レオン星人ギョク・ロウ
れおんせいじんぎょくろう
ライオンの獣人のような姿をしたレオン星出身のエイリアン。
ドギー・クルーガーの後輩。
SPDの腕利き捜査官で、バンが赴任してくる前にデカレッドの候補だった(あくまで「候補」であり、劇中では変身していない)。
通称は「ギョクさん」だがスワンだけ「ギョクちゃん」と呼ぶ。
ホージー、センちゃん、ジャスミンの恩師であり、かつてコンビを組んでいたセンちゃんからは「スペシャルポリスの鑑ともいえる素晴らしい刑事」と評されている。
「心は熱く、頭は冷静に」を信条とする冷静沈着な性格だが、バンに連れられて地球署に再来しセンちゃんと再会した際に「誰だっけ?お前」ととぼけるなど陽気な面もある(この冗談を真に受けたセンちゃんはひどく落ち込み真っ白になり、慌てて「ごめん!嘘!元気かセン!」とフォローしたが、ウメコに肘撃ちを食らっている)。
ホージーやジャスミンと共に追っていたアリエナイザーのダイナモ星人テリーXとの戦いで片足を負傷。やむを得ず地球を離れてそれ以来長い間音信不通となっていた。
実はSPD長官であるホルス星人ヌマ・Oの計らいで宇宙警察の新捜査機関「ファイヤースクワッド」の設立準備を秘密裏に行っていた。
彼の負傷に深く負い目を感じていたホージーとジャスミンがテリーXの生存・再犯が判明したことで落とし前をつけようと無茶な追跡に走ってしまい、それを見かねたバンに活を入れてもらおうと地球に連れてこられ刑事としての心構えを説き二人は自分を取り戻した。
その後はヌマ・Oのところに押しかけるという無茶をしてまで自分を探し出したバンに可能性を見出し、ファイヤースクワッドに選抜。
エージェント・アブレラとの戦いが終わった後はファイヤースクワッドの隊長としてバンを鍛え上げている。
名前の由来は玉露とレオン・サジイ。デカレンジャーの6人と同じくお茶と推理作家の名前から来ている。
演じる浪川氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となる。次回作の『魔法戦隊マジレンジャー』ではラスボスを演じることとなる。