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多くの命が生きる星、地球。
1人の人間と4人のジューマンが出会い、1つの群れが生まれた。
地球を守るために!!

概要

スーパー戦隊シリーズ40作記念作品。
2015年9月29日商標登録が公開。
同年12月26日に公式サイト開設、情報公開。
2016年2月14日よりオンエア。
東映のメインプロデューサーを宇都宮孝明が担当、サブに柴田宏明平成ライダーシリーズを何作か担当した望月卓が担当。パイロット監督を柴崎貴行
香村純子が初の戦隊メインライターという布陣。

初期メンバー構成は1人の地球人に4人の異世界人。
動物モチーフそのものは戦隊シリーズの鉄板ではあるが(デザインモチーフとしては頻繁に使われているが、メインモチーフとしては『百獣戦隊ガオレンジャー』以来)、異世界人の4人は人間態、戦士の姿の他に「ジューマン態」と呼ばれる獣人態を持つという異色の設定がされている。

戦士の色設定は女性ブルー起用(『魔法戦隊マジレンジャー』のマジブルー以来11年振り)とピンク戦士無しとなっており、初期メンバーがレッド・ブルー・イエロー・グリーン・ホワイトの組み合わせは40作品目にして初である(漫画版ならジェットマンがいる)。
なお、ダブルヒロインの組み合わせが青と白になるのは『鳥人戦隊ジェットマン』以来25年ぶり、初期メンバーで戦士名をモチーフで区別するのは『五星戦隊ダイレンジャー』以来23年ぶりとなる。
また、初期メンバーにグリーンとホワイトが同時に居る戦隊も今作で初となった。

2016年9月11日にはスーパー戦隊シリーズ放送2000回となる事を記念し、1999回、2000回で海賊戦隊ゴーカイジャーとのコラボエピソードが放送された。

あらすじ

駆け出しの動物学者の風切大和は、ひょんな事から動物の顔を持つ生命体・ジューマンが暮らす異世界「ジューランド」へと迷い込み、その世界の住人であるセラレオタスクアムの4人と出会う。

二つの世界を繋げるリンクキューブに異変を感じた大和と、彼を追ってセラ達4人が人間界へ向かうと、人間界はブラッドゲームで幾多の星を滅ぼしてきた宇宙の無法者「デスガリアン」の攻撃を受けていた。大和はこの星に生きる命を守る為に、幼少時に謎の鳥男に貰った「王者の資格」の力でジュウオウジャーに変身し、セラ達4人と共にデスガリアンとの戦いに挑み、ジャグドを倒す。

しかしこの戦いの中でリンクキューブがデスガリアンに破壊された上、残り一つの「王者の資格」も行方知れずとなり、セラ達4人はジューランドに戻れなくなってしまった。責任を感じた大和の提案と、王者の資格の力で人間の姿になれた事もあり、4人は大和の元でしばし暮らす事となった。

登場キャラクター

呼称表

が\に大和セラレオタスクアム真理夫
風切大和セラレオタスクアムみっちゃんおじさん
セラ大和あたしレオタスクアム真理夫さん
レオ大和セラタスクアムおっさん
タスク大和セラレオアム真理夫さん
アム大和くんセラちゃんレオくんタスクくん操くん真理夫さん
門藤操大和セラレオタスクアム真理夫さん
森真理夫大和セラちゃんレオくんタスクくんアムちゃん操くん


