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「メガロポリスは日本晴れ!!」

「それでも俺達は信じている!宇宙に生きてるみんなの中に、正義の心だって永遠に燃え続けてるってな! それがある限り、悪の栄える未来は無いんだ!!」(Episode.50)


プロフィール編集

星座双子座
血液型B型
コードネームバン
一人称
年齢20
嫌いな食べ物梅干し
さいねい龍二(本名及び旧芸名:載寧龍二)
キャラソン『BANG!BANG!』

概要編集

本編初めに地球署にやってきた新米刑事でデカレッドに変身する。

四字熟語口癖で、時々おかしいものもある。


どんな時でも「正義は絶対勝つ」と信じて疑わないほど兎に角ポジティブで熱く破天荒な男であり、刑事学校時代では問題児だったが、ドギーに見出されて地球署に来てからは持ち前の勘と行動力で活躍している(Episode.01でディアマンテ星人ドン・モヤイダが操縦するスカラベーダーを追跡中にチャンベーナ星の教会を倒壊させた為、ポルポ教官からクビを言い渡されるも、その熱さがドギーの目に止まったらしく、そのまま地球署所属となった)。

そして彼の破天荒ぶりは組織の堅苦しい枠組みを吹っ飛ばし、周りのハートに火を付ける『火の玉』として仲間達を引っ張る原動力となっていき、バンは地球署の中心的存在となっていった。

しかし、それが命令違反を犯す事もしばしばあり、地球署配属後に逮捕を命じられていたバーツロイドを周囲の制止も聞かずに撃破、ぶっつけ本番でデカレンジャーロボへの合体を実行する等周囲から反感を買う事もあったが、彼の熱血さを理解しているドギーからは大目に見られる事もあって、次第に打ち解けて行った(特に穏やかなセンちゃんとはすぐ打ち解けた)。

悪を強く憎む性格である一方、一人の警察官として前科者であってもアリエナイザーに命を狙われているのならば身を挺して守ろうとする。


本人曰く「本番で真価を発揮するタイプ」との事で訓練でミスを犯しても「人間にはミスをする時もある」とポジティブシンキングを貫いている。一見、市民の命を守る警察としてはプロ意識に欠ける言動に見えるが、これにはミスをしてばかりの自分だからこそ、ミスした事をいつまでも悩んでいるより行動に移した方がいいという彼なりの考えに基づくものである(この為、序盤ではセンちゃんの天然で落ち着き払った態度に苛立った事があったが、彼の力量を認めると謝罪をするという素直さを見せた)。

先述の場当たり的に見える行動の数々も土壇場で咄嗟に行動に移せる行動力の強さの表れと言い換える事もでき、ライディングデカレンジャーロボへの合体もバンの行動がきっかけで誕生している。


ホージーを相棒と呼ぶが、彼からは「相棒って言うな!」突っ込まれるのが常。

バン本人はこの掛け合いを気に入っているようで、Episode.03でミスを犯し、いつもの「偉そうな」ホージーらしくない姿を見せる彼に対し、活を入れる為にドロップキックをかますという暴挙に出る(これがホージーの根っこにあった熱い心を呼び覚ます切っ掛けとなった)。バンは猪突猛進、ホージーはクールという違いこそあれど、二人は同じ熱い心を燃やす、強い信頼で結ばれた漢(デカ)なのである(性格面だけでなく警察学校時代での周囲の印象や使用武器のタイプまで異なる彼らが『相棒』になっていく過程を見守るのも本作の醍醐味である)。


体力がトップクラスである事が災いして事件解決のため走り続けらされたり止まったら爆発する自転車に乗ってしまったり、挙句の果てには体を乗っ取られたり少し不運でもあるが、仲間達の助力もあってめげずに切り抜けていった(100mを11秒ジャストで走れる)。

加えてデカレッドに変身しなくとも射撃の腕やアクロバティックなアクションは健在であり、訓練ではアクロバティックなアクションをしつつ、標的を正確にSPシューターで撃ち抜くほどの腕前(Episode.03より。ただし、誤って一般人型の標的を撃ち抜いてしまい、ホージーから無駄な動きが多すぎると酷評を受けてしまった)。


頭よりも行動が動く熱血な人間だが、決して頭が弱い訳ではなく、ここぞという時にはセンちゃん以上の閃きを見せる。携帯を投げつけられた時の犯人の慌てようから犯人の居場所を携帯そのものだと看破して見せたことも…(この居場所はセンちゃんでさえ割り出せなかった)。

