ジュラン「チェンジ全開!」
16バーン!バンバン!バンバン!
ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!ゼンカイジュゥラン!
「恐竜パワー!ゼンカイジュラン!」
概要
ゼンカイジャーの一人。ジュランがギアトリンガーにゼンカイジュランのセンタイギアをセットして変身する。
名乗りポーズはティラノレンジャーのアレンジ。決めの部分はとある仮面ライダーと似たポーズを取る。
センタイギアを裏返して使用すると巨大化、更にジュランティラノに機界変形する事が出来る。
スペック
身長 | 195cm |
---|---|
体重 | 340kg |
スピード | 100km/h |
パワー | 1400馬力 |
容姿
メインカラーは赤。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の大獣神に似た姿で、胸部にはティラノサウルスの頭部がある。額にはジュウレンジャーの作品番号を表す「16」が振られている。
同じく動物モチーフであるゼンカイガオーンとは共通パーツが多く対になっている。
戦闘スタイル
固有武器として剣「ジュランソード」と盾「ジュランシールド」を持ち、要するにヒロイックな装備で、シールドは投擲武器としても使える。
ティラノの口からは炎を放つ事が出来、ソードに纏わせ強化出来る。
また、見た目のゴツさとは裏腹に結構俊敏。
シリーズ唯一の一番手でもセンターでもないレッド
ゼンカイジュランはレッド戦士であるが初期メンバーで一番手やセンターではないレッドという非常に珍しい初期メンバーレッドである。
ゼンカイザーが「レッドでは無い一番手やセンター」となる為、ゼンカイジュランはシリーズ初の初期メンバーで「センターでも主人公でも無い」レッドになる…のだがスーパー戦隊に疎い人だと「戦隊物のリーダーって、赤色で固定されてるんじゃないの?」等と疑問を抱く人も少なくないだろう。
実はリーダー以外にも赤が振り分けられる事例なら長い戦隊の歴史の中でも複数回あり、戦隊レッドの大まかな傾向としては
- 作品の主役格でもあるリーダー(第1号のアカレンジャーを初め、立ち位置的にはルパンレッドやパトレン1号も分類上はここ)
- 作品の主役格であるがリーダーではない(ニンジャレッド、メガレッド、タイムレッド、デカレッドなど)
- 追加戦士(特に2人目のレッドとなるタイムファイヤー、ホウオウソルジャー)
- その他(上記には該当しないウルザードファイヤー、アカレッド、姫シンケンレッドなど。広義にはゴーカイチェンジやトッキュウジャーの「乗り換え変身」も含まれる)
などと分類されており、ゆえにどれにも当てはまらないゼンカイジュランの立ち位置は非常に珍しい。
とはいえ、キカイノイド組だけに限定すれば一番手に位置することから、初期メンバーレッド=一番手の構図はゼンカイジュランも該当はする。敵の能力でゼンカイザーが戦闘不能になった時は、代わりにゼンカイジュランがその役割を担う展開もあった。
企画段階ではゼンカイザーもレッドだった為、ゼンカイジュランをグリーンにする案も存在した。しかし、その場合、ゼンカイオージュラガオーンの色味が地味になってしまうという意見も挙げられた為、ジュランがレッドとなり、ゼンカイザーはホワイトに変更(ゼンカイザーの項目も参照)された。もっとも本作はグリーンバック撮影も多かったことから、どの道、グリーン戦士は出しにくかったであろうが…
余談
- スーツアクターの竹内氏は長年スーパー戦隊シリーズに出演する大ベテランであり、今回ゴセイレッド以来11年ぶりに戦隊レッドを担当する。
- レッドでありながらその特殊な立ち位置から、前作の『魔進戦隊キラメイジャー』との共演をする際にゼンカイザーがキラメイレッドと組む事が予想出来ていても、ジュランは誰と組むのか分からないと言われていたが、共演が叶った際にはキラメイジャーの色で余っていたキラメイグリーンと組む事となった。また、翌年のVS映画ではドンブラザーズで余っていたイヌブラザーと組むことになっている。
関連記事
スーパー戦隊シリーズ歴代レッド