ジュウオウジャー

ジュウオウジャー



ジュウオウジャー関係者


デスガリアン


第3勢力


その他


各話リスト

話数カウントは第○話。

話数サブタイトル登場怪人再生怪人などエンディングの動物
1どきどき動物ランドジャグドジャイアントパンダ(上野動物園)
2この星をなめるなよハルバゴイアフリカゾウ(多摩動物公園)
3帰りたいけど帰れないボウガンスキリン(多摩動物公園)
4リングにほえろアミガルドインドライオン(上野動物園)
5ジャングルの王者ガブリオニシローランドゴリラ(多摩動物公園)
6ワイルドなプレゼントニホンリス(井の頭自然文化園)
7ゴゴゴゴーストが出たシオマネキングスマトラトラ(上野動物園)
8サバンナのメロディーヤバイカーホッキョクグマ(上野動物園)
9終わらない一日ハナヤイダータイマイ(葛西臨海水族園)
10最も危険なゲームギフトニホンザル(上野動物園)
11動物大集合フタコブラクダ(大島公園動物園)
12はなのみじかいゾウハッテナーベニイロフラミンゴ(上野動物園)
13山頂の目撃者ノボリゾンニホンツキノワグマ(多摩動物公園)
14ウソつきドロボーおバカ系ドロボーズハンタジイフンボルトペンギン(井の頭自然文化園)
15戦慄のスナイパーハンタジイハリモグラ(上野動物園)
16ジューマンをさがせマントールコアラ(多摩動物公園)
17エクストラプレイヤー、乱入トランパスヒガシクロサイ(上野動物園)
18きざまれた恐怖タイリクオオカミ(多摩動物公園)
19信じるのは誰ボウリンゲンイリエワニ(上野動物園)
20世界の王者ホンドタヌキ(井の頭自然文化園)
21プリズン・ブレイクプリズナブルカリフォルニアアシカ(上野動物園)
22覚醒か?カン違いか?イルジオンニホンカモシカ(井の頭自然文化園)
23巨獣ハンタークルーザノボリゾンチーター(多摩動物公園)
24よみがえる記憶ハンタジイ、アミガルド、トランパスオールドワイフ(葛西臨海水族園)
25アンハッピー・カメラジャシンガーレッサーパンダ(多摩動物公園)
26大切な日を守りたいヤバイカー、ハルバゴイカバ(上野動物園)
27本物はどっちだオオカンガルー(上野動物園)
28帰ってきた宇宙海賊ドロボーズ、ボウガンス
29王者の中の王者ゴクドス・ギル血祭ドウコク救星主のブラジラエンター・ユナイトエスケイプ・エボルブ蝶絶神デーボスゼット・真
30伝説の巨獣ガブリオ、ハナヤイダー、イルジオンウシバナトビエイ(葛西臨海水族園)
31巨獣立つ時ギフトカスタムアルパカ(上野動物園)
32心は裏表オモテウリャータツノオトシゴ(葛西臨海水族園)
33猫だましの恩返しスモートロンユキヒョウ(多摩動物公園)
34巨獣ハンターの逆襲アミガルド、トランパス、イルジオンカピバラ(井の頭自然文化園)
35ジュウオウジャー最後の日バングレイパンサーカメレオン(上野動物園)
36ハロウィンの王子様サンババグレビーシマウマ(多摩動物公園)
37天空の王者サグイルブラザーズオオイワガニ(葛西臨海水族園)
38空高く、翼舞うワオキツネザル(上野動物園)
39カロリーとネックレスシェフードンフェネック(井の頭自然文化園)
40男の美学キルメンチコキサカオウム(上野動物園)
41最初で最後のチャンスアミガルド、ハナヤイダー、イルジオン、ジャシンガー、オモテウリャー、シェフードンスリランカゾウ(多摩動物公園)
42この星の行方クバルガラパゴスゾウガメ(上野動物園)
43クリスマスの目撃者ガッカリゼトナカイ(多摩動物公園)
44人類の王者東天紅(上野動物園)
45解けた封印アザルド・レガシールックダウン(葛西臨海水族園)
46不死身の破壊神ツシマヤマネコ(井の頭自然文化園)
47最後のゲーム量産型ギフトカスタム、ナリアシロオリックス(多摩動物公園)
最終話地球は我が家さシン・ジニスミナミコアリクイ(上野動物園)

音楽

主題歌

作詞:藤林聖子/作曲・歌:高取ヒデアキ(Project.R)/編曲:籠島裕昌(Project.R)/コーラス:ヤング・フレッシュ/演奏:Z旗
OP主題歌。

作詞:藤林聖子/作曲・編曲:谷本貴義/歌:大西洋平(Project.R)/コーラス:ヤング・フレッシュ/音楽プロデュース:Project.R(日本コロムビア)/振付:パパイヤ鈴木
ED主題歌。最終話では「エクストラ・ホエールエディション」が使用された。

作詩:藤林聖子、荒川稔久/作曲・編曲:大石憲一郎(Project.R)/演奏:Z旗/歌:Project.R(NoB、高取ヒデアキ、YOFFY、岩崎貴文、Sister MAYO、谷本貴義、五條真由美、高橋秀幸、松原剛志、鎌田章吾、大西洋平)

挿入歌

  • 覚醒!ジュウオウジャー!