苦手なものは細かい作業と絶叫マシンであるが、デカマシンは普通に乗りこなせる。


Episode.32で、Episode.02の回想でアリエナイザーの事件に巻き込まれひき逃げされ命を落とした少年との約束を果たす為に、宇宙一のスペシャルポリスになる目標を立てる。しかしスワットモードの訓練では約束への強過ぎる想いが暴走して自分1人の行動が多く、トート星人ブンター教官から一番素質がないとされてしまうが、後に「何のために5人でいるのか」「チームで戦う事の大切さ」を知りブンターから認められ、無事スワットモードを習得する事に成功した。



終盤ではヌマ・O長官に直接殴り込むという無茶をやらかしてまでホージージャスミンのために自身の先輩にもあたるギョク・ロウを探し出し、その結果彼に目を掛けられて赤き特キョウことファイヤースクワッドにスカウトされることとなる。


当初、地球署には自分のような火の玉がいないと駄目だとの考えから異動に乗り気ではなかったものの、クラーン星人ジェリフィスに体を乗っ取られた際に取った、テツの自分をも超える火の玉的行動によって吹っ切れ、異動の決意を固めた。


しかしそれもつかの間、エージェント・アブレラデカベースを乗っ取る事態に見舞われるも、仲間たちの協力もあって見事デカベースのコントロールを奪還する。

そしてアブレラの事件解決後、無事にファイヤースクワッドに転属した。


なお、Episode.02では職務中に逃げ遅れた女性をナンパする等の軽い面が見られたが、後述するように異星人にはモテており、劇場版でマリー・ゴールドと出会って以降は彼女一筋になったようである(『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』より。尤も、以後の作品でマリーへの言及がないが…)。


容姿編集

劇中時々ネタにされるツンツン頭が特徴的な青年。


だが、本編以降しっとりした髪型になっている。暫くは長髪だったが、10yearsafter以降は短髪にしている。


その後の活躍編集

マジレンジャーVSデカレンジャー編集

エージェント・アボロスを追って地球に戻ってきたが、そのせいで戦況を乱してしまい、(と追いかけたジャスミン)が敵にさらわれる事態となってしまった。

この為、には当初反発されることとなってしまった。

性格は「デカレンジャー」での戦いを経たことで冷静になっているが、熱しやすい所は変わってない。


海賊戦隊ゴーカイジャー編集

元気ですか?

第5話のラストに登場。

レジェンド大戦で変身能力を失っているため、地球署に戻っている。

ゴーカイジャーにかけられていた海賊行為の容疑がザンギャックの捏造であったことを突き止め、彼らの無実を証明した。

別れの際、マーベラスに「俺たちの力、下手に使ったら許さないからな」と忠告とも激励とも取れる言葉をかけた。


尚、先述のマジレンジャーとのVSも含めて、デカレッドとしては、ファイヤースクワッド仕様ではなく、通常のデカレッドとしての登場となった。


10years after編集

本作において、ファイヤースクワッド仕様のデカレッドが初登場。

2年前に起きたボスの汚職疑惑の事件の重要参考人であるキャリーが地球署に保護されたことに伴い、テツの要請を受けて地球署に戻って来た。

当初こそ仲間たちと再会を喜び合ったバンだったが、事件についてはボスが無罪の可能性はゼロに近いと冷徹ともとれる態度を見せ、ウメコの反感を買ってしまう。

しかし前述の態度は演技であり、彼もまたボスの無罪を信じる一方で地球署内部に敵がいることを想定した敵を欺く作戦により、見事キャリーの護送を完遂する。

そして黒幕であるカイト・レイドリッヒと対面した際には誰よりも強い怒りを露わにし、仲間たちと共にその雪辱を果たした。


ファイヤースクワッドで経験を積み重ねたためか熱い心はそのままに冷静な判断や的確な作戦を下すなどメンバーの中でも特に目覚ましい成長を遂げていることが窺える。

エンディングでのホージーとの10年ぶりのやり取りはデカレンジャーファン必見。


宇宙戦隊キュウレンジャー編集

Space.18に登場。

宇宙に突如出現したワームホールから飛び出したキュウレンジャー達とマーダッコが地球に落下したのを目撃して地球署に通報し、ワームホールの調査を行った。

そしてラッキー達を元の宇宙に返すために地上に降り、ラッキーやナーガ・レイ十文字撃と共にマーダッコを倒し、彼等が帰る際に激励の言葉を送った。

この時点でファイヤースクワッドの隊長になっていることが明かされている。


ファイヤーボール・ブースター編集

タレワラーネのデリート後にチーマ星から脱走したロットメンの追跡と、地球に落下した未確認物体の調査のため、教え子の江戸川塁を連れて地球を訪れる。

40代になったことで自らの立場や若手の育成について本人なりに真剣に考えるようになり、以前のような無鉄砲さや熱血漢な一面は鳴りを潜め、プレミアデカレッドの装備一式とSP1ライセンスを塁に譲渡して活躍の場を与えたり、塁と地球署の同僚達の間を取り持つなど、気さくながら理知的な振る舞いを見せている。


