概要
宇宙警察の捜査官が使用する装備の一つ。
「ディーマグナム01」と「ディーマグナム02」の、二挺一組からなるビーム拳銃であり、合体形態のフォルムがパトストライカーの概観を模している点などからも窺えるように、デカレッドの専用装備として位置付けられている。
他の4人のメンバーが、共通装備のディーナックルをベースとしてある程度の互換性を有する武装を用いるのに対し、デカレッドの場合は後述の戦闘スタイルの都合上、武装はこのディーマグナム01/02のみであり、同時にこれが格闘用の装備をも兼ねているという、独自性の強い装備構成となっている。
通常は両腰のホルスターに収められており、右腰のディーマグナム01は空気中のイオンを吸収し、強力なエネルギー光弾を発射する威力重視型のハイパワーガンとして、左腰のディーマグナム02は直径30cmの鉄球を粉砕できるエネルギー光弾を、秒間に20発連射可能な速射性重視のパルスビームガンとして、それぞれ設計されている。
単体でも十分な威力を発揮するが、デカレッドこと赤座伴番が会得している格闘術「ジュウクンドー」との組み合わせにより、より効果的な攻撃を繰り出すことができる他、ディーマグナム01の前方にディーマグナム02を連結させることで、さらに強力な「ハイブリッドマグナム」としても運用される。
デメリットとして、闇雲に撃つとエネルギー切れを起こすという点が作中でも挙げられており、実際にスワットモード習得のための訓練においてそれが露呈した際には、教官のブンターから「スペシャルポリスとしてなっていない」と酷評される結果となった。
備考
後年のシリーズ作品、それもデカレッド本人が直接登場しない作品においても、このディーマグナム01/02が登場する機会が度々存在する。OV『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』では、アカレッドが取り出す形で登場し、これを貸し与えられたボウケンレッドが戦闘において使用。また『海賊戦隊ゴーカイジャー』においては、デカレッドに豪快チェンジすることでディーマグナムも使用可能とされている。いずれの場合も、銃撃音は原典とは異なるものが使用された。
関連タグ
ゲキヌンチャク:『獣拳戦隊ゲキレンジャー』に登場する武器の一つ。こちらもレッド専用の装備であり、初期メンバーの共通武器との互換性を有していない点でも近似点が見られる
モウギュウバズーカ ガブティラ・デ・カーニバル ルパンマグナム:スーパー戦隊シリーズの他作品に登場する、レッド専用の銃型装備達。他の武器との合体でさらに強力な攻撃が可能という点でも共通項を有する一方、いずれも物語後半から使用された追加装備という点で相違している