作詞・作曲・歌:大西洋平(Project.R)/編曲:大橋恵(Project.R)/演奏:ミラクルチンパンジー

  • 動物合体!ジュウオウキング
作詞:八手三郎/作曲・編曲:亀山耕一郎(Project.R)/歌:Project.R(NoB、YOFFY、谷本貴義)
ジュウオウキングのテーマ曲。

  • あいさつどうぶつマーチ
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:亀山耕一郎(Project.R)/歌:ヤング・フレッシュ

  • ジュウオウFight!
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:山田信夫/歌:NoB(Project.R)

  • ジュウオウザワールド
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:亀山耕一郎(Project.R)/歌:松原剛志(Project.R)
ジュウオウザワールドのテーマ曲。

  • デスデスデスガリアン!
作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:亀山耕一郎(Project.R) / 歌:山形ユキオ
デスガリアンのテーマ曲だが、第37話にてインストゥルメンタル版、第38話にて前奏のみがそれぞれ劇中で流れた程度。

  • わが故郷 ジューランド
作詩:藤林聖子/作曲:亀山耕一郎/編曲:籠島裕昌(Project.R)/歌:五條真由美(Project.R) /演奏:Z旗
ジューランドのテーマ曲。

  • 輝く王者
作詩:藤林聖子/作曲:岩崎貴文/編曲:中畑丈治(Project.R)/歌:Project.R(高橋秀幸、宮島咲良)

  • ドデカイオー現る!
作詞:高取ヒデアキ(Project.R)/作曲:亀山耕一郎(Project.R)/編曲:籠島裕昌(Project.R) /歌・演奏:Z旗
ドデカイオーのテーマ曲。

作詞:岩里祐穂/作曲:持田裕輔 / 編曲:Project.R(籠島裕昌)/歌:松原剛志 (Project.R) /コーラス:ヤング・フレッシュ、Project.R
インストゥルメンタル版のみ(第29話)

余談

レオを除いた4人の戦士には、それぞれ人間の五感のいずれかが非常に優れているという点がある。
大和は鷹特有の獲物の位置を正確に見抜く能力を応用した優れた視覚、セラはサメなどの特有の超音波を聞き分ける能力を応用した聴覚、タスクは嗅覚、アムは味覚が大変優れている。残るレオは声がでかいという事しか分かっておらず、残された五感からして触覚かと思われたが、そちらは追加戦士である操に発現した。

「40作記念作品」であって「40周年記念作品」ではない点には注意(「秘密戦隊ゴレンジャー」初回放送日から40周年にあたる2015年4月5日に放送されていたのは一代前の先輩である)。

『動物戦隊』という名称は『動物戦隊ゴーバスターズ』で既に使用されているが、スタッフで気にする者はいなかったとのこと。もっとも特例なので当然ではある。

我ら!動物戦隊!



以下のように動物系戦隊は何故か過去の作品で名称が使用されていたりするので、今度もそれを踏襲したのかもしれない。


放送日の2月14日におもちゃ屋さんで「ジュウオウジャー」の合言葉を言うとジュウオウイーグルのフィギュアが貰える、というキャンペーンが行われていたが、その際のCMが

お店に行って叫ぼう


…こんな感じに子供がやたら濃い顔になって叫ぶというものになっていた。
前作の忍者一番刀チョコのCMといい、子供の顔を濃くしないといけないノルマでもあるのだろうか…

2022年8月28日より東映特撮 YouTube Officialにて本作が配信されたが、奇しくも最終話の配信日は6年前(2017年)の本放送日と同じ(2023年)2月5日だった。

