概要
原典は侍戦隊シンケンジャーである。
ディズニーから版権を買い戻したサバン・ブランドによる新生パワーレンジャーシリーズの第一弾。なお、このシリーズから画面サイズが16:9になった。
OPがマイティ・モーフィン・パワーレンジャーのアレンジ曲となっており、歌詞のチーム名の部分が変更されている。
基本ストーリーは原典に近いが、文化の違いなどによりチーム内の上下関係はなくなっている。
変身アイテムとして初期メンバーは「サムライザー」、ゴールドは「サムライモーファー」を使用する。どちらもデザインが若干異なっており、前者は横に折りたためず(つまり筆は出ない)、後者はサムライザーの色違いになっており、ディスクをはめるという要素がなくなっている。なお、ローレンの使うサムライザーはショドウフォンの流用となっている。
変身口上は初期メンバーが「GoGo!SAMURAI!」、ゴールドが「Gold power!」となっている。
なお、恐竜折神はサメという設定になっている。何をどう見たらそうなるんだ…。
強化形態
- スーパーサムライモード
ブラックボックス(インロウマル)と真ディスクを使って変身する。原作と同じく同時に一人だけ変身できる。
- メガモード
ゾード(折神)に「超」という文字を書き巨大化させ、メガモードとなって乗り込む。又、スピンソードがメガブレードに変わり、折りたたんでコントローラーに差し込むことでゾードを操作できる。
タイトルにあるイラストはメガモードのもの。
- スーパーメガモード
- シャークアタックモード
- メガシャークモード
- ショウグンモード
ショウグンスピアという武器を使用できる。
登場人物
パワーレンジャー
- ジェイデン・シバ / レッドレンジャー(シンケンレッド)
吹替え:遊佐浩二
火のエレメントを操るリーダー。爽やかな性格で、チームワークを重視する点が原典と異なる。
隠された秘密があるようだが…
- ケビン / ブルーレンジャー(シンケンブルー)
原典では歌舞伎役者だったがこちらはオリンピックを目指していた水泳選手だった。
水のエレメントを操る。厳格な父親に育てられ真面目で几帳面。
- ミア・ワタナベ / ピンクレンジャー(シンケンピンク)
天のエレメントを操る。
原典の白石茉子同様、お姉さんキャラだが料理は壊滅的。医大生の弟がいる。
- マイク / グリーンレンジャー(シンケングリーン)
木のエレメントを操る。ゲーム好き。
原典の谷千明とは正反対に侍としては当初から優秀だが、性格自体は近い。
- エミリー / イエローレンジャー(シンケンイエロー)
土のエレメントを操る。
無邪気な金髪の少女。姉のセリナが病に倒れたためレンジャーとなる。
- アントニオ・ガルシア / ゴールドレンジャー(シンケンゴールド)
ジェイデンの幼馴染みで魚屋の息子。
- ローレン・シバ / レッドレンジャー(姫シンケンレッド)
ジェイデンの姉。彼と同じく火のエレメントを操る。
本来は彼女がレッドレンジャーとなる予定だったが、幼いころシバ家を飛び出してしまったためジェイデンに引き継がれた。
- ジイ
チームの師匠。
ナイロック(敵)
- マスター・ザンドレッド(血祭ドウコク)
吹替え:上田耀司
何代にもわたってサムライレンジャー達と戦い続けてきたが、ジェイデンの父親によって封印されていた。頭痛に苦しむ毎日を送りながらもレンジャーたちを追い詰めてきた。
- オクトロー(骨のシタリ)
ザンドレッドの部下の一人。三途の川を溢れさせる研究を行っている。
- ダユウ(薄皮太夫)
元人間の女性でデッカーと婚約者だったが、瀕死の重傷を負ったデッカーを救うと騙されナイロックにさせられる。
- デッカー(腑破十臓)
元人間でかつてダユウと恋仲だったが当時の記憶は失っている。
- セラーター(筋殻アクマロ)
軍師。ダユウを騙してデッカーと共にナイロックに引き入れた張本人で、ザンドレッドの事も内心では弱いと見下している。
- ムーガー(ナナシ連中)
- スプリットファング(ノサカマタ)