烈火大斬刀という巨大な太刀を自在に扱う。モヂカラは「煙」など「火」に因んだ物を使用する。意外な事に電気属性枠でもある(後述)。
外見
頭部の「火」の文字が特徴的。
薫が変身すると下半身がスカート状に変化する。この状態を姫(シンケン)レッドと称する事がある。
強化形態
第二十四幕にて初登場。強化変身用のアイテム『インロウマル』を使用する事で、スーパー変身した姿。
『銀幕版_天下分け目の戦』にて初登場。シンケンマルに恐竜ディスクをセットする事でスーパー変身した姿。
『ゴセイジャーVSシンケンジャー』に登場。血祭りのブレドランに洗脳された姿。
専用ツール
獅子ディスク
「火」のモヂカラが入った赤い秘伝ディスクで、表面に疾走する8体の獅子折神が描かれている。武器にセットする事で、モヂカラを使用した必殺技を発動する。
烈火大斬刀
メンバー共通武器・シンケンマルを変形させたレッド専用の巨大な太刀で、刃の根元にディスクをセットして使用する。2m程の長さで幅も広く、刀身には金色に噴火する赤い火山が描かれ噴煙に赤い「火」の文字が入っている。その大きさで盾にもできる他、大筒モードに変形させる事で一応遠距離戦も行える。
『仮面ライダーディケイド』ではディケイドに使用されたこともある。
獅子折神
レッド専用の赤い折神で、シンケンオーの頭部と胴体を構成する。
普段は「火」の文字が入った将棋の駒のような五角形のエンブレム状態だが、巨大な敵と戦う時は「大」のモヂカラで獅子を模した姿に変形・巨大化(劇中では「折神大変化」と呼称)し、レッドを搭乗させて戦闘を行う。因みに小さい状態でも変形して動く事は出来る。
普段は地上を疾走するが、エンブレム状態に変形する事で飛行も可能。必殺技は炎を纏って敵に体当たりする五角大火炎で、劇中ではアヤカシを2体倒している。
虎ディスク
虎折神の召喚に使用する白い秘伝ディスクで、表面に咆哮する虎折神8体の頭部が描かれている。インロウマル登場後はレッド以外のメンバーでも使用可能になった。
個人技
火炎の舞
疾走して敵に近付き、獅子ディスクをセットしたシンケンマルで敵を斬り裂く。
真・火炎の舞
スーパーシンケンレッドの状態で使用する。当然ながら前述の『火炎の舞』よりも威力が高い。
雷電の舞
雷電ディスクを装填して発動。電撃が迸る斬撃を放つ。
仲間からシンケンマルを借り受け、片方に獅子ディスクをセットして放てば火の属性が合わさった火炎雷電の舞が発動。
百火繚乱
火炎を纏った烈火大斬刀で敵を斬り倒す。
本編以外での活躍
第24話「見参侍戦隊」、25話「外道ライダー、参る!」にて登場。
詳細はシンケンジャーの世界にて。
BATTLE1にて登場。
剣豪チームの一員としてデカマスターと共に参戦し、烈火大斬刀で射手チームのブルードルフィン、イエローターボを圧倒した。
第39カイ!にて登場。
ゼンカイザーによってゼンリョクゼンカイキャノンからハリケンレッド、ニンジャホワイト、シロニンジャーと共に召喚された。
余談だがドンモモタロウが先行登場した際、ジュランに「侍のパイセン」と言われていた事から、恐らくシンケンレッドと見間違えた物と思われる。
パワーレンジャー・サムライ
ジェイデン・シバという人物が変身する。吹替えは仮面ライダー電王のウラタロス役などで知られる遊佐浩二氏が担当。
揺るがない人気
作品の人気、中の人の知名度もあるのだが、ゴーカイジャーでゴーカイチェンジに度々出てきたり、ゼンカイジャーでは敵味方に何回も召喚されるなど公式からの優遇も凄いほど戦隊レッドでは人気が高い。
余談
上記の理由の為かレンジャーキーの中で唯一「通常のレッド」と女性版の「姫レッド」の2本それぞれが個別に存在する。原典で2人のレッドが同時に戦う事は無かったが、『海賊戦隊ゴーカイジャー』においてゴーカイレッドとゴーカイピンクがレンジャーキーを使用する事で実現した。
初代と先代を演じた役者は2人とも過去のスーパー戦隊シリーズでブルー戦士を演じていた。
関連タグ
スーパー戦隊シリーズ歴代レッド