スピンオフ

2016年8月6日公開の単独映画。

2017年1月14日公開の、手裏剣戦隊ニンニンジャーとのスーパー戦隊VSシリーズ



2017年3月25日公開の、スーパー戦隊と仮面ライダーシリーズのクロスオーバー映画。
アムがメインキャラクターとして登場。

2017年6月28日DVD&BD発売の、毎作恒例の後日談を描くVシネマ。
なお、「帰ってきた」シリーズは、本作を最後に制作されていない。

2019年2月17日から3月10日まで(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー騎士竜戦隊リュウソウジャーの間)に放送された特番。
大和が事実上の主役(クレジットで最初)になっている。

なお、従来であれば『キュウレンジャー』最終回直前あたり(2018年1月頃)に公開されるであろう、同作とのVS作品『キュウレンジャーVSジュウオウジャー』は制作されなかった。
白倉伸一郎(東映プロデューサー)は、「当時放送を控えていた『ルパパト』と「スーパー戦隊同士の共演」というコンセプトがかぶってしまうため、作らなかった」と述べている。
一方、望月卓(東映プロデューサー)はスペース・スクワッドのトークショーにて「ジュウオウジャーキャストのスケジュールがどうしても確保できず断念した。そのため『キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の企画になった」と述べている。

関連タグ

スーパー戦隊シリーズ

手裏剣戦隊ニンニンジャー本作宇宙戦隊キュウレンジャー

ニチアサ同期
仮面ライダーゴースト仮面ライダーエグゼイド(30分後)、魔法つかいプリキュア!(1時間後)

太陽戦隊サンバルカン
超獣戦隊ライブマン
星獣戦隊ギンガマン
百獣戦隊ガオレンジャー
獣拳戦隊ゲキレンジャー
歴代の動物をモチーフにした戦隊。この内、ライブマンは女性がブルー、放送した年に夏季オリンピックの開催があるなどの共通点があり)と同時にさらには本作メインの香村が大ファンだと公言している戦隊でもあり、ギンガマンには「戦士ある理由で故郷に帰ることが出来なくなった(ただしあっちはレッドリョウマも含まれている)」と共通点があると同時にメイン脚本家が本作メインの香村が脚本家を志すきっかけになった小林靖子である。また、ゲキレンジャーは獣人も登場する。

未来戦隊タイムレンジャー:レッドと6人目以外のメンバーが特殊な人間で、帰れなくなった代わりにレッドの下で世話になるという共通点がある戦隊。また、本編終了後翌年のVS戦隊シリーズが別の企画になって客演の機会が減ってしまったという残念な繋がりも…。なお、メイン脚本家は本作メインの香村が脚本家を志すきっかけになった小林靖子である。
特捜戦隊デカレンジャー番外戦士扱いながら、獣人のメンバーがいる戦隊。
天装戦隊ゴセイジャー:異世界人による戦隊繋がりで敵の襲撃により元の世界に帰れず地球人の世話になるところまで共通だが、こちらはメンバー全員が異世界人。
海賊戦隊ゴーカイジャー:地球のことに詳しくない面々(こちらは異星人)を1人の地球人が世話する点で共通している戦隊。記念作品という点も共通しており、放送2000回記念コラボエピソードの放送も行われた。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー:チーフプロデューサーとメインライターが本作と同一。ちなみに本作は企画段階では怪盗だけがモチーフとする案もあった。

仮面ライダーOOO:動物のモチーフや色が共通していたり、ロボの合体がコンボチェンジと似ていたり、敵がメダルを使用したりと共通点が多い。こちらも香村が脚本家を志すきっかけになった小林靖子がメインライター。
仮面ライダーゴースト:先行の同時期作品。春には1時間スペシャルまでには至らなかったがお互いがゲスト出演する形で共演した。
仮面ライダーエグゼイド:ゲームで戦う繋がりの同時期作品(ただしジュウオウジャーは敵側がゲーマーなのに対して、ライダーの方がゲーマー)。スーパーヒーロータイムのOPではマイティアクションXの画面内や電脳救命センターにジュウオウジャー達がお邪魔している。

ジョジョの奇妙な冒険ザ・ワールドなどの当作品と関連のネタが混ざっている。

ノーゲーム・ノーライフゲームで全てを解決する異世界に転生した兄妹ライトノベル作品で、どちらかと言うと主人公たちはデスガリアンと近い立場を取っている。

外部リンク

東映公式サイト
公式Twitter

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