しかし、ホージーだけは何かしら思う所があるのか、すっかり変わってしまった様子のバンに違和感を感じており………






作中での四字熟語/バン語録編集

  • 「俺の怒りが空前絶後!疾風怒濤だァァァッ!!」(Episode.01)
  • 「来たよ来たよ来たよ〜ッ!赤座伴番が60億の期待に応えて帰ってきちゃったよォ〜!天上天下唯我独尊!拍手喝采乞うご期待!!」
  • 「真実一路!一発必中!」(Episode.02)
  • 「言語道断!」(第9話)
  • 「ストラーイク!一球入魂!ど真ん中!」
  • 「なんのピロシキ!」
  • 「真実一路、もう喜んで!」
  • 天網恢々疎にして漏らさず!!嘘つきは泥棒の始まりだ!」
  • 「猪突猛進!」
  • 「初志貫徹!」(Episode.10)
  • 「剣禅一致、起死回生、乾坤一擲!!」
  • 「いざって時はボスに任せれば未来永劫・天下無敵!」(Episode.14)
  • 「知らざあ言って聞かせやしょう!」(第18話)
  • 「次こそ見てろよ…ッ!!起死回生!一発逆転!完全勝利!」(第21話)
  • 「馬耳東風」(Episode.25)
  • 画竜点睛を欠く!テツのいないポートレートなんて駄作だ!」(Episode.29)
  • 「天網恢々!悪は必ず滅びるんだ!」
  • 「心配無用!」(Episode.30)
  • 「有言実行!不撓不屈!」(Episode.32)
  • 「奇想天外!一発逆転!」(Episode.34)
  • 「乱暴狼藉!徹底阻止!!」(Episode.36)
  • 幼い子供の幸せを奪い、罪の片棒を担がせた上、その命まで奪おうとするなんて!言語道断ッッ!!」(Episode,38)
  • 心頭滅キャァァック!!ちっとも熱くねえ!何故なら!俺達の胸の中には!もっと熱い炎が燃えてるからだ!正義って名前のな!!」(Episode.40)
  • 「俺達がいる限り!この地球に悪の蔓延る事はない!」(Episode.44)
  • 「天網恢々!俺に見つかったのが運の尽きだぜ!!」(Episode.48)
  • 「何言ってんだ!現行犯だろ!明々白々!!」
  • 「感謝感激だぜ!」(Episode.49)
  • 「それでも俺達は信じてる!宇宙に生きてるみんなの中に正義の心だって永遠に燃え続けてるってな!それがある限り、悪の栄える未来は無いんだ!!」(Episode.50)
  • 「一陽来復!帰家穏座!」
  • 「よっしゃ!不撓不屈で大願成就だぜ!」
  • 「勧善懲悪一気呵成!」(10years after)

その他編集

  • 名前の由来はアガサ・クリスティ番茶
  • 裏設定によると天涯孤独の身らしく、劇中では祖父が亡くなっていることが明かされている。
  • 実は女性エイリアンからは割とモテている。
  • 先祖が新選組の隊士「赤座伴之進」で、ゾイナー星人ベートニンの事件ではディーソード・ベガを借り受けて先祖譲りの剣技「雷神剣」を披露した。しかし、新撰組通のセンちゃんからすれば無名の存在らしい。『10years after』でもその腕は全く衰えていない。
  • 劇中で散々「相棒」と連呼していたが、その割には放送から20年以上過ぎた2024年時点でも「同名のドラマの方」には一度も出演した事が無い(一応、白鳥スワン役の石野真子氏はゲスト出演した事はある)。一応、その後のさいねい氏自身は「科捜研の女」や「SPEC」でも刑事役(前者はゲストキャラ、後者はレギュラーキャラ)を演じた事自体はある。
  • 海外版での同ポジションであるジャック・ランダースの吹き替えはさいねい氏が担当している。

関連イラスト編集

あかざばんばんデカレッド

バンちゃん。!?


関連タグ編集

特捜戦隊デカレンジャー デカレッド

アリエナイザー


剣飛竜女性宇宙人達にモテる昭和戦隊の戦隊レッド。

陣内恭介女性宇宙人達にモテる20世紀平成戦隊の戦隊レッド。


朝加圭一郎14年後の警察系の戦隊の主人公。性格はホージーのような生真面目寄りだが、熱血漢及び正義感が強い所はバンと共通している。


戦隊レッド

伯亜凌駕赤座伴番小津魁

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