概要
CV:さいねい龍二(本名及び旧芸名:載寧龍二)/スーツアクター:福沢博文
デカレンジャーにおける戦隊レッド。変身者は赤座伴番。
専用装備の二挺拳銃「ディーマグナム」による格闘術「ジュウクンドー」で戦い、二丁を合体させたハイブリッドマグナムから放つ「マグナムエクスキュージョン」を単独での必殺武器としている。その気になれば壁面を地面のように駆け抜けながらの射撃も可能。また二挺拳銃の利点である手数の多さだけでなく、相手の銃のみを打ち落とすなど精密射撃も可能。
また、このディーマグナムはSPシューターに代わるファイヤースクワッド時代のバンの主装備にもなっている(他のファイヤースクワッド隊員は大型のSPシューターを装備している)。
その一方で接近戦の武器は持っていないが、接近戦が苦手というわけでは決してなく、デカマスターからディーソードベガを借りゾイナー星人ベートニンと交戦した事がある…どころか、「赤座剣法・雷神剣」なる決め技まで持っていたりする(これは祖先が新撰組の所属だったため)。
巨大戦では合体ロボの頭部と胴体になるマシンを操縦する。
ジュウクンドー技
- ムーンサルトショット
前方宙返りしながら敵にディーマグナムの連射を浴びせる。イーガロイド戦で使用。
- ハリケーンショット
- ムーンサルトギャラクシーショット
バトライズモード
『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』で登場したファイヤースクワッド専用の強化形態。名称はデカレッドバトライザー。
マーフィーK9がアーマーに変化して装着しており、ライフルとして使えるエナジーブレードが武器。急な崖の斜面を走ることも可能。
元々はアメリカ版デカレンジャー「パワーレンジャー・S.P.D.」のオリジナル形態であり、それが逆輸入されたもの。「10_YEARS_AFTER」では、マーフィーに変形できるかどうかは不明の為、この形態は登場しない。
ファイヤースクワッド仕様
『10 YEARS AFTER』で初登場したファイヤースクワッド仕様のデカレッド。以降は実質的な基本形態となっている(『スペース・スクワッド』では変身シーンの一瞬だけ従来のデカレッドの姿が確認できるが、すぐにプロテクターを装備している)。
胸部プロテクターを装備しており、変身もファイヤースクワッド仕様のSPライセンスで行う。
必殺技はボスから借り受けたディーソードベガで敵を切り裂く「インパルスベガスラッシュ」。
『スペース・スクワッド』の最終決戦では、他のメンバーが開幕からスワットモードに変身する中、何気に1人だけこの形態のままだった。劇中では特に触れられていない。またこの際は、スワットモードしか使えないはずのディーリボルバーを装備しており、この状態でも五人でスワットモードのように扱われている。
ブラストモード
コミカライズ版『フルブラスト・アクション』のみの強化形態。
本作のデカスーツはチームプレーに合わせて性能が画一化されており、リミッターが解除される事でスーツを構成するデカメタルが装着者に合った姿に再定着するという設定であり、デカレッドはジュウクンドーに特化した姿に変化。武器のディーマグナムもハイブリッドマグナムカスタムへと強化され、合体する事で大型銃ハイブラストマグナムになる。アルゴル星人ヴォルガーの"ジャアクンドーヘル・モード"のスピードに対応し、デリートを果たした。
客演
轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊
本人の登場は無かったが、アカレッドが専用武器のディーマグナムを取り出し、ボウケンレッドに使用させている。
海賊戦隊ゴーカイジャー
主にゴーカイレッドが変身する。本来の変身者であるバンも第5話終盤に登場した。
非公認戦隊アキバレンジャー
シーズン1・第1話より赤座伴番こと載寧龍二氏ご本人が登場、主人公赤木信夫をさらに驚かしたのはデカレッドの登場であるが、中の人は福沢博文ではない。
宇宙戦隊キュウレンジャー
第18話で十文字撃/ギャバンTypeGと共に並行世界の住人として登場。シシレッドやヘビツカイシルバーと共闘した。
余談
戦隊シリーズでは珍しく、メンバー共通の武器は持たない。専用装備の都合上、遠距離戦を得意とするレッドも今作が初めてである。
関連タグ
特捜戦隊デカレンジャー 赤座伴番 戦隊レッド レッドヒーロー 二挺拳銃
仮面ライダーメイジ:演者が平成ライダーシリーズで演じた仮面ライダー。
パトレン1号:同じく警察組織に所属する戦隊レッドで番号も同じ
仮面ライダーブレイド、キュアブラック:ニチアサ同期の主人公ヒーロー。
スーパー戦隊シリーズ歴代レッド
アバレッド←デカレッド→マジレッド